2015/12/10 のログ
シオン > 自分のものを評価されるなど流石に経験が無かった。
中々という評価はいい評価なの課、比べる対象が無いので分からないが悪くは無いと思う。
ここまでしっかり見られるとは思わなかった…まずじっくりと観察するように見るなど珍しい。

「そこを見て男になっていると、判断されるのは複雑なんですが…。
見た目が男らしくないのは、実感しているんですけどね。」

それが今一番の悩みであるが、こればかりは成長して大人になら無ければ無理そうだった。
もしかしたら大人になっても、男らしいとは言えない顔立ちになっているかもしれない。
そう考えれば、そこだけでも男らしいなら喜ぶべきなのだろうか?

「初めてじゃ…んぅっ!」

初めてなんだろうかという言葉には、違うと言おうとしたが息が吹きかけられた刺激に途中で言葉が止まった。
強い刺激ではなく、むしろ刺激としては弱い分類だろうが先ほどまで焦らされていたような状況で、刺激には敏感になっていた。
もしかしたら、その反応が経験無い様に見えてしまうかも知れなかった。
経験あるなしは言わなくてもいいかと思った…嘘はついてないし、素直に任せてみよう。

ただこっちから迫ったのに、初めてだと解釈されるとは思わなかった。
相手はこちらの見た目でいろいろな部分を考えてみるんだろう。
途中で自分が経験豊富なところを見せたら、戸惑ってしまうだろうか?
本格的に始まれば、余分なことを考える必要も無いから今考ええも無駄だろう。
ともかく、今重要なのは楽しむことだけ、あまり考えすぎて楽しめなかったら勿体無い。

ティセル > 諾と言葉を得たわけではなかったけれど、
拒絶が無ければ承諾と理解する。

というか、触りたい。
嫌と言われても触りたい。
目の前にぶら下げられたニンジン、もといオチンチンだ。

息を吹きかけただけで、感じてしまったらしい少年の反応を見て、
楽しそうに、けれど淫らな光を宿す娘の深緑の瞳。
舌なめずりをするほど露骨ではないけれど。

「ふふっ……。あぁ、いいね、初々しいな。
 大丈夫だ。怖いことは無いよ。
 私が、シオン君を気持ちよくしてあげよう」

年上の余裕である。
神殿で数多の巡礼や神官たちを相手にしてきた娘である。
聖娼という役柄は、かなり特殊で偏りはあるものだったけれど、
娘がそれに気づくことはない。

少年を仰向けにベッドに寝かせると、
剥き出しになった下半身を投げ出させ、脚を大きく左右に拡げさせる。
その脚の間に屈みこむと。

「身体の力を抜いて楽にするんだよ、シオン君」

ビクンと跳ねた少年のペニスに、
細く白い五指を絡め、軽く握って感触を確かめる。
ドクンドクンと脈打つ牡の息吹が熱い肉を通して伝わってくる

既に先端は半ば以上顔を覗かせている。
そのまま肉衣を引き下ろし、つやつやと光をはじくピンク色の中身を露わにする。
軽く二、三度幹を扱き、感嘆のため息を零す娘だ。

「色々な男のモノを見てきたけどね、
 シオン君、君のペニスはとても美しい形をしているよ。
 この幹の反り加減なんて芸術的じゃないか。
 それに火傷をしそうなほど熱くて、鉄のように硬くて若木のようにしなやかだ」

ソムリエのように、少年の肉棒を鑑賞し、じっくりと味わう娘。

愛おしい者にそうするように頬を擦りよせる
柔らかな娘の頬に、いきり立つ少年の肉棒が押し付けられ、
奇麗な顔をいくらか歪にゆがめる。

「そうだ、シオン君。
 君、私の……も、見てみたいとは思わないかい?」

少年の竿の下、丸い玉を収めた皺皺の袋をつつきながら、娘が言う。

シオン > 少し前までも相手とはまったく別人のような見えた。
罰に見た目が変わったわけではない、言うなれば雰囲気が変わった。
少し前までは胸を吸われて少しは感じていたようだが、淫らな雰囲気はなかった。
今はこれといった証拠があるわけではないが、淫らな雰囲気になったような気がする。
でも、当然といえば当然だろう…これからすることを考えれば…。

「別に怖いことが無いのは分かりますよ。
はい、いっぱい気持ちよくしてください」

自分から誘った相手が怖いなとど言うことはまず無い。
それに経験が無いと思われているが、実際は結構あるので期待がある。

相手によってベッドに寝かされた。
抵抗しなければ、自分を寝かせるのに苦労することはまず無い。
仰向けにさせられていることで、脚の間にいる相手の姿がほとんど見えなかった。
何をされるか見えないと意外に神経が過敏になる。

指が触れてきたことに大きく反応はしないが、確実に気持ちよさを感じてはいた。
自分の肉棒を見て感嘆の声を漏らして、批評するのはやめて欲しかった…かなり恥ずかしい。
羞恥を快感に感じることが出来れば嬉しいのだろうが、そういう趣味は無かった。

