2020/02/02 のログ
ネージュ > 「ぐぅ……大した事ないと思ってたけど……
 ……すごい、恥ずかしい……」
苦笑するカズマに、悔しそうな表情と言葉を返す。
後で覚えてろ、とでも言いたげだ。
それはそれで理不尽だが。

「はい、お願い、します。」
ネージュの言葉に、カズマが挿入を始めていく。
ようやく覚悟はついたようで、口を真一文字に結んで睨みつけてるかの様な眼差し。
カズマに言われた通り、健気にベッドにひしとしがみつく。
その必死な姿は、少しだけ滑稽だが、どこか可愛らしく見える。

「んぐ……あ、い、いた……あ、ああ……いたい……。」
まだ未熟な割れ目を押し開く様に、巨大な肉棒が突き立てられる。
きつく締め付ける、というよりは頑なに押し戻してくる様な肉壁。
ましてや、カズマの巨大な男根である。
亀頭だけ受け入れるだけでもやっとといった感じだ。

「ああぅ……い、いたい、です………。」
痛みを訴えぽろぽろと涙をこぼすネージュの姿も、罪悪感を煽る。
被虐心も、多少煽るかもしれないが。

いずれにせよ、このままでは埒が明かない。
多少無理をしてでも強引に押し入れなければ、先へ進めないだろう。


なお、左の瞳から零れる涙は頬を伝う内に凝固し、冷たく蒼い結晶となっていく。
きっと魔眼の仕業だろう。
後で気づくかもしれないが、それはいくら時間が経っても決して解けない、不思議な結晶と化していた。

キドウ カズマ > 「恥ずかしがる要素ある?」

何か言いたげな顔をしているネージュに、困った顔を見せる。
なんでちょっと怒っているんだろうと言った様子。

「言っとくけど、多分痛いからね。」

申し訳程度に一言添えると、腰を前進させる。
ほとんど男を知らないであろう膣内を抉じ開け進む巨大な亀頭。

痛みを訴えられることは想定内だっただけに、躊躇することなく巨大な肉の槍を突き刺して。
ネージュの腹が内側より持ち上げられるほどのドデカちんぽ。

今日もまた、半分ほどが入った所で子宮口に引っかかってしまう。

「やっぱり、ここでおしまいか。」

根元から半分は露出したままである。
カズマは、なんとか根元まで入れられないかと腰を前後させて。

ここまでくると、お互い出すまでどうにもならない。
そう思っているカズマには罪悪感も加虐も薄まり、ただ快楽を体が求めていく。

「まあいいか…とりあえず、動くから。」

ネージュの脇腹を両手で捕まえ、力任せにピストンを始める。
子宮口を狙い撃ちで亀頭が体当たりを繰り返し、大きな胸が目の前で揺れる。

膣は…向こうの方が良かったな。
あ~、でも胸はこっちの方が大きいか。

決して口には出せない感想が無意識的に頭の中で浮かんでいた。

ネージュ > 「な、無いの……?」
確かになんで恥ずかしいのか、
と言われれば明確な答えは出ない。
恥ずかしいものは恥ずかしいので仕方が無いが……。


「う、ぐぅ………」
カズマの声の一瞬後。
ずん、と重い衝撃が下腹全体に走り、くぐもった苦痛の声を上げる。
少し膣壁が裂けたのかもしれない。
メリメリと音を立て、男根が奥へと突き進む。

「………お……っ……。」
それが彼女の奥へと達すると、
あまりの衝撃に気を失ってしまう。


「………っ……あ……あ……」
構わず腰を動かすと、気の無い声を反射的にあげる。
虚ろな瞳、半開きにした口は、まるでさっき倒れた時の様。
意思の無い肉人形を犯している様な、奇妙な感覚。


「……はっ……あ……
 ……うぁ、入って、る……?
 ……ん……んんっ……」
ピストンを続けるうちに、次第に目に生気が返ってきた。
ようやく、自分の膣内にカズマを受け入れた事を自覚した様子。
それでも、まだその巨大な肉棒の半分程度に過ぎないのだが。

ご案内:「王都郊外、寂れた一軒家」からキドウ カズマさんが去りました。
ご案内:「王都郊外、寂れた一軒家」からネージュさんが去りました。
ご案内:「郊外にある図書館」にリーヴルさんが現れました。
リーヴル > ――仕方ないのだ。
今夜はこんな時間に眼が覚めるのは仕方ないのだ。
冒険者から預った魔導書が行けない、面白く興味深いのがいけない、一気に最後のページまで読み終えてしまう程にそそられたのがいけない。

先日とある冒険者が持ち込んだ魔導書が1冊。
それを出来るだけ早く解読し翻訳するか買い取って欲しいといわれ、ひとまず買い取るかどうかを決めるために一度預って同時に翻訳複写をする為に読み始めたのだが、是がまた面白くて面白くて、一晩読み明かして眠って、眼が覚めたのは今である。

それまで図書館のカウンターで突っ伏していたのか、ハっと眼を覚ましたところでカウンターにべったりと涎がついていて、頬にも自分の腕枕のあとがバッチリとついていた。

その惰眠を貪っている間も利用者が居たようで、手紙やら借りていきますのメモやら、諸々が置いてあって、寝ぼけ眼を擦りながらチラリとつんであるその連絡の山を眺めると、両腕を伸ばして大きく伸びをしてから……一先ず、その山を腕でそーっと退けて、もう一度欠伸をこぼした。

「……魔物を食材にするレシピ本、後半は作者による女モンスターの魅力について、なにこれ昔の人間……いや自分も大概ではあるが、昔の人間は何を考えていたんだほんと……。歴史的価値はあれど、これは……どう冒険者に応えるべきか……。」

寝ぼけた脳みそをフル回転させながら、欠伸を途切れさせると少し深く空気を吸い込み、かび臭く紙臭い図書館特有の香りに満足げな笑みと冒険者への返答を悩むこまった笑みが混ざった随分と複雑な笑みを浮べてしまった。

ここはとある図書館。
来るもの拒まず、いや拒むこともあるけども24時間運営している不思議と知識の集まる図書館である。

リーヴル > 「……………………………。」

沈黙ではない。
人には聞え辛い魔力を有した者のみが聞える魔術語を使い、『二度寝こそ甘美なる誘惑である』と呟いただけ。

さて止まらぬ欠伸を掌で口元を隠す事で押さえ込むと、椅子から立ち上がり、地下にある居住スペースに向かって歩き始める。

途中でパチンと指を弾いて鳴らし、図書館の中で動く魔導人形に合図を送ると、魔導人形たちは頷いてそのうちの1体が図書館の主に代わり、貸し出しカウンターの席へと座る。

再び始める無人の図書館。
主が居なくても24時間眠ることを知らないのであった。

ご案内:「郊外にある図書館」からリーヴルさんが去りました。