2018/01/11 のログ
ご案内:「サフォー村」にサラさんが現れました。
■サラ > 今日のサフォー村はとてもいい天気です。
外に出ると、教会に通じる道の向こうにポルテガルトさんの姿が見えました。
前の村長が死んでからずっと黒い服を着ているポーターおばさんはちょっと怖いです。
でもサラはにこにこしながら元気に挨拶するのです。
「ポーターおばさん、おはようございます!」
■サラ > サラがにこにこ笑顔を向けてもポルテガルトさんは笑いません。
いつもそう。前の村長さんが死んでからずっとポーターさんはこんな感じ。
『サラちゃん。おばさんはもうポーターじゃないの』
「どうして? サラにはポーターおばさんに見えるけどな」
サラは不思議そうな顔でこくっと首を傾げます。
ポーターさんの言うことはサラにはよくわかりません。
■サラ > ポルテガルトさんは少しの間、言葉に詰まり、そしてため息混じりに言いました。
『おばさん、前はこんな黒い服ばかり着ていなかったでしょ?』
サラの疑問に答えるポーターさんは、何かを我慢しているみたい。
怒らせてしまったのかな。でもなんでなんだろう。
サラはちょっと怖くなります。
■サラ > 『そんなことよりサラちゃん。今からうちに来ない?』
ポーターさんはにこりともせず、そんなことを言い出します。
精霊魔法のお勉強をしましょう、私達サフォーの村人はエルフの末裔なのだから。
だけど人間の血が混ざりすぎて一から勉強しなければ精霊魔法を使えないの。
ポーターおばさんはそう言ってサラを自宅に誘います。
『この村を守るためには必要なことよ』
だけどポーターおばさんの口調はとても冷たく感じるのです。
サラはなんだか怖くなって逃げ出したくなってきます。
■サラ > 国境近くのサフォー村は魔族やシェンヤン帝国の軍によく襲われます。
山賊団や盗賊団の襲撃も多く、治安がとても悪いのです。
その上、マグメール王国軍からも補給名目の略奪を受けています。
それでも村のみんなが元気でいられるのはポルテガルトさんの使う精霊魔法のおかげです。
でも、サラはそれを知りません。
村が襲われると真っ先に大人たちがサラを隠してくれるから、その後のことは知りません。
■サラ > サラの小さな両手は今にもぷるぷる震え出しそうです。
だけどサラは勇気を出してお断りするのです。
「サラ、今から教会に行くの。だから…ご、ごめんなさい…」
『そう。それなら仕方ないわ。あとで話を聞かせてね』
「は…はい…(良かった…怒られなくて…)」
『シスター・マリアニーサ様のお話。おばさんの分まで聞いてきてね』
ポルテガルトさんが薄く笑います。
ポーターさんが笑ってくれたのが嬉しくて、サラは元気に答えます。
「はいっ! サラ、がんばります!」
■サラ > ポルテガルトさんに背を向けたサラは教会に続く道を駆けます。
ポーターさんから逃げ出すように。
ポーターさんがまた怖い顔に戻る前に、サラは走っていくのです。
ご案内:「サフォー村」からサラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
■ジード > 寂れた場所が多い貧民地区の中でも賑やかな場所が多い繁華街――
その、路地裏。娼館や商館の間からふと覗けば見える位置に広げられた小さな露店がある。
表通りの店、特に娼館を利用する人間向けの道具やこの地域の一部の住人御用達の麻薬類などを商うその店は、
さして繁盛している様には見えないのの店主らしき男は大して気にした風もなく路地を眺めていた。
「こんな日にしちゃ上々って所かね。
この時期はみんな財布のひもが緩みがちなのが助かるな。
――難点を上げるとしたらこの時間帯になるともう皆引っ込み始める事だけど」
言って一瞥するのは表通りである。人の流れはやはり多い物の、
女性の客引きの部類は大分少なく見える。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にエミリオンさんが現れました。
■エミリオン > 「……えっと、どこだろここ」
(ふわりと足先が浮く程度の飛行で移動している精霊。辺りをキョロキョロしながらも裏路地に迷いこんでしまったのであろう。露天が並ぶ路地を見つけて、人に聞けばなんとかなる何て甘い考えで、たまたま目にはいった男に声をかけ)
「あの……大きな通りってどうすれば出られますか?」
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にエミリオンさんが現れました。
■ジード > 「やあや、お嬢さん何か買い物かな――っと、おやま。迷子かい?」
現れた人影に営業スマイルで応じてみるものの、すぐさまそれが客ではないと知れて、
少し残念そうな表情を浮かべる。とはいえ放っておく程薄情する気にもなれず、
大きい通りというのであればと自分の陣取った場所の近くの路地を指差し。
「この先に行けば大きい道には出るよ。
出るけど、所謂娼館街だけどそれは大丈夫かい?」
お嬢ちゃんみたいなのが歩いてると襲われるかもね、などと笑って宣い。
■エミリオン > 「え、買い物……あ」
(言われて露店の品がちらりと目にはいり。申し訳なさそうに)
「…ごめんなさい、道を聞きたいだけでなにも買えなくて……え、あっち?」
(視線が指差された方角へ向けられる。よかったこれで帰れる…という期待から一変、その先の光景がどうなっているかわかってしまい)
「う…それは…困ります…」
(逃げ切れる自信がなかった。他の道も聞きたかったが、なにも買わずに道だけ聞くのも申し訳なくなり品物を眺める)
「………?」
(なんだろうこれ、見たいな顔をして品を見ている辺り、こういった類いのものは無知の精霊であった)
■ジード > 「一応ここはお店なんでね。ま、別に道を教える位は分けもないさ」
軽い調子で告げながら少女の解りやすい反応に笑いをこらえられずに喉を鳴らし。
「この周辺だと、騒動起こしたら騒動起こしたりする側が叩きだされたりするけどね。
物騒な場所だっていうのには違いない――興味あるかい?
