2020/04/14 のログ
ご案内:「王都マグメール平民地区 カレスの自宅」にカレスさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール平民地区 カレスの自宅」にアレフさんが現れました。
アレフ > 【継続再開】
アレフ > 背中から消えた柔い熱に、少年はほっと一息。「…い、今のは溜息じゃないぞ、残念なんかお、おお、思ってないしっ」と、背を向けて百面相をしていたのだけれど、きっとそれも年上のおねーさんにはバレてしまっているに違いない。
けれど、さすがは経験の差というのは大きくて。
そこで一抹の残念さを味わった少年が安心するのはまだ、早かった。

「ぅ…、うん」

お手伝い、というのはこれは便利な言葉だった。
泊めてもらったご恩は返さないとというのは、これはもう、律義な少年には効果抜群に利く言葉。
ざばり、同じように音立てて、少年もまた湯船を出…そして、石鹸を片手にきょろきょろと、浴室内を見回すのだけれど…。

「あ、あの、カレス…さん?」

スポンジは?と。おずおずと頼んだ姿をもし、肩越しにでも見たのなら。肝心なところを隠すことを忘れた少年の、それはそれは愛らしいものが、ピンピンに元気なっているのが丸見えで…。

カレス > 無理なく手の届く範囲で、石鹸の泡を身体に塗りたくり、身体を清めていたカレス。
いまだ石鹸のぬめりを帯びていない背中をアレフに見せつけながら、カレスは首だけを回し背後を見やる。

「んー? どうしたのかなぁ?」

背中を洗ってくれ、というお願いに応じて湯船から上がってきたはいいが、そこではたと立ち止まってしまっている少年。
おそらく、身体を洗うための道具――スポンジや布切れなど――がないことに戸惑っているのだろう。

そんな少年を見やるカレス。その目の端に映るのは、おへその下でピンと起立する男の子の証。
ここまでいろいろちょっかいを出したのだ、彼が男であるならば勃起して然るべき状況。
――してなかったらむしろ淫魔としてのプライドが傷つき、落ち込んでしまうところだ。

「ほらぁ、冷えちゃう前に背中洗い手伝ってほしいなっ? 掌で石鹸を泡立てて、やさしくこするの。
 まぁ少しくらい力を込めちゃっても構わないけど、ひっかくのだけはやめてね?」

素手で女体に触れることに戸惑っている……という少年の気持ちを、気づいていながら気づいていないフリをして。
目の端でおちんちんの振れや跳ねを堪能しつつ、アレフをせきたてる。

アレフ > 「ぁ、う…」

もともと湯あたりしかねないくらいに少年の頬は火照っていたのに、ここにきてもう、桜色を通り越し、薔薇色といってもよいかもしれない上気ぶり。
それでも、おずおずと両手の掌に石鹸をまぶし、泡立てて…。

「い、いきますっ」

なんて、妙に真剣に宣言してから、少年は掌を伸ばし…。

「…わぁ…」

つい、漏れてしまった、という声。つるつるの、すべすべ。
触っているだけで、心地よい。ううん、キモチいい…、なんて。気が付くとそのどんぐりまなこはとろぉんと、蕩けているのが手に取るようにわかるはず。

泡が塗り広げられてゆく。
背中にまんべんなく。
それだけでなく、次第に脇腹や、前の方にまで…。
そこまで手が伸びかけていることを、自分では気づいていないよう…。

カレス > 「はぁい、お願いします♪」

目の端で捉えた小さな男の子の裸体。まるで茹でられたエビのように真っ赤に染まりきっている。
そんな彼が意を決してカレスの背中に近づいてくるなら、正面を向き直り、無邪気な声で応える。

「………………………………」

日頃よりしっかり手入れをしている肌に、少年の熱い掌が触れる。
ぬるりとした石鹸の滑りとともに、その熱が徐々に塗り拡げられていく。
カレスは押し黙っていた。少年を促したり制止したりもしなければ、喘いだりもしない。
――とはいえ、正面を向いたカレスの顔は実にいやらしい笑みを満面に湛えている。とても無垢な少年に見せられないひどい顔。
幼い少年の掌の熱……いや、この距離であれば全身の熱すらも心地よく伝わってくる。
たまらなく扇情的なシチュエーションに、淫魔の股間すらも徐々に潤い始めていた。

