2018/01/19 のログ
■リン > 「いだいいだいいだいいだい」
顔を埋めたまま呻く。
「うわあ~自分で美人とか言ってるよこのアラサー……じゃないお姉さん。
容赦なさすぎじゃない? 一寸の虫にも五分の魂ですよ? 武士の情けはないわけ?
戦場とか言ってたし軍関係者なんでしょ? そりゃお姉さんの知り合いは
絶倫の益荒男ばっかにもなるでしょうよ! 貧弱一般人と一緒にしないで!」
実際の騎士や軍人などに詳しいわけではないのでこれは偏見である。
満足させたことはあるか、と問われ見つめられると、
捨てられた子犬のようになっていた表情をきりっと引き締める。
「……ないことはない!」
最近は男性としての自信を失う出来事ばかりだったのでこのような回答になった。
■ユーニス > 「君はもう少し口の聞き方を覚えるべきですね。
私は優しいからいいですが、人によってはボコボコにされますよ?
大体武士の情けなんてあるわけないでしょう。
私軍師ですし、それに武士の情けなんて言ってる人初めて見ましたよ。」
少年のこめかみから拳を離し、今度は逆に柔らかな胸へと埋めるよう押さえつける。
「ないことはないってことは一応はあるんですね?
本当ですか・
見るからに短小でしょう、貴方。」
酒臭い吐息が少年の髪を擽る。
片手でグラスを持ち上げ、頭の上で傾けて、ごくごくと喉を鳴らす。
■リン > 「礼儀正しくできないわけじゃないけど、
敬意を表するべき大人とそうじゃない大人っているでしょ?
……なんだかんだいってこうして胸触らせてくれるし」
押さえつけられるのに甘んじたまま、ため息をつく。
「うーん、人並みぐらいにはあるよ……多分。人並みがどれぐらいか知らないけど。
何度かあるはずなんだけど……なんかちょっと自信なくなってきたなぁ。
ひょっとしたらぼくの見た夢だったのかもしれない……」
しょんぼりと萎えた声が胸の間で響く。
すりすりと頬ずりしながら、浅い呼吸を繰り返す。
■ユーニス > 「当然私は敬意を評すべき側の人間でしょう?
どうですか?見るからに素晴らしい大人でしょう?」
酒臭い息を吐きかけながら少年の頭を胸へと押し付け撫で回す。
ちょっと言い過ぎたかも知れない。
まあ、気にするほどでもないが。
「人並みて言うとこれくらいですよ?
本当ですか?ちょっと見せて下さい。」
少年の言葉に少年の頭の上で両手の人差し指で長さを示す、だいたい20cm弱程。
「まあ、夢の中ならどんなことでも出来ますしね。
気を落とすことはありませんよ。
人はそうやって大人になっていくんですから。」
適当なことを言いながらグラスを傾け、喉をゴクゴクと鳴らし、その音を胸に埋まった少年へと伝える。
■リン > 「ジョークのセンスはすばらしいと思いますよハハハ。
ひえっ……いやそれは十分巨根って言えるレベルなんじゃないですか?
見せろってここで? ……痴女?」
示されたサイズにうへぇという表情を作る。
「慰めてくれるのはうれしいんだけどぼくの期待した方向と違う~。
よく考えたら初対面の非商売のお姉さんがおっぱい触らせてくれるって状況自体が
すごくドリームっぽい感じがする……
ぼくの人生の大半は夢でできてるのかもなぁ。変な呪いとか浴びるし」
少年は少年でアルコールが回ってきたのかどことなく浮ついた口調になっている。
■ユーニス > 「え?これくらいが普通ですよ?
まあ、小さいのは小さいので味がありますが、やはり女は大きい方が好きなんですよ。
まあ、限度はありますけどね。
最低奥を突き上げられるくらいじゃないと満足出来ませんよ。
女なんてのはそんなものです。」
あたかも世の女性代表のような口ぶりで語る少女。
当然、好みなど人それぞれであり、そもそも下半身の具合など気にしない女性も多いのだ。
痴女との言葉には一瞬ごりっとこめかみを責める。
「なんですか?
『可哀想でちゅねぇ?いい子いい子してあげまちゅよ~?』
とか期待してたんですか?
死んだほうがいいですよ。
胸くらいでそんなに幸せになれるならいくらでも貸してあげますよ、なんか気分が良くなってきましたし。」
柔らかな胸に少年の顔を挟み込み、耳たぶを指先で擽る。
が、少年が鈍いと口にすると、肩に両手を当てて、ぐいっと身体から引き剥がす。
「貴方呪い持ちですか?
何の呪いです?
移したら玉潰しますよ?
これ以上変な呪いはご免です。」
じろりと半眼で少年を見つめ、酒臭い息を吐き掛ける。
■リン > 「いでっ。……はあ、まあ、お姉さんはそうなんでしょうねぇ~……。
ちょっと甘えただけで死ねって言ってくるの何なの?
