2021/12/23 のログ
ご案内:「メグメール 自然地帯 まれびと街道 三又地帯」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > ‣まれびとの道 奴隷都市方面 ゾス村方面を示す分かれ道 昼間 天候は静雪
T字となる二つ左右の道へ行けるこの場所 空は曇り空で覆われ灰色がかっていた
それは、ちらほらと魔族国側の積雪ではないものの 白い雪が真っ直ぐに降り下りてきているせい
白い吐息は昼間でも濃く、寒い空気は匂いすら違う 花を通り抜ける 匂いを凍らせたような
ツンと鼻をつつくようなその匂いがするのだ
そんな分かれ道 メイラは移動手段は馬だったのか それとも愛用する乗り物だったのか
はたまた、徒歩だったのか メイラの周りに示す移動手段はない
右手には剣を 左手には特大の剣を 左右両方が黒い身を宿すそれ
肩に担ぐその左手が握る剣は異質であり 身幅は大きく 先端だけは刃を示す滑りのような研ぎがある
しかし左右は剣というには烏滸がましい 黒錆と歪な凹凸が浅く連なり、ほとんど鈍器といってもいい
そう、黒い鉄塊に手を取り付けただけの 研ぎ師や職人が嫌いそうなそれ
剣の形をしているだけの何か と 侮蔑するにはそう表現するのが適しているものを手に
メイラは黒い七分袖の黒衣装で笑う
口元は三日月を描き、紅い瞳は開くまま、微笑んでいるかのよう。
くわりと開くこともなければ 値踏みをするように細めることもない
静を示す眼なのに、とろけるような熱と冷えるような視線を混ぜていた。
職務ではなく私事
時間はオフという、北や戦場に居ついているという認識が強いメイラにとって
数少ない時間の一片をこんなところに充てている。
周囲には、罪なき馬すら潰された形が横たわり、街道を覆う木製の柵の破壊した痕がある
街道での強盗行為
それに対するメイラの害虫駆除とは名ばかりの、日常的な時間
左右に持つ武器を手に慣れさせるためだけの狩りを嗜んでいる場面だった
「さぁ、もっとやりましょう?
足はない 顔は覚えた もはやあなた方は王都を歩くことすらできはしない。
ゾスへ赴くこともできず 彷徨い歩いた先に港湾へいけるほど
気力もゴルドも続かない。 そうでしょう?」
逃げる気を無くすように 己に立ち向かってくるしか最早手はないのだというかのような
言葉による誘導行為
頭を巡らせる 策を講じる為のリーダー格もいない
税を納めきれなかった村人崩れの徒党か 傭兵の末路達に対し
メイラは一歩一歩近寄っていうのだ
「逃げたらこの大剣を置いて、追いかけますわよ。」
ニィィッ と メイラはそう言って、皆へ覚悟を決めさせた。
「さぁ。」
■メイラ・ダンタリオ > 誰かひとりでも 逃げられればいい などという者はない
分散し、運に任せる逃走で生き延びた者がいたかもしれない
けれどこの場で限って言えば、メイラが 目の前のイカれた殺人鬼が
本当にその重い黒の鉄塊を放り棄てて追いかけてきたら
右手に持つショートソードで貫くことを本人が約束している
落ちこぼれた脚で、メイラの脚に追いつかれないはずもなく
この数人がかりで始めるしかないのだと そう思わせるまで それしかないと錯覚させるに至るまで
メイラは笑みをこぼしたまま一歩一歩近づいていく
身は軽々と 肩に担ぐ黒の鉄塊 切っ先を下に下げたショートソード
それを手に、間合いが届く範囲になった瞬間に始まった剣撃 数本の線がメイラへと掻き奔ろうとするそれを
纏めて掃う様に、横薙ぎに振り抜いたショートソードと
剣の途中から受け止められるならば、いざ知らず
半ばから折れ連なる剣
ド ォ ン ッ !
