2018/01/13 のログ
セイン=ディバン > 周りの通行人たちとは比べ物に、ならないほど大切さが違うのだ。
無論、表立ってそんなことを口にするのは恥ずかしいので、その辺りは隠す男。
まぁ、いくら隠しても、ある程度察しがいい者であれば、男の隠すそういうものもバレバレであろう。

「ふふ、もちろん。ハルクがいやでなければ、だけどね。
 ふむ。実は俺も、入って食事するのは初めて、くらいなんだよね」

軽く立ち寄り、飲み物を飲んだりとかはしたことあるが。食事を取るのはほぼほぼ初めて、くらいの経験。
とはいえ、エスコートすると決めた以上。臆せず相手をエスコートしていく。

「まぁ、そんなことは……あったり、なかったり、だ。
 こういうときは、気分良く奢られておいてくれよ。デートなんだからさ。
 ん~……俺は、ブラックコーヒーに、ハムサンドを」

相手の言葉を上手くはぐらかすように笑いつつ。男は、自身の胸をどん、と叩く。
デート、イコール男が奢る、という考えの持ち主らしい。
そのまま、相手同様に注文を終えてしばらく待つと。
豪勢な食事に飲み物が届き、明細を見て、少し眉をひそめる。
なるほど、味も人気だが。その分コストもしっかりかかる訳か、と。
小声で呟きつつもサンドイッチを食し始める男。味は、確かに美味い。

ハルクラム > パクパクと、フレンチトーストをフォークで掴み、喉奥に納めてはコーヒーをゴクゴクと。ただ溢す事はなく、
姫らしく上品な手つきで食べていく。チラッと届いた明細を見て、ハルクラムもあらっとばかり少しぴょんと跳ねて
驚いて。しかし、セインの奢りなのだ、なら大丈夫なんだろうとニヤッと笑顔を見せて

「んんーーー!おいしいのーー…、味付けも最高、あたいの舌も満足なのー
ええ、セインはハムサンドなんかでいいの?もっと、おいしいのあるよ?…そかぁー、ごめんね、あたい際限考えず
注文しちゃって、おかね…大丈夫…?」

相手の方は冒険者と心得ていたので、そもそものお金の価値が命を削って出た価値だろう、申し訳なさそうに問いかける
彼女。だからといってセインに奢ってもらったモノがおいしいという事実を曇らせることはなく、払うものは仕方ないと。
次の瞬間には、てへへとばかりの照れ笑いをしている。

「ふえぇー、お腹いっぱい、次はどこいくのー?セインの教えてくれる所ならあたいどこでもいくよぉー?
暗くなったら帰って…また、…しようね?」

半ば強いるかのような、誘惑的な声で彼に問いかけながら、ちょっとお手洗いとばかりに席を立つ。後に残っていたのは、
十数枚に重ねられた空き皿と……何か落としたもの、彼女の席の下に転がった小さな、飴玉のようなものである。

セイン=ディバン > 実においしそうに食事を口にする相手を見ながら。その様子がほほえましくて、思わず笑ってしまう男。
苦味際立つコーヒーを飲みながら、相手へと首を振るが。

「うん。喜んでもらえたならよかった。一安心、ってやつだ。
 あぁ、俺、あまり朝は食わないタイプなんだ。だから気にしなくていい。
 ふふ、それこそ。女の子がお金の心配なんてしなくてもいいさ」

喜んで食事をしてくれている相手を見れば、心が温かくなる。
事実として、冒険中など朝を抜くこともある男は相手の声に苦笑しつつ。
再度、その頭を撫で撫で、と撫でる。何も、こういったところでの食事の代金を払えないほど稼いでいない訳でもない。

「う、ん。ごちそうさま、だね。……考えて無かったなー。
 まぁ、散歩しつつ、何か面白いものでもないか、見てみようか」

男も食事を終え、次の目的地について考えるが。相手が席を離れれば、そこにある、飴玉のような何かに視線が向き。
その正体不明な存在。触れていいものか。と気にはなるが。
ガマンできず、こっそりと、相手が戻ってくる前にちょっとだけ触ってみよう、と手を伸ばしていく。

