2021/11/23 のログ
ご案内:「王城内 地下牢獄」にアラヤ・ダンタリオさんが現れました。
アラヤ・ダンタリオ > 暗い廊下 剥き出しの石壁 点々と付いている火明かり
地下という湿り気と寒々しさ
囚人 罪人に与えられているものは寝床だけであり 其処に複数人の場所 と単身に分けられている中
牢番が牢獄に入る為の入り口と階段を下りた先に一人ずついるだろうか

その兵が入り口を閉じる鉄柵の先は 分厚い鍵の付いた鉄格子が左右に並ぶ牢屋の間
中心の道は広く取られているのは、左右から延びる罪人の手が伸びても届かないためだという

男と女 それは区分けされているだろう中で、男が並ぶ場所
粗末な囚人服 手足に掛けられた手錠と鎖
その中で見える先は、暗い光度にも目が慣れている連中にとっては刺激的な光景だろうか

「拷問も調教も、いろいろと種類がありました。」

そう言って、手に携えているのは縄 細すぎず 太すぎず
長めにされたそれは手元で束を造り、綺麗に巻き付けるとグリップになる
その先には数本にばらけた長い輪になっている縄

縄のばらけた部位は、先端 中間に計三つの結び目を持ち
それをアラヤが握っている

「中でも教えてくださった縄師は、縄のすばらしさを語ってくれたものです
 一つで無数の使い方があるのだと
 私がシェンヤンや東の着こなしを好むから、熱を込めてくださいました。」

見下ろす先には女の罪人か
肉は薄すぎず つけすぎず 周りの罪人が静かに しかし鉄格子に食らいついてみる
言葉を発しないのは、アラヤの言葉を邪魔すれば、拷問が待っているからだ
この全裸で彩られた娘の姿を焼き付ける為に。

「だからこそ縄は、とても私に恩恵を与えてくれました。」

そう言って、見下ろす先は、鉄を使わず、縄一つ
それで首を通し、両手を背中に封じ、縄の結び目と形作る交差で模様を施された
所謂緊縛と呼ばれるもの

それはこの王都に於いて新鮮だろう
鎖や鉄 鉄球に枷と比べて、縄一つで美しく結ばれている

結ばれた本人に痛みはない 苦しさもない
リラックスした状態であれば、まるで結ばれていることが自然と感じれる形に仕上げている

縄一つにこだわった歴史は 実在するのだ

「逃げてもいいですよ
 周りの罪人に好きにされたいなら。」

そう言って、足元すらおぼつかない罪人娘の背中を軽く踏みつける
しかし力は強く、だんだんとかかると背中を向けて頭を垂れるしかなかった。
無表情な、ハイライトの無い視線に、罪人娘は背中を冷たく撫でられたように感じるだろうか

「―――ふっ。」

一息力みを入れるようにし、手首のスナップを利かせ
縄という一本で創られたバラ鞭 それで始まる パァンッ! と鳴る背中への痛み 痛み そして
一つの鮮烈な通り過ぎていく刺激

「辱められて 叩かれて 貴女がどれだけ言葉と身体
 どちらを“進む”のか 見てもらいましょう。」

始まる 和風SMというべきそれ
背中 ふともも 時には端で巡って乳房に
縄という縄が、体に叩き込まれていく。

ご案内:「王城内 地下牢獄」からアラヤ・ダンタリオさんが去りました。