地面を思いきり叩いた、切っ先の銀杏型の角をめり込ませた黒の鉄塊
振り下ろしぬいたその下で、肉を砕かれ、地面と切っ先に混ざった貫通
肺は潰れ、腎臓が片方砕けた姿 心臓は圧迫され、か細い息が、血泡とい共にコポリと出ていく
表情は苦し気にではなく、屠り殺された猿と同じ目をしていた
後悔で涙することすらないまま、無の表情で死んでいる
顔の筋肉が諦めて力を抜いてしまうような、剛の打撃
「弱い鉄ですこと。」
折れた剣 折れなかった剣の互いを見比べ合いながら、こちらを向く面の
太腿を斬りつけて、貫いていく右のショートソードの切っ先
身動きをできなくさせてから。
たっぷりと練りをするかのように 片手一本 左腕一本で浮き上がらせる黒の鉄塊
「不思議ですわ。 魔物でも相手はよかったのに
なぜかこの二振りが 〝人間に馴染む” 。」
相手なんて誰でもよかったかのよう
手にする二振りをもっともっと馴染ませるようにしている相手は 何故か人型が多い
そして その人間達を 斬り潰すのが 楽しい。
向かってくる者 必要のない人間 ばかりを殺しているものの
メイラの気分は浮いていた。
「おやすみなさい。」
ドォンッ バァンッ と叩き殺された男の悲鳴
潰し殺された男の悲況 ろくに動けない相手に 一撃の鉄塊の振り下ろしは
胴体の 臓腑血流を潰し、圧と痛みか 眼球が半ばまで飛び出して死んでいた。
ご案内:「メグメール 自然地帯 まれびと街道 三又地帯」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」にフェルトさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」にロスティンさんが現れました。
■ロスティン > 街道を通り、街へ至ると、すぐにギルドで依頼達成の報告を行う。
「えへへ、採取依頼無事達成―、ありがとうね」
受付から戻った少女がフェルトへとちかづき、微笑む。
それほど多くない報酬を財布代わりの小袋に入れて、手に持ち見せつける。
「さ、これでお酒おごるから何処かいい店いこうよ、フェルトならしってるでしょ??
そこで、約束通りお話もするから、ね」
ウィンクをしてにこりと笑い、はやくという様に、腕をとり、ぐいぐいと引っ張る。
■フェルト > 街道に出てしまえば問題もなく街へと戻れ、ギルドに戻れば依頼達成の報告へ向かう少女を見守り。
報告を終えた少女が戻れば笑顔で迎え。
「報告お疲れ。採取もいい経験になっただろ?」
報酬を入れた小袋を見るとやはり報酬はそう多くはないかとみて。
それでもいい経験になっただろうと笑って。
「俺のよく行く酒場でいいか?そこなら安いしそこそこ美味いしな。
どんな話を聞かせてくれるか楽しみだよ」
日を改めるのかと思えばこのまま奢って貰えることに笑みを向け。
それならと行きつけの店で良いかと口にしては腕を取られて歩き出し。
ギルドを出れば先導をするように先を歩き、ギルドから比較的近いそれなりな大きさの酒場、まだあまり客がいないそこに案内をしていって。
■ロスティン > 「そうだねー、慣れてない事はやっぱり難しいっていうのが実感。
けど、基本を教えてくれたから、後は色々調べたりで行けると思う」
ありがとね、とぺこり。
「うん、そこで良いよ、ささ、案内してね。
まぁ、フェルトが驚くかは置いておいて、色々するよ」
酒場に入ると、席に着き、周りを見ながら
なにがいいかなーと、呟いた後。
「注文はフェルトにお任せでいいかな、あ、上限はこれ位で」
そういって、今貰った採取報酬を机に置いて、
■フェルト > 「最初はどんな依頼もそんなもんだよ。
基本さえわかれば後は数を熟せば直ぐになれるって」
