2020/10/02 のログ
■タピオカ > 「きゃんっっ!きゃあああぅううっ!
――はっ、はっ、はっ、はっ、ぅああぁああんっ、おなか、……ぅうぅううっ、
おなか苦しいよ、ぉおっ、僕の大事なところ、潰れちゃう、ぅあ、ぁあっ、ぁあっ……!」
噴出してもさらなる噴出。
そんな精液地獄に下腹部をゆるく膨らませながら、苦悶に顔を歪める。
――頬をぶたれると呼吸が乱れるのは、いっそう彼へ服従し、主従関係を刻み込まれて愉悦を感じてしまうからだ。
巨根で串刺しにされる体のなか、内蔵の位置が押し上げられて息を喘ぐ。ぱくぱく、酸素やエサを求める金魚のように。
「それは、……それは、……ぁあぁっ……!
――ゃぅううっ!はあぅんっ!ぁああっ!ふにゃぁあああっ!
ごめんなさぃいっ、ほんとは、ほんとは欲しいのぉおおっ!
ロロイのおっきなおちんぽ欲しいのぉっ!
ロロイのおちんぽ欲しいのっ!
ロロイのおちんぽ奴隷にしてほしいのっ!
ロロイの精液お便所にしてほしいのぉっ!
ロロイの形になるまでおちんぽレイプしてほしいのぉっ!
絶対赤ちゃん孕むまでっ……!妊婦さんみたいになるまで中出しザーメンいっぱいほしいのぉっ!」
尻たぶへの痛打を恵まれれば、そのたびに背を弓なりに反らした。
小刻みに腰裏が跳ねるのは、小尻に紅い平手の花が咲くたびに小さく絶頂しているからだ。
まるで競走馬を鞭打てば急かれて走るように、一心不乱に腰を揺さぶり始める。
身長差でつま先立ちになりながら、卑猥な腰振り奴隷になっていく。
「ぁあああんっ!ぁあああっ!
またくれるのっ!赤ちゃんのもとくれるのぉおっ!
嬉しいっ!嬉しいっ!おちんぽミルク!
みるくっ!みるくぅっ!みるくみるくぅぅっ!
赤ちゃん孕むぅっ!絶対孕むのぉおっ!
ゃっ!ぁっ!ああぁぁっ!ぁ熱いぃいいいいいっ!熱いの気持ちい”ぃいいいいぃっ!」
蕩けきってだらしなく舌をはみださせた淫売女の、
媚薬を注がれすぎて理性も歪んだ顔つき。
うっすら膨らんでいた下腹部を揺らしながら中出しを注入され。
精液と愛液と締め付けが溢れかえる蜜壺が同時に膣絶頂を迎える。軋むほどの弛緩と収縮が繰り返され、
大量の放精でお腹がたぷんと盛り上がり、混ざり合って。飲み干せない分がだらだら、雌が感じる性感を示すように太腿からふくらはぎまで白く染めていく。
「はぁっ、はぁっ、はぁはぁっ、はぁっ、はぁぁっ……!
あ、っぁっ……!まだ、……まだおちんぽ、……ぉちんぽ
おちんぽ硬いよぉっ……!こんなにしてくれたのに、……ロロイのおちんぽガチガチなの、ぉっ……!
もっとえっち、ロロイとえっちしたいぃっ……!
