2016/07/18 のログ
レモン > 掌に収まりきらない幸せな感触。
そして驚きと興奮の入り交じる悲鳴の声。
それらはますます少年の欲望を駆り立ててしまう。ぐにぐにと胸を揉みしだき、背中から身体を密着させるように。

――と。

「あ…あは…何、これ?」

彼女の無意識の魔力。魅了の術は欲情をもたらし、まるで揉めば揉むほど昂ぶるかのよう。

布越しでは我慢できぬとばかりにワンピースの中に手を突っ込み、直接にその素肌を味わってやろうと。
そこまでしていると魔法の効果が切れたのか、薄っすらと犯人の姿が浮かび上がってくる…背後から乳房を揉みしだき、発情しきった蕩け声を上げるミレーの少年の姿が。

「お、お姉さん…すごい…大きいおっぱい…んへへえ、幸せえ…」

――当の少年は、そんなことには気付かぬまま。

イルミ > 「やっ、やめてぇっ、あ、あうぅっ!」

パニックになったまま手をばたばたと動かすがそれは全く抵抗にはなっていなくて、普段から憎たらしいほど自己主張している乳房は遠慮なく揉みしだかれ続ける。子供のような、愛撫とも言えないような刺激だが、それでもオスの匂いと合わされば飢えたサキュバスを発情させるには十分で、

「あ、う……男の、子……?」

やがて、透明でもなんでもなくなった、小さな手が自分の服の内側に突っ込まれていたことに気づく。しかし、それはもはや「過ぎたイタズラの犯人」にも「侵入者」にも見えず、

「……ねぇ、おっぱい、好きなの……?」

語りかける声は優しく、しかし艶っぽさが混じる。

レモン > 「やめてって言われてやめる人なんてそうそう居ないよ、おねーさんっ。」

もう既に彼女は自分のものと言わんばかり。
自分勝手にこねくり回し、抱きついて、おんぶにも似た姿勢である。
けれど少年は薄々感づいていた。
彼女は彼女で抵抗の様子を見せない。それどころか気持ち良さそうな声を上げている。
受け入れつつあるということに。

「あ、やべ。」

正体を見られても声とは裏腹、悪びれる様子もない。
すっかりその気になっているからだ。自分も相手も。
だから誤魔化すこともなく、優しい言葉にこっくりと頷く。

「うん、おっぱいだーいすき。
お姉さんはおっぱい触られるの…好き?
ね、お姉さんのおっぱい…触らせて…?舐めさせて…包み込んで…?」

欲望を吐き出す言葉を耳元へ。耳たぶに触れんばかりの至近距離で、熱っぽい息を零す。

イルミ > 「あう、ん……っ」

彼の方は、ちっとも動揺したり慌てたりする様子もない。まるで自分がこうしているのが当然の権利とでも言いたげだが、こちらとしては特に咎める気にもなれない。サキュバスはそもそと目の前の快楽に簡単に釣られてしまう生き物なのだけれど、

「んっ、う……うん……そんなに、言うなら……いいよ、私の身体、好きにしても…… 」

今回は、その性質が受動的な形で表れた。つまり、「相手の欲望に任せる」と言う形で。全身から余計な力が抜けるとただでさえ無意味だった抵抗すらなくなり、彼がその言葉通りにしてくれることを期待してゆっくり呼吸をする。

レモン > 「お姉さんは…優しいね。
それとも。」

ふう、と、吐息を耳の中に零しながら。

「大好きなの?こういう…エッチなことが。
もちろん僕は大好きだけれどね。」

笑い声を漏らしながら少年は一度手を離し…彼女の背後で着ているものを脱ぎ捨ててしまう。
お尻に擦り付けられるのは勃起しきって皮が剥けた肉棒の先端。

「じゃあ、ねえ…まずは服、脱いで。」

自分の手で脱がせるのは簡単だけれど、それでは面白く無いとばかり。
小さなことではあるけれど、自分の指示に従わせるというのもまた、気持ちを昂ぶらせるために必要なものの一つ。

