2017/09/15 のログ
■スヴェン > 彼女の耳に指先が触れれば擽ったいのか落ち着きなく耳が揺れる
当然、彼女の弱点というか癖というか、それを知っていたから動くに合わせて此方も手を動かして、
耳をこしょ、と擽ってやるのだけど。判りやすく肩を竦めて擽ったげにするからニマニマしながら擽り続け
「そりゃあ、擽ったいようにしてるからな…
ああ、そりゃ良いけど、寝る前に歯磨けよ…?」
自由にしていい、と言ってあるから朝方、気がつけば彼女がすやすや隣で寝ている、なんてのもよくある話で
椅子でウトウトとしていれば彼女に起こしてもらい、ベッドまで移動するなんて事もある
彼女が指から逃れるように膝の上に乗り上げてくれば、屋根の上という事もあるから、
膝の上でくねくね暴れられれば二人して屋根の上から落ちてしまいそうだから支えぬわけにもいかず
抱っこ、という彼女にはいよ、と短く返せば耳で遊ぶのを諦めて片腕を彼女の背中に回し支える
「好きだなあ、人間観察…猫の習性なのか、それ…」
へらへら、と笑いながらもう片方の手で背中を流れる髪をさらさらと梳きながら…
久しく触れていないような気がする彼女の尻尾へ肩越しにじーっ、と視線を向けた
■シャルレ > 逃げるためと、甘えたいからと…
彼の膝の上に乗り上げて、きゅっと抱きつけば頬ずりをするようにすりすりと。
「歯みがくー、そしたら一緒に寝ようね」
最近は涼しくなってきたし、人でも猫の姿でも一緒に添い寝で眠るのは暖かくてお気に入り。
猫のままでは、潰れそう、引っかきそうなこともあるので、ほぼ人の姿だけど。
「面白いよ?いろんな人いるし、飽きない」
酒場の上での人間観察が一番お気に入りだけど、
人の様子を眺めるのは、純粋に好奇心もあってのこと。
向き合って抱っこしてもらえてると、うれしいから耳はたれてるし、後ろで尻尾はユラユラ揺らしたまま
■スヴェン > 先程まで擽る側であったのだが、彼女が膝の上に乗り、抱っこしてやると頬を寄せられて擽ったい
簡単に立場がひっくり返ってしまい、その事に苦笑しつつも、彼女は仕返ししよう、とか
そんなつもりはなくて、純粋に甘えていると判っているから、なでなで、と応えるように背中を撫でて
「はいはい、精一杯、抱枕を務めさせてもらいます…」
冗談っぽく頷き彼女の申し出を受ける
此方も、暖かく断る理由なんて何ひとつの無いのだけれど素直に喜んでしまったらそれはそれで負けた気がする
「そうかな…まあ、そうかもしれないけれど…」
確かに人通りはそれほど多くがないが、流石は王都。彼女が言うとおり、通りを歩いて行く人間は多種多様
それを眺めていて面白いと感じるかは個人差があるだろうけれども、飽きることはないだろう
しかし、自分としては通りを行く人間よりも腕の中で嬉しそうに甘える彼女を観察している方が余程、面白い
今にしたって、耳はへにゃと垂れているし、尻尾はゆらゆら揺れている
きっと嬉しいのだろうなあ…なんてぼんやり考えながら、揺れる尻尾に手を伸ばし久方ぶりに触れてみる
毛並みに沿ってそうっと、強く刺激しないように撫でてみようとして
■シャルレ > 「ちがうよー?スヴェンが私を抱き枕にするんでしょ?」
反論とばかりに、体格の違いからいつも腕の中でヌクヌクできてることを嬉しそうに話す。
一人でも眠るけど、この先の季節は、たぶん紛れ込むことも多くなる。
暖かい寝床で眠れるのはしあわせなこと、とスリスリを続けながら話していく。
「うん、だって大きい人、小さい人、人間じゃない人もいるし
酔っ払いも面白いし、遠いとこで見てたら怖いことされないしね」
近いと、巻き込まれそうな不安、だから屋根の上で安全なとこで眺めてるだけ。
手が伸びてきて尻尾に触れると、ひくん、と体が揺れたけど
優しく触れてくれる手の動きに尻尾を軽く手に沿わせるように触れていく。
■スヴェン > 「…狭いベッドの上だからな、そういう事もある」
反論されればあっさり折れる。実際、ベッドの上では自分が彼女を抱枕のようにしているので抗弁の余地はない
それでも、何だかスッキリしない言い草だったりするのはつまらない意地を張っているからで
気温がぐっ、と低くなっていく程に彼女の体温は非常にありがたかったりする
「そりゃあ、まあ、王都だからな…人種のるつぼと言うか…
人間観察もいいけど、危ない所には近づくなよ…何度も言ってるけどさ…」
彼女の身を案じているからこそ何度でも口にする
猫というのは好奇心が強いイメージがあるから余計に心配だったりする
彼女の尻尾が心無しか手に添うように寄せられているような気がすれば撫で続けたまま
「尻尾撫でられて嫌じゃないか…?
