2017/08/12 のログ
ジード > 「――ああいらっしゃいませ。
 それでどんなものがご入用ですかね」

夜半を過ぎて客足が遠のいても繁華街の明かりが消えるまで本当の意味で客足が途絶える事はない。
休憩のような一時を超えて訪れた客に応対しながら露天の夜は更けていく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。
ご案内:「平民地区 アリアンの自宅」にアリアンさんが現れました。
アリアン > 【約束待機中です】
ご案内:「平民地区 アリアンの自宅」にツールさんが現れました。
アリアン > 抱きかかえられて辿り着いた寝室の前。
彼の腕の中で少し身体を傾けて、ドアを開ける。
白い板張りの壁と床、淡いグリーンとベージュを基調としたアースカラーの寝室。その一角には譜面台とデスクがあり、楽譜が演目ごとに整理されて本棚におさまっている。
薄いグリーンのカバーのかかったベッドの隣には、つくりつけのクロゼット。その取っ手に、先日奮発して買ったシルクのベビードールがハンガーにかかってひっかけられている。

ベッドに降ろされて、それに目を遣り、少し恥ずかしそうに笑う。

「買ってたの、バレちゃった」

ツール > 相手を抱えたままに扉を開けられれば寝室の中に。
大量に収められている楽譜を眺めながら
「流石 アリアンの部屋だな。五日ユックリ聞かせてもらいたいものだ。」

男はそう囁きながら視線の先のベビードールを見れば…。
相手をベッドにおろしてから相手の隣に腰を下ろし、背をやさしく撫でている。

「どうせなら見せてもらおうか… かかっている所ではなく来ている所を。」

男はそう囁きかけていた

アリアン > 「いつでも。舞台でもいいし、子守唄だって」
聴きたいと囁く彼の頬に口づけて、囁き返す。
所望されれば、いつでも彼だけのために歌うだろう。

「え、着るの?」

ベッドの上できょとんと眼を丸くして、次いで頬を少し赤らめて。
隣に座って背を優しく撫でる彼を、ちらっと見て。

「い、いいけど。ちょっと、あっち向いてて」

下着姿にまでなっておいて隠すも何もなさそうだが、そこは複雑な女心というもので。
着替えているところを見られるのは、恥ずかしいらしい。
薄いピンクの生地に黒のリボンの装飾の施されたそれを手に取り、胸に当てながら、あっち向いてと目で訴え。

ツール > 「寝る前に歌ってもらおうか」

中々いいアイディアだとばかりに男は小さく頷き。

きょとんとした顔でこちらを見詰める相手男も男で不思議そうに相手を見つめ。

「飾るのは人形の服ぐらいだろう?」

あっちへ向け都のおねだりに小さく笑うと男はベッドの上で横になり視線を相手から外した。

アリアン > 「うん、ツールより長く起きてられるように頑張るわ……」

真面目な顔で呟く。
少し慣れてきたとはいえ、全身がとろけるように抱かれるので先に力尽きてしまうこともあるわけで。
触れ合えば抱き合ってしまうのだから、仕方がないのかもしれないが。

「あ、うん、そうね…着るわ、着る」

小さく笑った彼が律儀に視線をそらしたのを確認して、背を向けて下着を外し、ごそごそと着替える。
薄いシルクの生地は、思ったより下の素肌を透けさせてしまう。
揃いのショーツもかろうじて腰にひっかかっているような状態で、何ともこころもとない。
やたらに透けるチュールで出来たショーツは、下の茂みをかえって淫靡に見せているし。
モジモジと裾を引っ張りながら、そろりとベッドに乗る。

「あの、ツール…もう、いいわよ」

逞しい肩にそっと片手を置いて、おずおずと呼びかける。

ツール > 「楽しみだ。」

相手の言葉に呟きを返しながら、いつも体力を使い切る相手を楽し気に思い出す。

視線を外しごそごそと着替え始める音を耳で楽しみ始める。
そして呼びかけられ肩に置かれた手、その手を軽く男の手で握りながら身を起こし、
指先にキスを一つ。

「ん。 あぁ とても綺麗だ。 似合っているぞ」

男はそう囁きかけながら相手の腰を抱きキスの雨を降らせていく。

アリアン > 「なんか、ちょっと…思ったより、すけすけで」

手を握りながら身を起こした彼に、指先にキスを落とされ、視線をそらしながら目の下をうっすらと赤らめて。
綺麗だと囁かれながら腰を抱かれ、キスの雨をおとなしく受け止める。
膝立ちになっているため、全身が彼の目の前にさらされており、全裸を見られるよりも恥ずかしいのが、我ながら不思議で。
彼の頬や額、唇の端にキスを返しながら、空いている手でそっと胸元を隠そうとする。

