2022/02/13 のログ
ご案内:「洞窟」にマグゴブリンさんが現れました。
■マグゴブリン > 山野の動物達が冬眠して姿を消す真冬。
狩り場から獲物が数を減らした結果、魔物達の標的は人里に向けられる。
それはこの地に根付いたゴブリンにしても同様で、
集団にて近隣集落を襲撃して冬用に備蓄されていた食糧を奪い、
同時に村娘やら護衛の女冒険者、はたまた、無関係な街道利用者を拉致して
意気揚々と戦利品を担いで根城としている洞窟へと帰還を果たす。
そして、略奪の後に行なわれるのが、戦勝の宴である事は人も魔物も変わらない。
「グギャ、ギャハハッ!」
食糧を喰らい、酒を呷り、そして、飲み食いする事で腹を満たしたならば、
粗末な牢屋に囚われた憐れな被害者へと襲い掛かり、肚を胤で満たす事だろう。
襲撃にて功があったのか、或いは、持ち回りの順番であるのか。
薄汚い亜人の一匹が、洞窟の一室にて足首を柱に繋がれた女の傍へと姿を見せる。
ご案内:「洞窟」からマグゴブリンさんが去りました。
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」にエレイさんが現れました。
■エレイ > ──温泉旅籠内の、主に宿泊客向けに用意されたサービスの一つが、このマッサージ室である。
その施術室はいくつかの個室に分かれており、客は専用のカウンターで受付を済ませた後、各個室で待機しているスタッフと
一対一でマッサージを受けることになる。
なお、客にどのような施術を行うかは、スタッフの判断にすべて委ねる、というあたりはこの旅籠らしいといった所。
ついでに、各個室内には客に安心感を与え、施術への抵抗感を知らず知らずのうちに薄れさせてゆく効果を持った、
ほのかな香りのアロマが炊かれていたりもする。効果がどれほど出るかはその客次第なのだが。
「──よしこんなモンかな」
その中の一室を臨時スタッフとして担当している金髪の男は、施術用ベッドの近くにあるアロマの噴霧器(ティフューザー)の前に立って
ゴソゴソと何やら怪しい挙動をしていた。
男の手が離れたあとには、噴霧器のそばには銀色の小さな箱のような物体が置かれているのが見える。
それは最近になって入手した撮影用の魔導機械であり、ようはマッサージ中の映像を撮影してやろうという魂胆である。
なおこの箇所だけでなく、室内の他の場所にも密かにいくつか設置済みのため、あらゆる角度からの撮影が可能になっている。
「あとはいい感じのお客が来るのを待つだけなんだが……おっとと」
眉下げて笑いながら、うまく『標的』になる客がやってきてくれるかどうかが問題だ、なんて考えていれば、
狙ったようなタイミングで背後のカーテンが開く音がして振り向く。
はてさて、そこに現れたのは男が望む対象なのか、それとも──
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」にエレイさんが現れました。
■エレイ > ともかく、男は客を迎え入れ。カーテンは再び閉ざされて──。
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。
ご案内:「コクマー・ラジエル学院、空き教室」にリューネ=ダンフリーズさんが現れました。
■リューネ=ダンフリーズ > 【待機中】
ご案内:「コクマー・ラジエル学院、空き教室」にスター = ダンフリーズさんが現れました。
■リューネ=ダンフリーズ > 学園のとある教室。
普段は殆ど授業に使用される事も無い部屋だが、
静かで人目につきにくいため、ひっそりと自習に使われたり、
あるいは怪し気な密会などにも使われる事もたまにある。
そんな教室に、銀髪の少女の姿が一人。
彼女も、たまにここを自習で使う事があるが、今日は別の用事。
なにやら、誰かを呼び出して待っている様子だが……。
■スター = ダンフリーズ > 教室の扉を開き、先に居るはずの銀髪の少女を視線で探した。
幸いにも直ぐに分かる場所に居たので、儂の顔には安堵の表情が浮かんでいただろう。
「すまんな、少し遅くなった。」
儂が今謝っている相手は実の妹である。
実の兄妹乍ら最近では口を利くことが少なくなってきた相手。
「しかし、こんな空き教室に呼び出すとは一体何の用じゃ?」
まるで人目に付くことを避けるかのような場所を選んできたことに首を傾げる。
■リューネ=ダンフリーズ > 「……遅いです。」
教室に入って来た男子生徒に、不機嫌そうな声を投げかける。
彼は、何を隠そう彼女の実の兄である。
貴族の家に拾われた卵から孵った竜神の兄妹、
という、一風変わった経歴を持つ二人。
昔は仲睦まじい兄妹だったが、
最近は妹が難しい年齢に入ったせいか、
屋敷でも言葉を交わす事は少なく、
たまに口を利いたかと思えば、兄を邪険にする様な辛辣な物。
「………。」
何の用か、と訊かれれば、
別に用件を伝えるでもなく、押し黙ったまま視線を反らすだけ。
「兄様。
最近調子はどうですか?」
ようやく口を開いたかと思えば、
まるで反抗期の息子に対して話題に困った父親の様な、
くっそどうでもいい話題を振ってきた。
……わざわざこんな所に呼び出してする話だろうか。
そんな妹の方は、よくよく見れば、なんだか顔色が悪そうにも見える。
■スター = ダンフリーズ > 「すまん、すまん。 儂はお主と違って課題の提出やらが多いのじゃ。」
いつも通り機嫌の悪そうな妹じゃ。
向こうは魔法が儂より得意であったり、元々頭の周るタイプと言うこともあって学院内での評判もすこぶる良いらしい。
おかげで追加の授業や課題を出される儂とは大違いじゃ。
口の悪い連中なぞ、同じ兄妹で大違いとはっきりいいよる。
「儂か? 儂はいつも通りじゃな。
今日も課題の提出に手間取っておるよ。
お主はどうじゃ?
