2020/02/22 のログ
ご案内:「臨時関所」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > 街道に突然として現れた関所。

聖バルバロ騎士団が街道を通る者を拘束する為に設けた物である。

関所内では白銀の鎧を纏ったネメシスの 指揮の元、取り調べが行われる。
男なら通行料だけを受け取り、そのまま通すのであるが相手が女の場合、そう簡単には通れない。

身に覚えのない嫌疑をかけられ、取り調べと称して弄ばれるのであった。

関所を無理やり突破しようにも、団員たちは凶悪な無法者で構成された大所帯である。

各々武器を携えており、歯向かう者は簡単に殺害してしまう。


さて、今日はどんな犠牲者がやってくるのだろうか。

ネメシス > (呼び出しにて退室します)
ご案内:「臨時関所」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「宵闇の城キルフリート」にロザリアさんが現れました。
ロザリア >  
魔族の国、その奥地に鎮座する古城
月明かりにその黒き異様を照らし出される時刻
まるで蜃気楼のように、今宵も人間の国の何処かに霧烟る城門が出現していることだろう

「ふむ、此度の献上品の酒もなかなかのものだ。何か褒美を取らせてやらねばならぬだろうか」

白薔薇の咲き誇る中庭、その中にあって更に白いテーブルでグラスを傾ける少女の姿があった
少女の側には屈強な体格の、羊頭の執事が控え、その言葉に小さく頷く

「吾はそういった機微に疎い。適当な褒美を考えておいてくれ」

そう執事に言付けると、再びその小さな唇へと紅い液体の揺れるグラスを誘う

ロザリア >  
「紅き雫酒も良いがやはり珠には血が飲みたい。
 今宵は招かれざる客人は来ておらぬのか?」

執事は小さく首を振る

「そうか。勇猛な人間も減ったものよな。無理もなかろうが」

翡翠色の瞳を細め、グラスの中に僅かに残った紅を眺める

──かつては冒険者が城に挑み、時に配下のアンデッドに囚われ良い血の供給となってくれていたのだが
どうにも城が現れる位置が夜毎に定まらぬこと、
そしてかつてこの城を攻めに魔族の国に攻め込んだ王国軍の一団が大敗したこともあってか、その数は随分と減ってしまっていた

「子飼いの眷属達で喉を潤すのも、いい加減飽きが来ようというものだ。
 ──直々に王国に出向いてもよいが、いかんせんあれらの国は息が詰まる…」

理由こそ不明だが、人間の領土へ踏み込むと思うように魔族としての力を振るうことができないことは理解っている

ご案内:「宵闇の城キルフリート」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 「―――いやいやいや、そら無茶っちゅうもんやろ。魔族の国のこない辺鄙なトコに引きこもって、なんや適当な場所に入り口出現させとるんやろぉ? 今日も誰も遊びに来てくれへんとか、そんなん当ったり前やん。ウチもここまで来るん、むっちゃ苦労したんやからな? ………むぉ、このワインほんまイけるな! 神皇国の27年物……いや、この仄かな苦み、23年物かっ!」

そんな女城主と羊頭の執事の間、白テーブルの脇に立ち、手酌でマイカップ―――"湯呑"と言うらしい東方の島国で使われる陶器製のグラスに注いだワインをぐいっと飲んで舌鼓をうつ猫が一匹。
顔の上半分を覆う様に引き下ろした鉢金は、鬼を模した面の目元から熾火の如き淡い赤光を漏らし、腰後ろにて交差させた双剣は、素人目にも強力な魔術が付与されていると分かるだろう禍々しさを見せつける。
しかし、しなやかに鍛え上げられた褐色の長躯を覆う黒装束と来たら、所々を補強する黒狼銀のプロテクターこそまともなれど、たわわな双乳の谷間やら、縦に切れ込みを刻むヘソ周りやら、むっちりといやらしく肉付いた太腿やらをやり過ぎなくらいに露出した痴女仕様。
その上艶やかな黒の短髪の頭頂にてぴょこんと飛び出す獣耳と、揉みごたえの有りそうな臀部の上からにょろんと伸びた猫尻尾は、王国でも奴隷同然の扱いを受ける事の多いミレーその物。
そのちぐはぐな印象は、まさに怪しい者以外の何者でも無い。

