2018/03/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」にジードさんが現れました。
ジード > 寂れた場所が多い貧民地区の中でも賑やかな場所が多い繁華街。
その、路地裏。娼館や商館の間からふと覗けば見える位置に広げられた小さな露店がある。
見れば商っているのは傷薬などをはじめとした多様な薬と、
軽い贈り物に丁度よさそうなアクセサリーの数々。
さして繁盛している様には見えないのの店主らしき男は大して気にした風もなく路地を眺めていた。

「こんな日にしちゃ上々って所かね。
 この時期はみんな財布のひもが緩みがちなのが助かるな。
 ――難点を上げるとしたらこんな時間帯だとそもそも客の数が少ないって事だが」

言って一瞥するのは表通りである。人の流れはやはり多い物の、
女性の客引きの部類は大分少なく見える。
一旦客足の遠のく時間ばかりは如何ともしがたい。

ジード > 「そろそろこれ以上粘っても意味がないかな。よし、店じまいにしておこう」

気が付けば外を歩く人影の姿すらまばらになった繁華街の様子を身て、
荷物を手早く纏めるとあっという間に鞄一つに収まる露天。
明かに魔術化何かの類と知れるそれを特に隠す様子もなく路上で展開してみせてから、
その場を後にしていくのだった

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」からジードさんが去りました。