2023/05/01 のログ
ご案内:「山賊街道 石柱と朽ちた屋根」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > ◆
王都ではない場所での私服
黒の一張羅姿と、両手に携える剣
全身は黒く、赤い瞳とギザ歯 それだけで厄介な者と認識できるものは、この海の都市の近くでどれだけいるだろう
ハテグやタナールでは、覚えもよかった。
しかし所詮港湾都市の近くでは、山の中を駆けずり回るケダモノの一匹程度でいい。
アスピダから一時離れ、山賊があの城塞都市へと入りたがる意思をふと思い
冒険者崩れ 一介の山賊 破門された海賊 不真面目な元兵
城塞都市のあそこへと行けば、また一時の職に近い何かが得られるのではないかと
そんな風に夢を見る者ら 機密すらされていない英雄がいるならば、と誰かの脚が軽くなるなら。
そう考えると、港湾都市やその近辺
山賊街道に至るまで 畏怖と認識を濃くするアスピダで活動する鎧姿の集団ではなく
私服に近い姿や冒険者のような革を中心とした装備 擬態にも近い姿による行動
アスピダ以外にも手を伸ばし始めるメイラの飢えが、そこまで延びる。
山賊街道のはずれにある遺跡のような何か
石の柱が群れ、高い頭上には朽ちた屋根が幾つかその形跡を残している場所
遺構や廃工場 倉庫の空気にも似ている其処で、メイラを含む数人と、アスピダの山賊志望な者らとの
殺し合いの現場になった時点でメイラの喜色は極まった。
剣撃の音 重い一撃を地面に叩きつける音
威勢と悲鳴が混ざり合う声と共に、右手には直剣 左手には鉄塊を携えた姿による
この場所での殺し合いは、地面や柱を赤く染めていく。
「アスピダの近く 匂う場所ですらも対象。
都市の中だってもはや、色濃く感じるんですもの。」
終わってますわね そんなことを呟くメイラ
山の中だけではない 山の外から始まる出来事すら壊し始める様子は、赤い瞳がいつもよりも
狂い 戦き 笑みを浮かべて、殺し合いとなった集団と集団のそれは、アスピダよりも充実している。
ご案内:「山賊街道 石柱と朽ちた屋根」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「平民地区のカフェ」にアレンシアさんが現れました。
■アレンシア > 今日は良い天気だしお仕事頑張ろうと意気込んでビキニアーマー着込んでギルドに行ったのが1時間ほど前。平民地区のギルドも貧民地区のギルドも初心者さんが悩んでてなんか入りずらかった。
「うぬぼれるわけでも無いですけど、あまり初心者向け依頼やっちゃうのもアレですよね……」
とはいえアレンシアが適正って依頼は早々出ない。かくしてビキニアーマー着込んでるのにカフェで駄弁るアレンシアという珍しいシチュが出来上がったのだ。やることも無いのでコーヒーセット目の前においてぼんやり気味にくつろいでいた。
ご案内:「平民地区のカフェ」にクレイさんが現れました。
■クレイ >
傭兵は不定期である。普通に夜には帰れる日もあればそうでない日もある。本日はそうではない日だった。仕事が終わったのが夜中。朝方に宿に到着。昼に起きて飯を食べるかと歩いていた所。
ふと目をやった店。目立つ、異常に目立つ。そりゃそうだ。どう見てもカフェらしい恰好じゃない。
少し考えた後カフェに近寄って。
「お前……カフェに入るならもう少し恰好考えた方が良いんじゃねぇか。ほら、前買ってやったろ」
なんて言いながらそっちの方に歩いて行く。
座って良いかなんて言って首を傾げる。
■アレンシア > 「あ、先生。こんにちはです」
アレンシアにしては珍しく、聞いてくださいよーからの軽い愚痴というほどでもないボヤキが。一通り事情を説明した後でゆると首を傾げて言った。
「えっと……すけすけで乳首丸見えのワンピースです?それともえぐいおもちゃ一式です?……透け透けワンピの下に玩具付けろというプレイのお誘いです??」
平民地区のカフェなので普通に学院関係者もいるのだがそんなところでぶっこんだので視線が先生に集中する。ぼんやりでそれに気づいていないアレンシアは眠そうなやる気のない目でコーヒー啜っていた。
■クレイ >
「その下に今の服着れば幾分かマシじゃねぇの。しらねぇけど。後玩具は置いとけ、使うときにはもってこいって言ってやる」
冗談めかしてヘラヘラ笑う。。
視線に関してはまったく気にしないという様子。そもそも男子生徒に娼館行ってこいと言い放って金を渡した男だ。今更である。