僕に何度中出ししてもとっても逞しいロロイとずっとずっとぉっ、すけべなことするぅうっ……!」
体が濡れる前から差し込まれた巨根は、その時点では異物であった。異邦人であった。
今では自分の体という内陸の中に住まう大きな街で、自分という城の中の玉座のよう。
隙間なく埋められた肉棒に懐くようにすりすりと、張り詰めた膣壁の頬釣りで懐いていく。
ご案内:「平民区」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「平民区」からロロイさんが去りました。
ご案内:「平民地区/自宅」に義陽さんが現れました。
ご案内:「平民地区/自宅」に凰魔さんが現れました。
■義陽 > 義陽は相棒であり恋人でもある凰魔とともに、王都に居付いた。
あまりお金はないが、二人だけの部屋も借りることができた。
もともと男同士だったが、義陽はこの国に入るときにトラブルに巻き込まれ、女になって戻れなくなってしまっていた。
それ自体はそう悩んではいない。
部屋は広くはない。六畳一間ぐらいの広さしかなく、調理場がくっついているぐらいの広さだ。
なぜか風呂がついているが、特徴といったらそれくらいである。
二人の荷物など何もないのでちょうどいいかもしれない。布団だけが部屋の隅に置いてあった。
「で、これからどうするよ」
凰魔を抱っこして、お腹を撫でながらそんなことを尋ねる。
こうやって抱っこするのも、お腹を撫でるのも大好きであった。
もっふもふで気持ちいいのだ。お腹の毛が一番柔らかいし。
そんな態勢でのんびりしながら、今後どうするかを聞いた。
■凰魔 > なかなかに悪くない物件を見つけられたのはよかった。
道中義陽をいやらしい目で見てくる奴らはシメてやったが、まぁ仕方ないだろう。
どうしてこんなことに、と思うが、それ以上に今は目の前の生活が大事だ。
「どうするもなんも、とりあえず冒険者登録でもするかぁ?」
おなかを撫でられて、白い毛が跳ねる。
ったく、相変わらずこんな見た目になってもオレの体をモフるの好きなんだな。
ま、そんなとこがかわいいし…コイツにもモフるところができてちょっと嬉しい。
「それより腹ごしらえしようぜ。まだ金残ってるし、食材買いに…そろそろ撫でるのやめろ。くすぐったくてありゃしねぇ」
ぺしっ、と尻尾に伸びる手をはたきながらちょっと不機嫌になりながら言った。
■義陽 > 「むぅ、仕方ないなぁ」
そういいながら手を放す。
体がモフを求めているのだ。しかし嫌ならしょうがない。
「で、何か食べたいものはある?」
義陽は庶民出身であり、家事も一通り可能だ。
基本的に器用貧乏なので何でもできる。
料理は何を作ろうか、と考えながらそんなことを聞いた。
ついでに冒険者登録もするかなぁ、とか計算をする。
お金はそんなにはない。
頑張って稼がないといけないだろう。
最悪体でも売るかなぁ、なんてことを考えている。
もっともそんなことを考えたら相方に察せられているだろう。
そうしてどんな反応をされるか、そういう想像力はあまり豊かではなかった。
■凰魔 > 「ったく……ふっ、んんっ…んぁあ」
手を放されて、ふよふよと空中に浮いて伸びをする。
いやではないがいまいち『前』と比べると変な気分になるのだ。
どうしてなのかは…アイツの体を見てくれればわかると思う。
「ん-…とりあえず鍋。日持ちするもんがいいだろ」
別に貧乏性というわけではないが、今後のために保存できるものがあればそのほうがいいだろう。
節約できるならそれがいい。
履歴書に何て書こうかなぁ、と紙を見ながら思っていると
なんだろう……すごく嫌な予感がした。
義陽がこれからのために何をするか、しようとしてるのか。
すぐにわかってしまった。
「なぁおい、変なマネするなよ。真面目に生きるって約束したじゃねぇか」
そんな風に乱暴に言いながら義陽の肩に乗る。
■義陽 > 「もちろん悪いことなんて考えてないよぉ~」
凰魔が怒っているのは伝わるが、なんで怒っているのかがわからない。
体を売るなんてこの国だと当然みたいだし、それで暮らせるならそれでもいいだろうぐらいに考えている。
それが火に油を注いでいるだろう。
魔族と人族という種族でありながら、お互い悪いことはしたことはない。
凰魔の昔はわからないが、ここ20年ぐらいはお互い悪いことなんてしたことがないだろう。
当然駆け落ち後も、そういうことはしない約束はしている。
