2016/12/04 のログ
ユノ > 「そうですわね、明かりに照らされる雪とか綺麗でしたわ」

額縁の絵のように区切られた外の世界。
白い雪が、灯りに照らされていた光景を思い出して相手の言葉に同意する。
暖かな部屋の中から眺めるよりも、こうやって冷たい空気を感じて、触れてみることのほうが何倍も楽しい。

「全部凍ったらお魚さんも住めないですものね。はい、平気です。それに、風邪をひいたら看病してくださいますでしょ?」

真っ白な雪の絨毯に思い切り寝転ぶのも楽しそうだと、白い雪を見ていると思ってしまう。
けれど、それと転ぶのはまた別の話でぎゅっと抱きしめて支えられるのに礼を言いながら、そう問いかけて。

「つるつるして、雪の上よりも歩くの難しいですわね。」

抱きとめられて、転ぶことはなかったが最初のうちはそこから体勢を立て直すだけでも一苦労だった。
それも慣れれば、ついーっと歩幅分だけ少し氷の上を滑ったりして楽しそうな笑い声をあげて。

「透き通っていてとてもきれい。おひさまの光にきらきらして宝石みたい。お魚さん、見えるかしら」

足元の雪がなくなれば、透き通った氷が姿を現す。
氷と氷の下の水が光を屈折させながら、ゆらゆらと揺れる様は幻想的で、魚が見えるかもとの言葉にじっと探すように覗き込んで。

「ふふ、温かい」

するりと後ろから伸びた手に抱きしめられると、その腕に両手を添えながらロレンスを見上げてキスを強請るように瞳を閉じて。

ロレンス > もっときれいな世界を見つめながら、今という時間を楽しんでいく。

「勿論そうだけど…せっかくのお出かけなんだから、元気なユノと色々と楽しみたいからね?」

色々と、言葉では伏せているが、二人の間柄は主と贄。
二人の間にある色々の楽しみといえば、考えずとも浮かぶことは、彼女に伝わるだろうか。
愛しい、可愛らしい、それと同時に沸き立つ魔族として好きなものを奪いたい欲望。
心の焼ける感覚すら楽しみつつ、氷の上を楽しむ彼女を撫でる。

「つるつるだからね、ここでコケると大怪我しちゃうから気をつけないとね」

雪と違い、硬い氷は衝撃をもろに彼女に叩き返してしまう。
徐々に歩き慣れてくれば、手を添えるだけで大丈夫だろうと安堵しつつ体を抱き寄せていく。

「ユノの身体も暖かいよ」

見上げる彼女の視線が自分へと向けられる。
その合間、氷の中で魚が踊ったかもしれない。
それよりも今は強請られた唇に答えていく。
重ね合わせ、啄み、何度も何度も繰り返す甘い口吻。
徐々に向き合うように身体を動かしていき、舌を強請るように唇の合間を舌先でなぞり、突っついていく。
冷たい空気、雪の世界でも、二人の間は甘くも熱く、少し狂うのは変わりない。

ユノ > 「はい。病気になってベッドで寝ているだけなんて勿体無いですもの、気をつけますわ」

色々と、その言葉の含む意味を少女はしっかりと理解している。
そして、少女自身もそれを望んでいるからロレンスの言葉にしっかりと頷いて。

「気をつけますわ。でも、すいーって滑るの楽しいんですの」

少しだけ滑ったりしているのに対して、注意を受けるとぺろっと小さく舌を出して。
きっと転びそうになっても相手が支えてくれるという絶対的な信頼を寄せており。
抱き寄せられれば、動きはそこで止まるだろうけれど、それに不満はない。

「ロレンス様…ん、……はぁ…」

不満よりも、見上げた瞳は彼の唇を強請り閉じられる。
触れ合った唇同士は、冷えて冷たくなっている。
重ね合わせ、啄み合い、角度を変えては押し付けてそうするうちにじんわりとしたぬくもりがそこから生まれる。
体が徐々に向き合う形となれば、少女の腕はロレンスの肩に添えられ口づけが深くなるにつれて首へと絡みついてゆく。
冷えた唇よりも熱い舌が、そこをなぞりあげるのに背筋をぞくぞくと震わせ薄く開いて招き入れてゆく。
入り込んだ舌を出迎える少女の小さな舌もまた熱く、お互いに絡め合い、しん、と静まり返るそこに濡れた音が響いてゆき

