2020/11/19 のログ
タン・フィール > 「~~~♪」

そのままうとうとと、のぼせる寸前まで心地よく湯浴みを堪能してしまい、
真っ赤に茹で上がった頃には、この温泉を視察に来た王都の市政の人々に介抱される羽目になる。

川沿いの温泉が旅人の疲れを癒やすスポットとして定着するまでには、まだ時間がかかるという。

ご案内:「川沿いの天然温泉」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」にテアンさんが現れました。
テアン > 「…あれ?」

とことこと歩いていた少年は気づかぬうちにどこかに迷い込んでいた。
軽く周囲を見回してもあまり見覚えがない。
道を間違えたかなと思いながら、じゃあここはUターンかな…と思う。

そこはどこかの邸宅だったかもしれないし、裏通りのどこかだったかもしれない。
王都ではよくある光景である。
ひょっとすると誰かに迷い込まされた、という事もありえるのだが…。
道を戻ろうとくるり振り返った少年に何かが起こるのか…?

テアン > 特に何も起こらなかったようだ。
振り返ったまま歩き始め…

見覚えのある場所にたどりつけば、元いた所へと帰っていくだろう。

ご案内:「設定自由部屋」からテアンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 王城」にリシェさんが現れました。
リシェ > -お約束待ちです-
ご案内:「王都マグメール 王城」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
リシェ > 「…まさか。わたしは…王様になりたい、だなんて。…そんな風に、考えた事も、有りません。
なりたい……なりたかった、とすれば。わたしは、ただ、普通に。…普通に、生きていても良い、そう…認めていただきたかった。それだけ…です。」

(その願いは、過去形として、言葉にされていた。願いが、既に叶ったのか、そう問われれば。そうではないという事は、現状の立場を見れば、あきらかで。
だとすれば、言葉の意味は。願い事それ自体が、形を変えた、という事なのだろう。
今、少女が願っているのは、どんな事なのか。その事を、聞かれたのなら。例え彼に対してでも、今は未だ…秘密、と。微笑みながら、首を横に振るのだけど。)

「…最近。内緒事も増えました。…隠し事を、するのも。…わるいこ、らしいですよね…?
……それでも。秘密のまま、でも。許して下さるのですね…ギュンターさま。あなたさま……は。
後で、何が起きても……ふふ、…ぅふふ…?大丈夫です、約束します、わたしは…わたしを許して下さる、ギュンターさまには。
……少しは、困らせてしまうかも、しれませんけれど。それでも……あなたさまには、絶対に。苦しめるような、敵になるような事は、致しませんと…」

(悪辣と。悪魔と。どちらが、より、悪なのかは。判らないけれど。
同じように、わるいこ、同士で居られるのなら。その関係を、崩したくはないと思う。
それに…少なくとも、こうして、今日語り合った色々な言葉で、考えたなら。彼は、きっと。少女にとって、歪みをぶつける対象には。ならない筈だから。)

「ぁぁ……あぁ、返す言葉も、ございません…その通りです。…そうでしか、なかったのです…わたしは。ずっと。
何かを、自分から求める事すら、有りませんでした。…与えられる物。良いも、悪いも、それだけで。…生きてきた、いえ、生かされていた。
けれど。生かされている、というのは。否定出来ません。…食べる物も、住まう場所も、わたしは…皆。ここで、与えられて。それをしか、知らないのですから。
本当の意味で、城を捨てる、事は。…きっと。出来ないのでしょう。…ですから。此処での、わたしを。変えるしか無いのです、が。
……本当に。困った事を、仰います。ギュンターさまは。…それでしたら、想い人とは、どのような物なのかくらい。…わたしに、想像させて、下さいませ…?」

(異性との間に。最初から段階を跳ばし、肉体関係ばかりを、刷り込まれてきた少女だから。
甘く淡い恋など、酷くぼんやりとしか、想像出来ないと。唇を尖らせて。
…とはいえ、結局。それを、聞く事が出来るとしても。ずっと、先の事になるだろう。最低限、夜明けの頃。
今は、先ず。快楽と、情欲。いつもの、異性との関わり方が。優先だから。)