ハルクラム > 【明日へ続きます】
ご案内:「平民地区 晴れの日の朝から」からハルクラムさんが去りました。
ご案内:「平民地区 晴れの日の朝から」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「王都の宿」にレナーテさんが現れました。
ご案内:「王都の宿」にツァリエルさんが現れました。
レナーテ > 肉棒を握りしめると、亀頭がさらに充血し、カウパー液が溢れ出す。
痛みと快楽を織り交ぜながら可愛がると、痛みの呻きが少なくなっていく。
厭らしいドマゾだと、心の中で思うほどに彼に与える苦しみに興奮してしまい、手が小さく震える。

「止めたかったら……止めていいんですよ?」

さんざん快楽を与えられ、弛緩した身体でこちらの手を止めるだけの余裕があるとは思えず。
意地悪に抵抗を許すも、それすら出来ない現状は彼の心を一層苦しく締め付けるかもしれない。
彼を犯し尽くした肉棒が、彼の目の前で愛する人に埋没していき、苦しげに息を吐き出す。
そして、彼が此方の顔を見るなら、悪戯にいつもの優しい笑みを見せつけて傷を深めようとするほど虐めたい。
動かそうとする度、ごりごりと抉れそうな感触に背中を軽く仰け反らせながら震えると、涙を流す彼を改めて見つめる。

「……嫌ですか? それなら……無理やり引き抜いて、犯そうとしてもいいんですよ? これもお渡ししますから」

嫉妬に涙が浮かぶほどと思えば、優しい口調で囁きかけながら、彼の掌に鍵を落とす。
彼の肉棒を戒める枷の鍵、それを外せば雄として自分を存分に貪れるだろう。
ディルドを嵌め、ペニスバンドのように固定されている部分も、紐を外せば簡単に引き抜ける。
彼でも自分へ手を伸ばせるようにお膳たてを終えると、青ざめる彼の下肢の方へと移動し、両手を引き剥がす。
その下に隠れた枷と牡穴を探ろうとスカートを捲り上げれば、蜜と潮を中指にたっぷりと絡めながら菊座へ塗り込んでいく。
ぐちゅ、ぶちゅ、と水音を卑猥に立てながら指の腹で優しく揉み、関節を一つ一つ飲み込ませるような、優しい前準備を繰り返した。

「……本当に嫌なことはしたくないですよ? 私は……不安になりがちだから、ツァリさんを試したくなるんだと思います。嫉妬させて、傷つけて…それでも汚れてる私が好き?って……。私は、女の子なツァリさんも大好きですよ、可愛いですから」

苦しみに渦巻く真逆の感情、肉欲でも愛情でも、自分を必要とする感情を確かめずにいられない。
歪んだ確かめ方を呟きながら、指は二本目、三本目と徐々に増えていく。
前立腺のある腹部側の粘膜を、押し込むようにしながら指は蠢き、剛直が入り込んでも壊れないように解し続ける。

ツァリエル > 止めたかったら、止めてもいいと優しく甘い声で囁かれる。
ぐったりと横たわりながら穏やかな顔で微笑むレナーテを不安げに見つめ、
その手の内に鍵を落とされる。
はたして、自分にレナーテを犯せるだけの気概があるだろうか。
手のひらの鍵と、レナーテの顔を狼狽えるように交互に見つめ、迷ってしまう。
まるで親に見放された子供のような心細さ。

そうこうしている内に、レナーテの手が下肢を隠していたツァリエルの手を引き剥がし、スカートを捲りあげる。
菊座を優しく解され、卑猥な水音とともに内側へと指が潜り込めば、
ふぁあ♥と鼻を抜けるような甘いため息が漏れた。

「……レナ、さん……僕……」

菊座を嬲られながら、喘ぎとともに途切れ途切れの声が紡がれる。
ふるふると恥ずかしそうに瞼を伏せ、時々彼女へと視線を向けては
わななく唇が言葉を紡ごうと喘いだ。

「……や、じゃないです……ぼく、レナさんに、信じてもらえるなら……
 いっぱい、傷つけられてもいいですっ……だって……好きだから……
 レナさんだけの、女の子になるって……嘘じゃないからっ……」

二本三本と内側へ増える指に、前立腺が圧迫され強くそこを押されれば
がくがくと腰が跳ね、淫らな舞を舞い踊る。
震える指先で枷の鍵を外そうとつまむも、菊座に潜る指の刺激と快楽で手元が狂い、カウパーと愛液のぬめりによって鍵をシーツの上に取り落としてしまう。
鍵で外すこともままならないケースを、焦れったくなったのかカリカリと爪先で引っ掻いて外そうとする。

