2017/12/01 のログ
ご案内:「街壁外の訓練所」にオルティニアさんが現れました。
オルティニア > 【約束待機中です】
オルティニア > 堅牢に聳え立つ外壁の程近く、街道を見下ろす丘陵に結構な面積を有する訓練所がある。
平時は冒険者や街の兵士達が日々の鍛錬を行う場所として、時には騎士団の演習場としても使われるその場所に、長耳の美貌とボリュームたっぷりの巨乳が目を惹く小柄なエルフがいた。
といっても、堂々とその身を晒しているわけではない。
訓練場を見渡す事の出来る小高い場所、作戦所となる天幕近くに地面から無骨に突き出た大岩があり、そこにこそこそとしゃがみこんで街門から訓練所へと至る道筋を切れ長の翠瞳で密やかに監視しているのである。

「にゅふふふっ、変態魔女めぇ、これまでのあれこれとか、超不気味な鳥を送り込んで来てびっくりさせた事とか後悔させてやるんだからっ♪」

大岩の根からこっそり覗かせた美少女顔は、それはもう悪そうな笑顔――といっても傍から見れば微笑ましい代物なのだが――を浮かべ、のこのことやってくるであろう魔女を待ち構えていた。
手紙で指示した通りに魔女がやってきたのなら、隠れている大岩から飛び出して、無駄に重たげなそのおっぱいを背後からたっぷり揉んでやろうという魂胆である。
もちろん、今回の『面接』の全てが罠というわけではなく、この奇襲とてつい先程思いついたものに過ぎない。
親睦を深めるための挨拶代わりのスキンシップ。
そんな名目で、これまでの鬱憤を晴らしてやろうという浅はかな企みなのだ。

――さて、テーブルとベンチがしつらえられた天幕は、平時は鍛錬の合間の休憩所としても利用される。
そのため時折、汗だくの冒険者などが訪れるのだが、目立つ大岩の根本に潜んだエルフはそちらからは丸見えで、非常に怪しい挙動のために、先程から訝しげな視線をたっぷりと集めていた。
が、粗忽なエルフは、そんな事には気付きもしない。
もしもマヌエラが正規のルートとは異なる天幕側から訪れたのなら、彼ら同様、無防備なエルフの背中を容易く見つける事が出来るだろう。

ご案内:「街壁外の訓練所」にマヌエラさんが現れました。
オルティニア > 「…………………。」

もぞ……。

もじ……もじもじ……。

日中とはいえ冬の寒風吹き荒ぶ丘の上。
じっとしゃがみこんでいれば身体が冷えるのは当然であり、そうなってくるともよおしてくる物もある。
少し前から落ち着かなげにお尻を揺らし始めたエルフも例に漏れず、じんわりとした排泄欲を覚えはじめていた。

「う、うぅ……あいつなんでこんな遅いのよ……、も、もしかしてこの状況を狙ってたってわけじゃないでしょうね……。」

早めにおしっこをしてしまいたいのだが、手近な茂みに駆け込んでいる間に待ち望む相手が来たのでは目も当てられない。
そんな訳でずるずると、高まっていく排泄欲に耐えてしゃがみ続ける事になっていて……。

マヌエラ > 冷たい風の中、(ささやかな悪巧みと共に)待ち続けてくれていた美貌のエルフが、生理的欲求を意識せざるを得なくなり、更にそれがどんどんと高まってしまうのを自覚して呻いていた、そのとき――

「オルティニア様、見つけました!」

まさに彼女がしようとしていたように、背後から甘い香りと共にオルティニアを抱きしめようと覆いかぶさる影が1つ。
彼女が待ち受けていた“変態魔女”その人は、捕えてしまったならば自身の豊かな乳房をオルティニアの背に押し付けるようにして、その両手はナチュラルにエルフの胸元をきゅっと掴むだろう。

「遅れてしまい、申し訳ありません……急ごうと思いまして空間跳躍をしましたところ、座標がズレて反対側に出てしまいましたが、その結果、オルティニア様を早く見つけることができました! これも面接の一環でしょうか? でしたら運命的なものを感じます!」

きゅっと抱きしめる柔らかに過ぎる女体。その主は喜びと敬意も露わなたおやかな笑顔で、しかもその相手の身体を味わうようにまさぐりながら耳元で告げたのだった。

オルティニア > 「――――ッぴゃぁあああぁあっ!?」

よし、おしっこしちゃおう、そうしよう。
そんな決意と共に立ち上がろうとしたその瞬間、予想外の方向からの声音と、豊乳への腰砕けになりそうな卑猥な奇襲。
緩んだ尿道口からちょろ……少量が漏れ、その身を作り変えられたエルフはそこに異様な肉悦を感じてしまい。