「………ぁ…ありがとう、ございます。…ギュンター……さま………」

(器用さを褒められてとも、仕える事を許されてとも。どちらとも取れる、短い答えを、返したなら。
其処で、一旦、言葉が区切られてしまう。口付けに。唇や舌を、言葉以外の目的に、用いなければならなくなって。
最初は胸板に、点々と痕を散らすように、軽く唇を落としては、吸い立てて。鎖骨の括れや、乳首の先端等も、一つ一つ、刺激する。
順々に脱がせていく、指の動きを追い掛けて。下り続ける唇は。臍を擽り、下腹を舐って。
そのまま、丁度、彼の両脚の合間に。座り込むような所まで、下がり終えたなら。目の前にやって来るのが…滴を、垂らし始めた、肉棒だった。
手の中に捧げ持ち、真っ直ぐに立たせて。それを挟むような位置取りから、一度、彼の瞳を見返して…うっすら、瞳を綻ばせれば。
次の瞬間、はく、と頬張っていく。亀頭も、肉柱も、一気に根元まで。深く喉まで、咥え込めば。じゅぅ…!音を立て、吸い上げて。)

ギュンター・ホーレルヴァッハ >  
「"認めて頂きたかった"…か。
その答えそのものが、リシェの変化を如実に表している様に思えるよ。
内容が気になる所ではあるが……今、リシェが抱える願いが。想いが。善き形で叶う事を祈るばかりだよ」

少女の願いは、過去形にて紡がれた。
であれば、その願いは成就したか――別のものに変化したのだろう。そしてそれは、少女の境遇を鑑みれば。願いなど、という言葉そのものが意味を為さない様な少女の立場であれば。
少女が抱える願い。"普通に生きる事を認めて欲しい"という願いが一体何に変質したのか。
問い掛ける様な眼差しには、微笑んで首を振る少女。
小さな苦笑いを浮かべると、今は唯少女の願いが叶う事を祈るばかり。

「……ほう?私を困らせる、か。それは良い。それはとても、愉しみだ。
此の私を。ホーレルヴァッハ家の嫡子たる私を困らせる、というのはどれ程の事なのか。
鳥籠の少女。家名無き姫君。お前が何を為そうとするのか……とても、愉しみだよ」

御互いに秘密を抱え、御互いに言葉に出来ぬモノを抱える。
であればこそ、少女の言葉を耳にすれば、愉快そうに笑みを浮かべるのだろうか。
悪戯仲間に向けるかの様に。それでいて、魑魅魍魎蠢く王城の中で、"対等な王族"と接するかの様に。

「別に、此の城を捨てろとは言わぬさ。
寧ろ、此の城の財貨と愚かな貴族共を強かに利用して生きる、くらいに傲慢になっても良いのだろうよ。
それに、生かされているという事は、少なからずリシェにはそれだけの価値がある、という事だ。それが例え、お前の躰を手折るだけのものだったとしても、その価値を対価にお前は生きている。
先ずは、自分の価値に自信を持つ事だな。王族たるもの、多少は傲慢でなければよ。
……ふむ。そういう類は苦手な部類なのだがな。宮中の吟遊詩人の方が、余程良い仕事をすると思うが。
私から想い人、などと言うものを連想しても、碌なものは出てこぬよ」

唇を尖らせる少女を、微笑ましいものを見るように穏やかに微笑みつつ。
立場も地位も違えど、図らずもそういった事にとんと疎い己もまた、そういった事柄への知識と理解力は少女と大差無い事に苦笑い。
――結局は、己も少女と同じなのだ。己に群がる者を抱き、己が求める者を抱く。
そうして、欲望を。肉欲を。獣欲を。発散させる事ばかり、してきたのだから。

「………っ、く…。流石に、手慣れたもの、だな………」

少女の唇が、己の唇を、鎖骨を、乳首を、啄む様に吸い上げる。白魚の様に細い指が、己の衣服を解いて、露わになった肉棒に手を添えれば。それだけで、びくりと震えたソレは、若さ故の熱と質量を、少女に伝えるかの様に。

そうして、青臭い迄の精臭を放ち始めた肉棒を少女が頬張り、咥えて、下品な音と共に吸い上げれば。
余裕めいた尊大な己の表情は僅かに快楽に歪み、言葉の節々に熱の籠った吐息が混じり始める。
肉棒を咥えた少女の頭にそっと添えられた手は、其の侭奉仕を続けろと言わんばかりに僅かに力が込められている。

