2020/11/09 のログ
シャノン > 身体検査だと相手に言われてしまえば、疑念を持っていたとしても黙らざるを得ない。
ぎり、と奥歯を噛み締めたものの、拡げるようにして窄まりを開かれ、再び押し込まれる異物に、急速に頭に熱が上る。
男の言葉に促されてか、はたまた異物感にか、噛み締めていた歯の根は合わなくなり、

「ぅあ…っ、ぁ、 ―――」

堪え切れずに零れる掠れた声。
狭い其処を出し入れされれば、小さくとも凹凸が粘膜を掻き、纏った媚薬を塗り込んで行くのだろう。
次第、違和感とは異なる、むず痒いさにも似た痺れを覚え始め。

ヨアヒム >  掠れ声を上げる相手。自分よりも背が高く、鍛えられた身体を持つ女性。その身体を、後ろを、正当なる名目のもとで好きにしているという事実に、男は笑みを深くした。

「ふむ……この辺りが怪しいね。何かあるのではないかな?」

 女性の声が漏れ始めると、男は道具の動かし方を変える。棒の先で膣の裏を突き、捻りを加えながら抜き去り、肉壁越しに秘所の奥を刺激しつつ押し込む。

「大変協力的で助かるよ、シャノンさん。その調子でお願いしたい」

 入れた二種類の薬をビーズ棒が搔き乱し、後孔にじゅぷ、にゅぷ、とくぐもった水音を立てさせる。腰のくびれや尻の丸みを撫で回しつつ、次第に動きを速めていった。

シャノン > 「ある、わけが……ッ」

そもそも、そんな場所に何を隠し持てと言うのか。怒気を孕んだ声が否定を紡ぐ。
その間にも内側を異物で抽挿を繰り返され、声は途切れがちになってしまうのだが。

他者を受け入れた事のない身体へと湧き起る、徐々に明確に、容を作り始める悦。
それを自覚すれば、容易に推測が出来るその原因に唇を噛み締めた。
己の意思とは裏腹に、吸収させられた媚薬は確りと効力を発揮しているのだろう、直腸の粘膜越し、膣へと与えられる刺激に触れられてもいない其処が少しずつ潤み始めて。

「――――っ、 ふ、 ……ッぁ、」

早まる抽挿にそれを飲み込む窄まりの入口が不規則な収縮を繰り返し。

ヨアヒム > 「王国領に入り込んだシャノンさんの配下については、軍が捜索しておるところだ。もし捕らえられた場合……貴女がどれだけ協力的だったかによって、彼らの運命が決まるだろうね」

 声音に怒りを感じた男は、道具を動かしながら尻肉を揉み、囁き声で言った。後孔から半ばまで抜き出した道具を新しい媚薬で濡らし、収縮を繰り返す窄まりへと押し込む。

「勿論、シャノンさんにとっては分かり切った話だ。貴女なら、自分にとっても他人にとっても良い選択が出来ると……良い判断が下せると、私は信じるよ」

 腰まで伸びた相手の黒髪をひと撫でした男は、ねじりを加えた動きで後孔を貫き、直腸内を掻き回す。相手に更なる快楽を、そして恐らく人生で初めての、昇り詰める感覚を教え込もうと。

シャノン > 「………ッ、」

男の言葉に、羞恥を上回る怒りを覚える。然し、寸での所で罵倒を飲み込んだ。
羞恥と屈辱と怒り。そのどれもが明瞭としているのに、内側から身体を蝕む媚毒に、柔らかな粘膜を嬲られる度に表現のし難い悦が神経を苛んで。
引き抜かれた道具が新たな媚薬を纏って再び押し込まれる頃には、凹凸が粘膜を擽って奥へと這入り込む感覚に悦を覚え、晒した肢体を戦慄かせてしまい。

「く――― ッん、ぁ、 は…っ、 あ、 んん……ッ、」

泥濘んだ狭い其処を余す所なく、とばかり、ビーズに刮がれ噛み締めていた唇が震え、殺しきれなかった微かな嬌声が零れ落ちる。
強くなってくる快感を逃がす事も出来ず、震える身体。
絶頂が近いのだろう、相手が道具を引こうとすれば、呑み込もうとする動きに多少阻まれる感覚があるやもしれず。

ヨアヒム > 「賢明な女性だ。取るべき行動を心得ている。よいことだ。私達の交流は長くなりそうだからな」

 中年男はそう言って喉を鳴らした。しなやか、かつ肉感的な女性の身体に震えが走るのを、流れる黒髪と、ほのかに朱の差した白い肌を見下ろしながら、壁に手を突き無抵抗な相手の後孔を嬲り続ける。