「…………んっ、ぁ♥」

そんな少年の手が背中を超えて脇腹にまで伸び始めると、ここに来てようやくカレスは声を漏らした。
――くすぐったそうな、心地よさそうな、そんなささやかな喘ぎ声ひとつ。
しかし、身体のほうはアレフの手を振り払うようなことはしない。
それどころか、ぐっと両の二の腕を上げて背を曲げ、より洗いやすいように体勢を変えてくる。

あと数センチ手を前に持ってくれば、カレスの豊満で造形も良い乳房にだって指を触れることができる。
とはいえ、もっと身体の前のほうまで手を伸ばして洗うのであれば、アレフの方も思いっきり身体を近づける必要があるだろう。

アレフ > うるうると潤みきったどんぐりまなこ。そして、唇もまた、開花間近の蕾のように、とろぉりと綻びそして、熱い熱い吐息が零れ始めている…。
ぬりゅぅり、と、少年の指が女の脇腹から、前へと。
それと共に、ぴとり、少年のまだまだ薄い胸が背に触れる。
そこに小さく小さくある突起。その突起が、小さいながらにぴんぴんと固くなっているのもまた、その背は知ってしまうはず…。

「すべすべ………」

思わず口をついたらしく、少年は蕩け声でそんななことを呟いて、にゅるン、と掌をもう少しだけ、上に…。

カレス > こつり。尾骨のあたりに硬く熱いモノが触れる。

「………ふぅ、ンッ……♥」

今度は、間近にいるアレフにすらほとんど届きそうにないほどに小さく、詰まったような嬌声が漏れてしまう。
――いまだ性を知らぬ幼子の、初物勃起ちんちん。それが淫魔の身体に触れたのだ。
ただそれだけでも、色情に染まったカレスの肢体は過敏に反応し、骨盤の中に熱いわだかまりが湧くのを覚える。
当然、アレフの身体がぺったり重なってきても拒絶することはない。

そして、幼い少年の手指は徐々にカレスの胸へと伸びてきて。
石鹸濡れの掌が、柔らかく丸い2つの膨らみの側面を這うのを感じる。
背や脇腹よりもほんの少しだけ体温の低い脂肪塊は、わずかな力を込めるだけでもその指に応じてふにゅふにゅと変形を見せる。

「……いいよアレフくん、じょうずじょうず♪
 おっぱい、もっとすべすべになりたいから、もっとしっかり洗ってほしいな……♪」

背後からのしかかられるような状態。少年の肉体から放たれる熱とわななきで、興奮の度合いはつぶさにわかる。
そんな彼を、もしかしたら正気に戻してしまうかも知れないことも覚悟のうえで、カレスは誘いの言葉をかける。
……その声色に含まれる艶はまさしく淫魔のもの。

アレフ > 「は、…ぃ…」

仔犬めいて弾んだ小刻みな呼気の合間に、少年は告げるとともにこくん、と頷いた。
これは、お手伝い。
お手伝いだから、求められたことをしなきゃ。
きっと、少年の意識には、そんな思いがあったはず、だけれど。
ぴとりと触れたのは、幼い肉茎だけではなくて。
少年の胸の小さい小さいふたつの突起も、こりこりに固くなっていた。
女のなめらかな背に触れて、ソコがどうしても石鹸のぬめりを拾ってしまう。その度にも、少年の身体はぴく、ぴく、と震えて…。
ぬるぅぅ、り。手指がようやく豊満にたわわに揺れる、胸に。
最初はとても躊躇いがち。
けれど、綺麗にしないと、という意識のせいだろうか。丁寧に丁寧に、奉仕めいて丁寧に、幼い手指が白い肌を這う…。
まさぐるという色はまだ、ないけれど。
その時、女はうなじにぴとりと垂れるものを感じたはず…。
それは綻びきった少年の唇から、とろぉり…と垂れた唾液…。

