2018/02/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > 寂れた場所が多い貧民地区の中でも賑やかな場所が多い繁華街。
その、路地裏。娼館や商館の間からふと覗けば見える位置に広げられた小さな露店がある。
表通りの店、特に娼館を利用する人間向けの道具やこの地域の一部の住人御用達の麻薬類などを商うその店は、
さして繁盛している様には見えないのの店主らしき男は大して気にした風もなく路地を眺めていた。

「こんな日にしちゃ上々って所かね。
 この時期はみんな財布のひもが緩みがちなのが助かるな。
 ――難点を上げるとしたらこんな時間帯だとそもそも客の数が少ないって事だが」

言って一瞥するのは表通りである。人の流れはやはり多い物の、
女性の客引きの部類は大分少なく見える。
一旦客足の遠のく時間ばかりは如何ともしがたい。

ジード > 「そろそろこれ以上粘っても意味がないかな。よし、店じまいにしておこう」

気が付けば外を歩く人影の姿すらまばらになった繁華街の様子を身て、
荷物を手早く纏めるとあっという間に鞄一つに収まる露天。
明かに魔術化何かの類と知れるそれを特に隠す様子もなく路上で展開してみせてから、
その場を後にしていくのだった

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。
ご案内:「ルナシイ邸」にルナシイさんが現れました。
ルナシイ > 『...頭がクラクラするな』

ここは貧民地区のとある家。まだまだ廃屋なのだが。
そんな所に半魔の少女が一人ベットに寝転んで呟いていた。
連戦続きで疲れているのか、もしくは持病のせいか。
その上、最近夫以外と普通の会話をした事がない...。

『私は寂しいのか?...最近こんな調子ばかりだな...』

何か気晴らしにならないかと本を広げてみる。
どうせこんな貧民の家に...夫以外は来るはずないだろう。

ルナシイ > 『...そもそも、トラップ食らってここまで来れない。
 しかし、外してくるのも...面倒だなぁ...』

その上この寒さだ。ドアなんて凍っていて開かないだろう。
私だって出たくはない。持病以外は魔人の力でどうにかなるのだが。
来れたやつは大したものだ。そのまま沈めて...

『いやいや...客人は丁重に扱わねば...
 こうやって独り言を話していると変人に見えるのだろうか。
 どうにも性格上...』

...出かけてもこの時間じゃいないだろうしな。と考えながら。