ツール > 「ふふ 逆にそのスケスケがいいな。」
男は愉し気に相手の体を見つめながら。シルク越しに透ける胸の先端指先で擽る様に撫で。

降り注ぐキスの雨。
素肌とは違う感触の手触りのシルク越しに柔らかい太腿を撫でていく。
そして隠そうとする胸元へといく手。
相手の動きを遮ろうと、男はその指先に自分のゆびさきを絡めていく。

アリアン > 「……えっち」

胸の先を生地越しにくすぐられると、思わず身体がゆれる。
言葉だけは咎めるように、けれど目と声は欲情をにじませて甘えるようで。

彼の手が、シルクの手触りを楽しむように太腿を探る。
胸元を隠そうとする手は、指先を絡めとられて封じられてしまう。
肌に彼の掌の温かさとシルクの滑らかさが同時に刺激を与えてきて、いつもと違った感触に、早くもまたショーツが湿り始める。
一度達した身体は、再び火がつくのも早い。
優しく触れるだけのキスに焦れて、自分から唇を重ね、彼の口の中に舌を滑り込ませる。

「…んっ…ふ…ふぁ……」

何度も角度を変えながら、舌を動かして彼の口の中を探り、唾液を流し込んで。

ツール > 「アリアンもな」

言葉だけで咎めてくる相手に男は笑みを返しながら、
太腿を撫でていた手は下腹部を撫で柔らかい胸を下から持ち上げるように揉み始める。

そしてあっという間に火のついた相手。重ねられる深いキスを男は愉しみ。指先に絡めていた手を離し、相手の頬から後ろ頭を撫で、キスをより深くしていく。

アリアン > 太腿を撫でていた手が上にやってきて、下から持ち上げるように胸を揉み始めると、薄い生地の下で乳首が固くとがる。
はあ、と溜め息をついて、男の大きな手の中で様々に形を変える乳房を、どこかうっとりと見下ろして。
絶妙の力加減で愛撫されて、胸の先端から腰に、ツンとした快感が落ちていく。

後頭部に当てられた手に引き寄せられて、隙間なく重なった唇。
その間からくちゅくちゅと水音が響き、互いに舌を絡め、出入りさせて。
その動きは、彼のものを受け入れている時の動きを連想させて、知らず知らずのうちに腰がくねる。

胸を愛撫されるうちに、鎖骨あたりで結ばれたリボンがほどけて、前がすっかり開いてしまう。

「あ……」

ツール > 男の大きな手の中で形を変える乳房を柔らかく揉み抱き、
胸の先端指で挟みながらコロコロと転がし。重なる下くちゅくちゅとかき回しながら絡み合う舌。
響く水音と触れ合う粘膜を楽しみ。

はらりとほどけたリボン。 相手の素肌に直に触れられれば、男の熱い掌が相手の素肌をかき回していく。
そして、潤む秘所に手をすべり込ませ手のひらで包み込み秘所を揉み締める。

アリアン > 乳首を指先で挟むようにして転がされて、乳房全体の張りが増す。
舌を絡める合間に、喉の奥からくぐもったような嬌声がかすかに響いて。

「ぅく…あ……」

前が開いたベビードールの下へ、男の掌が潜り込んでくる。
素肌を探られれば、触れられたところからぞわりとするような快感が湧き出て、全身を甘く酔わせて。
もう片方の手が濡れるそこに辿り着き、透けるショーツの上から掌で包み込み、全体を揉み始めると、唇を離して潤んだ目で彼を見つめる。

「あ…あ…っふ……」

もっと感じるところを触ってほしくて、自分から腰を動かして掌をそこに導こうとする。
半開きの唇から甘い嬌声が零れ落ち、素肌がしっとりと汗ばみ始める。

ツール > 「んっ…ちゅ」

くぐもった声を響かす相手。
露わになる乳房を男の手で泡立たせていく。

そしてショーツに包まれた秘所をゆっくりと手で撫でまわし。
離れた唇。こちらを見詰める相手の額にキスを落して。

「いやらしく腰を動かしていくな…」

満足気に囁くと、その腰の動きに答える様に指を秘所に食い込ませ軽く震わせていく。