カレス > 勃起しきったおちんちんのみならず、両の乳首すらもコリコリと背中に押し付けられる。
肩甲骨でその甘いショタ乳首の感触を味わえば、愛おしい気持ちがこんこんと胸の内から湧き上がってくる。

――今すぐにでも向き直り、スノコの上に組み敷き、全身で少年の肢体を堪能したい。
――瞳で、舌で、鼻で、胸の谷間で、腋で、お腹で、脚で、おまんこで、この子の無垢を蹂躙したい。

そんなとめどない淫魔の欲求をカレスは懸命に押し留めながら、アレフの愛撫に甘んじる。
我慢もまた情愛のスパイスなのだ。そして無垢はギリギリまで無垢のままで味わうのこそ、カレスの信条でもあった。

「……あぅ、っ、あ、んっ♪ ふ、ふふっ……じょうず、アレフくん身体洗うのじょうず……♥
 おねえさん、どんどんキレイになっていくよ………っ、あ、ぅっ♥」

しかし、興奮が募るにつれて喘ぎ声も徐々に隠せなくなっていって。
ときには歌うように、ときには性感帯に触れたかのように、柔肌を這うアレフの指使いの1つ1つに反応を見せる。
カレスの肉体も今やアツアツに火照り、肌は赤みを帯びていた。

「……ん、ねぇアレフくん。おっぱいもいいけど……もっと下の方も洗ってくれるかな?
 ね、お手伝いだから……いいでしょ?」

色情に弄ばれつつも、カレスは精一杯おねえさん然とした口調を作って、背後の少年に「お願い」する。
だが、どこまで下に行っていいかは明言はしない。

アレフ > 仔犬めいた小刻みな呼気はもう、女の耳朶に隠せないどころか、その耳朶をくすぐるばかりに零れて、溢れて。
気づけば少年は、自らその小さな小さな胸の尖りを、女の背へと擦りつけるような動きを微かに見せていた。

ぎこちなく、けれどそれだからこそ艶めいて、卑猥に。
少年はくねり、と一瞬身体を揺らす。

「じょう…ず? ほんと…?」

褒められるとやはり嬉しいのだろう。綻んだ唇が、その端から唾液をとろりと垂らしたままの唇が、はにかむように微かに笑った。

そして、片手はまだ、そのたわわな胸に残されたまま。
片手がゆっくりと下へと這う。

少年の幼い身体は手足だってまだそんなに伸びやかではないから。
そんな姿勢をとってしまったら、女の背に薄い小柄な身体がこれ以上ないほどに密着することになる…。

「くぅ………、ンっ ♡」

ただ、奉仕しているだけなのに。その肌に自分を擦り付けているだけで、もう蕩けきってしまっているらしい。
甘えた鳴き声を上げ、つい、力が入ってしまったのか。
少年の幼い指が、きゅム、と女の熟れた胸の先端を甘く捏ね…。そして、もう片手がつるり、と。下の淡い叢のなかの突起にまで…。

カレス > 「そう、下、うんっ……んふふっ、おっぱいからも手が離せないのね……♪」

片手で重たい胸肉を揉まれたまま、もう片方の手がお腹を下へ下へと這っていく。
やや無理のある姿勢でアレフの身体がカレスの背中に押し付けられ、少年の発する熱と湿気がまざまざと伝わってくる。
垂れた涎が首から背へと伸び、吐息が肩口や腋までもをくすぐる。

……初々しくも扇情的な少年の愛撫に、カレスの興奮も際限なく高まっていく。
カレスの吐息も荒くなり、心臓は早鐘を打ち、その鼓動は密着するアレフにも伝わるだろう。
汗が全身から滲み出て、せっかく塗りたくった石鹸の泡をも洗い流していき、別の滑り気で女体を覆っていく。

そして、背後の少年が感極まったような鳴き声をあげると。
いびつな姿勢で抱きしめられると同時に、細い手指がカレスの乳首と陰核を同時に擦過した。
その時を今か今かと待っていたカレスですらも、ぴりりと脊椎を走った甘く強い性感には反応を押さえきれない。