リシェ > 「そう、ですね。…贅沢にも、なりましたから…ただの、普通、では…足りないと。そう、なのかも…しれません。
とはいえ。何を以て、普通…と、言えば良いのか、なんて。…きっと、わたしと、あなたさまと、それだけでも。別ですから。
ご想像の通りに、なれるとは、限りません。…ただ、それでも。………それでも、有難う御座います。
叶えても良いのだ、と。そう仰ってくれるだけでも。わたしにとっては、とても…とても、特別、なのです。ギュンターさま。」

(生かして、貰っているのだから。多くを望むなど、わがままだと。贅沢だと。多くの者が、そんな風に、少女を押さえ付けてきたから。
何かを願う、そんな、当たり前の事を。極自然と、肯定してくれる、彼の言葉。それだけでも。救われる、と、言って良さそうで。
お陰で、ほんの少しとはいえ、変化した、望みを。きっと初めて、誰かに対して、口にする事になった。
こういうのを。相手の事を、信じたと。言っても良いのだろうか。…少女の人生経験では、いまいち、確信出来ないものの。
続く言葉にも、彼は。分不相応だと縛めたり、生意気だと怒ったり、といった反応は見せない。
対等な…王族。というより、対等な人間。そう扱われているようで。ついつい、口元が、緩みそうになる。
それを我慢する為に。少しだけ、変な表情をしてしまい。…其処を指摘されでもしたら。更に、膨れっ面になった。かもしれない。)

「例えば、そうですね…?……この次も。いえ…これからも。ギュンターさまに、ギュンターさまとして、お話します。
ホーレルヴァッハの、ご子息様とも。カルネテルの座を、力で手に入れた方とも。扱って、差し上げません。
それを、許して下さったのは、あなたさまご自身ですから。今更、撤回するのは。無し……です。」

(例えば、なので。プランは、決して一つではない、筈。その中から、選び出した例えだから。
彼が、どれだけ困るだろうか、という所ではなく。どれだけ、少女が実践しやすいか。”やりかねないか”、という事だろう。
もし、彼が、許してくれるなら。この案も、秘密の中に。組み込んでしまうのも。悪くないかもしれないと。
思い付く瞳は、普段の少女らしからず、きらきら、光を放つようで。)

「利用する…される、側とは。自覚、有りますから。…お互い、利用している、だとか?対価は、払っているのだから…とか。
そのように、考えられるように、なったのなら。罪悪感というのも。覚えずに、済む…のでしょうか。
…とはいえ。あまり、傲慢には。なりたくはない……ものです。そういう方々、多く、見て参りましたので……あまり。同じになるのは…良い気が、致しません。
……お話、でしょうか?弾き語りの、物語等の。…ご本でも、伝わっているのでしょうけれど……わたし、あまり、文字を読むのは……」

(むーぅ、と呻く。まともな、王族ではない、その弊害で。少女の学力は、高くない。極々親しい仲との、手紙をやり取りする事にすら、四苦八苦してしまう。
そんな物は、肉奴隷やら、性玩具やら、と呼ばれるモノには。必要なかったから。
お陰で、文学的な表現になると、はたして、ちゃんと理解出来るかと。思わず、首を捻ってしまうだろうか。
…矢張り。直接、体験出来るもの。してきた物。それ等の方が、良く馴染む。
取り合えず、今、当て嵌まるのは。恋の辺りを、通り過ぎて、肉欲にまで。辿り着いた後の事柄ばかり。
実践として。先ずは、唇で奉仕する。頬張りついた肉棒が、とろとろ、汁を滲ませれば。啜る際に、わざと音を立てるのも。技巧の一つ。)

「んく…ふ………ちゅふ…んっ、んっふ、ふ………」

(置かれた手、その下から、様子を。表情を、窺いながら。より強く、肉棒を吸い上げて。
吸引を重ねながら、手の力に抗うように、頭が上がり…直ぐ落ちる。肉棒を、根元まで飲み込めば。また、顔は上がり。その繰り返し。
うっすら紅い唇が、ぬらぬら、唾液で濡れる肉棒を。締め付けながら、扱いていく。鈴口を啜る、裏筋を舐る、それらと共に。)

