2018/01/18 のログ
ご案内:「平民地区酒場」にユーニスさんが現れました。
■ユーニス > 「だから、私は言ってやったんですよ。それじゃ右翼から崩れますよって。そうしたらあの石頭、何て言ったと思います?」
ほぼ満席の夜の酒場。
あちらこちらで怒号や注文する声が響き渡る喧騒の中、カウンターで蒼銀色の髪が小さな背中の上で踊っていた。
頭の上にベレー帽を載せたその少女はどうやらマスターに絡んでいる様子だった。
カウンターの上には酒瓶が2本とグラスがひとつ、そして、パスタが盛られた皿がひとつ。
忙しそうにしているマスターは同意するような笑みを浮かべてはいるものの、適当に相槌を打っているだけ。
「そりゃ戦線も崩れますよ。なんで私の言うこと聞かないんですかね?危なく私まで殺される所でしたよ、まったく。」
愚痴は止まらない。
フォークを握り締め、パスタのソーセージをグサグサと穴らだけにしながら酒気香るため息を漏らす。
見た目は明らかに子供ながら、赤く染まった頬はすでにある程度出来上がっていることを示していた。
ご案内:「平民地区酒場」にリンさんが現れました。
■リン > ベレー帽の少女の隣の客が席を立ち、それと入れ替わりに藍色の髪の少年が席に着く。
楽師なのか、背負った青い提琴のケースと思しきものが目を引く。
「ねえねえ、何の話をしてるのキミ?
怒ってたら美人が台無しだよ」
へらへら笑顔であまりにも安いセリフを吐きながら、
カウンターに肘をつき不機嫌そうな横顔を覗き込む。
■ユーニス > マスター相手に管を巻いていると隣の客が入れ替わる。
だが、すっかりヒートアップしている少女はそれに気付かず、パスタをかき混ぜながらグラスを傾ける。
「ん?なんです?このちっちゃいのは。お子様はこんな所に来ちゃダメですよ?」
不意に話しかけられ隣を見るとどう見ても幼い少年の姿。
座った目で少年を眺めながら、酒臭い息を吐きながらお説教モード。
■リン > 口をあんぐりと開く。
「ちっちゃい言うなよキミよりは大きいからねたぶん!? こう見えても十八でぇ~す!!
……っていうかそれ言ったらキミこそアウトなんじゃないですかぁ~?」
子供扱いされて一瞬鼻白みながらも、身を乗り出して反論する。
おでこをぶつけながら相手の頬をふにふにと指で突付く。
■ユーニス > 少年の得意げな抗議の声、そして、おでこをぶつけ合う距離でじっと座った目で少年を見つめる。
頬を突かれてもじっとしばしの無言。
突かれる頬は赤ん坊のように柔らかく、少年の指へと極上の感触を与える。
「……ふ。やっぱりお子様じゃないですか。私は27歳です。君よりよっぽど年上ですよ。」
小さな勝ち誇った笑みが凝れる。
反撃とばかりに少年の頬へと両手を伸ばし、左右に摘んで伸ばしてやる。
■リン > 「えっそれで二十七!?
おば……お姉さんどんなアンチエイジング技術使ってるのぉ?
それとも年取らない系の奴?」
ちょっと驚いて一度手を離した後、
頬をむにむにと引っ張られ返されながらジト目になって疑問を口にする。
「てゆーか愚痴りながらグデグデ酔っ払いながら大人ぶられてもなぁ~。
恥じらいを覚えたらぁ~~~?
あとほっぺたとかほっぺたじゃないとことかもっと触っていいですか?」
どうもこの藍髪の少年は減らず口が特徴らしい。
もう一度向かい合い頬に指を伸ばしてさすさすしようとする。
■ユーニス > 「今、おばさんって言おうとしましたね?
27はまだお姉さんですよ?
ちなみにいくつになっても女はお姉さんです。そこ間違えると本気で嫌われるので気をつけて下さい。」
少年の柔らかな頬がどこまで伸びるか限界に挑戦しながらおでこを離し、まるで先生のように言い聞かせる。
もっとも頬を『摘んだ』から『抓る』と言ったほうが正確な表現なくらいに力が篭ってしまっていたりもするが、大した問題ではないだろう。
「それは秘密です。乙女は秘密が多いものなんですよ。あまり細かいことを気にしたら女の子に嫌われますからね。」
どうしても吐息は酒臭い。
解放されたマスターがほっと胸を撫で下ろし、仕事に戻っていく。
「恥じらいとか言ってたら戦場で生きていけませんよ。
あと、言いたいことははっきりと言うべきですよ。
曖昧な物言いでわかって欲しいなんて態度は、可愛い女の子だから許されるんです。
おっぱい触りたいんでしょう?