なんだか具合が悪そうにも見えるが。」
最近はあまり話すことが無くなったと言えど兄妹。
じっくり顔を見れば体調の変化位見て取れる。
わざわざ呼び出しておいてなんだか言いにくそうにしてるようにも見えるな。
「何か困った事があるのなら言った方がいいぞ。
その為に呼び出したのじゃろ?」
■リューネ=ダンフリーズ > 「課題ですか?
やれやれですね……。」
と、不機嫌そうなため息を。
「あの程度の課題、すぐに終わるでしょうに。
何を手こずっているのですか?」
他の友人の前では、決してこんな憎たらしい口は利かない。
成績優秀なだけでなく、性格も良い優等生で通っている。
……が、兄にだけ見せる本性は、
他人を見下していて、プライドがやたらと高い、
しかも案外強欲で性根の悪い妹なのである。
「別に……困った事、というか……。」
なんだかもじもじと煮え切らない妹、なかなか本題を切り出さない。
「むぅ……。
……そのですね?
……これ、なんですが……。」
そう言うと、何を思ったか衣服に手をかけてめくりあげる。
おもむろに見せつけられる、白く美しい素肌。
その、下腹に近い辺りに、赤黒く、禍々しい紋章が浮かび上がっている。
一見して、何かタチの悪い呪いの様な物だと予想できる。
■スター = ダンフリーズ > 「そう言われてものぅ…。
これが案外難しいものなんじゃって…。」
儂は頭を指が掻きつつ、息を吐いた。
外面の良い妹はこうして他の者がいない場所では割と辛辣なのじゃ。
特に最近は儂に対して辺りがきつい気がする。
いつものことじゃし、手こずる儂が悪いのじゃから何も言えんが。
「ん? どうした?」
ここで困りごとを解決してやるのが黄金龍である兄の役目。
と意気込んでみるも、突然服を脱ぎだす妹に、儂は全身から汗が浮かんでいた。
「なんじゃこれは…。
魔力の高いお主の身体に巣くうとは相当強力な呪いのようじゃな。
一体どこで何をしてきたのじゃ?」
魔族どもが好みそうな禍々しい紋様が妹の素肌に刻み付けられ、儂は困惑した。
このまま放置するわけにはいかんことは儂が見ても明らかじゃ。
「いや、まずはこれの解呪からじゃな。
賢いお主のことじゃ、事前に調べてきたのじゃろ?」
■リューネ=ダンフリーズ > 「……あんまりじろじろ見ないで下さい。
兄様の変態。」
衣服を隠しながら、不機嫌極まりない、と言った声色で言う。
自分から見せておきながら。
「これは竜絶の呪いです、兄様。
そんな事も知らないんですか?」
やれやれ、と言った様子で首を振り、
得意気に説明をし始める。
「これは遥か昔、とある強力なエルダードラゴンを滅ぼした呪いです。
一度発現すると、竜の生命力と魔力を奪いつくし、次第に枯れ木の様に朽ちて死に至ります。
そして、そのエルダードラゴンの子孫代々に渡って、呪いは続いたと伝えられています。
竜族に恨みを持つ魔族によってかけられたと記録されていますが、、
僕の様な、強い魔力を持つ高貴で偉大な竜ほど強く発現したそうですね。」
「かの竜の一族は滅びたと記録されていますが、
恐らく僕たち兄妹は、その竜族の最後の末裔なのでしょう。
遠い時を経て、再び呪いが発現したのだと考えられます。」
と、早口で一気に得意気な顔で語る妹。
既に絶えた竜の一族にかけられた呪い。
伝承も少ないだろうに、本当によく調べているのであった。
しかし、ドヤ顔で語っているが、
つまりこのまま放置すると妹は生命力が枯渇して死に至る事になるらしい。
「で、その解き方なのですが……。
……なんと……。」
やたらと勿体ぶる……が……
「……分かんないんです!!」
そこまでは記録が残っていないのであった。
■スター = ダンフリーズ > 「見せたのはお主じゃろうが。」
理不尽極まりないと思うのじゃが、どうだろうか?