傷薬や気付け薬の類も扱ってるが、この当たりだと媚薬とか後処理用のとか…
まあ、ちょっとエッチな関係の薬が良く売れるね。
何だったら使ってみるかい?」
意地の悪い表情でからかうように告げて薬瓶を一つ持ち上げて見せる。
■エミリオン > 「えっと、興味というか…なにかなって」
(並べられた薬やらの類いの瓶を眺め…その説明を聞けばこれまた分かりやすく、顔を真っ赤にさせて)
「つ、つつ使う!?だ、大丈夫ですほんとに!!あの!えっと…とにかく大丈夫ですっ!」
(あわてふためきながら手やら首を左右にふり全否定。動揺が隠せない様子は割りと面白いかもしれない)
■ジード > 「俺には大丈夫なようにはあんまり見えないけどなあ」
白々しく言い切りながらも顔を真っ赤にする少女に、
軽く手招きして自分の方によって来るように促す。
手に持ったままのビンを軽く横に振って近づいてくるならばそのまま、
瓶を相手の方に差出て見せ。
「今ならタダで譲ってあげてもいいよ?
その代り――そうだね。俺の相手でもしてもらおうかな」
そう意地の悪い様子で囁いた。完全にセクハラだ。
■エミリオン > (完全に動揺していたため、軽く手招きをされるとホイホイついていってしまい。蓋の空いた瓶と男を交互に見て)
「え、えっと…」
(セクハラ発言に本来なら逃げるのであるが、少しの間思考の回転が遅くなっていた。意味を理解して顔をまた赤くさせる。逃げたいものの蓋まで開けさせてしまったためなんとか丁重に断ろうと)
「あ、あの…ほんとに、大丈夫…ですし、こういう薬、飲んだことない、から……あっ」
(丁重にするつもりが慌ててしまって薬を押し返すつもりが男の手を払ってしまう形に。そんなに力があるわけではない非力な妖精なため、男が瓶を落とすことはないだろうが、突然手をはたいたような動きにあまりいい印象は与えないかもしれない)
■ジード > 相手の反応を眺めているだけでも中々面白い、
と大変失礼な事を考えていると振り払われる手。
別段それに何という感情がある訳ではないが、
少女の反応に生来の悪い癖が頭を擡げ、軽く瓶を掲げ。
「ふむ。そうだね、それじゃあこういうのはどう、かなっと」
くいと瓶を傾けたかと思えば、自分で媚薬を口に含んで相手の肩を引き寄せる。
そのまま強引に唇を重ねて、そのまま唇の中に媚薬を流し込んだ挙句に舌を絡め取りそのまま嚥下させてしまおうと。
どうにもおどおどした女の子は苛めたくなる性質である。はっきり言って趣味は悪い。
■エミリオン > 「あ…の…」
(どうしよう、とこれまたおどおどしていると急に男が自分で薬を口にした。その行動に驚く間もなく気がつけば唇が重ね合わされて)
「んっ!?ん、んんっ」
(咥内に流し込まれる媚薬。それを吐き出すことが出来ず、舌を絡めとられれば成す術もなく薬が喉を流れて飲み込んでしまう。口づけと、薬を飲んでしまったことのダブルパンチでパニックに陥ってしまいほとんど硬直状態)
■ジード > 「――ン、どんな感じかな?」
首尾よく相手の口内に媚薬を流し込んでしまえば、
舌を引き抜いて相手の様子を伺う。
肩を軽く抱き寄せながら顔を覗き込めば、
即効性の強い発情型の媚薬の成果を確かめようとでもするかのように軽く臀部を揉み。
「ま、出来は割と悪くないんじゃないかと自負してるんだけどね?」
■エミリオン > 「ふ……ぁ……っ」
(薬を口にしてすぐ、体が熱く昂りはじめて。身体の奥が疼き熱に浮かされた思考は麻痺して力が抜けていく。男に抱き寄せてもらったが立てなくなって必死に男にしがみついて)
「あ…つい……なに、こ、れ……っ」
(疼きは次第に強くなり、涙をためた瞳が男を見上げており。その表情は発情した猫のようで熱くなった吐息を吐き出しながら苦しげで)
■ジード > 「おっと、こいつは予想外というかなんというか…思ったよりも聞いてるな」
これは悪い事をしたかもしれないと思う反面、正直改める気はあまりない。
しがみ付いてくる相手の体の体を引き寄せた格好のまま、
秘所の入り口に指を這わせればそのまま指を押し込んで、
相手の疼きを確かめるかのように蠢かせ。
「まあ、折角だ。おあつらえ向きの場所があるのだしそっちで――ね?」
そういいながら視線を向けたのは娼館街の方である。
そのまま、少女の体を抱え上げるようにして歩き始めようとし。
■エミリオン > 「ひっ、ぅ…ぁ」
(すっかりおとなしくなり、軽く秘部に指を押し込まれるとビクリと跳ねて。そこはすでに、密が溢れて濡れており。どうにかできるわけもなく男に抱えられたまま少女は身を任せただろう)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からエミリオンさんが去りました。