2023/01/21 のログ
■ロブーム > 精を出した後は、彼女が落ち着くまで一度腰を止める。
まだ、時間はたっぷりある。彼女の精神を全て快楽で染め上げるのも楽しいが、一度様子を見るぐらいはしてもいい。
そうしていると、彼女の方から口づけを求めてくる。
勿論、受け入れる――寧ろ、こちらの方から迎えて行って、舌と舌を積極的に絡め合う。
暫し、言葉もなく、お互い高め合う様な水音だけが部屋に響く。
やがて、彼の方から顔を離すと、彼女の頭を撫でてやる。
「さて、それでは、今度は少し速度を落そうか。
あまり、激しいのばかりでも飽きてしまうからね」
その言葉通り、腰を動かすも、ピストンの速度は緩やかになる。
水音も先の様に重いものではなく、軽く、一定のリズムである。
胸を弄る手も、揉み揉みと、ゆっくりと彼女の胸の柔らかさを楽しむような者へと変わる。
■シーリーン > 激しい絶頂を繰り返すことで、少し頭もスッキリしてきた。
とはいえ、快楽の浮かされた事実も、今まで感じたことが無いほどの快楽を与えられたことも、しっかりと刻まれている。
が、故に、こちらからキスを向けた。
積極的に絡み合う舌と舌。濃厚濃密な口づけを楽しめば、離れていく唇と、撫でられる頭。
目を細め、口元笑みでそれを見送って。
「あら、私にも少し、良い所見せさせてくれるのかしら。
じゃぁ、ちょっと趣向を変えてみましょう?」
緩やかになったピストンの速度。
しばらくそれを受け入れていれば、段々その動きと感覚を理解して。
そして、程なく今度は自ら腰を動かしていく。
男の動きを邪魔せずに、追加で変則的な動きを加えることで、ちょっと変わった快楽をロブームに返していく。
いわゆる娼婦の手練手管と言うもので。
ただ、その動きは勝負というよりも、互いが快楽を楽しむようなものになっている事に気づけることだろう。
男が楽しみたいように楽しんで、その上にもう少し、快楽を強めるための刺激を加えていくというものだから。
シーリーン自身はロブームの動きから快楽を得、ロブームにはシーリーンがいつもと違う快楽を楽しませている、そんな交わりに。
■ロブーム > 「ほう。もう自分を取り戻したか」
流石と言うべきだろう。
あそこまで焦らされ切った状態なら、交わりが終わるまで放心していてもおかしくはないだろうに。
少し残念な気もするが、しかしそれでこそ堕とした甲斐もある。
「ふむ、これは、中々……」
動きをこちらの腰の動きに合わせてくれているので、こちらは快楽を得ていきやすい。
先程の様に、無防備な膣を蹂躙するのも良いが、彼女の方から動きを使って、こちらが快楽を得やすい様に膣を動かしてくれるのも、中々気持ちいい。
それに、その動きも非常に淫靡であり、見ているだけでも情欲を刺激される。
「おお……流石、娼婦。見事なものだ」
心からの賛辞を送りつつも、しかし腰の動きは少しずつ早くなっていく。
焦るようなものではなく、こちらのペースで彼女を感じる為に。
■シーリーン > 「あら、ずっとおかしくしておきたかったの?」
男の言葉にくすっと笑いをこぼして返すものの、少し肩をすくめれば
「完全に取り戻したか、って言われれば多分違うかも。
まだだいぶ疼いているし、多分ガンガンされたらまた失うと思う。」
本音でそんな言葉を口にする。もう駆け引きをするつもりはない様子。
負けたことを理解しているからこその殊勝ともいえるかもしれない。
「折角アタシとしているのだもの。こっちも楽しんでもらいたいでしょ?