ロレンス > それならいいけどと微笑みながらも、氷の上を滑る楽しさについつい滑走してしまうことには苦笑いに変わる。
何時もなら聞き分けのいい娘だが、子供っぽい理由をつけて舌を見せる辺り、何時もより幼くじゃれているのが分かる。
ソリでも準備して遊ばせたら、大はしゃぎしそうだなんて、頭の中でも子供扱いしながら、黒髪を撫でていく。

「ん……」

冷たくなった唇が重なり合い、何度も繰り返すとじわじわと種火から燃え広がるように暖かになっていく。
首筋に絡む腕はそのままに、舌を強請ると、開かれた唇の中へ押し込んでしまう。
絡め合い、互いの唾液が混じりあう度に水音が繰り返され、心地よい響きに変わる。
唇の端から溢れる唾液が、空気に冷えて肌を冷たくさせると、名残惜しそうに唇が離れた。
つぅ…と垂れ落ちる糸はそのままに、冷たくなった耳元に唇を寄せる。

「そろそろ別荘に戻ろうか? きれいな景色を見ながらするのも…いいと思わないかな?」

ここで初めるには流石に寒い。
お誘いの言葉を囁やけば、背中に回した掌がそのまま下へと滑っていき、臀部を撫でる。
すりすりと幾重にも重なった布の上から擽ると、更にぐにぐにと揉みしだいて可愛がっていく。

ユノ > お互いの体温が馴染み、冷えたそこを温め合う。
押し込まれた彼の舌を、少女の舌が出迎え、押し付け合い絡め合い。
雪が音を吸収する静寂の世界の中、淫らな水音だけが鼓膜を打つ。
唇の端から唾液が溢れる頃、唇が離れると少女もまた名残惜しそうに出て行く舌を追いかけて舌を覗かせ銀糸を伝わせる。
随分と熱をもったように感じる唇が、耳元に寄せられるとひくんと首を竦めて

「んっ…はい…。んっんっ…ぁ…ロレンス様…」

頬を紅潮させて、うっとりとするようにロレンスを見上げるとお誘いにこくんと一つ頷いた。
冬の景色はきれいだけれど、防寒から肌の露出はほとんどなくなる。
早く彼の肌に触れたい、触れて欲しい…
そんな欲望が少女の中で熱をもつ。
布の上から臀部を撫でる手、だんだんと大胆に揉みしだかれるのに甘く声をあげて。
二人揃って別荘へと歩んでゆく。
もう雪にはしゃぐよりも、今はもうロレンスに触れたい欲求のほうが強い。

ロレンス > 「ふふっ、もう顔がとろとろになってきてるよ?」

欲望に恍惚とした表情を浮かべる彼女に、クスクスと微笑みながら臀部を可愛がる。
甘い声が交じるほどになれば、行こうかとその手を引いて歩き出す。
先程まで雪を楽しんでいたはずなのに、別荘までの道のりを阻むような歩きづらさが、心を焦らすかもしれない。
既に別荘の中は暖炉で熱が満ちており、部屋の中に入ると暖かな空気が二人を包む。

「さぁ、ついたよ? 先にお風呂にでも入ろうか、体が冷えちゃったからね」

今度はその体を横抱きに抱えれば、ログハウス風の別荘内を進み、脱衣所へと向かう。
二人でいても十分広い脱衣所は、浴室へと繋がる扉が硝子でできている。
その向こうは岩淵で囲まれた小さな温泉があり、先程の湖と、その近くの森、そして雪原が一つに収まるような景色が覗ける露天風呂だ。
ガラスの衝立でも作ればよかったのだが、どうせだからと結界の魔法をいじり、熱を遮断する壁と天井を不可視にして生成し、暖かくも美しい景色の楽しめる風呂が準備されている。

「ユノの体を見せてくれるかな? 勿論…私を楽しませるようにね」

自分の爪痕を幾重にも残した身体を晒すように命じると、彼も服を脱いでいく。
いつもの命令と違うのは、脱ぐだけでなく、自分を興奮させるようにと言う一言。
自分がするであろう責め苦、意地悪、そして興奮する部分。
それが彼女にどれだけ記憶に刻まれたか、確かめる命令でもあった。

ユノ > 「だって、仕方ないのですわ…ロレンス様に触れられるだけで、ユノは幸せになってしまうんですもの。んっ…あんっ」

臀部を可愛がられれば、股座全体がショーツやタイツに擦りつけられそれは装飾の施された肉芽も同じ。
というよりも、そこは他の部分よりもより一層摩擦を生みびくびくと腰を震わせる。
常にショーツや衣服に擦れるそこは、少女を常に耐え難い快感を与え彼の許しなしに発散できない欲望を溜め込ませる。
少しその感覚に慣れてきたのと、雪景色への感動に忘れていたものが再び熱を持ち。
意識すればするだけ、少女を追い詰めてゆく。
歩きなれない雪道を歩くのすら、さきほど違い擦れ方が変わりより追い詰めるのに、なかなか進めないのが体も心も焦らしてゆく。

