2022/01/22 のログ
ご案内:「屋台の料理店」にさんが現れました。
> 「~~~♪

はいはい、肉料理に魚にパンにサラダ、 
お酒もあればつまみもあるぜー。
お代と料理はお客さん次第。
何でも食べたいもん、言ってくれなー。」

平民地区の一角、飲食店や雑貨の店、服飾店が並ぶ賑わった通りで、
鼻孔をつくバターや甘辛さを感じる美味しそうな料理の香りをたたせる屋台が一つ。

レストランの給仕かシェフのように清潔で整った容姿の男がもくもくと鉄板料理や鍋物、手作りのお菓子をこしらえ、
路行く様々な客層…子供から恋人、家族連れや老人…
果ては、恵みを求める浮浪者にすら「あとで何か手伝ってくれな」とこっそり料理を振る舞って。

料理人の正体は、ここより離れた場所に建つ料理店「喜食館」の店主。
久しく王都を離れていたために開店休業だった店の宣伝や、料理の腕前を素の調子に戻すために、
まずは屋台で往来の人々の腹と気持ちを満たそうと、周囲の飲食店から売れ残った食材を安く買い付け、
薄利多売の一日屋台としてなかなかの盛り上がりを見せていた。

ご案内:「屋台の料理店」からさんが去りました。