ギュンター・ホーレルヴァッハ >  
「普通では足りぬ、か。しかし、何を以て普通なのか分からぬと。
……ふむ、そうさな。普通というのは、その者の生まれ育った環境による。私とリシェの"普通"が違う事は、今お前が言った通り、理解出来る事だろう。
となれば、リシェが望む『普通では足りない』とは。言うなれば、今より満たされたいという事ではないのかね。
何が、とは言わぬし、私には分からぬ。しかし、今迄は『生きているだけで良かった』お前は、それだけでは足りなくなったのではないか。
今迄の生活への変化ではなく、自らへの充足を求め始めたのではないのかね?或いは…何かに餓えている、とでも言い換えようか。……まあ、私の憶測に過ぎぬから、リシェがどう思っているかは、分からんがな。
まあ、何にせよ。どの様な願いであれ、それを叶える事は自由だ。相応の努力が必要だとは思うがな」

少女の願いに対する己の言葉は、勝手な憶測でしかない。
だから、助言だの忠告だのといった事もしない。
唯、願いを叶える事は自由だと告げるだけ。
少女が、その願いを告げた相手は己が初めてである、などと露知らぬ儘、小さく笑ってみせるのだろう。
とはいえ、その笑みは。何かを堪える様な表情の少女を見れば含み笑いの色が強くなってしまい、それを見た為かふくれっ面を浮かべた少女に、更に笑みを零す事になるのだろう。

「…………く、ハハハハハハ!そうか。此の私を。
ギュンター・メルヒオール・フォン・ホーレルヴァッハと、唯のギュンターとして話すというのか。
それは実に困るな。ああ、とても困る。実に困り事だ。
とはいえ、今更撤回するのも野暮だ。ああ、リシェ。それを許そう。お前はこれからも、私を唯のギュンターとして接する事を許すとも」

少女の言葉に、最初に浮かべたのは…ぱちくりと不思議そうに瞳を瞬かせる顔。
そして、可笑しそうに。高らかに笑ったかと思うと――その少女の言葉を、超然と受け入れた。
唯のリシェと、唯のギュンター。そうある事を許す、と相も変わらず偉そうに。瞳をきらきらと輝かせる少女に頷くのだろう。

「そう。リシェの現状に。環境に。罪悪感等覚える必要も無い。まして、それを利用する事に、罪の意識など感じる必要も無い。
傲慢でありたくない、というのなら。せめて狡猾であるべきだろうよ。同じ穴の貉になりたくないという気持ちは、理解出来るがな。
………むぅ。であれば、先ずは勉学から励まねばならんな。
私が手すきの時に王城で語らう時間があれば、勉強も教えてやろう。知識は、世界を広げる大きな手段足り得るからな」

呻く少女に、此方も思案顔。少女の境遇を考えればさもありなん、と言ったところかと理解が及ぶ故に。
だから、勉強を教えようかと。世間話の様に話題を振ってみる。勿論、互いに相まみえる時間も場所も限られる事は理解している。それでも、鳥籠の姫君の世界を広げる助けになれば、と思ってしまうのだ。

尤も――そんな言葉も想いも。目先の情欲の前には脆いもの。
先走りを滾々と溢れさせる肉棒は、少女の咥内で硬く、熱く、張り詰めていく。
少女の経験と知識が存分に活かされた口淫。それなりに女を抱いた経験のある己からしても、それは快楽を昂らせるのに十分過ぎるものであった。

「……そ、こ…もっと、もっと、強く……っ…!
…リシェ…リ…しぇ……っ…!」

そして何より。儚げな雰囲気を纏う少女が、己の下腹部に顔を埋めて肉棒を頬張っているという視界からの情報が、己の情欲と嗜虐心を高めていく。
半ば無意識に、少女の頭に置かれた手に力を込めれば――其の侭、少女の頭を掴んで荒々しく前後させてしまおうと。
じゅぷ、じゅぽ、と。少女の唾液と己の先走りで濡れた肉棒を、少女の口で扱きながら。睾丸からせり上げる様な精液を早く吐き出したいと。
本能の様な射精欲の儘に、熱を吐き出す事を求める様に――