「………っあ♥ あっ、あ、あ、ああああっ♥♥」

びくん、びくん。熟れた肉体が風呂用イスの上で断続的に4回、激しく跳ねた。
それと同時に、茂みの奥へと差し込まれたアレフの指先に、熱く、ほんのり粘性を帯びた液体が吹き掛かる。
軽い絶頂を迎えたカレスの秘部から、大量の愛液が溢れてこぼれたのだ。
それは速やかにカレスの脚の間に拡がり、アレフの手指にもねっとりと絡みついて、えもいわれぬ淫臭を放つ。

アレフ > 幼くとも、牡、なのだろうか。その小さな手指に淫臭も芳しい飛沫を受けた時、少年の幼い身体はぞくぞくぞくぞく、と明らかに震えた。
ぴくッ、ぴくッ、という震え。
そして、は、は、という仔犬の吐息。
それが、女の背をくすぐる。

「き、れぃに…し、なぃと…」

手指についてしまったものが何かは、わからない。
いつしか石鹸の泡でなく、その芳しく淫らな匂いで濡れた指を…少年は何を思ったか、ぺろり、と自らの舌で舐めてみせた…。
そして、舌を伸ばしたままの愛らしくも淫らなままの表情で、はにかむように女へと微笑んで…。

「もっと…きれぃ…する…?」

じっと、潤みきった黒い瞳が女を見上げる。
自分のお手伝いで、喜んでくれてる…。
それが、とても嬉しいと、こんな痴態の中で少年はとろりと微笑み…。

カレス > 「はふっ、はふっ、はふっ………ふぅ………ふ、フフッ……♪」

無垢な少年が、汚れなき肢体を渾身の力で密着させ、愛撫してくる。ショタコン淫魔冥利につきるシチュエーション。
クリトリスに触れられただけで絶頂に持ち上げられるのも致し方ないこと。
オーガズムの波が引いても、その心は多幸感に満ち満ちたまま。爛れた笑みが顔に張り付いて取れない。

そして、なおも背後の少年はカレスの身体を清める「お手伝い」に執心の様子。
カレスの下腹部に蓄積する情欲のわだかまりは濃く熱くなるばかりで、未だ冷めやらない。
幼い少年の手指で思う存分弄んでもらうのも乙なものである……が。

「……んー? フフッ、どうしようかなっ♪ おねえさん、もっとキレイになりたいキモチもあるけど……。
 それよりも、アレフくんにもキレイになってもらいたいかな?
 でないと、ほら……せっかくお姉さんがキレイになっても、アレフくんにくっつかれるとまた汚れちゃうから……」

くっつかれるのは全然嫌ではないし、汚くもない。けれどあえてこう言い含めつつ、ちらりと後ろに視線を向ける。
ぽんぽん、と軽くスツールを叩く。今度はキミがここに座る番だよ、と言いたげ。

アレフ > 「あ…」

そういえば、まだ自分は身体も洗ってない。
しゅん、とどこか沈んだように俯いて、それはそれは消え入るような声で少年は、ごめんなさい、と囁いた。

まるで、叱られてしまった、と思っているかのように。
少年はおずおずと女の前へと回り、背を向ける。
交代?と尋ねるかのように、淫靡な笑みの女を見上げて問いかけるようにこくん、と小首をかしげた後に。

思い出したかのように前を片手で隠しつつ。
少年はちょこん、とスツールに腰かけた。

前かがみで俯きがち。
一瞬の痴態の途切れで、またも羞恥が蘇ってしまったらしく。
どきどきと鼓動が手に取るように知れてしまう緊張のまま、スツールの上で身を固め…。

カレス > 攻守交代である。今度はアレフが座り、カレスがその背後で石鹸を泡立て始めた。
……風呂用の木製スツールにはカレスの体温がたっぷりと染み付いてた。そして、先程零した愛液もべっとりと垂れている。