話し始めた辺りで席に座って良いと判断してこちらも席に座り適当に昼食代わりのパンなどを注文する。
「で、つまり仕事したいのにちょうど良い難易度のがねぇと?」
何となく事情は察する。
そういうのは自分もよくある話だ。そういう時に傭兵だと知り合いの店のガードとかで金を稼げるが、冒険者だとそうもいかないのだろう。
「てか、無いなら無いで別にのんびりすりゃいいんじゃねぇの? 金が要るってなら話は別だけどさ」
■アレンシア > 「普通の服も持ってるのでそっち着ますよ」
却下です。とにべもなく駄目出しして。着替えてくればいいのはわかるんですがへにょってるんですよ。と年頃の少女らしい雑な言い回しをしてパンをはもった。
「なのでのんびりしてるんですけど……のんびりですよ?」
一応言うだけ言ってみた。どえろになるとゆっくりできないという意味合いで。
■クレイ > 「だったら最初から着てくりゃいいのに」
まぁいいけどなんて笑って。
のんびりと後押しする。何となくの意味合いは透けた。暇だとか構えとかそういう意味だろうという方向だが。
だがどっちにしても相手の前の趣味を見ていた為に構うとしておもいつくのは必然的にそっち方向に思いついた。
「なんか不満そうだったしな。ふむ、じゃあ希望にこたえてやるか……簡単だ。お前1人じゃ難しい仕事はいけねぇんだろ? だったら俺が同行してやる。上級クラスだろうと俺が一緒なら攻略できるだろうさ」
そう言ってさっさと自分の食事を終わらせる。
こちらも仕事の流れになりそうなのだ。ゆっくりする必要などない。傭兵は食べようと思えば食事など数分で終わらせられる。
「さて、とはいえだ……銀鷲のクレイをタダでは雇わせねぇ。好きな方を選びな、1つ目は相場で報酬を分けるだ。相場としちゃこっちが7のそっちが3って所だ……それが嫌なら、仕事を終わらせた後に遊んでもらおうか。俺も前すこーし嫌な事があってな。簡単に言えばかなり溜まってる。だから遊んでくれるなら報酬はそっち7で良いぜ」
いくら上級者用の依頼といっても3割では中級用に少し色が付いた程度。相場と言えば相場だが、危険度と釣り合うかと言われると何とも言えない。
なのでむしろ男が言うに後半が本命だと言っているような物だ。
■アレンシア > 「今日は無しだって言ってるじゃないですか。あとそういう依頼は無かったっぽいですよ? ついでにお金だけ欲しいのなら適当に身体売った方が早いんですよ」
完全におんぶにだっこは鍛錬にならないので遠慮しますと言って。どえろも先生相手だとなんか気分でないらしくごめんなさいしてしまった。
「そうですね……久しぶりに先生らしいことをして頂いても?結構使える魔法が増えたので戦術とか教えて欲しいんですよ」
そう言って立ち上がる。先生がオッケー出してくれたら学院にでも戻ってみっちり授業をしてもらうつもり。駄目だと逃げられたら学院に戻って制服に着替えるのだろう。どちらにしても学院に戻ることになるので立ち上がり会計を済ませて。
■クレイ >
「簡単に言うなぁ、了解。授業な。その新しい魔法の使い方をしっかり教えてやる。つっても敵対したとしてこう使われたらいやだって感じだからな」
残念と肩をすくめて立ち上がる。
別に授業を断る理由はない。相手が望むならそれでもいい。
「実戦形式でかまわねぇか。普通に机に向き合ってってスタイルを望むなら他の奴に頼んだ方が効率的だし」
そういうのは無理なんだよと言いながらも学校に向けて歩いて行くのだろう。
■アレンシア > 「先生に座学は期待してませんよ。大体うちの精霊様えっちしてれば加護してもらえるんですから座学も何も無いっぽいですし……あ、良いお店とか知らないです?そろそろこの剣をもうちょっと良いグレードのに買い替えたいんですよ」
魔法攻撃力に比して直接攻撃力が足りていないのでそこをもうちょっと何とかしたいみたいな話をしながら学院に向かって。今日は真面目に先生に鍛えてもらうことになったのだ。
■クレイ > 「店は知ってるが、教えてほしければ普通に上級クラスの依頼をこなせるようにならねぇとな」
いい店は相応にたけぇぞなんて笑いながら学園へと向かう。
半分セクハラみたいな会話だが、いざ教える時になれば大真面目にしっかりと教える事だろう。
とはいえ、話した通り実戦形式で相手から見てこうされたら嫌といった教え方になるだろうが。
ご案内:「平民地区のカフェ」からアレンシアさんが去りました。
ご案内:「平民地区のカフェ」からクレイさんが去りました。