「これ、これぇっ……とってぇ……♥おしゃせーしたいっ♥
 せーえきびゅーびゅーしたいのぉっ♥ぜんりつせんっぐりぐりされたらぁ
 おちんぽっ我慢できないのっ♥おしゃせーしたいっ……させてぇっ♥」

ふぅ、ふぅうと獣のような荒い息を吐き涙目でゴム質の枷をひっかくもそんなもので外せるわけもない。

レナーテ > 自分だけのものだと牙を、爪を突き立てて求めてくれるなら、喜んで彼に身を差し出し、淫らな牝として肉欲に溺れるだろう。
けれど、彼がそれを満たせないこそ……欲望が歪んでしまう。
改めて男として自分を満たせるかを問えば、直ぐに答えが出ない。
狼狽える様子に嘲笑するように目を細めていくと、下肢の方へと移動すると、指でマッサージする合間、彼の耳元へ唇を寄せる。

「可愛いですよ……男の人として、女の子を満たすことも出来ない……情けなくて可愛いツァリさんが…大好きですよ」

甘く優しく罵り、冷たい棘を暖かな声に交えて心をえぐろうとしていく。
菊座を弄られれば、あっという間に牝の声に変わる姿にクスクスと笑い声で鼓膜を揺らせば、その合間も指は動く。
彼の視野に入るように彼の胸元に顔を載せ、身体をピッタリと横から寄せるようにして絡め、掌は菊座を穿る。
笑みと共に映り込むのは、枷の中で小さく封じられた肉棒と、彼を牝として犯し尽くした肉棒のディルド。
サイズの違いを魅せつけるように、ケース越しに彼の亀頭へ、ディルドの亀頭を押し付け、圧迫しながら指は3本まで飲み込まれた。

「……良かったです、じゃあこのまましましょうね。お射精したいなら…していいですよ? でも、女の子なのにおちんちんおっきくしたらおかしいですよね? だから……ちっちゃくなったまま、出してください。白いのも沢山出してもいいですよ、小さいままなら」

ゴム質の枷は彼の爪を食い込ませど、その程度で千切れることも壊れることもない。
寧ろ爪を突き立てれば、茎に爪が食い込んで痛みを覚えるだろう。
指を引き抜けば、彼を四つん這いにさせようとうつ伏せにさせ、腰を掴んで引き上げていく。
尻だけを上に突き出す、恥辱のポーズを取らせると立ち上がり、少し離れたところにあった棚から何かを持ってくる。
在り来りなウィスキーグラスだが、それを垂れ下がる彼の肉棒の下へと置くと、彼の股座に滴る体液を掌ですくい取り、ディルドに塗りつけていった。

「それにいっぱいに出してくださいね、後で飲みますから……」

言葉の言い回しとしては、自分で飲むような言い方ではあるが、実際は異なる。
微笑みながら彼の菊座に亀頭を押し当てると、先端でぐにぐにとそこへ馴染ませるように押し込み、肉穴が引き裂けないように調整していく。
先程愛する人の中に埋没したものと同じ肉棒があてがわれていく、その倒錯感を噛み締めさせようとじっくりとじっくりと亀頭で蜜を嬲り続け……唐突に、ゴリッと先端を菊座へ押し込むと、直腸をずるずると亀頭と茎の感触を堪能させるようにゆっくりと腰を引き寄せて埋没させていった。

ツァリエル > 嘲笑い、優しく甘く、大好きですよと言われて男としてのプライドがずたずたに切り裂かれる。
否、もはや切り裂かれるプライドすら欠片も残っていないのかもしれない。
ただ彼女に見放されていなかったことだけが救いであり、ほっとした安堵感が心に染み込んでいく。

レナーテの白い肢体とツァリエルの褐色の肢体が混じり合い、まるでサイズを比べるように偽物の男根とツァリエルの幼いペニスがぐちりと亀頭でキスをする。
比べるまでもなく自分の惨めな性器は戒められているせいもあって小さく、赤く、はちきれそうになりながらそれでも膨らむことは許されていない。

「っ……や、外してぇ……♥おちんちんっ、むりっしんじゃうっ♥
 おしゃせーできないよぉ♥くるしいのっ、だせないぃ……♥」

すっかりピンクの枷を外してくれるものと期待していただけに、そのまま放置されると切なげに悲鳴を上げる。
茎へ食い込んだ自分の爪で痛みを受けながら、もじもじと内股をすり合わせ、懇願するようにレナーテを見つめた。
が、そんなことお構いなしに四つん這いにされると尻を高く持ち上げられる。
肉棒の下に置かれるウィスキーグラス、意図を図りかねているとそこに出すように支持される。
まさか自分の出したものをレナーテが飲んでくれるのだろうか?
少しだけ期待するものの、戒められたペニスから一体いかほどの量の精液が出るというのだろう。