「んふふっ♪ さぁ、旅の汚れを落としましょうねっ♪」

先程までの色艶はどこへやら、気さくなお姉さんの口調を取り戻し、歌うように口ずさむ。
そして、石鹸から丹念に泡を取ると、まずはアレフが先程そうしたのと同じように、まずは背中へ。
小さな少年の薄い背中に、掌全体をつかってべっとりと石鹸をなでつける。
大きなストロークで、うなじからお尻の肉の上端までを大胆に、そして手早く清めていく。さすがにくすぐったいかも。

「♪~~」

何やらわからぬ鼻歌を口ずさみながら。
カレスの両手はさも当然と言わんばかりに、アレフの脇腹へと伸びていく。
やはり大きめのストロークで、腰骨のあたりまで下りたと思えばぐっと上まで走って少年の腋の中にも指先が入る。

先程アレフが洗ったときと違い、体格差の関係からまだまだ密着とは言い難い距離感。
それでも洗う手付きに興が乗れば、少年の背筋には断続的に2つの突起が触れては擦る……先程アレフに愛撫され膨らんだ乳首だ。
そしてこの距離感であれば、興奮した女体から放たれる熱気や香気もありありと感じられるだろう。

アレフ > くら、と意識が酔ったのは、女から放たれる香気に酔ったためかもしれない。
もちろん少年は、酒など飲んだことはないから、酔う、というのがどういうことかはわからない。
けれど、心地よく意識を酩酊させる香りが女から放たれれば、はふぅ、と少年は蕩けた息を零してしまう。

「きゃ…ふっ!?」

つい、そんな声が漏れた。自分でも女の子のような声だと思えば、つい少年の頬は真っ赤に染まる。これまで誰にも触れられたことのない脇腹や腋の下。腰骨に女の指が這うたびに、くすぐったげに身をよじる。

「カ、カレ…す、ひゃ…ンっ!
 く、くくく、くすぐったいですぅぅっっ」

けれど。
その声が微かに、ほんとうに極僅かに濡れていることが、女にわからぬ筈がない。
背に、熟れきった突起が触れた刹那には、それが何かもわかぬくせに、少年の幼い茎が、ぴこん、と元気に跳ねて、そして…。
ぬるりとしたものを、包皮に包まれたままのくせにとろりと零し…。

カレス > 「フフッ、くすぐったくても我慢ガマン……おとこのこでしょ?
 わきは汗が溜まりやすいんだから、しっかり洗わないとね……?」

と言いつつも、くすぐったい思いをさせるのが目的ではないので、一通り洗ったらあとは急所には指を触れず。
……ほんの一瞬だけ洗う指を彼の身体から離し、こっそりと己の鼻に近づけて。
若々しい、いや幼いというべき男の子の体臭を鼻に感じ、そして指先に残った甘い熱の余韻に浸り……また一瞬、恍惚にふける。

そしてまた、アレフの身体を清めに戻る。先ほど自分にされたように、カレスの手もアレフの胸のほうに伸びていく。
背や脇腹を清めていたときとは裏腹に、今度は丁寧に丹念に、それでいてソフトなタッチで少年の胸板を撫で付ける。
指の腹だけをそっと胸に添え、乳首の周りを円を書くようにゆっくりと。
襟元やお腹にも断続的に指が伸びたかと思えば、油断した瞬間を見計らうように乳首をさっとかすめたり。

……アレフを後ろから抱いて胸を洗うような体勢であれば、さすがに背中にはむにっと乳房が押し付けられ続ける。
まぁ先ほど風呂釜のなかでされた体勢と同じではあるけど、あのときほど強く密着しているわけでもない……今のところは。

「ねぇ、アレフくん。突然だけどここでクイズです。
 ……おねえさんのお家のお風呂、どうしてこんなに広いんでしょうか……? フフッ♪」

背後から、耳元でささやくように。吐息をたっぷり込めて耳たぶに吹きかけつつ、唐突に問いかける。

アレフ > 「ひゃ…ひゃ、ぃ…っ!」

ガマン、と言われたらやっぱりガマンする。
それが、オトコトノコだと教わってきたから。それもやはり、この少年を意のままにできるマジックワードのひとつかもしれない。
それを手に入れてしまった女の意のまま、少年は身をくねらせるのも耐えるように、塗りたくられる石鹸の泡と、這いまわる白い指に耐えて、耐えて…。

