2023/06/15 のログ
ご案内:「バフート 地下闘技場」に仮面の闘士さんが現れました。
仮面の闘士 > ハイブラゼールのアケローンを始めとして賭けや見世物等の娯楽目的でマグメール内には各署に闘技場が存在するが、バフートにあるそれは少々毛色が違う。
常に怒号が飛び交い、舞台の周辺には機械によって犯され続ける奴隷や無惨に殺された魔物、はたまた僅かな残骸を残して消滅した下級魔族……
到底合法的には扱えないものまでが賭けの対象としてステージに上がり掛け値が付けられる。
そして、今その舞台の中央にいるのは1人の女の姿だった。

「ふふっ、ごめんなさいね。でもこれが仕事なのよ……ふぅっっ!!」

仮面の下で小さく笑いながら声を掛ける先は対戦相手。元冒険者の奴隷らしき彼女は既に仮面の女によって頭と足を逆さに担ぎ上げられていた。両の足首をそれぞれの腕に掴まれ、大きく開いた股を晒した姿でロックされ、そのまま宙から叩きつけられると激しくビクビクと痙攣した後、股間部から黄金色の液体がチョロチョロと湧き出しそれと同時に決着を知らせる鐘が鳴らされる。

「ふぅ……本当に騒がしいわね……」

勝者として怒号と野次を一身に受けながら仮面の女は小さくそう零す。

ご案内:「バフート 地下闘技場」にボルフライさんが現れました。
ボルフライ > 連勝に連勝を重ねるだけでなく曲者強者ぞろいの闘技場の対戦相手を次々と屠り組み伏せるだけでなく、羞恥極まる無様な姿に晒してまで余裕を見せる仮面の女性。
次の対戦相手を見繕おうと焦るスタッフだが、既に腕の立つような者はすでに膝をついているし、残りの連中は恐れ戦くか戦意喪失しているとう有様。
観客席からの飛び入りを期待するも、外野は怒号と野次を飛ばしてもそれは自分が安全地帯にいるからに過ぎず、やってやろうなどという気骨のある者などいるはずもなかった。
それに痺れを切らしたのは、件の貴族である。
この仮面の女が誰の差し金か情報を得ていたその男は不本意ながら助っ人を呼ぶこととなった。

「アレを潰すだけか、易い仕事だな」

ゲーティア傭兵団の首領に助けを請うなど、いずれ骨の髄までしゃぶられる運命。
しかしそれでも己の地盤を揺るがす存在をプライドが許さず高い代償を払いこの大男にステージに上がることを願い出たのだ。

そうしてしばらくの野次の後に次なる対戦相手がステージに上がってくる。
筋骨隆々とした巨躯の大男、浅黒い肌のそれは明らかに今までの対戦相手とは異なる存在感、そしてオーラを微塵も隠しはせず。
その漂う異質な雰囲気はあれだけの野次と怒号を静かなものとしてしまったか。

「俺が相手をしてやろう、少しは愉しませてくれるんだろうな?」

男は低く通る声で豪胆に挑発的な言葉を放つ、背が高いことも相まってまるで見下すような視線に感じるだろうか。

ボルフライ > 「試してみればいい」

言動には余裕を伴ったまま、しかし明確に意識を変える女。
その言葉には短く返答をし、できるものならなとでも言っているかのよう。
こちらの名は知っているらしいが、結局のところその程度であり、何も知らないのと同義。
戦う姿勢を見せているが、そうそうに逃げたほうがよかっただろう。
無論逃がさなかったが。

試合を始めるゴングが鳴るが、男はただ佇んだ状態からゆっくりと一歩ずつ近づいていく。
明確な脅威が少しずつ確実に近づいていく恐怖を感じられるだろうか。
少なくとも女の後ろ側の観客たちは悲鳴を上げ始めていた。

ボルフライ > あえて短期戦はせず、じっくりと嬲り楽しもうと思っていたのだが彼女も焦りはあったのだろう。
距離のある状況から瞬発力のある突撃で宙に浮いた女は素早さと重力を駆使した回し蹴りを繰り出し、急所である首を狙いそして…

明確に聞こえたのは確実にダメージを与えた鈍い音。
しかしその音が聞こえたのは男の首ではなく、女の脚のほう。
女の渾身の一撃は男にはまるで響いていなかった。
折れたか打撲か、程度はどうであれ力の差が明確に違うと認識できたはずだが、それがわかっても遅い。

「いい速さだ、追えなかったぞ」

男は笑いながらまるで皮肉のように言うと同時に、回し蹴りの効果が無いとわかった瞬間の彼女の首を、太く長い腕を伸ばし掴み、地に叩きつけよう。
それで明確なダメージを与えられたのであれば、望み通りの短期決戦ということで、その無駄な着衣をどろっと澱んだ魔力を用いつつ強引に破り千切ってやろう。

ボルフライ > 「ふぅむ、好い声だな…もっと聴かせてやれ」

地に叩きつけられて抵抗もまともにできない状況の中、彼女の顔を覆う仮面の下半分が割れる。
元よりイイ女であることは察することができたが、その口元を見てそれを確信し。
しかしそれ以上仮面を剥すようなことはなく、このまま嬲り現実を叩き込んでやろう。

女をひん剥いた姿は実に情欲をそそる身体をしており、事実観客は遠目でもそれだけで興奮に盛り上がりを見せている。
常勝の女戦士の無様な姿というのもあるが、女の漂うフェロモンもまた含まれるだろう。

「さぁ、今度は俺の番だ」

今度はこちらの攻撃とばかりにもう片方の手は握り拳をつくり女目掛けて拳が向かう。
それが顔面に向かうか、腹に向かうか観客はさらに歓喜を上げるが、大方の予想を裏切りその拳は露出された女の下半身、なんの受け入れ準備もできていないであろう雌穴に向けられ、フィストファックよろしく極太の腕が叩き込まれ強烈な衝撃と刺激が女を襲い来ることとなり、歓声は会場が響くほどの盛り上がりを見せるだろう。

ご案内:「バフート 地下闘技場」からボルフライさんが去りました。
ご案内:「バフート 地下闘技場」から仮面の闘士さんが去りました。