「わぁ…外にお風呂があるんですのね」

硝子の扉の向こうには、先程までいた場所がキラキラと輝いて見えるのに感嘆の声をあげて。

「はい、ロレンス様…」

命令と共に彼が服を脱いでゆくと、それだけで体が熱くなる。
はぁ、と熱い吐息をこぼすと胸元のリボンを解いて服のホックを外してゆく。
するすると下着姿になると、黒いタイツから白いあしを見せるようにゆっくりと脱いで。
そうすれば、すでに濡れて張り付く下着とそこからでもはっきりとわかる肉芽の膨らみを晒し。
羞恥に頬を染めながら、胸の下着を外せば柔らかな乳房が揺れて。
そして、とうとう最後の砦であるショーツへと指をかける

「ロレンス様がくださった印、ユノがロレンス様のものである印…ロレンス様がくださったピアスのせいで、ユノはもっともっとやらしくなってしまいましたわ…」

少し足を開いてショーツを下ろせば、とろとろと滴る蜜が糸を引き。
ハート型に整えられた陰毛と、コウモリの羽の淫紋、彼の所有物である文字。
そして、きらりと赤黒いピアスの光る肉芽が晒される。
常に勃起した肉芽は充血し、ひっぱりあげられ以前よりも肥大しているのがみてとれるか。

ロレンス > 「これが皆が欲しくてたまらなかった、ユノの今だからね…?」

ラードリー公爵の大切な一人娘で、母親譲りの美麗な顔と体付き。
何より、名を知っていても、実際に見て触れたものなどそうそういないという幻の様な少女。
公爵とのつながりもあるが、それだけの少女を誰もが星っていたことだろう。
それが今、贄姫…酷い言い方をするなら、性奴も担いながら自分だけのものとなっている。
素の美しさを一層引き立てる背景は、彼のもっともっとと空きぬ欲をソソるのに十分だ。
どうにか別荘に戻れば、少女の言葉に頷きつつ、コートを脱ぎ、服を脱いで引き締まった体付きを晒す。
貴族のような振る舞いをしている割には、戦う男達ほどではないにしろ、程よく引き締まった体付きは珍しいかもしれない。

「まるでストリップだね…? そんな卑猥なモノを私に見られて、興奮してるのかな?」

一枚ずつ、殻をむくような脱衣。
相変わらず豊かな胸元が揺れるのも遠慮なく眺める。
そして、濡れたショーツに膨れた肉芽。
それを見るだけでも、彼のイチモツがビクリと跳ねた。

「それを強請ったのもユノだよね…? ふふっ、マン汁でべちゃべちゃになるぐらい濡れちゃってるよ、ここも大きくなってきたみたいだし…」

糸が垂れ下がる卑猥な光景と、白地に残した爪痕の数々が全て一望できれば、肉棒はこれでもかと言うほどそそり立つ。
肥大化してきた淫芯に指を伸ばすと、間に挟むようにして擦り合わせる。
膨れてきたとなれば、もう皮には収まらず、剥き出しのクリトリスが布地に擦れかねない。
ただ、擦れたなら乾く前に鋭敏にする必要もあり、そこの感度を確かめるように、くにぐにと押しつぶし、擦り合わせて愛撫を重ねる。

ユノ > ロレンスの、筋骨隆々というわけでなくけれど、貧弱でもなく引き締まった体は女である少女から見ても美しいと感じる。
何より、その腕に、胸に抱きしめられるのは少女にとって幸福の極みだ。
少女が普通の性奴と違うのは、彼から惜しみなく注がれる愛情。

「ロレンス様に肌をみられるたび、ぞくぞくして、熱くて…恥ずかしくて、気持ちがいいんですの…」

視線に恥じらいながらも、感じていることは濡れるそこが、硬くなった乳首が、恍惚とする表情が物語っているか。

「ふふ…だって、ユノはロレンス様に望まれるユノでいたいですもの。ロレンス様のくださるものなら、なんでも欲しいですわ…。だって、これが歩くたびに擦れそうになるんですもの…それに、ロレンス様に見られていると思うだけで…ぁっ、あんっ…ひっぅぅ」