もう、息も絶え絶えに熟れ切って。とろぉり、零れる吐息は熱く、熱く…。
けれど、そんな脱力なんて、許されなくて。

「ひゃァァァ、んんっ ♡ ♡」

胸の先端、それはそれは小さく熟れていた、オトコノコ乳首。
そこをかすめられ、ひくひくひく、と少年は震える。
けれど、なかなかもう、掠めてくれない。
じれったい。
もじもじ、うずうず、と少年は疼くカラダを持て余してたまらぬ、という様子…。
そんな折に言葉をかけられたりなどしたら。
おずおずと、肩越し振り向いて女を見つめるその顔はもう、焦らされ弄ばれて、すっかり疼いて蕩けて、けれどその解消を知らない淫靡さに染められたにも関わらず無垢な色…。

「…え?
 んと、わかんない…です…」

思い至らない、ということもあるけれど。
そうではない。もう、考える余裕すらないのが、今の疼ききった少年だった…。

カレス > 無垢な少年の無垢な肢体を、思う存分その掌で弄ぶ悦び。
手指がアレフの男の子乳首を擦過するたび、指紋がその弾力を覚え、カレスまでもが淡い絶頂に至りそうになる。
しかし急ぎ過ぎもよくない……若い身体は若いぶんだけ、より時間をかけて開発するのが醍醐味というもの。

「……んふ、ふっ。アレフくん、ボーッとしちゃってるね? 旅の疲れが出たかな?」

カレスにぎゅっと抱きしめられ、耳に吐息を掛けられ、心ここにあらずといった雰囲気で惚けるアレフ。
その切ない震えや甘ったるい声を五感で堪能しながら、カレスは彼の耳に食らいつくように顔を寄せて言葉を続ける。

「さて、クイズの正解はぁ……『お花の茎を洗うため』でした。
 お姉さんの店に並べるお花、できるだけ汚れを取って出したいからね。
 ウチは毎日いっぱいお花を扱うから、家の中で効率よく洗えるように洗い場を広く作ってあるの」

答えは意外と(?)常識的なものである。まぁもっとも、これは理由のひとつであるけど。
もう一つの大きな理由は単純にカレスが風呂好きなだけ。あとはまぁ、このように複数人でいちゃいちゃする目的もあったり。

「せっかくだから明日の朝、少しだけお花の準備も手伝ってもらおうかな?
 アレフくん、洗うのすっごい上手だったし♪ ちゃんと手伝ってくれたら、宿代はタダにしてあげるね?
 ……だから今日中に、花の茎の洗い方を覚えようね?」

そうささやきながら、いよいよカレスの両手がアレフの下腹部へと伸びていく。
へそ周りを撫でながら下降し、そして躊躇なく脚の間へ。勃起しきったおちんちんに、両の人差し指・中指がするりと絡みつく。

「………フフッ♥ かわいい茎……♪」

アレフ > くてり。いつしか、少年はその薄い身体を半ばは女の豊満な、たわわな乳房に預けるように身体の力が抜けている。
そして、だからこそ、その下肢もまた、くてりと投げ出されていて。

「そ、かな…。ん、そ、かもしれなぃ、れす…ぅ」

こんなに力が入らないのは初めてだし。
こんなにくらくらとするのも初めてだから。
もしかしたら、風邪かもしれない。
王都について、緊張が抜けたのかも…。

そんなことを、ぼぅ…っと霞む意識で考えながら。
少年は女の言葉を聞いていた。

「ぁい…、おてつらい、しま………っ、ひゃぁぁっ ♡ ♡ ♡」

ひくくン、と。少年の下肢に急に力が入る。
白い指が幼茎を包んだ瞬間、少年は首筋から背をその豊満な乳房に埋めるように預けつつ、腰を卑猥に突き出してしまった。

「しょれ、しょれは…おひんひんれすぅぅっ、お、お花じゃ…ぁ♡、ぁ♡、ぁ♡」

などと言いつついやいやと首を振るくせに。
かくかく、へこへこ、と腰振りたくることをもう、止められもせず…。

カレス > 「ふふっ、そうだね、おちんちん……♪ でも今は少しだけ、お花の茎のキモチになろうね?
 キレイに洗わなきゃいけないのはお花もおちんちんもおんなじ……♥」