お礼を言われればなんてことはないというように首を振り。
少女なら直ぐになれると太鼓判をおして。
「常連になるならマスターも喜ぶな。
驚くかは別として退屈じゃなけりゃいいよ」
酒場に入ればカウンターにいたマスターに軽く手を振って挨拶をし。
適当な席に座ると周りを見る少女の姿に珍しいかと見てしまい。
「別にいいぞ。その半分は残るから大丈夫だな。
食えないもんはないよな」
上限と今受け取ってきた報酬を置かれるとその半分程度で大丈夫と笑い。
先ずはエール2つと適当に串焼きを注文し、そうすれば直ぐにエールが届けられ。
「先ずは乾杯しておくか」
そう言ってエールが並々と入ったカップを手にして。
■ロスティン > 「そっか、頑張って慣れていかないとね」
太鼓判をおされ、にへへとふにゃっと笑う。
街に入って少し気が緩んでいるのか依頼中よりも木の抜けた感じで。
「安くておいしければ、何度も来るよ。
まぁ、どこにでも、はない話、かな多分」
酒場自体は言った事はあるが、此処は初めてだからねー、とくすりと。
「ん、そうなの…好き嫌いはないよ、何でもありがたく頂きます」
持ってこられたエールを持って。
「うん、それじゃ色々教えてくれたフェルトに感謝を」
そういってカップを掲げる。
■フェルト > 「慣れてきて調子に乗らなければ大丈夫だよ」
大丈夫だと思うが慣れた頃にあると告げて置き。
先ほどよりも抜けた様子の少女を軽い様子で眺め。
「なら何度も来ることになると思うぞ、ここは酒は少し安いからな。
そう聞くだけで楽しみになるな、何処にでもじゃないならな」
酒場の数は多いからなと笑い。
何処にでもある話しじゃないなら楽しめそうだと期待をして。
「奢って貰うのに変に高いものは頼まないって」
好き嫌いがなければ注文も楽な物、報酬も多めに残るだろうと。
そして少女もエールを持ちカップを掲げれば、軽くカップを合わせ、乾杯と告げては一口飲み。
「仕事の後のエールがうまいよな。
さて…それじゃ聞かせてくれよ」
良く冷えているとは言えないが美味そうにエールを飲み、おそらくは鳥の肉という串焼きが運ばれて来れば一本を手にし。
それを口に運びながら楽しみにしていた話を聞かせてくれと促して。
■ロスティン > 「そこは気を付けるね」
忠告の言葉にはきちんと頷き。
「そうなんだね、それじゃ何度も着そう。
なんか恥ずかしいけど、ね」
期待に少し緊張しつつ。
「それは助かるかな」
此方も乾杯し、エールを一口飲んでから。
「おいしいよねー。
んーそれじゃまず、私は一応騎士の娘になるんだけど、私は8女なんだよね。
うち女の子ばかり8人姉妹なの」
串焼きを確保しつつ、はなしだす。
■フェルト > 素直に忠告を聞いてくれた事に頷き。
そう言う素直さが少女がきっと大丈夫と思える所以。
「それなら直ぐに常連になってそうだな、常連になったらサービスしてくれるかもな。
酒の席なんだ、恥ずかしさも直ぐに忘れるって」
恥ずかしいと言われても今更無しにする気はなく。
「流石に今の報酬を全部飲み食いに奢らせるほど非常識じゃないぞ」
中にはそんな奴もいるは自分は少なくともそうではないと口にし。
「酒は仕事が一番うまいんだよな。
……騎士て事は貴族なのか?けど女ばかりで8人……」
少女が話しだし、騎士と聞けば驚きもあるはなんとなく納得も出来。
ただ女ばかり8人には流石に驚きはするが続きを聞く姿勢になって。
■ロスティン > 「サービスは嬉しいなー、同じ予算で多めに食べれたりするし。
まぁ、そっかな」
エールをさらに一口飲んで。
「ふふふ、フェルトはやさしいねー」
にこりと、良い人だーと、微笑んで。
「体動かした後だからかな、美味しいよね。