足を開き気味に、ショーツを膝あたりまで下ろしたままにすればとろとろと流れ落ちる細い蜜の糸がロレンスの眼を楽しませることができるだろう。
肉芽を指で擦り合わされれば、びくびくっと腰を震わせ甘い声をあげて腰を前につき出してゆく。
押しつぶすよ様な愛撫を繰り返されるたびに、びくっびくっと腰を震わせながら唇から唾液を伝わせて切ない声を漏らし。
肥大化しかけていても、感度は高いままで赤黒い宝石に飾られたそれが右に左にと捏ねくり回される。

ロレンス > 「厭らしいね、ユノは…恥ずかしいので気持ちよくなる、変態さんだね」

存在を主張する尖りに指をはわせると、指の間に挟むようにして豊かな房をぐにゃりと揉んでいく。
くり、こり、と指の間で右に左にと捻り、可愛がりながらも、房に指を沈めて柔らかな感触を楽しむ。

「……そんなに私の心を煽ると、もっとユノを歪めてしまうよ? これだって既に…ユノの綺麗だったクリトリスが大きく醜く変わっていくんだからね」

涎を垂らす陰裂を見つめ、肉芽を押しつぶすと、針の尖りが神経に触れて、媚薬成分を差し込んでいくことになる。
自らもっとと強請るような動きに、楽しげに微笑みながら少女の両手を導く。
自らスリットを広げて、腰をつく出す格好。
恥をいっぱいに晒すポーズを取らせれば、肥大化しかけたそれはまだ皮がかぶっているのを確かめる。
それならと、皮をぐいっと上に押しやって捲ると、直接指で弾きながら囁く。

「ここ…もっと厭らしくしようかな? 皮を縦に割って…動くと擦れて、じっとしているとしっとりさせていく、そんな厭らしい形に」

肉芽の粘膜を乾かないようにしつつ、常にもっと擦れるように、皮の部分に手をいれると囁きかける。
そして、赤黒い飾りの部分を摘むと、返しの針で食い込んだそれを引き抜くように引っ張り、媚薬の針でいっぱいに傷付けて押し込んでと、内側からも欲望を煽った。

ユノ > 「はぁんっ、だって、恥ずかしくてむずむずしてぞくぞくってするんですもの…自分では、もう止められませんわ。あんっ、ロレンス様に見られると思うと、ユノはそれだけで…」

片手が乳房へと伸びると、硬くなった尖がりを挟み込まれそれと一緒に胸を揉みこまれる。
先端を器用にくりくりとねじりながらも、乳房全体を揉む動きにより一層少女の表情も声も甘さを増して。

「ロレンス様が望まれるなら、ユノは構いませんわ…。だって、ロレンス様のお好きなユノになりたいですもの。それに、きっとロレンス様はユノをもっともっと気持ちよくしてくださるから。――ふ、ぁ、ぁあ…っ押された、とこ、から…熱いのがひろがって、あぁあ」

見つめられるだけで秘裂はひくりと戦慄いて、蜜をとめどなく溢れさせる。
ぐりっと押し込むように、肉芽を押しつぶされれば針が奥へと押され快楽神経と繋がったそこが熱を帯びる。
ふるふると腰を震わせながら、導かれるままに秘裂を細い指で広げ膣口も尿道も晒して腰を更に突き出してゆく。
恥ずかしい格好に、より一層羞恥に頬をそめながらも興奮し溢れる蜜はとどまるところを知らない。
ぐいっと包皮の中に隠れる真珠を暴き出され、神経の塊のようなそこを弾かれれば、腰がびくっびくっと大きく跳ねる。

「ユノをもっといやらしくしてくださいますの?…んぎっ?!いぐぅぅっひっ、あっあっ、あひぃぃんっ」

彼の言っている形がよく想像できずに首をかしげるものの、それを拒絶することなく笑みを浮かべて受け入れてゆく。
赤黒いピアスの先端が摘まれ、ぞりぞりと引っ張りあげられれば無数の返しが内側から肉芽を傷つけ、そして媚薬を傷口から入り込ませてゆく。
じわりと血が滲みながら、また押し込まれて痛みはやがてじんじんと狂おしいほどの熱に変わり、肉芽が痛々しいほどに勃起してゆくか。

「はぁっ…ああんっ、ロレンス、さま…ユノ、イきたいですの…もう、イきたい、ですわ…ぁ…」

あと少しで高みへと登れる。ぎりぎりのライン。
イきたい、と勝手に自慰をするのではなくそうおねだりをして

ご案内:「設定自由部屋2」からロレンスさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋2」からユノさんが去りました。