2016/04/13 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中にある秘湯」にレティシアさんが現れました。
レティシア > (鬱蒼と木々が茂る山中に女の柔らかな歌声が響いている。とある獣道を辿った先には、ぽっかりと開けた場所があり、そこには天然の温泉が湧き出ている。歌声の主は、直ぐ近くの岩場に着ている衣装を置き、長い髪はピンでアップにして、今は温泉に肩まで浸かって満喫中。効能とやらは判らぬが、乳白色の濁ったお湯の中で両腕を動かし、少しだけ出た両肩にもお湯をかけてみたりしていて)
レティシア > (歌が終わり、シンっと静かになれば、遠くで鳥が羽ばたき、鳴き声も聞こえてくる。女は顔を上げて、空を仰ぎ見る。良く晴れた春の空、直ぐ傍には名前は忘れたが、桃色の花を付けた大木が植わっている。もうそろそろ時期が終わるのか、時折、吹いてくる風にハラハラと花弁が舞い、温泉の中へもその花弁が舞い落ちてくる。女は片手で湯ごと、花弁を掬い、己の手の中でユラユラと揺れる桃色のそれに瞳を細めていて) …あの子を連れてくれば、きっと喜ぶでしょうねぇ…。あぁ、それとも、一人で温泉に行って狡いと言われるかしら?(己の可愛がっている娘が膨れた様子を思い浮かべると、ついクスクスと笑いだし。再び、片手を湯に浸けて、花弁を温泉の中へと戻し)
レティシア > (暫く湯に浸かれば、女は気が済んだのか、躊躇いもなく湯から上がり。陽の下に己の裸身を晒しつつ、衣装や靴が置かれた岩場へと向かう。身体を濡らす水気もそのままに、衣装を手に取ると、傍に作った空間の裂け目へと消えてゆき――。)
ご案内:「九頭龍山脈 山中にある秘湯」からレティシアさんが去りました。