ぼくそんなに恨まれるようなことしました?」
身体を引剥されて問い詰められれば、口を滑らせたと知って視線を明後日の方向に泳がせる。
「あー……他人にうつるような呪いじゃないよ。ほんと。
うつせたらよかったんだけどねー。
……なんの呪いかは秘密です。どーせバカにされるし」
少なくとも他人に伝染らない、というのは本当だ。
「……そっちも呪い持ちなんだ。交換なら教えてあげてもいいけど?」
相手の言葉を耳ざとく拾って。
■ユーニス > 「別に大した意味はありませんよ、挨拶みたいなもんです。
傭兵なんて『死ね。』『あいつ昨日の戦場で本当に死んだよ、はははー。』ってなもんです。
『死ね。』って言われたら『お前が死ね。』って返すのがいいですよ。
私くらい美人だと大概『犯すぞ。』ですが、挨拶なんで本気にしたら負けです。」
少年の肩に両手を置いたまま、至極真面目な表情で講釈を垂れる。
これで亡国の姫だと言うのだから、世も末と言えよう。
呪いが伝染らないと聞けば再度胸へと抱き寄せ、その柔らかさを与える。
「遠慮しておきます。
きいたってどうせ大したことなさそうですし、お金も貰えないのに変なことに首を突っ込む気はないです。
どうせ命に別状はないんでしょう?
呪いなんて病気と同じなんですから、変に気にしても仕方ありません。
折り合いつけて付き合っていけばいいんですよ。」
抱きしめた少年の頭を撫で回し、滾々と説く。
一応慰めているつもりではあるが、伝わるかどうかは激しく謎である。
■リン > 「にしても死ね一辺倒は語彙貧弱すぎじゃない? 僕に使う語彙ももったいないってこと?
どうせならもっとバリエーションつけて罵ってほしいな……
それができる大人の知性ってもんじゃない?」
再び胸に顔を突っ込まされて、あ゛~~とマッサージを受けるおじさんのような声を出す。
多分気に入っているということなのだろう。
「そうだねー。お互いそのほうが賢明だよね。
……やっとお姉さんから大人の思慮を感じるセリフを聞けた気がします。ありがとう。
そろそろ胸も飽きてきたし、太もも触らせてもらってもいい?」
気遣いが伝わっていないわけではないようだが、余計なことを言わないと死ぬ呪いにでもかかっているのかもしれない。
■ユーニス > 「嫌ですよ。
なんで私が貴方の変態性癖を満たして上げないとダメなんですか。
そういうのは彼女にでも頼みなさい。まあ、いないでしょうけど。
というわけで、商売女でも買って踏んでもらったらどうですか?
きっといい感じに射精出来ますよ。」
嫌だと言いながらきっちり罵るのはそれが素だからだろうか。
周囲の痛い視線も気にせず女子が口にするのも憚られる言葉を平気に使って罵倒する。
「私はいつだって思慮深いですよ。
常に二手三手先を読んで行動していますから。
戦場に立つ前に勝利を手にしているのが真の名軍師と言うものです。
まあ、時には頭の悪い馬鹿に邪魔されることもありますけど。
大体あの禿頭が調子に乗らなきゃ今頃勝利の美酒に酔えていたんです。
やっぱり馬鹿はダメですね。
ところで馬鹿は死んだら本当に直るんですかね?
だったら、今頃馬鹿が治ってるはずなんですけどね、まあ、確かめようもないですが。
というわけで、太ももに触りたいんですか?
調子に乗ってますね?
死ね。」
少年が一言何かを口にするとそれの数倍の言葉が返ってくる。
胸に抱いていた少年の頭を掴むとそのまま下へと押し込み、今度はすらっとした太ももの間へと顔を叩きつける。
■リン > 「あ、ちょっと良くなってきた! いいと思う!
彼女は……その……」
罵倒にも慣れてきたのかもはや動じはしない。
言葉を濁したところで、頭が胸から脚の間へとスライドする。
「あいて。うわぁ~言ってみるもんだなぁ~ありがとうございます!!
ありがとう思慮深い名軍師のお姉さん……! お姉さん好き……!
……いい加減お姉さんって呼ぶのもよそよそしいし名前教えてよ。僕はリン」
胸の時点でも大概だったが、こうなると端から見れば結構大変な光景である。
そんなことを気にすることもなく興奮した鼻息が名軍師の露出した腿を擽る。
すべすべとした肌に頬ずりし、放っておけばぺろぺろと舐め始めるだろう。
■ユーニス > 「良くなってきたってなんですか?
ここで射精するんですか?
さすがに変態過ぎませんか?
その口ぶりだと彼女いるんでしょう?
ド変態過ぎて引かれてませんか?」
太ももへと少年の頭を押さえつけながらまくし立て、酒瓶を引っ掴むともうそのまま口をつけて、ゴクゴクと喉を潤す。
「お姉さんでいいですよ。
むしろ、貴方みたいな変態に名前呼ばれたら妊娠してしまいそうですし。
一応、ユーニスと言いますが、名前で呼んだらへし折りますよ?