「あぁっ、や、やだっ、あ、あぁ……んっ、ふ、ぁあぁあぁああ………っ。」

背筋に魔女の巨乳の柔らかな体温を感じつつ、泣き出しそうに歪めた口元に両手を添えて、小柄なエルフはしゃぁぁあ……っと粗相の音を響かせながら下肢を震わせた。
唯一幸運だったのは、しゃがみ込んだ姿勢がいつもの排泄姿勢に繋げやすい物だったという事。
おかげで生暖かな琥珀の液体の犠牲になったのは、当然脱ぐ間など与えられなかった下帯と、脚甲の踵くらい。

「あんんぅう……あぁ、ふぅうう……っ、ば、ばかぁ……ばか魔女ぉ……っ。」

敏感な耳朶への囁きにも喜悦を覚えつつ、排尿の絶頂感に下肢を痙攣させ続ける。

マヌエラ > 響いた悲鳴と、流れ出る小水の水音を、天上の妙なる音楽でも聴くように目を細めて聞き入り。

「まあ、催していらっしゃったのですね。お会いして早々に、気持ちよくなっていただけて、嬉しいです」

足元から湯気が立つ中、皮肉でも何でもなく、善意でそう囁いて、大きく、尖ってなお美しい耳朶へ、口付けしようとしながら。

「……まあ、これは申し訳ありません。驚かせてしまいましたね。可愛らしい後姿が見えましたもので、つい――」

再会して早々に、姿勢とマヌエラの身体とで隠れているとはいえ公衆の目があるところで排尿絶頂を齎したことではなく、単に驚かせたことを謝罪しながら手を離した。

「改めまして、こんにちは。お招きにいただき、参上いたしました。オルティニア様」

オルティニア > 「―――んぅっ、ひぅうう……っ!」

敏感な尖耳への口付けで、エクスタシーの愉悦に彩りを添えられて甘声が跳ねた。
程なくして羞恥に塗れた粗相も止んで、ぐしょ濡れの下帯からアンモニアの香りも瑞々しい水たまりにぽたりぽたりと雫を垂らすばかりとなる。
半泣きの態にてチュニックのスリットに手を差し入れ、腰横の結びを解いて張り付いた秘所から濡れ下着を剥がして立ち上がる。

「~~~~~っ!」

あんたのせいなんだからねっ! なんて恨みがましい視線をキッとマヌエラに向けた後、ものも言わずに茂みの中へ。
そこからゴソゴソと聞こえてくる物音は、まぁ、粗相の後始末をしているのだろう。

少し離れた場所から全てを見守っていた冒険者達は、『いやぁ、良い物見たなぁ。』『よっしゃ、あれを肴に一杯やりに行くかぁ!』などと好き勝手な事を言いながら丘上の天幕を後にしていった。

「――――………んまァッ、…ま、待たせたわねっ! それじゃあ早速面接するから、あっちの天幕に移動するわよっ!」

茂みから這い出てきたエルフは、甲高い声音を裏返しつつ真っ赤な顔で言い放つ。
とりあえず、先程の醜態は無かった事にするつもりらしい。
先に立って天幕へと向かう柳腰、普段は下帯の横紐が覗くチュニックのスリットからは、ミルク色の肌が覗くばかり。
言うまでもなくノーパンである。
彼女の丁寧な挨拶やら謝罪やらをスルーする失礼は、この際見逃してもらえるとありがたい。

マヌエラ > 口付けによる嬌声の発露を楽しげに見詰めていたが、一連の動きを妨げることはない。背後の冒険者にも特に反応はせず、のんびりした面持ちでオルティニアの処理を待った。

「いいえ、お待たせしたのはお互い様です。はい、よろしくお願いします! ……私、こういう経験は初めてで、昨晩は楽しみで眠れませんでした」

家庭教師に引率されての遠足を前にした貴族の子弟みたいなことを言いながら、共に歩き出し――

「あ、少々お待ちを。オルティニア様、見えてしまいますよ」

マヌエラの足元から、細い幾筋もの線がオルティニアの足元へ素早く伸びた。
これらはいわば、独立型触手。見た目は真っ白く細長く口のない蛇、といったところだ。オルティニアがよけなければ、勝手に数匹が脚を這い上がり、勝手に互いが絡み合って秘部を覆うだろう。ご丁寧に、布地にしか見えないよう質感レベルでの擬態まで駆使して。

オルティニア > 「ふ、ふぅん……そーなんだ。」

投げやりにも聞こえる相槌を返しつつも、その内面では『へぇ、そんな可愛いトコもあるんだ。』なんて考えたりもしているエルフ。
長耳がぴこぴこと揺れた。

「―――ん、何言って……って、ひゃわぁぁああっ!?」

華奢なれど柔らかな太腿に絡みつく様に這い上がる細触手に仰天し、未だほんのりとアンモニアの恥臭を纏う姫園に張り付かれて悲鳴をあげる。
思わずチュニックスカートを自ら捲りあげるという醜態を晒すも、見下ろす視線の先にショーツと化したそれが見えれば