率直に言いますが、死ね。」
にっこりと笑顔を浮かべ、抓った頬に捻りを加えた。
ゆったりとしたチュニックに包まれた胸は小柄な身体の割には大きいようにも見える。
■リン > 「あっ、はいおねえさん……ゴミ虫でごめんなさい……
ほっぺたがこれならおっぱいとかお尻とか太ももとか
すごくさわり心地いいんだろうなぁ~って思ってごめんなさい……」
一転して従順な謝罪。
頬に加えられた力と率直すぎる単語に普通にダメージを受けたらしく、
眉をハの字にして涙目でうつむく。
今酔っ払ってくだを巻いてるのと戦場は関係なくない? というツッコミは胸に秘めた。
「あ、あの痛いからそろそろ離してほしいかなって……
か、可愛い男の子じゃ許されない……?」
顔を伏せながらも相手の身体に視線を向けることは怠らない。
■ユーニス > 「そこまでは言ってません。
何ですか?新手の当たり屋ですか?
ドM趣味を満たす為に喧嘩売るとか高等すぎません?」
突然卑屈になった少年を呆れたように眺めながら頬から両手を離す。
じろじろと少年の足の先から頭の上まで眺める。
まあ、可愛いと言えば可愛い。
だが……。
「ダメです。可愛いは女の子の特権です。
もっと男らしくならないとモテませんよ?
子孫残したくないんですか?
男ならおっぱい揉ませろくらい言ってごらんなさい。」
つい今さっき死ねとか言っておきながら勝手な物言いなのは、きっと酔っぱらいの特権なのだろう。
酒臭い息を吐きかけながら、さらにグラスを傾けアルコールを足す。
ゆったりとしたチュニックを押し上げる胸を張って見せる。短いスカートからはすらりとした白い脚が覗き、チュニックの大きめの袖から覗くのは細い指先だけ。
ツーサイドアップにまとめた蒼銀の髪は育ちの良さを感じさせるものの、物言いがそれを台無しにしている。
■リン > 「違うし……。ちょっとからかってみたら思いの外辛口でおののいただけだし。
酒臭いお姉さんとは違ってぼくの心は硝子のように繊細なんです」
相手の指をふりほどいて、自分が注文した酒に口をちびちびとつける。
「えー……。僕男らしさとは全く無縁の生活送ってきたんだけどなぁ~。
はぁ、じゃあ、お、おっぱい揉ませろ」
もちろんこんなので本当に触らせてもらえるなどとはさすがに期待しておらず、
セリフにはまったくやる気が満ちていないが、視線は相変わらず大きな胸や露出した脚に正直に向いている。
■ユーニス > 「これでも手加減しているんですよ。
子供相手に本気になるわけないじゃないですか、私は大人のお姉さんなんですから。」
散々毒舌を吐いておきながら、しれっとした表情で答え、酒瓶からグラスへとお酒を注ぐ。
「マスター、もう一本つけて下さい。
で、えーっと何でしたっけ?
ああ、男らしくないって話ですね。
まあ、人それぞれなのは認めますが、少なくともナンパしたいのなら、もうちょっと作法というものがあるでしょう?
ちょっと罵倒されたからってすぐに凹んでたらこの世界生きて行けませんよ?」
マスターへと追加の注文を済ませると少年へと真っ直ぐ向き合い欲望に忠実な視線を向けてくる少年の姿をため息混じりに眺める。
「ほら、これでいいですか?
言っておきますが、早漏は嫌いじゃないですが、短小は嫌いですよ。
あと、最低一晩10回くらいは出せないと話になりませんよ。」
少年の小さな手を取るとおもむろにそれを自分の胸へと引き寄せ触れさせる。
チュニックの下には何も着けていないのか、年頃の少女に有りガチな芯と張りのある感触ではなく、指がふかりと埋まるような柔らかさを伝える。
■リン > 「あーはいはい大人オトナ」
説教をうんざりしたような顔で聞き流していたが、
ふいに手が柔らかいものに触れるとその感触に目を剥いた。
「えっ触らせてくれるんですか! やったー!
くどくど言っておきながらなんだかんだ触らせてくれるなんて……ひょっとして僕に惚れた!?
一晩十回って何!? お姉さんはいつもトロルみたいなのばっかと寝てるの!?」
感激したりツッコミを入れたり慌ただしい。
触らせてもらえるとわかればまったく遠慮はせず、指で思うまま揉みしだいたり
顔を胸に埋めたりしようとする。
■ユーニス > 「あまり調子に乗ってるとシメますよ?」
ちょっと甘い顔を見せたらやりたい放題言いたい放題な少年へと呆れたように座った瞳で見つめ、胸の谷間へと顔を埋めたところでそのこめかみへと両側から拳を当て、ごりごりと締め付ける。
「君みたいなちびに誰が惚れるんですか?
よっぽど悪趣味かドSかのどっちかじゃないですか?
どっちにしても悪趣味ですが。
あと、男だったら10回くらい楽勝でしょう?
私みたいな美人と一晩共に出来るとなれば皆張り切ってくれますよ?
君、女を満足させたことあります?」
ごりごりと少年のこめかみを責めながら少年の顔をまじまじと見つめる。
なるほど、いぢめたくなるのもわかる。
これがドMと言うものなのか。