一応貴族だけど、上にいっぱいいるからね、親が権力欲とかないから、政略結婚の駒にもされてないし。
ちなみに上の姉は、もう結婚とかしてるけど、長女が婿貰って家継ぐ予定で、他は騎士になった姉とか、商家に嫁に行った人とかもいるんだー」
はずかしながら、一応貴族子女ですよ、と頬を指でかく。
■フェルト > 「ただどんなサービスを受けれるかはマスターの気分だな。
俺は今の所エールが一杯タダって程度だよ」
どんなのかはその時だとエールを口にしながら告げ。
ふと視線を感じカウンターを見ればマスターと目が合い苦笑を見せ。
「そこまで非常識じゃないだけだよ」
教えて全部使わせたら意味ないだろうと首を振って。
「そうなんだよな、けど飲むためだけに運動はしたくないってのもあるからな…、この美味いのは仕事後だけの楽しみだよ。
そりゃ珍しい親だな、貴族って聞くと権力欲の塊みたいのしかいないと思ってたな。
なるほどな、跡取りの問題が解決してるから後は好きして良いって感じか」
それで冒険者をやってるのかと恥ずかしそうにしている少女を見て。
貴族なら師匠が居たのも納得してしまい。
■ロスティン > 「うん、まぁそうだよね、でもサービスをしてくれるのが嬉しいし」
その気持ちが、ありがいんだよ、とにこにこ。
「そういう事にしておこっか」
てれてる?と冗談ぽく言って。
「ボクは訓練後とか飲んでも美味しいな。
んー、まぁ娘が格闘技やりたいって言ったら、いいぞってすぐ言ってきたし。
そそ、騎士レベルだからね、義兄さんも良い人だし、家は安泰みたい」
ちなみに、冒険者の件も許可貰ってて、これとこれは貰ったんだと、手甲、脚甲を指さして。
■フェルト > 「そう言うもんか…そう言うもんだな」
この店に通い慣れているせいか他の店ではそう言うのがない事を思い出し。
思い出せば確かに嬉しいなと納得をして。
「そうなんだよ。変なこと言ってると襲うぞ」
冗談ぽい言葉に照れ隠しのようにそんな事を返し。
「訓練な……俺はそう言うのはあまりしないからな。
それは何て言うか……好きにさせ過ぎじゃないかって思うぞ。
何て言うかな、この国の貴族なのにいい人って感じだよな」
街中で見る貴族は横暴なのが多いのであまりそう言うイメージがなく珍しいと顔に出してしまい。
貰ったと指された手甲、脚甲に目を向け、貴族なら残ってるのもあるよなと納得し。
自分とは違うもんだなとつい見てはエールを口に運んで。
■ロスティン > 「そういうものだよー」
店のマスターに笑いかけながら、手を振って。
「あはは、ごめんごめん」
手を顔の前に掲げ、頭をぺこりと。
「ボクは依頼言ってない日は数時間は訓練してるよ…一応週1くらいは休むけど。
あはは、家はそんな感じだよ、だから色んな事してる姉が多いし。
変わり者って言われてるね、本人たちは気にしてないけど」
おかしな人が多いのも事実だし、とその顔を見て一言。
家の事はそんな感じ、と言って、串焼きを口に含んでもぐもぐと。
■フェルト > 少女がアマスターに笑いかけ手を振れば給仕が少ないながらフルーツの盛り合わせを運んで来て。
それを見ては、気に入られたなと笑い。
「次に揶揄ったら本当に襲うからな?」
頭を下げて謝る仕草に怒っていないとエールを口に運ぶが釘をさしておくのは忘れず。
「それでも俺としては凄いとしか言えないな、真面目過ぎるだろ。
俺なら仕事がない時は金があったら酒場、ないならねぐらに居るか森に行くぐらいだって。
何て言うか貴族っぽくないって思えるよ、俺から見ても変わりものにしか見えないな」
おかしいというか変わってるというかとうまく言葉が選べず。
ただ予想以上に面白く興味を持てたというのは確かで。