そもそも、城主と執事、後はせいぜい気配を殺して品よく控えるメイドがいるかいないかといったプライベートの中庭に、さも当然の様な顔をして紛れ込んでいるのがまずおかしい。
にもかかわらず、当の不審者と来たら

「――――あ、執事はん、なんやこれに合うつまみなんあれへん? チーズ系のやつが合いそうに思うんやけども」

空になったマイグラスに二杯目をとくとく次いで、つまみのリクエストを投げつける。更にきょろきょろと周囲を見回す双眸は、恐らく椅子など探しているのだろう気配。

ロザリア >  
「……」

突然現れた珍客に眉を顰める
城主を前にその傲岸不遜な佇まいたるや、逆に気持ちの良いくらいである

執事から張り詰めた気配が漂う、それを、ロザリアが片手で制した

「…城下の集落から献上された魔羊乳のチーズならばまだいくらかあったであろう。燻して出してやるがよい」

鈴の音のような声でそう告げると、言われるがまま執事は一礼しその場から立ち去ってゆく

「……で、名くらいは名乗ったらどうであろうか。客人。椅子がほしければそら、掛けよ」

グラスを傾けながら、そう声をかけ、僅かに指を踊らせれば魔法のように白いチェアがもう一つ、テーブルの脇へと現れる
不審者相手だと言うのに些かも動じた様子は見せていない

キルシュナ > 「――――おほっ、さぁっすが城主はん。身体はちっこいのに器はデカい! おっぱいもむっちゃデカい! いやぁ、わざわざ来ないな場所までやってきた甲斐もあったわぁ♪」

「んひひっ、失敬失敬」などと、呑みやで飲んだくれが相席するかの気安さで、少女城主の進める椅子に水着風の黒装束が食い込むお尻をぺたんと落ち着かせる。
早速その見事な脚線を組んですっかりリラックスした風情で背もたれに身を預け、二杯目のワインをしっかりがっつり堪能した後

「ウチの名前はキルシュナや。そういうおチビちゃんは、ロザリアなんちゃらいうこのお城の城主はん………で、あっとるよね?」

再び中身の消えたグラスを置いて、名乗りの前に帽子を脱ぐような風情で鬼面を引き上げれば、そこから覗くのは縦割れの瞳孔の特徴的な金色の猫目。睫毛の長い切れ長の双眸は、黙ってさえいれば結構な美人で通るだろうに、にまにまと軽薄な笑みで八重歯を覗かせる大口と、少女の豊満極まる白乳を不躾なまでに見つめて鼻の下をだらしなく伸ばす表情が結果的に残念な印象ばかりを植え付ける事だろう。

ロザリア >  
「…肉体の時が止まって久しいからな」

ちっこいだのなんだのと言われれば目を細める、その後の不躾な言葉は聞かなかったことにしてくれたらしい

「覚えておこう、キルシュナとやら。
 如何にも、吾はロザリア。この城の城主である。
 ──腕が立つようであるな。並の冒険者なぞこの中庭にもたどり着けず死喰鬼の餌食であるぞ」

空になったグラスをテーブルに置き、豊かに実った乳房の下で腕を組むと対面するミレーを見定めるように、愉しげに翡翠色の視線を向ける

キルシュナ > 子供とはいえ身震いするほどの美貌が、猫の軽口に反応してピクリと双眸を細める様は、常人であれば失禁しかねぬ程の圧を感じさせる。どこまでも軽薄に見えて、見るべきところは意外にちゃっかり観察している猫娘も当然それには気付いているのだけれど、それでも口元に浮かんだ笑みには寸毫の強張りさえ生じない。
むしろ「にひひっ、ちっこい言われてカチンとくるような可愛げも残っとるんやねぇ♥」なんて、おしゃまな姪っ子を見つめるお姉さんみたいな雰囲気さえ漂わせる。