「あっ……やぁ……おしり、ぐにぐに♥らめぇ……♥」

ゆっくりとレナーテの双頭ディルドがツァリエルの尻穴にめり込んでくる。
凶暴な大きさだと言うのに、肉穴は慎ましやかなすぼまりから大きく柔らかく広がり、蜜で濡れた亀頭を受け入れようとする。
すっかりこなれた、いやらしい穴だった。
と、一気に直腸を抉られ、押し込まれギチギチに広げられる。
ずん、という圧迫感に思わず胃の奥がひっくり返ったような衝撃を受けツァリエルの目が見開かれる。

「う、ぐぅううう……っ!!! やぁああああ、くるしっ……♥れなしゃ、くるしぃ……っ♥」

ずるずると肉棒がその身をツァリエルの中に埋めていく。まるで焼けた鉄串を通されているかのように。
はー♥はー♥とシーツに顔を埋め、よだれを垂らして苦痛と被虐に耐える。

レナーテ > 「出せないなら出せるようになりましょうね…?」

出せないと喚こうとも、その枷を解くことはない。
人体の構造状、出来ると知っているが、繰り返すと肉棒の充血と射精の繋がりが途切れてしまい、十分に膨らませなくなるらしい。
真面目な彼女が知っているのも、仲間内に渡された小説から無駄に耳年増にされてしまったからだろう。

「駄目…というわりには……かんたんに飲み込みそうですね? お尻がこんなになるまで…してたなんて、こっちのほうが好きなんですよね、きっと」

自分の胎内に収めるのですら一苦労したそれを、簡単にしゃぶりこみそうなほど縦に割れていく菊座に、一間開けて、静かに囁きかける。
変態、と改めて小さく呟くと同時に、直腸をいっぱいに埋め尽くしていく。
そして、奥底を突き上げた瞬間、ぐじゅっと音を立てて内側に押し込まれるのは、此方に刺さった方のディルドだ。
子宮口をえぐられ、とろとろになった膣壁がきゅうっと締め付けていき、腰を小さく震わせながら蕩けた表情を見せる。

「苦しい…? 気持ちいいんでしょう、変態さん。こんな大きいの簡単に咥えるぐらい…ここ、ぐちゃぐちゃにしてた変態さんですからね…。それと…ツァリさんに押し込むと、私のも…奥に入っちゃいます。ぐじゅって、ふふっ……女の子みたいにエッチしてるツァリさんの直ぐ側で…私のが、同じのに犯されちゃうわけですけど……いいんですか? それで」

先程まじまじと見せつけた光景は終わっておらず、こちらがピストンするたびに互いに肉棒が奥へ埋没し、引き抜く瞬間も中で抜けるように擦れていく。
彼からすれば僅かなストローク幅だが、その度に甘ったるい悲鳴を上げれば、僅かでも大きく心へ突き刺さるはず。

「んぁ……っ、は、ぁ……っ、んぐっ、あ、ぁぁ……っ、ひぁっ……」

恍惚と蕩けた顔で彼の背中に慎ましい胸元を押し当て、腰を揺らしていく。
彼を犯しているはずなのに、まるで誰かに此方が犯されているかのように嬌声を耳元へ浴びせていた。
ずるずるとギリギリまで引いてから、一気に突き刺し叩きつけ、更に小刻みに動きを変えたりと緩急の幅を与えながら、彼の菊座を膣内のように梁型が暴れていく。

ツァリエル > 「むりっ♥むりぃ……♥おちんちんぎゅーぎゅー、してたらっでないぃ♥
 れなしゃ、れなさんっ、ゆるしてぇっ……♥」

自分の体が一体どうなってしまっているのか、レナーテよりも知識の薄いツァリエルは涙を流しながらジタバタともがく。
ぱくぱくと鈴口が切なげに口を開き、その先端から蜜のように先走りが糸を引いて垂れ落ちる。
本当に、出せるようになるのだろうか……。その時本当に自分は壊れてしまうのではないだろうか。
そんな恐ろしさにぶるりと震え、青ざめる。