だから当たり前なのだが、そこは明らかにすれ違っていた。
ひとまずササッと履歴書は書いて、お金がかからなくて日持ちのする料理を考える。
時期的に葉物は安いだろうから、漬物でも作って、あとは安いレバーソーセージとかでポトフを作ろうかな、とか考えていた。
「じゃあ、買い物に行こうか」
そういって財布を手にとる。
凰魔が書き終われば出発するだろう。
■凰魔 > 「……本当にそうなのか?」
そんな無防備な顔と体をして、何を言ってるんだろうかコイツは。
勿論もともとが男だからなのも影響してるんだろうが、だからって……。
煮え切らない気持ちで凰魔は義陽を見やる。
平民暮らしでそういう世俗に疎いことは知っていた。
だからこういうすれ違いも起きるのだろうと、だからこそ彼は怒っていた。
もっと体を大事にしてくれ、オレもそうだが、お前自身のためにも、と。
ガリガリと乱暴に履歴書を書き終える。ほぼほぼ本当のことは書いてないが、まぁ詳しく調べることはできないだろう。
何より片方に至っては性別がもう違うのだから。
「……買い物はオレが行く。お前はここで待ってろ」
■義陽 > 「えー、やだー、ボクも一緒に行くー!!」
これがまた火に油を注ぐ発言なのは本人がよくわかっていない。
心配しているのはわかるが、なぜ心配なのかが分かっていないのだ。
そうして押し問答の末、抱っこして二人で出かけることになるだろう。
絶対離れない、そういう約束をするからだ。
もふもふな凰魔をかかえれば、義陽はご機嫌なのである。
そうして冒険者ギルドに行き登録をする。
そのまま市場で安い葉物野菜を大量に買い、塩や香辛料も買って、これまた安い肉の加工品を購入する。
保存食を作るつもりだった。
露出が多い巫女服もどきに、いろいろ豊かな体を揺らせば、男たちの目線はそこに突き刺さる。
そのおかげでいろいろサービスもしてもらい、財布には優しかった。
必死に凰魔が威圧していたため、大事には至らなかったがハラハラしていただろう。
そうしてそのまま家に帰り料理を始める。
大量のザワークラウトをつけ、
同時にポトフを作る。
「サービスしてもらえてよかったねぇ~」
のほほんとそんなことを言う。
「これならお金なくなっても、ボクが体を売れば暮らせそうだね♡」
ついに言ってはいけない発言をしてしまうだろう
■凰魔 > 「絶対にダメだ!ダメっていってんだろ!!」
どこまでも頭を痛くさせるこいつの態度。
こっちの気も知らないでいったいどういうつもりなんだと言ってやりたい。
だがそれを言ったところでどうしようもないから言わない。
それが凰魔の頭痛をさらにひどくさせる。
義陽の体に抱えられると、少しは気分が楽になった。
だが帰るまで全く気が気でない時間でしかなかった。
マグメールがいろいろ曰くつきなのは知っていたが、ここまでだとは。
男たちの視線・視線・視線、さらに本気で手を出そうとする輩。
何度も何度も威嚇と魔法によって邪魔してやったが、ここはケダモノしかいないのだろうか?
オレも人のことは言えないかもしれないが、こんなにも節操なしじゃあないぞ。
結局家に帰るまでオレは義陽の体の中で気が休まることはできなかった。
神様よ、これが領を抜け出したオレへの罰なのか?クソッタレめ。
「おぅ……そうだな……」
疲れた顔でオレはそう言って、座るが……
「…………義陽。風呂に先に入ってろ」
■義陽 > 「ん~ わかったよ~」
努めてのんびりした声を出したが内心は非常に焦っていた。
確実に怒らせた。かなり切れている。
付き合いが長いからそれは理解した。
本気で泣きそうなぐらいビビっている。
しかしそういうときにそのまま行くと大抵ろくなことにならない。
ひとまず風呂に入って、頭を冷やすことにした。
何が問題だっただろうか。
よくわからない。
メニューだって問題ない。
触り過ぎか?いや、そんなことで怒るわけがない。
慣れない体を洗っていく。
この雌の体自体は嫌いなわけではない。
思うところはあるが、実はうれしいのがあった。
なんせ愛する相手と子がなせるのだ。
それだけで不便で筋力が落ちたこの体が好きになっていた。
だが、雌になってから凰魔は不機嫌だ。
嫌いな外見なわけではないだろう。そうならばすぐにわかる。
むしろ好きな外見なのではないかと思うのだが、不機嫌だ。
意味が分からない。
結局のぼせかけるまでうだうだといろいろ考えているだろう。