繊細な手指でくにくにと亀頭を弄ぶ。それだけでカレスの昂りもどんどんと熱を増して行って。
アレフのふわふわ黒髪に顔を埋めるように密着させ、耳たぶを断続的に舐めながら、うっとりとした声で諭す。
おちんちん、の「ち」を口ずさむたびに、舌先で多量の唾液が弾け、アレフの外耳を濡らす。

「だから、ほら。しっかり下を向いて。どうやって洗うか、ちゃーんと覚えてね…?
 フフッ……まずはぁ……茎の切り口から10cmくらいのところを、切り口に向けてそーーーっと……指でつまんで洗うの。
 ……この茎は10cmもないけど、そういう花もあるから……フフッ♪」

スツールに座るアレフをぎゅっと抱きしめ、乳房を少年の背に惜しげなく押し付けながら。
アレフの眼下でカレスの両手指が艶かしく動き始める。
おちんちんの根本に人差し指と親指が摘むように添えられ、やさしくゆっくり、竿の先端に向けてなで上げる。
ほとんど海綿体を圧迫せず、本当に撫でる程度の摩擦。それを何度も何度も、単調なリズムで繰り返す。
それは洗うと言うよりは、幼い陰茎の勃起をさらに促進するような、がんばれがんばれの動き。

アレフ > 「は、はずか、ひぃぃ、れすぅ……っ」

ひくン、ひくンと身体はどうしても跳ねてしまう。
自分で自分の身体に言うことを利かせられないなんて、初めてで。
言われるがままに下を向くけれど、蕩け切った唇から、ただただ徒にとろとろと涎めいて唾液を零させるばかりになる始末…。

「ひゃン、ぁん、ぅ…、ぅうっ」

ゆったり、ゆったり。白魚のような指が包皮ごと撫でるたびに。
ぴこン、ぴこンと幼茎は反応を示す。
手指に収まっていたそれが、次第に力を増してゆくのを女は知ると同時に。包皮が内側から押され、つるつるすべすべで、とろとろとはしたない蜜零す口がのぞくことに…。

カレス > そぉぉーーっと、おちんちんの姿勢を正すように優しくなで上げるカレスの手指。
未熟にすぎる少年の男性器だが、厚く纏った包皮の内にもしっかりと『チンポ』の原形は象られ始めている。
それを確かめるように何度も何度も、数分に渡って丹念に丹念に撫であげれば。
やがて少年のおちんちんはこれまでにないほど力がこもり、包皮もわずかに剥けて鈴口がお目見えとなる。

「……フフッ♥ ほら見て、お汁が出てきてるねっ。
 花の茎も中に液が通ってるから、洗うとこんな風に出てくるの。まぁ……あまり出しすぎちゃってもいけないけど。
 もう……アレフくんのおちんちん、本当に花みたい……かわいい……♪」

その鈴口から雫があふれれば、カレスの白い指は躊躇なくそれを拭い取り、指先でくちゅくちゅと弄び始める。
いやらしくぬめる指先で優しく先端に触れ、包皮の覆いが解かれた粘膜に淡い刺激を送る。
そうして先走りが分泌されればさらにそれを指に取って、摩擦を減らしていく。

「そして次はぁ……洗うのはもう終わったから、次は茎がうまく水を吸えるようにするの。
 切り口をこうして、ちょっと強めにつまんで……揉む。茎がちょっと潰れちゃうくらいにね。……えいっ♪」

アレフの眼下で、カレスの手指のフォーメーションが変わる。右手の指が4本とも竿の下に回り、包み込むように握る。
中指から小指までを竿の根本に絡め、人差し指と親指は亀頭へ伸び、やや強い力で挟み込んでくる。
勃起につられて剥け始めていた包皮を寄り戻すように、ぐっと。切っ先まで皮を延ばし上げる。