いともたやすく強大な肉棒を飲み込んでいく菊座に、レナーテの冷たい罵りが突き刺さる。
ぐっぽりと根本まで埋められたディルドが内側からツァリエルの薄い腹を押し上げて、凶悪な形を浮かび上がらせた。
同時にレナーテの最奥にぶつかった衝撃が直接尻穴を伝わってきて、少しの身動ぎでも悲鳴を上げるほどの刺激になった。

「きもち、くにゃいぃい……♥くるしぃのぉ……♥や、ぁっぁぁあっ、あっ、あっ♥
 だめぇ、レナさ、うごかにゃいでぇ……♥やだぁああ♥
 おんにゃのこっらめなのっ♥ぁぁっっぁあっ、あっ♥」

ディルドでしか繋がっていないのに、まるで直接犯されているかのように甲高い声で喘ぐ。
ぽろぽろとレナーテが凶悪な肉棒をくわえ込むさまを見せつけられて、必死に腰の動きを止めようとするが
背に柔らかな彼女の胸があたり、無理くりにでも腰を揺らされれば否が応でも腹の中をかき回される。

「んひぃいいいいっ♥……あぎゅうぅうう♥ っらめっ、らめっぬいたららめ♥
 あっ、あっ、いぎゅ♥ぐううぅうう♥ おしこんだらっしんじゃうっ♥
 ツァリ、しんじゃうぅうう♥ きもちぃのっいっばいぐるぅううう♥」

恍惚と蕩けたレナーテの表情とは対象的にツァリエルは白目をむいてアヘ顔を晒し、苦悶と悦楽の声を上げる。
やがて、大きくレナーテの腰が引き、一気に突き刺さればその一撃に押し出されるようにして戒められた小さなペニスからびゅくっ、と白いものが吹き出した。

「ひぅいいいいいいっ♥れるっ、れちゃうぅ♥もれちゃぅうううっ♥
 いぐっ♥いぐぅううう♥ おちんぽいぎゅうううううう♥」

シーツを掻きむしり、舌を突き出して震えるように肉棒から白濁が吐き出される。
そしてその白濁を受け止めるグラスにびしゃりと精液が叩きつけられた。
まるで放尿のようにだらし無く漏れ出る射精は止まらず、二度三度と脈打ち、ツァリエル自身信じられない様子で吐き出していった。

レナーテ > 「出なかったら……もう出さなくていいですよ? ずっと」

涙があふれるほどもがいているというのに、その声は裏腹に蕩けきった牝の音に変わっていた。
彼が開放を求め続ければ、小さく溜息を零した後、意地悪に冷たく落ち着いた声色で囁きかける。
それなら二度と出せないようにするまで、そう言わんばかりな棘で彼の言葉を制しつつ、牡穴の中をディルドでピストンしていく。
下腹部に埋没した肉棒の形状場浮かべば、そこに掌を押し当てていき、ぎゅっと上へ引き上げる。
強く圧迫はしないが、押さえ込むだけでも掌と肉棒の間で排泄の穴が激しく擦れ、快楽の度合いが強まるはず。

「っ………ふふっ、虐めたくなりますね。すっごく可愛いですよ? んんっ……凄く、大きいですね、これ…。ねぇ、ツァリさんのじゃなくて、ツァリさんを犯した人に……抱かれちゃってますよ、私が。ツァリさんのおちんちん、使えないようにされながら…」

嘘もつむげぬ声に、ぞくぞくっと淡い悪寒交じりな興奮が身体を震わせ、恍惚とした声色で囁きかける。
わざと彼の心を、自尊心を削り取るような言葉を選んでささやき、腰をピストンさせていけば、その度に強引なほど子宮口を小突く快楽が走り、肩を震わせながら喘ぎ声を聞かせていく。
彼のではない、別の誰かに喘がされていると、快楽とともに身体だけを奪われる瞬間を与え、パブロフの犬の様に、それを脳へ癖付けさせようとしていた。

「私も……っ」

出そうという声に、此方も絶頂へ上り詰められるだけの快楽が溜まっていた。
一緒にいこうと腰を強く叩きつけた瞬間、ひっくり返るような声とともにグラスの中を勢い良く汁が叩く。
白濁というよりは、前立腺液が多そうなサラサラの射精をちらりと見やりながら、かぷっと耳たぶを甘噛みする。