■凰魔 > 風呂に入っていく義陽を見送り、オレは布団の用意をする。
薄々アイツもオレの内心に気付くころだろう。
いや、もうずっと前から気付いている。
アイツを怖がらせたのは少し申し訳ないが、アイツが悪いんだ。
だからこれからオレがすることも、オレは悪くない。
無防備で、愚かで、無知で、どこまでも馬鹿なアイツが悪い。
だからわからせなければならないだろう。
布団を敷き、そして一度調理台の火を止める。
「……おーい、まだかー?」
もう一度温めなおしながら、声を張り上げた。
遅いし、こんなにも入っていたらのぼせてるかもしれない。
そっと、甘い果実を握りつぶして作った飲み物を用意した。
■義陽 > 「んー、今出る~」
そうしてそのまま出てくる。寝間着はないので基本全裸である。
凰魔以外に見せるのは恥ずかしいが、凰魔ならば安心できた。
そうして単刀直入に切り出すだろう。
「ねえ、ボクの何が凰魔を怒らせてるの?」
布団の上に胡坐をかいて、ぎゅっと抱きしめながらそんなことを聞くだろう。
ぎゅーっとするとふわふわで、とても落ち着く柔らかさだ。
暖かくて幸せな気持ちになる。
そのままずっと一緒になりたい。
そんな気持ちになっていく。
ボクの姿が変わっても心は変わっていない。
大好きなのは変わっていないが、雌になってから何かが少しすれ違っている気がする。
それが嫌だった。
■凰魔 > 全裸で出てきた義陽を見やる。
歩くたびに揺れる白い乳房、玉のような白くきれいな肌。
よく肉のある太股、柔らかそうな巨尻。
どうしてこんなにもオスをそそらせる肉体なのか。
理解に苦しむし、オレもつらい。
「……お前さ」
背中から抱きしめられて、その爆乳が背中に当たる。
最初はどぎまぎしたが、今では慣れ……いや慣れてない。
むしろ、前よりも興奮してきた。
このままでいたい。オレだって怒りたくはない。
だからこれ以上怒らないように、教えてやらないといけないだろう。
「……自分の体の自覚、あるか?」
おそらくその質問に対して、義陽は答えを返せないだろう。
だから……振り向き、オレは義陽のそのよく肉が乗った上半身を、布団に押し倒した。
■義陽 > 「…… なにが?」
何を言いたいのか、最初はわからなかったが、そのまま押し倒されて、何となく察した。
「…… ボク、そんなに無防備だった?」
そういわれると気づくことがそれなりになる。
そうしてそれを守って、嫉妬していたのが目の前の恋人ということか。
「てっきりキミは、女に興味がないのかと思ってたから…… うれしいな♡」
なんせ女になってからどこかよそよそしかった。
でもそれが、今なんとなくしっくりきた。
戸惑いじゃない。獣性を抑えていたのだろう、自分のために。
愛を感じて、とてもうれしくなり
同時にすぐに発情してしまう。
「ねえ、凰魔? ボクを凰魔だけの雌にしてくれる? さっきみたいな馬鹿なこと言わない、雌にしてくれる?」
そんなおねだりをする。
■凰魔 > 押し倒して、自然と目と目が合う。
目と鼻の先に、義陽の端正で可愛らしい顔があった。
「……あぁ、滅茶苦茶な」
いまさらになって、恥ずかしくなった。
ようやく気づいてくれたことの安堵と、ここまで自分がコイツを強引にわからせるためにしたこと。
「馬鹿、ンなわけねぇだろ」
よそよそしく感じたのは、嘘じゃないだろう。
最初は女になったコイツとどう接すればいいかわからなかった。
何より、女になったことにショックを受けてるんじゃないかと思ってた。
それは杞憂だったらしい。
「……あぁ、その言葉を待ってたよ……んっ」
義陽の体を抱きながら、自身の唇を、義陽の唇へと落とした。
この体にこいつがなってからは、ファーストキスだった。
■義陽 > 「んっ♡」
ぎゅっと正面から抱き合いながら、濃厚なキスをする。
恋人同士の、舌を絡める濃厚なものだ。
キスは男時代にもよくしていたが、軽いものばかりだった。
それだけで心がつながっていたから満足していたのだ。
だからこういう求め合うキスも初めてかもしれない。
「だったらもっと早くにイチャイチャすればよかったよ♡」
自分だってとても我慢していたのだ。
何も変わらないと思っていた、何も変わっていなかった。
だけどやはり、いろいろ混乱していたのだろう。
ボクは、凰魔にいっぱい愛されながら種付けしてほしかった。
きっと凰魔もボクをいっぱい愛してくれるだろう。
