2020/04/15 のログ
アレフ > 「ガマ…、んぅ、がま…、んぅぅぅぅっっ♡ ♡ ♡」

とろとろに蕩けた、靄がかった濃密な媚薬のような空間に、少年は完全に溺れていた。
それは比喩ではなく、浴室の湯気に女の香気が蕩けこんで、皮膚と言う皮膚、そして全ての粘膜で、少年は女の淫魔としての媚薬にもう、漬け込まれてしまったようなもの…。

とろりと、舌を長く伸ばした卑猥な表情。
そんなオトコノコなのに牝顔めいた顔まで少年はもう、女に晒して隠せない。己の薄い胸にとろとろと涎のように糸引いた唾液を垂らし、女の擬音に合わせて動こうとする淫らな身体を制そうとするけれど、もうそんなことはとてもとても、無理で…。

「やぁぁぁ、らめ、らめれすぅぅぅ、カレすひゃんっ♡ がまン、れきないれすぅぅぅぅっっ♡♡♡」

いくよ、と。女の声が優しく導いてくれた瞬間。
あと五回、五回と、とろとろに潤んだどんぐりまなこから涙まで溢れさせて少年は甘蜜に濡れた悲鳴をあげる。

「は、く♡ ひゃん♡ ひゃふ、ンっ♡ くきゅ、ぅ…♡」

もう、女の子のような甘声が抑えられない。
そして…女の指がとどめとばかりに最後の一押しをした刹那…。

「んや、やぁぁぁぁぁぁっ、んんんっっ♡♡♡」

ぴるるるるるる、と。幼茎から初物の白濁が迸り出た。
濃厚な、初物ならではの精の匂い。
少年は幼茎を突き出すように腰を突き出し、初めての淫悦に悶え悶えて身を捩じり、舌を伸ばした表情のまま、女のたわわな谷間に顔を埋めて、その汗の香りにまた、かくかくかくかく、と腰を振れば、ぴるる、ぴるる、と残滓が散って…。

カレス > 「~~~~~~~~~~~………ッ♥♥♥♥♥♥」

少年の小さな肉体が元気よく跳ね、よじり、汗を散らす。
掌には熱い粘液が勢いよく吹かれ、べっとりと絡みついてくる。よく煮詰められた上等なシチューのよう。
愛らしくも切ない喘ぎ声で絶頂を演出されれば、カレスも感極まったようにぎゅっと少年を抱きしめる。
全身から放たれる悦びの波動を耳で、胸で、手指で、お腹で受け取り、カレスもそれだけで絶頂を迎えた。
ぷしゅ、しゅっ、と音を立てて潮が吹かれ、アレフのお尻にそそぐ。

「…………はふぅ……♥ ……フフッ、アレフくん………かわいい……すてき……♥」

カレスの絶頂の波が引いても、巨乳の合間にどっぷり頭を埋めるアレフは未だ快感の頂点から下りてこられない様子。
左手に受け止めた大量の初物精液を愛おしげに指に絡めながら、先走りで濡れた右手でそっと少年の黒髪を撫で、落ち着くのを待つ。

「……ねぇ、アレフくん。見て。白いおしっこ……お汁がでちゃったね。わかる?」

未だ艶の取れない猫撫で声で語りかけながら、視線を下げるよう促す。
精液の絡みつく手指をおちんちんの先端に添え、アレフが吐き出したモノをまざまざと見せつける。

「アレフくん、タンポポ摘んだことある? タンポポの茎を折るとこんな白いの、出るよね?
 ………フフッ、アレフくんのおちんちん、おねえさんの指の中でタンポポになっちゃったねっ♪
 おねえさん、タンポポだいすき……♪ アレフくんは、タンポポになって、どうだった?」

添えた手の傍で徐々に萎えていくペニス、そのしおれる動きすらも愛おしく。
感極まった声色で、なおも耳を舐めるような近さで問いかける。

アレフ > ひくひく、ひくくン、と少年のカラダは震えている。
仔犬の呼気は収まらず、女の乳房を蕩けた蜜のような吐息がくすぐっている。

ひくひく、ひくひく、と震えて初めての淫悦に濡れた幼茎は、けれど女の予想に反してそう簡単に萎えはしなかった。
花に例えて淫戯をくらます女の言葉に、罪深さが消えるのだろうか。少年のカラダはその秘められた淫らさを、ゆっくりと文字通り開花させるよう…。