って、舐めるな、変態!」
少し甘い顔を見せたらすぐに調子に乗る……。
撫で回すくらいならまだいいが、舐め始めるとその頭にゴツンと拳を振り下ろす。
そのままゴリゴリと旋毛を責め立てながら、すっかり酔いが回った赤い顔で酒瓶を握りしめる。
■リン > 「そこまで獣じゃないよ! 嬉しいイコール即射精ってわけじゃないでしょ!
思慮深くなってよ!!
いやー、彼女のほうも変態だからさぁ……
名前呼ばれたら妊娠って褒められてるのかバカにされてるのかわからない……
あぎゃっ。……こんないい匂いしてすべすべのさわり心地抜群の太腿に
顔押し込まれて、舐めるなって言う方が残酷だよぉ……」
殴られたり痛めつけられたりする度にあひぃと情けない声を上げながらも抗弁する。
「っていうか飲み過ぎじゃないお姉さん? 帰れる?」
■ユーニス > 「ほう、変態同士のカップルですか、お似合いですね。
じゃあ、さっさと帰って踏んでもらったらどうですか?
大体、彼女がいるのにこんな所でナンパしてていいんですか?
こんなことばっかりしてると見限られて振られたりしませんかね?
むしろ、振られたほうがよくないですか?短小ですし。」
情けない声を上げながらもさらに舐めようとする少年の頭をごりごりと責め立てる。
さらには握った酒瓶で軽くコツンと殴りつける始末。
「大きなお世話ですよ。
私はいいんです、酔いつぶれた所を介抱してもらう予定なんですから。」
見を蝕む呪いの関係上毎日男に抱かれなければならない。
いつも逆ナンばかりも飽きてきたので、たまには送り狼に襲われようなどと考えていたりしていたのだった。
もっとも完全に悪酔いしているのも事実だが。
■リン > 「その辺解説すると長くなるんだけど
この程度で本気で怒るような相手じゃないからなぁ……
あーわかった! わかったからもうやめて! 満足いたしました!」
責め立てる腕を強引に払って、上体を起こし
自分のグラスを傾ける。ろくに自分の酒が飲めていなかった。
「えーなにそれ? 介抱してくれるアテあるの?
なんか軍師の割に雑な生き方してない? 日常に割り振る知性がなくなっちゃったの?
やけになっちゃ駄目だよ……? いいって言うならいいけどさぁ」
追加のつまみなど頼みながら、呆れと心配が半分半分と言った様子で酔っぱらいの名軍師を見やる。
■ユーニス > 「何ですか、浮気していても怒らない彼女なんですか?
それ本当に実在しますか?
貴方の脳内にだけ存在する彼女じゃないですよね?」
少年の言葉に怪訝な表情を浮かべる。
顔を上げた少年がグラスを傾ける様子を眺めながら自分も酒瓶を傾け、ぷはぁと酒臭い息を吐き出す。
「貴方わかってませんね。
ここでぐだ巻いてるのも全部我が策のうちですよ。
なんでさっきから巨根が好きだって大声で言ってると思ってるんですか?
こうして公言しておけば、下半身に自信のある男以外寄り付きませんよ。
で、酔っ払ってる美人見たら当然突っ込みたくなるわけですよ、男ってのは。
というわけで、頃合いです。
さっきからこっちをちらちら気にしてる目があるの気付いてますか?
私はナンパされに行きますのでさようなら。
マスター、勘定付けといて下さい、この子の分も一緒に。」
酒瓶を置き、マスターに一言声を掛けて立ち上がる。
少年のよだれで濡れた太ももを広がった袖口でゴシゴシと拭い、少しふらつく足取りで歩き始める。
「ああ、ちなみに貴方のお尻を狙ってるらしい目もありますので、気をつけて帰って下さい。
掘られても私責任取れませんので。」
一度振り返り、酔っ払った赤い顔を近づけて酒臭い息を吐きかけながら囁き、そして、ふらふらと酒場から出ていくのだった。
ご案内:「平民地区酒場」からユーニスさんが去りました。
■リン > 「ぼくもあれを本当に彼女って呼んでいいのか実はわからないんだけど、
少なくとも実在はします」
もぐもぐと串にささった肉を齧る。
「へぇ~さすがは名軍師だなぁおみそれ……ってさすがにその設定は無理があるでしょ!
ちんちん突っ込むだけで済ませてくれる相手ばっかじゃないよ!?」
どこまで本気でどこまで酔っぱらいの戯言なのかわからなかったが、
さすがに真顔でツッコミを入れざるを得なかった。
「余計なお世話はこっちのセリフだよ……。
あ、勘定ありがと。胸と脚も」
一応礼は言って、なんなんだあいつ、という呆れ全開の眼差しで見送って飲み直す。
多分無事に帰れたという。
ご案内:「平民地区酒場」からリンさんが去りました。