なんかそこいらの猫だとあんまり触らせてくれないけど…」
大丈夫?とでも言いたげに軽く首を傾げる
ふわふわ、とした彼女の尻尾は触っている分には心地よいけれど触られている方はどうなのだろう
■シャルレ > 「うん、そういうこともある」
彼の口調を真似るようにしては、楽しげに笑いながら。
今でも屋根の上は夜になると、少しだけ涼しくて、スリスリを続けながら。
「ちゃんと約束守ってるよ?貧民地区にはいってないし
酒場の屋根にいるときも猫の姿でいってるもん」
心配してくれてると感じれば、喉が鳴らないけど頭を肩くらいにつけてグリグリと
「スヴェンが撫でるのなら大丈夫、優しくしてくれるから気持ちいい
嫌な触り方しないし、痛くもしないしね」
撫でられてると心地よく、体をくたーっと預けたまま
尻尾は彼の手に寄せるようにさわさわ、白く毛の長い感触を絡ませるようにして
■スヴェン > 「そうだろ?」
彼女の言葉に深く突っ込むことはせずお互い納得した…ということに勝手にしておく
相変わらず彼女がすりすり、と身を寄せてくるから少し擽ったいが少し冷たい空気にその体温は心地良い
「そうか、偉い偉い…シャルはちゃんと言う事、聞けるからな…
俺の部下の中でも、聞き分けの良いヤツ、トップ3に入るぞ?」
因みに最下位は一番古くからの付き合いの副官である
聞き分けが悪い、というか何時も小言が多くてうんざりしてしまう…頼りにはなるので重宝もしているけれども
頭をぐりぐり、と彼女が寄せてくれば背中に添えた手を滑らせて後頭部を緩く撫でるようにして
「嫌な触り方、というのがよく判らないんだが…
まあ、シャルが気持ちいいとか、嫌じゃないなら良かったよ…時々、無性に触りたくなるしな」
くたり、と寄せられる身体を支えつつ
ふわふわとした尻尾が動くに合わせてそっと尻尾を撫で続ける
尻尾は自分の手に甘えるように寄せられてくるから、どうして欲しいのかよく判る
彼女の白い髪とはまた違った感触で心地良く、良いものをお持ちで…なんて笑い混じりに呟いて
■シャルレ > 「うん、だっていい子だもん」
自慢げに、言い切る。
たまに、守れないで怒られることもあるけど、守ろうとはしてる。
褒められるとご機嫌なまま、うりうりと頬ずりしたまま
「うーん、引っ張られるのが嫌、痛いし」
尻尾は急所でもあるし、痛い刺激には反射的に爪を立てて怒るくらい。
ここで出会った人や彼から、そんな乱暴な触り方をしてくる人もいないので、
抱っこも撫で撫でも満喫できてた。
耳を垂らして、気持ちよさそうに肩のとこで、
尻尾を褒められると、ふふふふふーと笑いながら
■スヴェン > 「自分で言っちゃうのか…それを…」
思いもしなかった彼女の言葉に苦笑が口元に浮かぶ
とはいえ、彼女は言うことはちゃんと守るし、仕事もしっかりする
十分に『良い子』の条件を満たしているように思えた。しかし、こうも自慢げに言い切られると
素直に褒める気がしなくなるのは意地が悪いからなのかもしれない
「流石に引っ張ったりはしないけどな…踏んだりもしない
…寝てる時、危ないかもなあ…気をつけろ、俺も気をつけるけど…」
寝ている時にどう気をつけるというのだ?と言われたらそれまでだけども…気構えの問題、という事で
自分も含めて自分の部下も彼女に乱暴するような事はないので彼女が嫌がるような事をする者はいないだろう
……しかし、可愛がりすぎて彼女が疲れ切っている所を数度、見かけたがまあ、大丈夫だと思う
「…ん、自慢の尻尾を撫でる続きはベッドの上でにするか…
どうも、眠くなってきた…」
彼女を抱き締めていれば暖かく、先程までうとうとしていた事もあって欠伸が零れる
抱っこおしまい続きはベッドで、と彼女に伝えれば肩の辺りにある彼女の頭にそっとキスをして
彼女と離れれば先んじて開けた窓から自室へ戻るとするはずで
■シャルレ > 「くあー…ん、眠くなったぁ」
抱っこされて、落ち着いてると暖かいのと、撫でられるのとであくびが漏れる。
隊舎の中でも人に恵まれてて、よくしてくれる人たちだから
たくさん撫でてもらえてた。
目をこすりながら頭に触れるキス、それから体を離して、
「じゃ歯磨きしてから、ベッドいくね」
包みをポケットにいれて、彼がまどから部屋に入るのをみたら、
自分も屋根から降りて一度自室で支度を終えてから、再び訪ねていくことにして、
そのまま一緒にヌクヌク眠ることに。
ご案内:「平民地区 屋根の上」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「平民地区 屋根の上」からスヴェンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
■ジード > 路地裏と一口に言っても幾つもの種類がある。
ひっそりとした完全に人気のつかない場所や自然と人の通りのある抜け道、
あるいは繁華街の裏側。それぞれに売りたい物の異なった店が並ぶのがこの街だ。
繁華街の中でもこの時間帯に一際繁盛する娼館の立ち並ぶ通りの裏手にある
この店で取り扱っているのは女性へのプレゼントに最適なものか、
あるいは女性に使うのに最適な物ばかり。
時折訪れる者と商談を交しながらも店主は概ね暇な時間を過ごしていた。
「もう少し人通りが多くて売れるという事ないんだけどね。特に装飾品類とか」
売れ行きは悪くない様子だが売れるのは謹製の薬に大半が偏っている。
手ずから仕入れたものの受けが今一つな様子に少しばかり哀愁が漂っていた。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にオルセィユさんが現れました。
■オルセィユ > なんとなく、と言っては自分を知っている者には笑われるだろうか。人寂しい感がしてこちらの通りへ。
露天商を見つけてキラキラと夜明かりに煌く瞳を瞬きさせて。黒い布の裾を揺らしてそちらへと歩いてゆき。
「はじめまして。綺麗な色、ね。その―――」
ポーションを見つけてそれを指す。夜の明かりを受けて結構輝いて見えた。実際より綺麗なものに映ったかもしれない。
■ジード > 「おや、お嬢さん。何かお探しかい?