「たん、ぽぽ…」

弾みきった吐息に掠れつつ、少年の舌足らずな声がそう繰り返す。すン、と鼻が鳴った。女の乳房の汗の香りと、立ち昇る淫臭をそれは、味わっているのだと知れる音。

「…ね、かれ、す…ひゃん。あの…、その…」

もじもじと、少年は何事かを言いにくそうにして。
俯き、視線を上目に上げ、けれど逸らし。

そんなことを繰り返して、そして。
恥ずかし気に乳房に埋められた少年の口許から、こんな言葉が漏らされる…。

「…もっと、たんぽぽ…ひたぃ、れす…」

その言葉と共に。ぴくぴくぴくくん、と幼茎が跳ね、最後の残滓が女の顔にまで向けて散り…。

カレス > 仔犬のような儚くも愛らしい目線で見上げられて。
未だ絶頂の余韻に苛まれつつも懸命に正気を保とうと奮闘して。
若い活力を小さなペニスに漲らせ、萎えるどころかさらに勢いよく残滓を吹いてカレスの顔を汚しにかかりさえもしてきて。
――今宵見初めた辺境の少年の、あまりにも健気で、あまりにも可愛らしく、あまりにも逞しい精力に。
カレスもまた酔いしれ、魅了されつつあった。

「ん~~~~~~~~~~~~~ッ♥♥ かわいいっ♥ アレフくん、タンポポかわいいっ♥」

顔に降り注いだ一番搾りの残滓を拭うことすらせず、再び少年をぎゅっと抱きしめる淫魔。
もじもじと抱きすがり、細い身体に籠もる熱と力をあまさず味わおうとして。
鼻もひくひくとせわしなく蠢き、この少年が放つ雄としての目覚めの予兆をつぶさに感じようとして。
カレスもまた雌犬めいて、盛りのついた所作でアレフにじゃれついた。

「うん、いいよ、いいよっ♥ アレフくん、もっとタンポポになろう? タンポポ気持ちいいもんねっ♪
 白いのいーっぱい出して、キレイなタンポポになろうね♪」

台所では煮物の最中だったが、もはやそんなのを気にしている場合ではない。
この一晩の逢瀬を大事にして、ありったけこのタンポポ……アレフ少年を愛するのだ。
……淫魔の『愛』とはすなわち堕落への誘いだけれど。
雄として当然の行いである射精を「タンポポ」などという言葉で誤認させるあたりはまさにそれ。
社会人として間違った方向に、生物として素直な方向にその生き方を向けさせるのが、カレスの本能であり、役割だった。
――だからきっと、今宵は本番なんて野暮な展開には持ち込まず、ひたすら「タンポポ」し続けるだろう。
はたして、つい先ほど精通を迎えた少年は何回「タンポポ」できるのか……?

ちなみに火の元はカレスの魔術を帯びた『花』の使い魔が管理しているので火事の心配はない。
お腹が減ったら遅い夕食も待っている。

アレフ > この夜花屋の浴室は、たんぽぽ、という淫靡な言葉で彩られた痴態に、少年は舞い狂うように酔い痴れて、幾度も幾度も白い精を放ち続けた…。

そう、女の白磁の肌を、さらに白く濁らせ染めるよう…。
きっとそれは、女にだとて予想できなかったほどの濃密で、淫らで、そして甘い甘い堕落の時間…。

ご案内:「王都マグメール平民地区 カレスの自宅」からカレスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール平民地区 カレスの自宅」からアレフさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
リス > マグメール王国の首都、王都マグメールの平民地区と富裕地区の境目、大通り沿いに、煉瓦造り四階建ての大きな商店がある。
 トゥルネソル商会という、ダイラスに本店を持つ海運業から始まった大手商会、船での荷運びの経験を活かし、商品を安く集めて安く皆様に提供する、そんな商店。
 扱うものは、日用品から武器防具、奴隷に、高級品と様々で、無いものは聞いてみれば大体見つかるか取り寄せてくれる、そんな店である。
 その、マグメール店の店長は、まだ年端も行かぬ少女で、成人自体はしているものの、経験を溜めている途中な女の子。
 今日もお店に入り、ミレー族の奴隷であり、定員である少女たちと商売に励んでいる。

