2017/12/03 のログ
グラハム > 「おい。」

そして、今夜の不幸な獲物が決まる。
傍に控えるメイドへと一言だけ。
それですべてを理解したメイドは招待客の中にいた貴族令嬢へと声を掛ける。
みるみる青ざめる令嬢は怯えた表情を当主へと向け、そして、観念したようにその傍へ。
大切に育てられた令嬢はその夜、女として生まれてきたことを後悔する。
貫かれ、玩ばれ、注がれ、何度も何度も、信じられないような孔まで……。
犯され、穢され、女の悦びを嫌というほど身体に叩き込まれ、そして、二度と家に戻ることは出来なかった。
後日、心配して訪ねてきた父親が見たモノは……後ろの孔に玩具を詰め込まれ、当主の上に跨り腰を振りトロ顔を晒す大事な愛娘の姿だった。

ご案内:「バランゾ侯爵家別邸」からグラハムさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋2」にジードさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋2」からジードさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
ジード > 貧民地区の中でも一層治安の悪い路地裏の片隅。
ちょうど平民地区と貧民地区とを繋ぐ裏道に当たる路地に怪しげな露天が構えられていた。
とはいっても場所が悪いのか訪れる人影もほとんどなく店の様相は閑古鳥。
繁盛していないのは一目瞭然。

「さて。普段なら訳アリが結構通りかかるんだがなあ。こっそり娼館に出かける人、とか」

はて、と声を上げながら騒々しい繁華街のある方角に目を向ける。
そういった手合いを当て込んでの商売場所であるが本日は当てが外れたらしい。

ジード > 「―ーおやおや。お嬢さん、着飾るものはご入用じゃないかな?
 あまり興味が無いと。それは残念、それじゃあ…」

時折通り掛る、大半が荒事稼業の人間をつかまえて声をかけるも成果は芳しくない。
当たり前といえば当たり前である、本来のターゲットと違う客層に売りつけようと思って
早々簡単に売りつけられるような代物でもない。
客の去った方向を見て肩を落とせば首を横に振り。

「店を出す場所の選定ってのもなかなか難しい物だねえ」

ジード > 「今日はハズレだな。やれやれ、もうちょっと人通りのいい場所を探そうか」

娼館街の喧騒とは裏腹に静かな路地の様子に苦笑いが浮かぶ。
これはどうにもならぬと思ったか立ち上がると手早く荷物を片づけ、
路地の向こう、繁華街へと消えていくのだった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。