「まだ……イッてない、ですから…勝手にやりますね?」

こちらは終わってないと囁やけば、そのままピストンは繰り返される。

「んっ、ぁ、ぁっ……ふ、ぁっ、ぁ、…ひぁっ、そこ……っ、ぁ、んぃ、ぁ……んぁっ……ぉ…きぃ…ぁっ…」

コツコツと小刻みに彼の直腸の角を叩きつけ、その衝撃で子宮口をえぐられる度、彼の背中に胸を重ねながら喘ぎ散らす。
激しくはないが、奥底への衝撃を求める度に鼻にかかった甘い声で紡ぎつつ、意地悪にも肉棒の大きさを言葉に交える。
先に一人で上り詰めた罰を与えるように、彼の身体を使い、誰かに抱かれるような甘声を響かせ、更に追い詰める。
時折腰を左右にねじり、奥の肉塊を抉られる度に喉をのけぞらし、そのまま動きが小刻みに早く加速していった。

「ぁっ、んぁ、ぁっ、あっ、ひぅっ、ぁ、ぁぁっ……! いく、いちゃ……ん、ぐ、ぁ、ぁっ、ふ、あっ、あぁぁ―――…っ…!」

最後にがつりと彼の奥底を突き上げ、その衝撃に体がのけぞっていく。
ぴんと尻尾が伸び切り、ディルドの隙間からサラサラの潮を僅かに溢れさせながら、腰が壊れそうなほどガクガクと踊ると、ずろ…っと腸壁を引き剥がすように引き抜いていき、ぐぽっと卑猥な音を響かせて菊座から亀頭が引き抜かれる。
熱を帯び、蜜と腸液にどろどろになった玩具を晒すと、彼の様子を確かめる。

ツァリエル > ディルドで圧迫された下腹部をレナーテの手のひらでぎゅう、と押し当てられれば薄い肉壁にはっきりと肉棒の形がわかる。
ごりごりとエラの張った凶悪な形に腸内が擦れ、その度にツァリエルはがくがくと痙攣して喘いだ。

レナーテがツァリエルではない誰かに抱かれている。
自分を犯した誰かの肉棒が、自分に代わってレナーテを犯している。
惨めさと興奮の狭間で、ぐらぐらと視界が揺れて理性が削り取られていく。
自分の存在がちっぽけで惨めな矮小な存在になったかのように思えた。

「やだぁ♥ごめんなさいっ……♥ごめ、なさいっ……♥
 レナさんっ抱けなくてごめんなさいっ♥ゆるしてぇ♥
 レナしゃんっ、ごめんなさいっ……、も、ゆるしてぇ♥」

惨めさに打ちひしがれたように頭を振ると涙の玉がシーツに飛び散る。
彼女の喘ぎ声さえ自分のものではないのだと思い知らされて唇を噛み締めた。

先に達してしまったツァリエルに仕置のように耳たぶへの甘噛み。
その刺激で再び射精し、さらさらと溢れるようにグラスの中へ白濁を注ぎ込む。
愛する女性の達するところまで、満足させてやれない惨めなツァリエル。
絶頂の淵に震えていると、レナーテの言葉が降りかかり同時に激しい抽送が始まった。

「やっ♥ま、まって♥らめ♥いってるっ♥いっでるのにぃ♥おしちゃらめ♥
 いぐっ♥まだいぐぅ♥っんひ♥れなひゃっ♥あっあ゛っ♥」

彼女の喘ぎと入り交じるようにこちらはあられもない喘ぎを喉の奥から発して
何度も何度も突かれる度にがくんがくんと腰が痙攣する。
壊れた人形のようにレナーテの腰使いのまま体を跳ねさせ、追い詰められる。
せめて彼女の快感を増幅させようとか、肉穴を締め付けようとか、そんな些細な奉仕は完全に溶け切ってしまったツァリエルの脳内では思いつかず。
上り詰めたレナーテが可憐な唇から絶頂の喘ぎを上げる頃にはすっかりツァリエルは役立たずになってしまっていた。

ずるり、と偽物の巨根がツァリエルの尻穴から引き抜かれれば幾重にも腸液の糸が肉棒に絡みつき、ぐっぽりと広がった穴がひくひくと戦慄いて再び慎ましやかに柔らかく閉じようとする。
虚ろな眼差しのままベッドに突っ伏し、ただ精液を垂れ流し続ける人形になったツァリエルはぼたぼたと涎と鼻水と涙で汚れた顔をシーツに埋めていた。