『いらっしゃいませ!』

 元気な店員の声が聞こえ、店の中に入って来るお客様にお辞儀をしているミレーが居る。
 少女は事務室の窓からそんな様子を眺めながら、書類を作っているのだ、何か問題が発生すれば、彼女たちが少女の事を呼びに来てくれる。
 二階には、日用品や食料品。三階には、武器や防具(魔法のモノ含む)、四階には―――高級品や、一般的な魔道具。
 それらを取り揃えて、お客様を待っております。
 むろん、少女自体に用があれば、ここに居る事が一番多いので、来ると高確率で会う事が出来るし、歓迎もしていた。
 今日は、どのようなお客様が、いらっしゃるだろうか―――?

ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
リス > お客様がいらっしゃる、いらっしゃらない関わらず、お店は回るものである。何故ならば、一人二人、がお客様では無いのだから。
 たくさんのお客様が来店し、店内を歩き回り、欲しいと思われるもの、必要だと思われるものを買っていただいている。
 食料品だけではない、ポーションだって、酒だって、武器だって、冒険者用の道具だって。
 あれもこれもそれも、どれも、商品なのだから、色々なお客様に来てもらい買ってもらい、満足してもらいたいから。
 それだけじゃない、傭兵の斡旋サービスもしているし、陸運としての馬車、海運としての船、空輸としてのドラゴン急便もあるのだ。
 様々なお客様、様々な品物を取り揃えて、少女は書類を作成し、売って行くのだ。

「んー……しかし。ね。」

 最近できた目玉商品、どう売ったものだろうか、と少女は店内を事務室の窓から眺めながら考える。
 お買い物を楽しみかえるお客様、買い物をしようと入って来るお客様、入ったはいいが、迷子になるお客様―――は店員が直ぐに近寄り丁寧に案内しているのが見える。
 教育も施しているので、流れるように、滑らかな接客が出来てるわね、とうんうん頷く少女。
 思考を戻して、さて、どうしたものでしょうか、と首をひねるのだ。
 目玉なのは良いけれど、価値が高い物だから、やはり買う方は直ぐに手が出ない、という事になるのか。

「もっと別の方法を考えるべきかしら。」

 うむむ、と三階に置いてある、魔法の武器防具を思い返しつつ、少女は息を一つ吐いた。

リス > テーブルに体を預けると、豊満な乳房がむにゅん、とテーブルの上に拉げる。それを気にすることなく、少女はテーブルに体を斃してはふ、と息を吐き出す。
 要は、需要と供給なのである、今現状にその武器防具に需要が無いのだ。あと、需要を増やすにはどうすればいいのか、それは宣伝である。
 それがあると判らなければ、需要も生まれないのだ、生まれなければ買いに来る人もいないし、買おうと思う人もいない。

「やっぱり……ね。」

 それなら、此方には広報担当の冒険者が居る、とは言え、どうしたものか。
 理由と言えば、彼女は武器が銃なので、武器の宣伝は難しい、鎧の方は貸し与えてしまえばいいのだし。
 それに、武器も一つ二つしかないから貸し与えるのはちょっと難しいかもしれないし、こういう時、父親ならどう売るのだろう。
 やはり持って歩いて……とかなのだろうか。

「難しいわね、商売。」

 其ればかりに思考を囚われるわけにはいかないので、視線をもう一度店の中に。誰か、店員では対応できないお客様などはいないだろうか。
 むしろ忙しくなりすぎて手伝わなければいけないか。
 少女は、空色の瞳で、んー?と眺めてみた。

リス > 「……うん。」

 少女は軽く息を吐き出し、大きく伸びをしてみる。机から体を起こして、周囲を眺める。みんなは忙しく走り回っているようだ。
 指示することは指示したし、お金などの計算などは終わっていて、何時ものように金庫にしまい込んだ。
 やることはもう無いだろうな、と軽く頷いて、大丈夫ね、と認識する。
 それなら、今日はもういいだろうか、家に帰って、食事にしましょうか、と少女は考える。
 それとも、九頭龍温泉に行くのも良いかもしれないわね、と小さく微笑みを零して見せたりする。

「帰りましょう。」

 問題が無いなら、それで良い、あまり長くいても仕方がない事なのであるし。
 じゃあ、お願いね、と軽く店員たちに言ってから。
 少女は帰り支度をして、去っていくのだった。

ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からリスさんが去りました。