2017/08/21 のログ
ジード > 暫しの間訪れる人に薬を商う静かな商売を続けた後に店主が立ち上がり露店が軽い光を発したかと思えば
今まで露天が広げられていた場所に残るのは旅行カバン程度のサイズの大き目の鞄一つだけ。
どこからともなく杖を取り出し、かばんと合わせて両手を塞いで歩き出す男の姿もやがて陽炎のように揺らいで消えていった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。
ご案内:「平民地区 アリアンの自宅」にアリアンさんが現れました。
アリアン > 舞台の稽古も終わり、帰宅してほっと一息つきつつ、リビングのソファでグラスを片手にくつろぐ。舞台で動き回った足は疲れているので、テーブルに乗っけるという、行儀の悪い格好。
ワイン一辺倒だったけれど、彼から教わったウィスキーを、ロックでちびちびと味わってみる。これはこれで悪くない。慣れたら、いろんな味が分かるようになるのだろうか。
サイドテーブルに置いたトレイに盛ったナッツをつまみ上げると、ひょいと投げて口の中に着地させる。
とても人目には見せられない。
1人暮らしなのをいいことに、油断しまくっている。

「ふー、仕事終わりの一杯って最高よねー」

アリアン > グラスを傾けるうちに酔いが回ってきたのか、目元をこすりながら、ふわあとあくびをひとつ。

「どれ、寝ましょうか」

足をテーブルから降ろし、グラスとトレイをもって、おもむろに寝室へ。

ご案内:「平民地区 アリアンの自宅」からアリアンさんが去りました。