レナーテ > 痙攣するように身体を震わせ、喘ぎながら溢れる謝罪は、甘ったるさに謝罪というよりは嬌声にしかならない。
それがまた、彼を踏みにじっていく興奮へと変わる。
もっともっとと彼を傷つけても、振り払わない事に強い繋がりを感じながら、彼の第二の膣を抉っていた。

「駄目です……っ、ツァリさんだけ……んんぅ、気持ちよく終わるなんて…ぇ、ゆるしゃ…ない、ですからぁ……」

そのまま彼の菊座をほじくり返せば、亀頭が幾度も膨れた前立腺を刳り、牝の快楽を嫌でも流し込む。
絶頂に脳が蕩けていく中、それでも快楽を流し込めば……男の脳ならショックで壊れてしまいかねない。
それでも構わないというように、自らの快楽を貪り終える頃には、犯され尽くした少女の姿を晒していた。

「……ツァリ、さん。凄いでましたね…?」

抜け落ちた菊座からはネトネトの体液が糸を滴らせ、あれだけ潰しそうなほど抉った菊座は裂けること無く、綺麗に唇を開いたまま。
閉じようとするそこへ二本指を押し込み、左右に広げて閉じるのを阻止しながら、片手はゴムバンドを外していく。
彼の体液でどろどろになった茎をつかめば、そのまま前へと引っ張っていく。
んんっ、と艶やかな悲鳴を溢しながら汚れたディルドを引き抜くと、彼の前にそれを落とす。
片方は腸液で薄っすらと黄色味のある汚れで満たされた肉棒、片や泡だった透明な汁に、白い液が混じり合った肉棒。
此方に刺さっていた方は、それこ子宮頸から滲んだ白い汁と合わさって、中出しでもされたかのような汚れ具合。
そんなのを見せつければ、身体を抱き起こし、後ろから抱きすくめるようにして寄りかからせれば、先程のグラスを手に取る。

「さぁ、どうぞ……? これも入れてあげますね、女の子みたいに胸が出来るお薬らしいですよ」

彼に生暖かくなったグラスを握らせると、その中へ錠剤を落とす。
薄ピンク色のそれは、長い時間飲み続ければ身体を女へと近づける薬。
一つ二つでは大したことはないが、彼の男らしさを否定するような命令は、粉になった自尊心をすり潰そうとするかのように念入りだった。
薬が飲み下されたか……それとも怖がったか。
どちらにしても、その後は穏やかな時間を過ごすだろう。
一緒にお風呂に入り、スポンジで彼の身体を綺麗に洗っていきながら柔肌を重ね、小さめの湯船の中でくっつき合いながら温まる。
大きめのベッドの中、素肌を重ねながら彼を胸元に抱き寄せ、子供をあやすようにプラチナブロンドの髪を撫でながら、ビーズクッションのような乳房の感触を感じさせていく。
石鹸と、普段使っているシトラスの心地よい香りで彼を包み込みながら。

ツァリエル > ごとり、と抜け落ちたディルドがツァリエルの目の前に落ちる。
二人分の体液で散々に汚され尽くしたそれをぼんやりと眺めながら
レナーテにされるがまま、身を起こし抱きすくめられグラスを握らされる。
自分が思う存分吐き出した精液がなみなみとグラスに注がれている。
そこにレナーテが調味料を足すようにいれた錠剤が溶けていく。
自分をより、女に近づけていく魔法の薬。

じ、とグラスを見つめ据えた匂いを発する液体とそれに汚された縁に唇を付けゆっくりと飲み下していく。
喉を鳴らし、何度もむせながら、最後の一滴まで飲み干してしまうとぐったりとツァリエルはレナーテの肩口に頭を乗せてしまう。
その頃にはすっかり涙も乾き、赤くなった目元をまぶたが覆っていた。

その後、甲斐甲斐しく風呂の世話までしてもらいただ穏やかに二人分の熱で温まる。
先刻の激しさが嘘のような穏やかさだった。
ベッドの中二人でシーツにくるまり、小さな子供がすがるようにレナーテをきつく抱きしめその胸元に顔を寄せる。
彼女の甘やかなシトラスの匂い、嗅ぎ慣れない宿の石鹸の匂い。

「レナさん……」

掠れた声でツァリエルが小さく囁く。

「こんど、ぼく、レナさんの中にはいりたい」

舌っ足らずの声音にはっきりと自分の意志を乗せて伝えるとまぶたを閉じる。
きつく彼女の体を抱きしめて。