儂はもう呆気にとられたように顔を見ていたことじゃろう。
「おお、儂は日常生活に関係ないことはあまり頭に入らん方での。」
呆れ顔の妹が講釈を始める。
得意げに語っておるのがなんだかとても面白いが、それを指摘すると怒りそうなので
大人しく聞いておくことにした。
しかしまあ、同じ兄妹なのによくもここまで博識に育ったもんじゃ。
「おいおい、解き方が分からないと困るじゃろが。
儂は枯れ木のように干からびて死ぬ所などみたくないぞ。」
赤黒い紋章を前に、儂は触れようと指を伸ばした。
触って何かわかるとは思えんが、万が一にでもこっちに移ってくれたらと淡い期待もあったのじゃ。
何せ、儂は強力な黄金龍。
妹の語る条件には合致するはずじゃ。
■リューネ=ダンフリーズ > 紋章に指を触れると、
禍々しい死の魔力が伝わり、思わず寒気がしてくる。
遥か昔、祖先らしき竜の一族と件の魔族に何があったのかは知らないが、
一族を末代まで絶やす、という凄まじい恨みを感じざるを得ない。
そして、ふと妹の顔を見てみれば。
「………っっ!!!」
素肌に触れられ、顔が真っ赤に。
「何を!!
触って!!
いるのです!!!!」
大声でまくしたてて、兄の顔に張り手を一発。
……妹は辛辣なだけでなく、凶暴でもあった。
「……まったく。
兄様の変態。
……もう……なんでこんな……。」
それにしても、少し触れられただけで、相当な狼狽え様である。
「そ、それでですね?
解呪の方法は、まだ分かりません。
これから研究するつもりですが……。」
話を本題に戻す。
これから、という事だが、
この強力な呪いの前には、その方法が見つかる前に死に至ってしまうだろう。
「……でも……。
呪いの進行を遅らせる方法は、無い訳じゃないんです……。
ですが……その………。」
さっきまで雄弁に呪いの詳細を語っていた口調とは一変、
話がたどたどしく回りくどい。
……何か、言い難い方法なのだろうか。
ご案内:「コクマー・ラジエル学院、空き教室」からリューネ=ダンフリーズさんが去りました。
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■スター = ダンフリーズ > 「いてぇ!」
儂の頬に突然の張りて。
ヒリヒリと痛み、恐らく腫れておる。
妹は意外にも力も強いようじゃ。
普段の儂なら容易く回避できるはずじゃが、今は呪いの方に意識が回っていて反応が遅れてしまった。
「なんじゃ、そんなに怒ることじゃないじゃろ。」
腫れた頬を今度は撫でる。
しかし、触れてみて分かった事じゃがなんとも奥深い呪いのようじゃ。
一族への悪意を今でも囁かれているかのようじゃった。
「流石じゃな、もう抗う術を見つけておるのか!
で、こっからが儂を呼んだ理由じゃな?
勿体付けずに早く話してくれ。」
漸く本題に入ったと、儂は食い入り気味に問いかけた。
根本的な解呪はまだとしても、何らかの対策が出来るのなら何よりじゃ。
可愛い妹の為ならなんでもやらんとな。
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■リューネ=ダンフリーズ > 「………。」
何故か顔を真っ赤にしたまま、しぼらく押し黙る妹。
そしてようやく口を開き……
「その………。
同族の生命力の結晶を、直接注ぎ込む事で、進行を遅らせる事ができるのです。」
「つまり、ですね?
生命力の結晶、即ち……それは……
精液、です。」
ここまで話すと、さっきまでとは打って変わってしおらしく顔を伏せる。
「精液を、ですよ?
……体内、もとい胎内にですね……??」
それもそうだ。
つまり、妹か言っているのは、唯一の同族である、兄との性交の事である。
しかも、中出しで。