「そうしたら、ねえ…お姉さん、どこが一番弱いか…教えて?
このおっきいおっぱい?それともお尻?わき?
どこを責めてあげようかな?」

言葉の端々にて、はあ、ふう、と息を荒げながら。

イルミ > 「う……ふぁぁあっ……」

すっかりスイッチが入り、敏感になった身体は彼の微かな吐息にも声を漏らさずにはいられない。その喘ぎ声も、震えたような情けないもので、

「はぁ、はぁっ、ん……っ!?」

すっかり力が入っていた身体が、尻に感じた熱い感触で背筋を伸ばした。それが彼の男性器だとわかってしまうのは、衣擦れの音からの推測か、サキュバスの本能か。

「……私……わたし、は……ここ……おっぱいが、やっぱり……」

促されるまま、やや躊躇いながらもワンピースドレスを脱いでしまうと

「弱い、の。いきなり触られても、しびれちゃう、くらい……」

彼の手を、もう一度胸の方へ導く。普段から下着に覆われていないのに、自重に負けず形を保つ乳房に。

レモン > 「こんなにエッチなお姉さんだってわかってたら、最初からこうすれば良かったね…?」

夏の空気を震わせて店内に響く甘い嬌声。
じんわりと全身に汗を滴らせながら、湿った掌が導かれるままに大きな乳房を包み込む。両手が両の乳を持ち上げるかのよう。
たゆん、という音が聞こえそうなくらいに柔らかくて重くて、暖かい。

「じゃあ僕たち…仲良くなれそう、ね?」

おっぱいを触るのが好きな少年と、触られるのが好きなサキュバスと。相性は抜群だと思えた。

そのまま乳房をこねくり回し、まるで乳を絞り出すように根本から包み込む。
そうして先端をきゅっとつまみ、引っ張って持ち上げてしまう。
指の跡が赤く色づいているようで、跡をつければつけるほど、まるで自分のものであるかのように感じて…
彼女の正面に回る。

大きな胸を正面から堪能できる位置へ。

「ねえ、僕…お姉さんのおっぱい飲みたいな。
代わりに僕のおちんちん、たっぷり味わって?」

いいでしょ?と、小首をかしげて問うてみる。

イルミ > 「あぅ、ぅ、んんっ……!」

実際、自分は透明になっていない彼がいきなり胸を揉んできたとして、抵抗できるだろうか?どっちにしても結果は同じだった気がしてならない。乳首だけでなく、全体が敏感な性感帯と化している乳房は、もはや弱点というよりも陰核と同じ「快感のための器官」になっている。

「はあぅ、はぁ、はぁ……ん……うん……いっぱい、吸って……君の、おちんちん、ちょうだい……」

そのどちらも、今の自分には欲しくてたまらないものだった。彼がまだ幼さの残る少年だろうが、ミレー族だろうが関係なく、もはや心は目の前の「オス」に、与えられる快感に屈服していた。

レモン > 正面から相対するのは初めてだろう。
重たい前髪の向こうで、金色の瞳は与えられた快楽にとろとろに蕩けきっている。
既にすっかり欲しがっているのは彼女も同じ。
ならば好きなことをおねだりしてしまおう。

――ごろん。

小奇麗に片付けられた机の上に、自ら背中を預けて仰向けに寝転がる姿勢。
細くしなやかな身体つきと、四肢とは不釣り合いに天井を向いて立ち上がった肉棒が彼女を誘うかのよう。

「じゃあ…来て?
おっぱい吸わせて?
僕のおちんちん、お姉さんのおまんこに入れさせて?」

授乳をねだる子のように、両手で手招き。
恥ずかしい格好も言葉も、今なら欲望のままにおねだりできる。

イルミ > 「……ぁ……」

てっきり、自分は彼に激しく犯され、蹂躙されるものだとばかり思っていた。けれど、彼が「欲望のまま」にするというのは、そういうことではないらしい。寝転んだ彼の、まっすぐ伸びる男性器にごくりと喉を鳴らして、