「…………ぁ、ありがと……。」

赤らんだ顔でスカートを戻し、小さく礼を言う。
先程の触手が張り付いていると思うと妙な気分になるが、幸いにしてその感触は上質な下着の如くフィットしていて気にならない。
これなら、まぁ、いいか。パンツ穿いて無いよりはマシだし。と、改めて天幕へ脚を向けた。


―――辿りついた天幕は入り口側の布壁一面のみを開いた状態で冬風を遮り、内部のベンチとテーブル、簡易なストーブの姿を晒している。

「ほら、適当なトコに座んなさいよ。」

言いながらエルフ娘はストーブに向かい、近くに転がっていた薪を数本足して、上に乗せられていたケトルを手にし、予め用意しておいたティーポットに湯を注ぐ。
香り高い湯気を立ち昇らせる二人分のティーカップと、甘い茶菓子の入れられた木皿を手にテーブルへと戻り、彼女の前に配膳し、自分もその隣に腰掛けた。
まるでメイドの如き甲斐甲斐しさだが、本人はさしてその事を気にしていない風情である。

マヌエラ > 先の冒険者が失禁で満足して出て行ったのは、自分でスカートを捲り上げるという奇行を目撃されなかった分、不幸中の幸いといえただろうか。

「お気に召していただけて嬉しいです」

 にこにことしたまま、天幕の中へ――。


「では御言葉に甘えて、お邪魔いたします」

 風をさえぎるだけでずいぶんと違う上に、ストーブまで用意されていれば、一転寒さは、この温かみを楽しく享受するための添え物となる。

「ああ! 手ずから、準備をしていただけるなんて! 光栄です、オルティニア様」

 寛いだ雰囲気の中、感動屋ぶりを披露。かぐわしいにおいの漂う、質素なれど品のいい空間に2人はいた。

「……オルティニア様は、ひとのために動くのを、苦になさらないのですね。素敵です」

 うっとりとした声で、美貌のエルフの所作を評し。

「巨鬼狩りを志すだけのことはあります。流石、オルティニア様ですね……」

オルティニア > 「―――んなっ、つ、ついでっ、ただのついでだわっ! べ、別にあんたのために用意したわけじゃないんだからっ!」

オーバーなくらいの感謝に他愛もなく頬を染め、照れ隠しに唇を尖らせながら言葉を返す。
更に続く褒め言葉が落ち着かないのか、ベンチに下ろしたお尻の位置をもぞもぞと変えつつ、用意した紅茶に手を伸ばした。
上品に小指を立ててカップを摘み、暖かなそれを口に含んで心を落ち着かせてから

「―――……それで、あんたって何が出来んのよ?」

長い睫毛と共に持ち上げられたエメラルドの瞳が単刀直入に問いかける。
オーガとの戦闘に際して、そもそも、冒険者として何が出来て何が出来ないのかすらわからないのだ。
とりあえずはその辺りをはっきりさせておこうという考えである。

まぁ、あれだけの触手を呪文無しに召喚し、自在に操るだけの技量があるのだ。
少なくとも足手まといになるような事はあるまいと、オーガ退治への同行を断る事は無かったのだが、ある程度相棒となる相手の実力を知っておく必要はある。

マヌエラ > 「そうなのですか? でしたらますます素敵です。だって、ご自分のために用意したものを、気兼ねなく私に分けてくださるのですから。……オルティニア様は、本当に気持ちのよいお方。オルティニア様のような方とお知り合いになれて、私はとても嬉しいです」

いつもの笑顔のまま、しっとりとした口調で紡ぐ言葉には、確かに真心から出たものだった。


「――そうですね」

話は能力のことに。単刀直入な問いかけにはかんがえるそぶりを見せた。

「“腕”をたくさん生やしたり……体液には薬効もありますよ。空間転移などの基礎的な魔法でしたらそれなりに。大雑把なものですけれど」

勿論、空間転移は基礎的ではないが、この女にとってはそのようだ。

「例えば、私の分泌する薬液を摂取すれば、一時的に身体能力や集中力を大幅に上昇させることができます。これは半分は霊的なものです。また、その逆も可能です。前者の場合は、その後の反動が大きくなりますが。
 触手で色々と千切ることもできますが、魔の者同士は直接傷つけあうことを避けるのがマナーですので」

間接的にはOK。となれば、マヌエラが一番向いているのは、前衛職へのサポート、ということになる。