2020/03/15 のログ
ご案内:「夜の公園」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 王都郊外の自然公園に、一面の花が生い茂る花畑。
赤・白・黄色に、紫に桃色、自然が生み出す絢爛な色彩の絨毯の中、
立っては座りを繰り返す幼い人影。

「うーんと…この花はたくさん採っておきたいし…こっちのも欲しいけど、あんまりとりすぎると良くないよね」

一見すると花畑で花を摘む少女のような小柄な薬市の少年。
籠の中に、薬の生成に使用したい素材となる花を見極めて摘んでいく。
希少な花は思わず大量に採取したくなるが、
乱獲で花畑から絶えてしまわないよう気をつけて、慎重に吟味していく。

タン・フィール > 「あっ…これは…っ?」

多く採っておきたかった安価な花、適度に採取するべきやや高級種、
3輪までと決めていた希少なもの、と選別して籠に入れている最中、
見慣れない玉虫色にきらめく、つややかな花が目に留まる。

「キレイ…だけど、あれ、なんだっけ…確か、そのまま放置してちゃ良くない品種だったような…。」

薬用の花の知識はあれど、いまひとつ効能を思い出せない妖しげな花。
ひとつだけ記憶にあるのは、そのまま放置しておくと周囲の花をダメにしてしまうという点だけで…。

速やかに周囲の花を傷つけぬようにそれを採取して、指で触れ、匂いを嗅ぎ、毒性や効能がどの程度のものか慎重に調べる。

「…皮膚にシゲキは、なし。 …匂いも毒性は無い、甘めの匂い…
…ぅうん、ちょっと、お酒みたく、くらくらっとするかも…。」

と、その花の妖しげな香りに、徐々に病みつきになっていく。

鋭敏になった知覚は、皮膚に感じる風を強く感じ、草花の擦れる物音まではっきり聞こえる。
自分以外にも、動物や、妖精や、幾人かの自然公園を訪れた人間の気配を感じながら、ふにゃりとした表情で花畑に腰をおろして。

ご案内:「夜の公園」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「山賊街道の関所」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > 九頭竜山脈近くの街道に突然として現れた関所。

聖バルバロ騎士団が街道を通る者を拘束する為に設けた物である。

関所内では白銀の鎧を纏ったネメシスの 指揮の元、取り調べが行われる。
男なら通行料だけを受け取り、そのまま通すのであるが相手が女の場合、そう簡単には通れない。

身に覚えのない嫌疑をかけられ、取り調べと称して弄ばれるのであった。

関所を無理やり突破しようにも、団員たちは凶悪な無法者で構成された大所帯である。

各々武器を携えており、歯向かう者は簡単に殺害してしまう。


さて、今日はどんな犠牲者がやってくるのだろうか

ご案内:「山賊街道の関所」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「平民地区・昼の公園」にボブさんが現れました。
ボブ > (王都へと仕事へとやって来た男は予定より早く仕事が終わり、さすがに酒場が開くでもないので、
ちょっとした時間潰しとして公園へとやって来れば、特に目的もないので公園内の沿道をぶらついていて)

「いやぁ~~~、予想より打ち合わせが速く済んじまったな。
こっちの要望も向こうの要望もほぼ似通っていて、話がとんとん拍子に進んじまったもんな……」

(要望通り、話がまとまったのはいい事なのだが、夕方辺りから酒場巡りをしようと予定していたのに、
それよりも明らかに早く済んでしまって、男は身の置き方に困り、こうして公園内を徘徊するはめに)