「じゃあ……する、ね……っ」

サキュバスならではの理想的なスタイルと、サキュバスであるということを差し引いても異様な大きさの乳房を彼に見せつけるように、ゆっくりとその身体の上にまたがると、

「っ……ん、っ、くうぅっ……!!」

すんなりと腰を下ろし、膣内に彼を受け入れた。しかし、ほとんど抵抗なく根本まで飲み込んだと言うのに、身体は快感にビクビクと震えてしまう。

レモン > 「ねえ…僕はそんな激しくて乱暴で自分勝手なことはしないよ。」

彼女の考えを見透かしたようにかける上ずった声。
その代わり、言葉で命令をして、いろんな体位で楽しむのが大好きなのだ。
例えば豊満な乳房を持つ彼女が騎乗位で存分に腰を振り、身体を揺らしたら…その光景はとてもとても素敵なものだろうと。

「んっ、んうううう…!」

彼女と同じくらいの高い声を上げてしまう挿入の瞬間。
淫魔ならではの締め付けと熱が少年を雄にする。

涎を口の端からたらしつつ、手を伸ばすのは大きく実った二つの乳房へと。
半ば乱暴に鷲掴みし、顔を持ち上げ、口を開け――
食む。吸う。甘噛みする。
痛みはなく、擽ったさと快楽だけが乳房の先端から流れ込むかのよう。

「ちゅっ、ちゅく…んぅ…」

イルミ > 「っ、ん、んっ……わ、私は……」

一方的に犯される方が、何も考えなくて済むから楽だ、と思ったことは何度もあった。けれど、こうして自分が上に乗るというのは経験がないだけで嫌いというわけでは決してなく、

「……っ、あっ、ぁぁあっ、や……んんっ!」

胸を掴まれると、引き寄せられるように身体を前に傾けた。完全に身体を倒さなくても彼が乳首に吸い付けるのも、やはりというかむやみに大きいこの胸のおかげで、

「ん……はあっ、はぁ、あっ……気持ち、いぃ……っ」

そのまま、ぎこちない動きで腰を上下に小さく振り始めた。相手のために動くというより、自分の快感のために膣内に男性器を擦り付けようとする動き。まるで自慰のように、細かい動きを重ねる。

レモン > 「いい…すごく、お姉さんのおっぱいも…おまんこも…腰の動きも…っ、んはっ!」

視界に星が瞬くほど、己の肉棒に体中の全神経を集めたかのような錯覚さえ感じてしまう。
彼女の腰の動きに合わせるように、本能的に腰を突き上げ始める少年のぎこちない動き。
それに合わせて乳房を責める手と口は器用に彼女の乳腺をほぐし、蕩けさせ、快楽を与えていく。

「ん、いく、イクよお姉さん…んうううっ――!」

彼女の腰使いに導かれ、熟しきった肉棒が思い切り突き出された瞬間に吐き出す精液。
淫魔の膣の中を満たしてもまだ止まらない勢いで。

イルミ > 「っあ……!あっ、うごい、ちゃ……っ!ん、んんっ、く、ぅ……!!」

自分は、長く快感を楽しめるように「ほどよい」刺激を得られるような動きをしていたのだが、そんな独り善がりが許されるはずもなく、彼が欲望のまま腰を動かしただけで簡単に閾値を突破して、

「んっ、ん、んんぅ、っ……!っ、っ、ん……あ、はあっ、はぁ、はぁっ……」

やがてあっさりと絶頂すると、同時に彼の精液も溢れだした。精液は子宮が喜んで飲み込んでいくが、注がれた量はその容量を上回るほどで、それそのものがサキュバスにとって媚薬に等しい液体が、膣壁にも浸透していく。

レモン > 呆気無く――いや、それだけ彼女の動きが少年など簡単にイカせてしまうものだったということだろう。
けれどたった一度の射精だけで終わるはずもない。
精液が枯れるまで、何度も何度も彼女の身体を味わうこととなって――

ご案内:「街道沿いの魔法店」からレモンさんが去りました。
ご案内:「街道沿いの魔法店」からイルミさんが去りました。