「いくよ、よく見て……? くに、くに、くに、くにっ……♥」

そして、耳元でいやらしく擬音を発するのに合わせ、人差し指と親指が互い違いに動き始めた。
アレフの包皮をひねるように往復運動。その刺激は、敏感な亀頭の先端部分へと容赦なく襲いかかるだろう。
前戯はここまで、射精させにかかっている。もっともアレフが精通しているかどうかは分からないけれど…。

アレフ > これは、練習…おべんきょう…。

そう、少年は懸命に、自分に言い聞かせているけれど。
ちゃんと聞かないと、明日の「お手伝い」ができない。
ちゃんと聞いておかないと、と。そう、自分に言い聞かせるけれど。
けれどもう、そんなことは無理だった。
耳元に艶めいて届く女の声は、声そのものは同じなのに、先刻までの優しいおねーさんとはまったく違うようで。
耳朶で時折爆ぜる唾液の音と、吐息だけで。もう、心臓は痛いほどに鳴り響く。

「ひゃう、ひゃ、ひゃン、ひゃあ♡ あ♡ あ♡ あンっ♡♡♡」

くに、くに、という女の擬音に合わせて。面白いほど少年の甘えきった蜜声が重なる。そして、かく、かく、かく、かく、と、少年のカラダの方が、女の指に合わせて貪ることを初めてる始末…。

無垢でいて、それでいて淫らなカラダをしているのだと、女は手に取るように知るだろう。
そして…。

「らめ、カ、れスひゃんっ♡ らめれすぅぅ、れちゃ、れちゃぅぅ、おひ、おひっこれちゃ……♡ ♡ ♡」

きっと、吐精も初めて。
だから少年は、それを小水の排泄としか思えなくて。
そんなことを、この綺麗で優しいおねーさんに見られたくないと、綻んだ唇を噛み締め、いやいや、いやいやと懸命に首を振る。
けれど、カラダはもう、そんな少年を裏切っていた。
初めての吐精の悦びを知りたいと、腰はもう、少年の意思を裏切り淫らにくねり、揺れて、揺れて…。

カレス > 「くに……くに……くにっ………くにっ………♥」

子守唄のように、あるいは催眠術のように、単調な擬音を口ずさんではアレフの耳朶に流し込むカレス。
単調に丹念に、あくまでも生花の手入れ方法を伝授する体で所作を行うが……やはりどうしても、その指遣いには熱がこもり始める。

男の子が雄として目覚めていく道程。それを己の肢体と手指で手ほどきする感慨。
ひとつ指先をひねるごとに若い肉体が己の腕の中で跳ね、悶え、あえぐ。征服にも似た優越感。
心も身体もカレスの指使いとコトバに魅了され、とろとろに煮詰められていく、堕落へのいざない。
すべてがカレスの淫魔としての本能を十二分に満たすものだった。
今や、カウパーを垂れ流すアレフを笑えないほどに、カレスもまた女性器から蜜をこんこんと溢れさせていた。
広い風呂場ではあるが、二人が密着して睦み合う洗い場の一角だけは濃いモヤに包まれ、雄と雌のフェロモンに満たされている。

「くにっ♥ くにっ♥ ……だいじょうぶ、いいよ、おしっこ、出そうね? お風呂場だから大丈夫……♥
 でもね、あと5回……あと5回『くにっ』てするまで、ガマンしてみようね?」

アレフの切羽詰まった喘ぎから、そしてぞわぞわと緊張を走らせる少年の全身から、絶頂の予感を受け取る。
思わず舌なめずりしつつ、なおもカレスは優しい声を掛け続ける。
赦しと忍耐を同時に与え、少年の掛け替えのないはじめての絶頂をコントロールしにかかった。

「いくよ? くにっ♥ ……くにっ♥ ……くにっ♥ ……くにっ♥ ……くにっ♥♥」

おなじリズムで、最後の5回。
しかし最後だけは、大きく亀頭全体をひねるように擦ると同時に、竿に絡めた他の指をも蠢かせて搾りにかかる。
同時にすばやく左手を鈴口の先に添える。飛び出すモノがなんであろうと、まずその掌で受け止めようと…。