男女になったから、愛し方が少し変わるだけだ。
それ以上変わらないのに、二人で変わると思い込んでいたのだから少し滑稽である。
なんにしろキスをしながら、次にどうするか考える。
「ボクの全部を奪って、凰魔だけの雌にして♡」
そんなおねだりをした。
凰魔の能力は正直わかっていないところも結構ある。
だからこそ、その力を最大限使って、隅から隅まで刻み込んでほしかった。
■凰魔 > 「はむ、ん……」
舌を限界まで伸ばしながら、義陽の唇と、舌を貪る。
甘く、蕩け合う、互いの舌を絡ませ合う濃厚なキス。
それだけで、自身の脳が溶けそうだった。
振り返ると、ここまで恋人らしいことは手をつなぐことと、唇を重ね合わせることだけだった。
こんな風に、互いを強く求めなかった。
肉欲だけのキスなど、したことはなかった。
「んは……」
舌を離して、義陽の目を見る。
とろんとした、甘い視線をしていた。
「あぁ、まったくもってそう思うけど……嫌われたくなかったんだよ。強引にやって」
顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに凰魔は顔をそむけた。
だんだんと互いの体が温かくなってくる。
これからはもう我慢しない。やりたいことをやると決めた。
何をしても、もう嫌われないと確信したから。
「……おう。お前の体も、心も、胸も、足も、全部……オレだけのものにしてやる」
そっと、手を伸ばして肉球を凰魔の下腹部に押し付ける。
とても柔らかく、そして温かい、ちょっとくすぐったい感触がするだろう。
その下腹部に置いた凰魔の手が淡く光る。
「結婚指輪はまだ買えないから、代わりに消えない『印』をつけてやるよ」
そういうと、下腹部と、その奥の臓器が、とても熱くなる。
そして下腹部に、奇妙な刺青が浮かび上がる。
これは本来ならば隷属する者へと使う『所有者』の印を刻むもの。
今までこの術を使ったことはない。そしてこれからも。
つまりこれは……義陽が自分だけのモノにするという決意と、その証明であった。
この『印』は普段は下腹部の奥の臓器に刻まれているが、凰魔自身が欲情していればしているほど、『表』へと浮かんでくる印だ。
そのことは、頭ではなくその魂が理解するだろう。そして今、その『印』は強く下腹部へと浮かび上がり、光っていた。
「……愛してるよ、義陽」
今度は義陽の首筋に唇を落として、そっと爆乳を鷲掴みにする。
指と指の間から肉がハミ出るほどのボリュームが、とても心地よい。
■義陽 > 「ボクも、嫌われたくなかったんだ。あはは、似た者同士だねぇ」
強引にやられても喜んだだろう。
ボクたちの仲は相思相愛だ。
だが、相手が好きすぎて時々こういうことが起きる。
そのたびに言葉を重ねてきた。
そうして凰魔が特殊な術を自分に使う。
隷属紋に似た術式だが、これが隷属を望むものではないのが分かる。
婚姻紋、とでもいおうか。
隷属と違い、強制的なものではない。
少しでも拒否をすればすぐに霧散してしまうような優しいものだ。
だが、義陽は一切抵抗しなかった。
深く深く、自分の雌の部分、子宮に焼き付いていき、さらにそれにとどまらずどんどんと発展していく。
子宮と卵巣を全部埋め尽くして、やっとスペースがなくて止まるぐらいだ。
それだけ義陽は凰魔を受け入れていた。
「あーあ、ボクの体、完全におかしくされちゃった♡♡」
下腹部に浮かぶ淫紋を撫でながら、嬉しそうにそういう。
凰魔が望めば、いくらでも淫乱な雌になれて、いくらでも卑猥なことができるだろう。
それは、義陽も望むところだった。
「先ずはどうしてくれるのかな?」
ワクワクしながらそんなことを聞いた。
■凰魔 > 「そう、だな。……だから、惹かれ合ったんだろうよ」
くすり、とその言葉に笑う。
オレたちの仲は引き裂かれないとわかっていても。
相手を思えば思うほど、拒絶が怖くなるものだ。
そしてこういうことも、一度や二度ではなかった。
広がり続ける紋に、少し驚いたが、同時に納得した。
義陽がどこまでも、凰魔に体を預け、そしてその体が誰のものか。
その認識は、オレよりもずっと義陽の方が重かったらしい。
植物が古い建物に絡みつくが如く、その紋が義陽の下腹部の奥---子宮と、それに連なる器官すべてに侵食していく。
ついにはほぼほぼ真っピンクに染まってしまった。
「元々、おかしくない部分はこの国に来てからはなかったろ?