「ティセルお姉さんの、おまんこ、見たいです」

相手の声では何が見たいかは聞き取れなかったが、この状況では答えは一つだけだろう。
もし、違ったとしてもこっちの言葉を聞けば、その期待には答えてくれるだろう。

身体を起こして相手の瞳を見つめて笑みを浮かべた。
期待しているのが、相手にも分かるだろう。
ただ瞳が好奇心などではなく、欲望に染まっているのに気付くかは不明だ。
流石にそこまで制御できるほど人が出来ているわけでもないし、隠すつもりも無い。
何より、そういうことをしているのだがらある意味自然である。

ティセル > 自分は姉である。相手はまだ幼い弟だ。
そして姉が弟に性の手ほどきをしている──

なんて脳内設定はほとんど忘れていた。
淫らな好奇心が先に立つ娘である。

「そうだよ、怖くなんてない。
 素直でいいなぁ、シオン君」

そうはいっても、少年は不安がいっぱいなのに違いない。
男の子というものは、いつだって虚勢を張って良いところを見せたいものだ。
年取ってよぼよぼの老人となった神官でさえそうなのだから。

「わかったよ。それじゃ少し待ってくれないか」

身を起こした少年の前で服を脱いでいく。
上半身は乳を吸わせるために裸になっていたので、
後はチュニックを引き抜いて腰巻の布を外すだけだ。

程なく娘も全裸になって少年の前に膝立ちとなる。
ちなみに臙脂色の頭巾は頭に被ったままだ。

少年とさほど変わらない十代のまだ幼げな少女の容貌。
円らな深緑の瞳と、ぽってりと厚い下唇。
その下の、少年に晒した真っ白な裸体は、成熟した女のそれだった。
大きな果実のように重たげに揺れる二つの乳房は、
垂れることもなく上向いた乳首を載せて威容を誇っている。
折れそうに細い腰の下、腰骨の張り出しと大きな白いお尻。
むっちりと張りつめた白い太ももが何とも悩ましい。

少年に見つめられ、今度は娘が赤面する番だった。

「そ、そんなに見ないでくれないかい。恥ずかしいじゃないか。
 さぁ、シオン君。君も全部脱いで、生まれたままの姿になるんだ。
 お互いに見せっこといこうじゃないか」

腕を拡げて、少年を促す娘である。
深緑の瞳が潤んで、期待をするように膝を擦り合わせた。

シオン > 何だろう、あまり自分に言ったことが信じられていないような気がする。
しかし、それを問うわけにも行かず、気にしないようにするしかなかった。

目の前で生まれたままの姿になっていく相手を見つめながら、頭の頭巾を取らないのは気になったが、無理に取れというつもりは無い。
相手の身体は胸はもちろんそれ以外の部分も十分魅力的だった。
どこを触っても気持ちよさそうだった。

「見ないでって、無理です。
しっかりと見せてください、僕も見せるんですから…。
何よりさっきまで僕のを、しっかりと見てたじゃないですか」

上着を脱いで、華奢ではあるが痩せすぎでは無く、そこそこ筋肉はあり、でも少年らしい身体を相手に見せた。
自分は見ていたのに自分を見ないでくれというのは都合が良すぎる。
何より、見ないなんて勿体無い選択肢を取るわけもなかった。
膝を擦り合わせる姿を見て、あまり相手に身体を晒す事にはなれていないんだろうかと思った。

「やっぱりティセルお姉さんはおっぱいは大きいですね」

相手が腕を開いていたので一番目を引く胸へと手を伸ばして、下から救い上げるように乳房に触れた。
手のひらにしっかりと感じる重さと柔らかさにいつまでも触っていたいと思わせた。
今はすぐに離すことにする…これから、いくらでも触れるだろうから…。

普段ならあの胸に顔を埋めて抱きつきながら、お尻を撫でたりとするのだが見せっこという言葉でそれが出来なかった。
それが少し残念だが、機会があれば実行しようと心に決めた。

ティセル > 胸を持ち上げられると、こそばゆそうに首を竦め、
しばらく相手の思うが儘に乳房を遊ばせる。

頃合いを見て少年をベッドに押し倒すと、愛おし気にその唇にキスをひとつ。
少年に覆いかぶさるようにしながら頭とお尻の向きを入れ替え、
シックスナインの体勢となる。

「さぁ見てごらん。これが私の大切なところだよ。
 心を許した男にしか見せない、シオン君のためだけの、その……
 おまっ……おまんこ、さ……」

女性器のその呼び方はどうにも言いづらい。
辱められるときに言わされる呼び名だけに、恥ずかしいのだ。
これをいうと、なぜか男は喜ぶのだが。

多少自分の方が大きいとはいえ、ほとんど同じ身長の少年と娘。
互いの性器がそれぞれの目の前に、秘所の隅々までがよく見えることだろう。
幼い少年と少女が絡み合っているような、
それでいて弄りあう互いのものは成熟した男と女のもの。

奇妙にして淫猥な情景が其処に在った。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿の一室」からティセルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿の一室」からシオンさんが去りました。