2020/09/18 のログ
ご案内:「薬屋のテント」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「王都の冒険者ギルド」にマレクさんが現れました。
マレク > 「何と!未踏査の遺跡が、そんなに沢山?」

王都の平民地区に建つ冒険者ギルドのホールにやってきた、緑服を纏う貴族然とした男が、応対したギルドの職員の説明を聞いて目を見開き、僅かに仰け反った。

「いやはや、驚きました。てっきり、王国軍の調査部隊が粗方調べ尽くしたとばかり……あいや、ご心配なく。貴方がたの生業を妨げるつもりは毛頭ありません。いやあ、しかし、わくわくする話ですね!」

笑いながら手を振る男が、あからさまに警戒の色を強めたギルドの人間に告げた。ギルドにやってきた冒険者の、男を見る目は冷たい。
当然である。いかにも貴族でございという出で立ちの男が、1日1日をどうにか切り抜けようとしている冒険者達の所まで来て、仕事に口を出し、ワクワクするなどと無責任なことを言っているのだ。1人がわざと聞こえるように舌打ちし、顔を背けた。

ご案内:「王都の冒険者ギルド」にアリエルさんが現れました。
アリエル > ふらりふらりと冒険者ギルドに来た少女。
目的は二つ。
一つは適当に討伐の依頼でもやって腕が鈍るのを防ぐこと。
何かを切っておかないと腕が鈍るのだ。
もう一つは適当な男を見つけて種をもらうこと。
最近欲求不満でいろいろ疼くのである。

そんなのに最適な相手を探して冒険者ギルドに来た。

そうして適当な依頼を探して、掲示板とにらめっこをする。
何かうるさいがトラブルでも起きているのだろうか。

マレク > 「いや、最近我が家はとみに貧しく、ここで仕事でもないかと思っ……」

男の言葉が途切れたのは、1人の少女がギルドにやってきたため。美しい銀髪と、何故か股間周りだけ無防備にした鎧。余りにも特徴的な姿なので、直ぐに誰だかわかった。

「……これは!ウォールウェン将軍!あ……失礼。マレク・ラノエールにございます。さしつかえなくば将軍、一体、冒険者ギルドで何を?」

お前が言うのかという視線を職員や冒険者らから浴びながら、男は少女騎士の前で頭を垂れた。

アリエル > 「……ラノエール卿ですか。私はちょっとした腕試しですね。剣の腕が鈍るので。卿こそ、こんなところで一体何を?」

うげ、という表情をして挨拶を返す。
伊達男のラノエール卿のことは知っていた。何度か挨拶もしている。
思い出すには少しだけ時間がかかったが、無事思い出すことができた。
ただ、苦手なのである。女性に優しいのだが、そういう扱いは元男の感覚を若干引きずる彼女は苦手であった。
そういう姿勢自体は好ましいと思うのだが……

「あまり揉めてはいかんよ。彼らは彼らの仕事を頑張っているのだから」

少し威厳を出すように述べるが、彼女の外見だと少女が背伸びしているようにしか見えないだろう。

マレク > 「は、お恥ずかしい話ですが、我が家の貯えがそろそろ危うくなり、今年の冬を越せないのではと危惧した次第。なのでここはひとつ、ちまたで流行る冒険者というものについて調べてみようと思い立ちました」

微笑と共に至極格好悪い発言をした男は、改めて相手を見下ろす。アリエル・ウォールウェン将軍。元々は剣闘士から将軍にまで出世した勇猛な偉丈夫だが、陰謀の所為でこの姿になったと聞いている。冒険者ギルドにまで来て剣を振るう相手を探すとは、実に「彼」らしいのだが……

「は、恐れ入ります。しかし危険ではありませんか?そもそも、このような場所へ来るなど。共も連れずに」

どうしても少女の姿を見ると、猛将ではなく女の子を意識してしまう。

「この辺りは強姦の被害も報告されています。どうか、御身を大事になさってください」

アリエル > 「心配ありがたい。だが無用ですよ」

そういう心遣いが、女の子への心遣いが余計こそばゆいのだ。
なんだか照れてしまう。うれしいことはうれしいのだが。
そういう微妙な感覚が、ぶっきらぼうな返事になってしまっていた。

「それよりもラノエール卿はそんなに貧困しているのか? 援助ぐらいもらえそうな相手もいそうなものだが……」

ふむ、と少し考え

「では私と一緒に少し冒険しないかな? 多少の足しにはなるだろうし」

とにっこりと手を差し伸べて誘う。

マレク > 「……将軍が、そう仰せなら」

心配するなと言われれば食い下がらず、さらりと引き下がる男。少女の姿になっても武術の腕は聊かも衰えなかったとも聞くので、無用な心配というのは全く正しいのだろう。

「まあ、その、他の大貴族のように座して地代や税が入る身ではなく……冒険?将軍と?」

瞬きする男。差し伸べられた手の前でどうしようかと迷った挙句、片膝を突いて恭しく手を取り、その甲に口づけた。女性としての相手に、何よりもまず敬意を表そうと。

「光栄です。有難き幸せと存じます。この上なく、名誉な……しかし冒険と仰っても、一体どこへ?」

少女を見上げた男が首を捻った。

アリエル > 「どこにしようかね。手っ取り早く金が稼げるなら、闘技場などもあるが」

口づけをされてどうしていいか困った顔をする。いやなわけではないが、こうやって扱われるとどう反応していいか困惑しかないのだ。

「メグメールあたりの魔物討伐なんかもあるだろう。その辺適当に受けてもいいかもしれないな」

そんな話をしながら依頼書を探していく。
果たしてよさげなのはあるだろうか。

マレク > 「な、なるほど。闘技場、ですか……えっ魔物討伐? 適当に……ははぁ」

優男が呻き混じりに相槌を打つ。複数の理由により、戦うなどは論外である。依頼書を物色する少女の後姿を、特に防備がまるでなっていない尻を見つめた。

「魔物討伐なんかを、適当に」という物言い、豪胆にして勇猛である。正しくアリエル・ウォールウェン将軍を想い起させる。しかし同時に、少女にまつわる噂話をも、男は思い出していた。アケローン闘技場に出場した彼女は「白銀の淫乱姫」などという別称を持つという。一体どういうことだろう?そんなことを思いながら、しばらく小柄な身体に似合わない大きな尻を見つめ続け。