「十分に面白い話だと思うぞ。今度実際に見に行ってみようって思えるぐらいだよ」
串焼きを食べながらそんな事を口にし、エールを飲み干せばお代わりを注文して。
■ロスティン > ありがとー、とマスターと少女に微笑んでお礼を言って。
「はいはーい、きをつけます」
えへへと、微笑んで…少し乗り出して、顔を近づけ。
酔ってるから抵抗できないかもなー、と小声で冗談ぽく囁いて。
「師匠が言うには1日さぼると3日修行しないと取り返せない、んだって、だからもう日課だよ。
他の貴族の人はあんまり知らないけど、まぁ、かなり貴族としては変だよ」
あははと、笑いながら肯定して。
「見に来るのはいいけど……ボクと一緒だと色々姉が騒ぐと思うけど?」
少女の中では見物ではなく、自分と一緒に来るものと思っている様子で。
男を連れて末娘が帰れば、騒ぎにはなるだろうと、思いいたる。
■フェルト > 「その時は酔い潰して持ち帰ってやるって」
少し身をを乗り出しての冗談ぽい囁き。
それを聞くと持ち帰りを宣言し、寝かせないと冗談っぽく返して。
「弟子が真面目なら師匠も真面目って訳だな、俺はそれでも日課に出来そうにないな。
いやな…まともなんだろうけどな、他がアレだから変に聞こえるんだよ」
むしろ少女の家のような貴族は本来なのだろうと思い、時折他国の連中と飲んで話してもそんな感じ。
しかしこの国では普通、まともな貴族ほど変に聞こえると思ってしまい。
「変わった貴族だから見たくなるだろ?
色々な意味で騒がれるんじゃないか?妹が悪いのに引っ掛かったってな」
少女の言葉に一緒に行くという風に思っていると判れば意地悪な笑みを浮かべ。
貴族の娘とどう見ても育ちが良くない同年代の冒険者、妹が騙されたと思うぞと冗談のように告げ、
運ばれてきたお代わりのエールに口を付ける。
■ロスティン > 「わー、えっちだ…フェルトも男の人だもんね」
何やら少し照れながら、微笑んで。
「修行に関しては真面目Dけど、スケベだからなぁ…ボクは結構小さいころから修行してたから。
一応家がお付き合いしてる家は、比較的考えが似てるって言ってたよ、勢力、は小さいんだって」
この国では珍しいの普通な貴族だけに数はそれほど多くないとか。
「ボクとしてはそれが普通だしねー。
んー、悪いのに引っかかったとかより、フェルトが質問攻めにあったり、騎士の姉さんは、腕前を見てやる、とか言って…なむなむになるね」
寧ろ、心配なのは一緒に行く少年のほうじゃないかなと、こちらも意地悪そうに微笑んで。
■フェルト > 「そりゃこの国生まれて貧民地区育ちだぞ。
チャンスがあれば食っちまうのがあたりまえだって」
だから油断するなよと笑い、照れた姿を楽しそうに見て。
「真面目に修行をして手を出してるって感じなんだな。小さいころからね…俺はそんな時は生きるのに必死だったな。
他にもまともな貴族っていたんだな、まあ……その内に大きくなるんじゃないか?」
もしかすればそんな考えに賛同するのも増えるかも、そう知れば大きくなると気楽な考えを見せて。
「そりゃ自分の家なんだから普通なのは当たり前だろ。
……うわ、それはめんどそうだな……見てみたいけど面倒ごとが多そうなら…やめた方がよさそうだな」
少女が揶揄われるなら良いが自分の方が被害が大きそうと見れば二の足を踏み。
質問なら適当に流せるが騎士と手合わせなど死刑宣告と変わらず、それだけは勘弁だと降参のように肉がなくなった串を置いて。
■ロスティン > 「んー、そう言えばそう言ってたね。
良い人そうに見えて、ケダモノさんだったんだね」
と、わざとらしく大げさに、驚いたようによよよと体を手で守るような格好をして。
あははと笑いかける。