「いや、ほんま苦労したっちゅうねん! 最初は力業でもイけるかなぁ思って突っ込んでみたんやけど、三階とか地下階とかヤバない、あれ? ウチの速度についてくる連中とかもおって、結局アンデッドもだまくらかせる認識阻害の術式組んでリベンジするハメになったわ」

三杯目を注ぐ前に、眼前の少女のグラスが空になったのを目にとめた猫は、褐色の双乳をたゆんっと釣り鐘状に垂れさせながら身を乗り出して、その杯に血酒を注ぐ。
大雑把に見えて馥郁たる香りを十全に引き出す注ぎ方で、しかし、王侯貴族でさえ特別な日にしか飲まぬだろうそれを並々と注いだ後、こちらも湯呑にたっぷりワインを注ぎ

「――――ほんでぇ、そのおっぱい、大きさどれくらいあるん?」

人類の天敵。不死者の王。その中でも特に強力な、それこそエンシェントドラゴンなどとも並び称されるクイーンクラスのヴァンパイアに対し、満を持して投げつける問いがこれである。

ロザリア >  
「吾のような不死の怪物に可愛げも何もあろうものか。
 …ふむ、以前不躾な騎士が訪れた故、三階には悪魔種を召喚し配置しておいた筈であるが」

可愛げなどといれば更に不機嫌そうに眉を顰めるものの、その後の言葉には感嘆する様子を見せる
並の冒険者程度、の括りには縛れぬ者であるということはよく理解できた

「で、そこまでしてこの城に何用で訪れたかと思えば……吾にそんなことを問うために来たのか?」

数々の黄金財宝や貴重な芸術品や武器防具…城の宝物庫には色々と鎮座しているのだが
半ば呆れ気味に言葉を返していると、執事が燻したチーズを手にテーブルへと戻ってくる
香ばしい匂いが漂い始める中、一礼すると羊頭の執事は城主を残し中庭を後にする
どういった理由かはともかく、城主に危険がないと判断しているのだろう

キルシュナ > 悪魔と言えど、上位爵位持ちや魔王級でもない限りは調伏するのも問題は無い。とはいえ、戦いその物を好むバトルジャンキーという訳でもないキルシュナは、手ごわそうな相手に対しては逃げの一手を選択する。「ウチはあくまで斥候役やし!」というのが本人の言だが、実際の所はめんどくさいというのが本音なのだろう。
そしてこの猫、若いころにあれこれやんちゃしてきたおかげで、数回は人生を遊んで暮らせる程の財貨も溜め込んでいるので、今更目の色変えてそれらを収集する必要もないのである。
そんな猫娘が今現在血道を上げているのは、少女城主が呆れるようないやらしい遊びの数々。

「いやぁ、ウチ、他人のおっぱいサイズ言い当てるん得意なんやけど、ロザリンみたくちっこい子ぉともなると、身体の厚みからして変わってくるやん? そうなると流石に目算ずれたりもするんよねぇ。………まぁ、せやかて見た感じ1mは軽く超えとるやろし……106……いや、107………流石に110は無い思うんやけど……」

女性客に絡む酔っぱらいの如き下劣な問いが、妙にいやらしく絡むハスキーボイスで発せられた。しかも不遜極まるあだ名呼びである。
更に少女の返答を待つ間、顔の脇に持ち上げた双手がわきわきむにむにと繊指を蠢かせる様は、それだけでもう訴えられたら極刑一直線といった猥褻ぶり。心なしか鼻息も荒くなって来ていて、初心な子であれば貞操の危機を感じて逃げ道を探し始める事だろう。
そんな猥褻その物の目つきで城の主を視姦しつつも、つまみを持ってきてくれた執事に対しては「おぉ、待っとったでぇ♪ ありがとな!」なんて言いながら屈託なく片手を上げて労をねぎらいもする。