アリエル > 「んー、いいものがないな。さてどうするか。飯ぐらいならおごってやれるけど」

困った顔をして戻ってくる。どうやらいいものがなかったらしい。
尻が体格に比べて大きいせいか、尻を振りながら歩くその姿は誘っているようにも見えるだろう。

「ラノエール卿、どうするか? 金を貸すぐらいはできるが、卿の家を維持するほどの援助はできんぞ」

そもそも平民上がりなため、維持する家もないから身軽であり、また収入も十分あるのだが、貴族の家を維持するような財力は全くないのだ。
困ったようにそんなことを言う。

マレク > 「ああ……なるほど。まあ我らは貴族ゆえ、平民の旨味のある仕事を奪うというのも、それはそれで問題な」

慌てて尻から目を離した男が言葉を濁す。女をモノにしたいという自身の欲望を抑えつつ、大きく息を吸い込む。

「どうかご心配なく。当家の問題は、当主の私が何とかします。それより将軍」

少女のくびれた腰から視線を引きはがした男が声を落とす。

「アケローン闘技場にて、将軍に関する好ましからざる噂を耳に致しました」

眉根を寄せて、心配顔で言った。

アリエル > 「なんだい? 淫乱とか、孕みたがりとかかな? その程度はまあ、本当だからやむを得ないだろう。淫乱姫とか呼ばれているからね」

苦笑しながら肯定する。元男としてこれでいいのかと思うが、雌交尾大好きだからしょうがないのである。

「あれかね、卿も興味があったりするのかな?」

ニッコリと笑顔でそう問いながら、指をマレクの頬に這わせる。

マレク > 「ともすれば将軍の御名を貶めんとす……」

言葉を切った男が、身を引きながら少女を見つめ直した。本当だったのか、と絶句である。

「そんな、将軍。畏れ多いことで」

頬に触れられながら頭を下げる。自身の出生に関する嫌な思い出の数々により、男は極力相手を妊娠させないよう気を配っていた。先日、王城で出会ったノーシス主教奉仕隊のとある女性に対しても、妊娠を避ける為に後ろの穴での行為を要求したほど。

「私ごときが将軍のお相手など、とてもそんな……」

下唇を噛んだ。犯したいのは山々で、相手も誘ってくれているような気がする。だが相手は少女の姿をしているとはいえ剣闘士上がりの猛将だ。性的嗜好が違うとなると、最悪無礼討ちにされかねない。力無く頭を振る。

アリエル > 「ふふ、そう興味がある風な態度をとられてもね。ただ、何が気がかりなのかな、ゆっくり聞かせてもらおうか?」

そういいながら手をつなぎ、拒否しなければそのまま知っている個室の食事処に連れていくだろう。
性的なこともできる便利な場所だ。その分若干高いのだが、食事も酒もおいしい場所である。

マレク > ギルドを出て向かったのは、平民地区では最も高級な料理屋。個室制で、大人の男女の交流場所としても有名な所。

「このようにお誘い頂いた以上、はっきりと申し上げるよりほかないと思いますが……実は」

運ばれてきた皿や杯の前で、男は洗いざらい話した。目の前の性転換させられた少女の姿に性的な魅力を感じていること。さりとて、相手を孕ませるという行為を好めず、確実に妊娠する体質の持ち主に対しては別の場所での性交を求めてしまうこと、などなど。

「申し訳ありません。食事の席で、お聞き苦しいことを申し上げました」

本音や欲望をひとしきり白状した後、男は深々と頭を垂れた。相手は将軍である。下手な隠し事をするくらいなら、嫌がられても本心を打ち明ける方が良いと思ったのだ。

アリエル > 「なるほど、卿も難儀なのだな」

そういいながら手招きをして、本人が拒否しないなら膝枕なんかもして・

「まあ私が孕みたがりなのは否定しないがな。私は口も尻も極上なのだぞ。楽しみたくないのかな?」

にやぁ、とわらいながら。

「といってもだいたいおまんこを使うから、あまりうまくなくてね。よければ少し練習に手伝ってくれないかな? ああ、いつかは孕ませてくれるとうれしいのだが」

片手で頭を撫でて、もう片手でマレクのズボンの股間あたりをまさぐり始めた。

マレク > 「このような次第にございますので、残念ですが……将軍?」

気付けば、男は言いなりになって少女に膝枕をされる始末。普段、女やふたなりの心と身体を堕とすことばかり考えているが、奪うどころか譲り渡しにくるような相手にはこの上なく弱いのだ。

「しょ……将軍?」

笑う相手に狼狽えながらも、ズボンの前を開けた。太さは並より若干ある程度だが、中々に長く、良く反ったモノが飛び出す。

アリエル > 「先ずは私の手淫のテクニックを見てくれ。ああ、ちゃんと下手だったら下手といってくれよ」

そういいながら、手甲を外した、手袋だけの手で擦りあげていく。
しゅっ♡ しゅっ♡ と絶妙な強さで竿を握り、もう片手で球を揉む。
男時代の自慰の経験や、女になってから無理やり握らされた経験があり、チンポのいじり方にはなれている。

様子を伺いながら、擦りあげていく。

「ふふっ♡ きもちいいかな?」