「ここはこうだ、とかお尻とか普通に触って来たよ。んー、困る事はなかったけど、修行以外の勉強はいやだったな。
探すといるみたい、師団の中とかにもいるって聞いたけど」
ただ、かなりバラバラで横のつながりがなさそう、と良く判って無いのか首を傾げながら。
「あはは、自分と他の人で味方違うのはそうだよね。
うん、ボクも色々聞かれると思うけど、フェルトも大変になるよ」
ちなみに、騎士の姉さんは、ボクよりよっぽど強いし怖いんだよ、と声を小さくして苦笑する。
■フェルト > 「冒険者をやってそれなりに稼いでも癖は抜けないしな。
この国だといい人ほど気を付けないとやばいかもな?」
大袈裟に驚いたように身体を守るような恰好をみれば笑って返し。
「指導って名目でなんだな、良い事を聞いたけど遅かった…。
その勉強こそやっとかないと依頼で苦労するぞ?
なるほどなー、バラバラで纏まってないってやつか」
まともな中でも主義主張はある、それで纏まってないんだろうな。
そんな事を考え次の串焼きに手を伸ばして。
「そう言う事だよ、俺の普通はきっとロスティンは引くと思うぞ。
その聞かれた内容次第で…俺は死ぬんじゃないか?」
少女にすら勝てるとは思えないのにそれ以上と聞けば肩が落ち。
興味よりも身の安全こそが優先、もし見にいくなら一人にするかと決めて。
■ロスティン > 「あんまりそうは見えないけどね。
確かに、擬態してる可能性もあるし」
うんうんと頷いて、判らないのは困るよねと、苦笑。
「まぁ、そう言うの含めて雇う時の代金は少しおまけしてくれたみたいだけど。
あぁいやね…礼儀作法とか、ダンスとかそっち系なの、ダンス敗因だけど礼儀作法は苦手で。
そそ、だからお父さんの同僚とか、そんな感じの近い人しか知らないし」
ごくりとエールを飲んで、串焼きを一口。
「そうなんだ、今度教えて欲しいような、欲しくない様な。
いやー、手加減も上手だよ…生かさず殺さず、レベルで」
後半は、さらに小さな声で、フェルトの顔の真横で、周りに聞こえないよう注意しつつ、囁いて。
近づく少女の顔、石鹸なのか、少し良い匂いがした気がする。
■フェルト > 「そりゃあそこから出てきてるんだ。普通は見せないって。
俺の擬態を見破れないようだとまだまだだぞ?」
男で衛兵に捕まれば先ず奴隷落ちは確実な上、釈放のコネもないので大人しくしていると笑い。
自分よりも滑稽で悪質なのはいるからと忠告し。
「それで高い金をとってればいくらまともな貴族でも打ち首にするだろ……。
あー、そういうのな。俺はそっち系は関係ないから気楽でいい。
ロスティンは本当にいい家に生まれたって感じだな」
話しを聞けば聞くほど小さいころに夢に見たような暮らしをしている。
そんな風に思いながらエールと串焼きを口にして。
「その内に酒のネタで聞かせてやるよ、実際には連れてはいかないけどな。
そう言うて加減がうまくてもな……そう言う訓練は勘弁だよ」
後半になり顔の真横での小さな囁き。
その言葉に絶対に遠慮したいと苦笑を浮かべるが少しいい匂いに気が付くと鼻を鳴らし。
今の所客もそういないので多少は良いだろうと考え、少女が身体を引けないように肩に手を添えて首筋に顔を埋める悪戯をしようとする。
ご案内:「設定自由部屋」からフェルトさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」からロスティンさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」にフェルトさんが現れました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯/森」からフェルトさんが去りました。