大してかわりゃしねぇさ」
下腹部を撫でる義陽の手に、自身の手を合わせる。
「そうだな……まずはその体を、全身で感じさせてくれよ」
全裸の義陽に対して、凰魔はまだ衣類を脱いでいなかった。
言外に、脱がせてくれと頼む。
……すべて脱げば、人間のオス……義陽が持っていたモノよりもずっと大きいモノが、凰魔から現れることだろう。
■義陽 > 「うん、いいよ♡」
もふもふのかわいい獣みたいな外見の服を脱がせていく。
一つ一つ、封印の札をはがし、導師服を脱がせる。
そうすればそこにいるのは一匹の獣だ。とてもかわいい。
だが、その逸物は凶悪だった。
「うわぁ、どれだけ興奮してるんだよぉ♡♡」
凰魔の裸を見たのは当然初めてではない。
しかし、ここまで勃起しているのは初めてだった。
完全に雌を殺すものだ。
それだけボクに興奮していると思うと愛おしさが余計あふれた。
「じゃあひとまず♡」
向かい合って抱き合う。
胸に頭を埋めさせながら、お互いのぬくもりを感じる。
淫紋を肉棒でつつかれて、それだけで……
「あっ♡ ごめっ♡ それだめっ♡」
絶頂してしまう。
男時代の射精何十回分もの快楽が襲い、おかしくなってしまいそうになるだろう。
「雌イキっ♡ すごすぎっ♡」
■凰魔 > 「んっ……」
ゆっくりと慣れた手つきで服を脱がされていく。
脱げば脱ぐほど、その体毛が表へと飛び出ていく。
ぴょん、と耳が跳ね、そして柔らかい。美しい毛並みだ。
その可愛らしい小動物のような姿に反して、持っているものは義陽を驚かせ(喜ばせ)るものだった。
「当たり前だろ。……こんなことになるなんて、思いもしなかったし」
ちょっと恥ずかしそうに股間を両手で隠す。
だが隠し切れないほど、その逸物は巨大だ。
真っ赤に充血して、皮はない。人間のより、少し先端が細長い。
しかしその太さは、義陽の二の腕を優に超え、その長さも、義陽の足と同じぐらいにあるのでは?と思うほどだ。
そしてぶら下がる2つの玉袋も、義陽の手の拳よりも大きく張っていた。
「ん……っ」
顔を胸に埋め、息を吸う。
義陽のにおいはとても好きだが、女になってからそのにおいが甘くなった。
よーく抱き合って、鼻を胸に押し付ける。爆乳が凰魔の頭を抱える。
柔らかい、そしていいにおい……。
淫紋の上で、肉棒がぴょこぴょこと嬉しそうに跳ねる。
何度も、何度もだ。
「ん、離しちゃダメ!もっと抱きしめて!」
義陽がそれだけでイってることなどお構いなしに、さらに顔を、肉棒を強く押し付ける。
■義陽 > 「いってりゅぅ♡ ぼく、いくのとまらなくなってりゅぅ♡♡」
淫紋を激しく擦り付けられれば、イクしかない。
性感帯を擦りあげられているのだ。
しかも、交尾と違い痛みや圧迫感がないので純粋に快楽が与えられ、激しくイキ狂った。
何度も絶頂するが、腕が緩むことはない。
相手を求め、密着し、胸で相手を包み込む。
それ自体がとてもエッチで、とても幸せなセックスであった。
「きもちいいよぉ♡ もっといろいろしてぇ♡♡」
そうして更なるおねだりだ。
このまま何十年でも抱き合っていることもできそうだが、ほかのこともできるのではないかという期待があった。