「尻の中もだいぶこなれてきたな。もっと刺激が欲しいと見える」

 間もなく達しそうな相手の背に呼び掛けた男はしかし、ちゅぽ、と道具を抜いてしまう。そして衣擦れの音が上がり、中年男の両手が魔族の女性軍人の腰を掴む。

「……入れるぞ」

 低い声で言った後、粘り付く媚薬とビーズの連なりで散々弄んだ窄まりを、自身の肉棒で貫いた。中年男の男性器は太さこそ特筆すべきところはないが、長く、先が細い。絶頂間近の穴には容易く入ってしまうだろう。

シャノン > 強い感情と快楽とで思考が綯交ぜになっていく。
それでも、手放しきれない理性が抵抗を見せるよう、爪が僅かに壁を引っ掻き。
絶頂の間際、不意に引き抜かれた道具に覚えた喪失感。仄かに拡げられた入口が己の意思とは関係なしに、はくりと、幾度かひくつき――

「――――ッ、  ひ、ぅ……っ、ん んぁ、あ… ッ、」

低い音が鼓膜を揺らす。
それと同時、媚毒を塗り込められて過敏にうねる狭い粘膜を押し拡げて貫かれ、走る快感に一気に絶頂へと押し上げられる。
びくびくと腰を跳ねさせながら、窄まりが中へと押し込まれた雄を蠕動を繰り返しながらキツく締め付け。

ヨアヒム > 「っおぉ……良い、ぞ。締まるっ……!」

 女性の腰が跳ね、小刻みに収縮する直腸の締め付けを感じた男は、鉄格子の部屋に乾いた肌のぶつかり合う音を立て、抽送を始めた。

「ふうっ……分かるかね? シャノンさんの中がっ……私の、形になっているのがっ」

 背徳感と征服欲で満たされた中年男が、魔族の女性の後孔を背後から犯す。器具とは違う、熱く節くれだった勃起が細い腸管を攪拌し、泡立つ媚薬に水音を立てさせた。

「くぅおっ……出るっ……!」

 媚薬の影響を受けた中年男の放出は早かった。うねり締め上げる直腸の最奥を突き上げ、射精する。女性の熱い腸内よりも更に熱く粘る精液が迸り、膣と違い行き止まりのない腸を遡っていった。

「……安心したまえ、シャノンさん。貴女は私に協力して、身体まで差し出した。悪いようにはせんよ。何もかも」

 射精する男根を動かして最後の一滴まで相手の中に出しつつ、中年男はうそぶくのだった。

シャノン > 初めて迎えた絶頂。逃がし方も、堪え方も分からぬそれにほんの一瞬、意識が白む。
然し、未だ快感に震える直腸へと走る刺激に、引き戻される意識。
蠕動を繰り返す過敏な粘膜は、抽挿を始める屹立へと纏わり付いては刮がれ、と絶え間なく快感を与えられる。卑猥な水音と肌を打つ音が響く度、すっかり媚毒に侵された身体は浅い絶頂を繰り返し、不規則に雄を絞り上げるのだろう。

「あ ッ、ぁ――― や…、っ あ、……ッ!」

本来であれば痛みを伴う最奥への穿ちも、今の自身には快感を与える要因でしかない。
ついには悲鳴染みた嬌声を上げながら、再び強い絶頂に追いやられれば、遮る物の無い奥深くで白濁を吐き出す雄へと粘膜は絡み付き、扱き上げてしまうのだろう。

全力疾走をした後の様な疲労感の中、聞こえた男の言葉。
今はそれに縋る他ないのだ、とぼんやりとした頭で思う。
本当に部下達の身の安全が確保されるのか、己の身は如何なるのか。
今はまだ分からぬ未来の事へ、鈍った思考を巡らせ―――。

ご案内:「どこかの奴隷商館」からヨアヒムさんが去りました。
ご案内:「どこかの奴隷商館」からシャノンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 」にルクスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 」からルクスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にルクスさんが現れました。
ルクス > 平民地区にある冒険者ギルドの一角。
依頼が張り出される掲示板から少し離れた場所で静かに佇む姿が一つ。
一応冒険者でもあるが今日は依頼を探す訳ではなく本業のサポーターとして雇われるのを待つ。

顔見知りの冒険者に声を何度かかけるが今日は間に合っていると言われては無理に頼めず。
ミレー族という事であからさまに避けてくる人は避け、その辺りを気にしない人に声をかけていくが今日は運が悪いのか当たりはなく。

「困ったな…今からでも仕事…探すかな」

今日は本業ではなく副業に近い冒険者のほうがいいかもしれない。
そう考えはするが決断しきれずにどうしようと考えながら次に声をかける冒険者を探して。

ルクス > 「今日は駄目っぽい」

しばらく声をかけるも全くダメ。
それならと息を吐くと掲示板にの前に向かい、適当な仕事を取ればカウンターに向かって…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からルクスさんが去りました。