2017/06/27 のログ
ご案内:「山小屋」にオーベさんが現れました。
オーベ > 小屋の隣りにある小さな畑。土作りに雑草取りその他、諸々結構、手を掛けたつもりでいたが、
本職の農民程には上手くいかない…それでも、土いじりは楽しいので趣味の範疇で薬草やら野菜やら、
少量だが多種多様な作物を育てている…失敗することもあるが、それも愛嬌というもので

「こっちの畝はだいぶ育ってきたなあ…こっちは、肥料少し入れるか…」

草を除去しながら注意深く作物の生育状況を観察する
畝に土を盛ったり、葉についた虫を取り除いたり…面倒な作業はゴーレムに任せたい所だが、
アレは力仕事や単純な作業は得意だが、気温や湿度に合わせて水撒きの量を調整したりする事できない
手の掛かる趣味だが、手の掛かる子ほど、可愛いものである

「ま…こんなものか…」

日照時間やら雨の量、そんな事を考えつつ、時間を掛けて畑を見回れば額の汗を拭いつつ、井戸で水を汲み
農具に付いた土などを落とし、片付けを済ませて、結界の様子を確認するためふらふら、と小屋の周りを歩いた

オーベ > 結界も時折、見回って場合によっては補修強化を施しているから問題はなさそうであった
ここしばらくは、小屋に篭って本ばかり読んでいたから、少し歩くかな、と小屋に戻っていつものマントや杖、
ポーチが付いたベルトを腰に巻き、長剣を帯びれば、フードを目深に被って

「どれ、森歩きにでも行くか…」

散歩、と聞けば伏せていた老犬がパッと立ち上がる
老いているが出かける気配には敏感である、とっとっと、と自分を先導するように小屋から出ていく老犬に続き
自分も小屋を出て森へと向かうのだった……――

ご案内:「山小屋」からオーベさんが去りました。