ああ。これ、薬の部類だけれど何か欲しい薬でもあるかな」
人通りが少なく暇を持て余していたとしても、客が訪れればすぐさま笑顔で応じる男。
ある種商人の性のようなものだろう。軽い調子を崩さずに話しかける。
どうにも普通の人間とは気配が違うように感じるが――それはこの街では早々珍しい物でもない。
気にせず相手の目にしただろう薬瓶を手にして持ち上げ。
「ちなみにこれは傷薬の類だけどね。他にも色々、夜のお供から治療薬まで何でもござれさ」
■オルセィユ > 「薬かぁ。 ここ、あれだもの。そういう薬を置いてあるんでしょう。」
そう答えたものであり、自分が見つけたものが傷薬と言われて少し落胆したような表情にそうしてから微笑みを浮かべて。さも考えこむかの如き所作に顎へ指置いて一寸。
商人らしく見える男が見せる仕草が面白くて、自分が商売人ではないからついつい見入ってしまう。
「夜のお供って、お供そのものの幻覚を提供してくれるお薬かしら。だとすれば、楽しい」
少し幻覚というのはおかしいかな、とも思われたが、ここが夢を売る場所ならと堂々と言ってのけ。
■ジード > 「それはもちろん、夢を見る薬も、誰かと一緒に夢を見るための薬もどちらも置いているよ。
君はどちらの方がお好みかな?お気に召すまま用意するよ」
わざとらしく芝居がかった様子で商品を案内しながら男は告げる。
実際に薬瓶の数は数多く、男の言う通りの物があるのは想像に難くないだろう。
それでもあえて直接的に言葉に出さないのは恐らく男の趣味以上でも以下でもないのだろうが。
■オルセィユ > 「ふうん。」
いったんそうだと断言された形になってしまうと興味を失うような、口元へ置いた指をタラと垂らして、腰を屈めて露天商の店内部を見渡してみよう。
一歩また、男がいる近くへ寄って。手を伸ばすと男の手が取れたか。
「綺麗な指だね。男の人にしては細い。」
自分の手の指は膨っくらとしているものの女にしては大きくてごつい気がする。男の指を誉めながら、すらすらと可愛がるように指を這わせて。
■ジード > 「おやま。あまり興味はなかったかな、それはざんね――ンン?
あれま。俺の指何てとっても特に楽しくないだろうに、おいしくもないよ?
武器を持って戦う訳じゃあないからね。持つのがフラスコや荷物だけじゃね。こういうのはお気に召さないかな」
近寄ってきたかと思えば手を取った女。別段嫌な気はしないだけ、
特に手を振り払う事はしないのだが軽くゆらゆらと揺らすだけにとどめておく。
■オルセィユ > 「楽しくないね。反応がね。」
にやにやと笑いながら言って。終いにする。すらりとした男の指は嫌いではない。手を離して、店内をもう一度見渡し。
自家製のものかまでは知らなかったが、薬に一々の説明がないとまったくチンプンカンプンである。
「でも楽しかった。ありがとうまたね」
気が付くと時間を費やしてしまっていた。夜明かりが眩しいだけで時計もないのに時間を推し量るのは難しかったが。
キラキラとまなこを輝かせて、別れを告げると消えるでもなく落ちるでもなくまっとうに歩いて去った。自分は一応人間の身なのである。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からオルセィユさんが去りました。
■ジード > 「む。振られたか。…満足させられなかった時点で商人としては負けではあるけど。
今度はもっと楽しませられるような反応でも研究しておくよ。またのお越しを――」
去っていく少女を見送りながら自分の店の様子をちらとみて肩を竦める。
とはいえ女性を口説くのはそれなりに経験はあるものの、
さて女を楽しませる品ぞろえとはどうしたものか。相手の言った事とは
全く違う事とは理解はしつつもそう埒のない事を考えながら、
しばらくの間露店がそこから消えることは無かったという。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。