2022/01/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公衆浴場」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > 昼の平民地区の一角 湯屋にて

いくつかの粉石や泥になるまで練った鉱石
それらを混ぜ合わせて造られた建築物

温泉とは違い、湯を造るところから商っているため、効能は引けを取らない
山から引き寄せた温泉ではないためか富裕地区ではなく、平民地区に構えられた店は
季節柄商いとしては客足も近いまま

温泉などと同じで、効能というものが存在し、薬湯のブレンドが時折変われば効能も変わる
傷だらけの冒険者や足腰が弱った老人 肌を気にする娼婦 いろいろなものが訪れるだろう場所

メイラは長い黒髪を一条の三つ編みにし、上で一部を結わえた姿
やや頭部が重たいものの、局部に布を巻いておけば両手は空いている
手首から肘の間に入れられた刺青線画のせいで、最初こそ貴族格には見られないものの
顔見知りの手練れや傷だらけの老兵など 時折顔を知る者らと男女問わず濁り湯の中で会話を積む

「傷に効く薬草やら湿布に使われる軟膏やら ブレンドさえ知れれば王城の戦士らの役にも立ちますのに
 ここの主人はきっと錬金術師かなにかですわね。」

メイラはギザ歯三日月の笑みで、カラカラと笑いながら外の寒気のせいか
この湯に浸かる時間はオフだと長くもなりそうだ

周りも平民地区だけに、冒険者などは湯屋代分だけ欲を出せば毎回顔を出せるから
体の調子とやらも少しは違うのだろう。
中には此処に始めか終わりに浸かれば アッチ でも買うとき体に聞かなくて済むと
気持ちよく笑う男もいる。