……ふふっ、アリガト。」
自分が動くことも見事と言われれば嬉しそうに礼を返して、
少しずつ早くなってくる動きに合わせてこちらも動いていくが、
ある程度の速さになれば、また快楽に溺れていくだろう。
さっき自ら告白したように。
■ロブーム > 「誰しも、女性の秘められた一面と言うのは嬉しいものだよ」
無論、それはいつもの彼女の否定ではない。
一方があってこそのもう一方であるし、何よりいつもの余裕のある彼女の方が、話していて楽しいと言えばそうである。
だが、従順で快楽に素直な彼女はギャップがあって、それはそれで可愛らしい。
しかし、どうやら彼女の平静も、未だ完全でないと聞くと、男は笑い
「良いだろう。それでは仕事にも差し支えるだろうし、私としても両方の君を楽しめる貴重な機会だ。
……存分に楽しませてもらおう」
そう言うと、再び、腰の動きを速めていく。
深く、強く。彼女の奥を貫く様に。
その後も、彼女の意識ある限り、幾度となく交わり、果て。
そして、その終わりには、勝負の前の約束通り、紫色の鍵が机の上に置いてあるだろう。
「私の城の鍵だ。壁に先端を押し付ければ、扉になる。
何時でも遊びに来ると良い」というメモ書きと共に。
■シーリーン > 「誰にでも見せる一面ではない、と考えると、まぁ……見る事の出来た貴方にはとても嬉しいのだろうけれど。」
ちょっと唇を尖らせた。けれど瞳は笑っているので冗談の範囲と伝わるだろうけれど。
そして、素直に告白した完全ではない平静状態に笑いが返ってきて、続いた言葉が耳に届けば、瞳がまた、とろりと蕩ける。
「ふふっ……もう見せちゃってるもの。あとは貴方の望むがままに、楽しんで?」
返した返事はここまで。
腰の動きが早まって、また、リミットが飛んでいけば、甘え、縋り、快楽の歌を紡ぐのみ。
意識が何度も飛びかけて、それでも何度か繋ぎ止めて、そして今までにないほどに交わり、貫かれ、絶頂を繰り返して、意識を飛ばすよりも先に体力を使い切れば、電池が切れたように横たわり、疲労回復のためにただただ眠ってしまった。
そして、目が覚めた時に男はもう部屋におらず、昨夜の出来事が現実だったのかと疑った時、メモ書きと鍵が目に留まる。
全てが現実であったと理解し、その証を手にすれば、湯浴みで体を清めてから、身支度を整えて宿を出る。
置いてあった鍵は、胸の谷間。最も心臓に近い所にぶら下げて持って帰ることにしたのだった。
ご案内:「高級宿」からロブームさんが去りました。
ご案内:「高級宿」からシーリーンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城2 周辺 野外訓練場」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > 先日 昼間の平民地区
メイラが戦場と王城内等での業務以外で訪れたプライベートな時間で起こった戦闘
平民地区でメイラが刃を剥き出しにして暴れ始めた話は、あっという間に広まった。
抜いた理由は絶対的に 私怨や我儘ではないことは理解はあるものの
獣 鎖の千切れた狂犬 と王がいない今、動けば止めれる者は数少ない。
王に絶対的に迷惑がかかるような行為はしない為か、止めるのも難しい。
そのメイラが、王城内で多少憤った表情
目の前には青銅製や板金を曲げて造った安物鎧を被せた丸太勢
金が勿体ないというくらいなら、メイラがポンと遣いどころのないゴルドで用意させたかもしれない。
手には王城や王都など、戦場とは違う場所で差す刀を握っており
危うい気配を纏う身幅増しの刀身は反りがややキツイ
その刀を手に、袈裟に振れば 力 硬さ 切れ味 勢い それを腕を引くように動かし続ける
鉈とは違い刃物の振り方で、ばっくりと肩から腹部にかけて刃の切っ先から届いた刀身の長さまで。
割れたそれを眺めながら、脳内のイメージは現実的にモツが溢れていく光景になる。
しかし、剛腕造形の手段で防がれた先の一日。
メイラは武器が手元になければ、何を使っても戦い続ける気概を持つ。
剣で戦えないのを格好悪いとは言わない
だから、重量武器以外での腕の鈍り方を好ましく思わず
こうして剣を振るっている。
その目は、ムゥと唸るばかり。
「―――仕留め損なった。 仕留め損なった。」
ブツブツと、自分に対して怒りを募らせる
今では味方に引き入れているという、自身の群れをほぼ人の割合が減っていくようにすら思える現状
しかしあの現実だけが忘れられないように。
ご案内:「王都マグメール 王城2 周辺 野外訓練場」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。