2019/09/30 のログ
ご案内:「明かりのない部屋」にシルフィエッタさんが現れました。
■シルフィエッタ > 夜の闇に紛れ、碧の影が疾駆する。曲芸のように軽やかに、一つの足音もなく。
其処は王城の外壁か、はたまた貴族の邸宅か。少なくとも、まともな輩の進む場所ではない。
それもその筈。今宵の少女は、盗みの仕事を担う『小鳥』。いわゆる怪盗稼業というやつだ。
そっと忍び寄るのは、しんと静かな部屋の窓辺。中を伺うが、今の所、人の気配はない。
或いは少女の技量を上回る、魔術や技術での隠蔽や隠形が隠れているのかもしれないが――。
「……ここまでは、とりあえず順調だね。このままの調子で行ってほしいものだけど……」
腰に巻いたポーチから取り出すのは、深緑色の刀身を持つナイフ。
それを窓枠の隙間に差し込んで、ゆっくり横に滑らせる。すとん、と何かの切断される音が小さく響いて。
「それじゃ、邪魔するよ?」
小さく囁きながら、ぐい、と窓を押し開ける。鍵がかかっていた筈のそこは、しかしすんなりと開く。
風を編んだ極薄の刀身による鍵の切断。それこそ、怪盗少女シルフィードの常套手段だった。
ご案内:「明かりのない部屋」にヴァイスさんが現れました。
ご案内:「明かりのない部屋」にヴァイスさんが現れました。
■ヴァイス > 今日は夜の警備の仕事。富裕地区の貴族の館だ。
シルフィが見ていたあの貴族の館である。評判はあまりよろしくないが、れっきとした依頼である以上手は抜かない。
シルフィと一緒に観察したせいか、屋敷の間取りが何となく頭に入っている。あの子は本当にまじめだったんだなぁ、と感心しながら歩いていると……
「?」
妙な気配がする。音がしたわけではない。しかし、どことなく「何かがいる」感じがする。
普段ならもしかしたら無視していたかもしれないが、後輩が頑張っていたという思いがあり、まじめに仕事をする気になっている。
気のせいならそれでよし、万が一捕まえたらそれでよし。
■シルフィエッタ > とん、と降り立つ部屋の中は、とっぷりとした闇に満ちている。
盗み出すのは、確か借金の証文だったか。なんでも、財産の殆どを巻き上げられたのだとか。
娘を売らねばならないとか、人助けになるとか、そんなものは関係ないと思っているのだが。
(とは言え、どうせ盗み出すなら、悪どい奴からの方が良いよね?)
などと内心で言い訳しながら、風を纏いつつ窓際の机へと向かう。
鍵は同じく極薄の刃で切断。魔術式の錠前でなければ、切断の術式ですぱっと切れる。
そして、机の影に隠れたまま、ゆっくり引き出しを開けて、中を確認。一段目にはなさそうだ。
ならばそのまま二段目、三段目と鍵の仕掛けを切断しながら、中身の物色。
ほんの僅かに、金属の棒がことん、と音を立てる。それだけならば、常人は誰も気づかない。
手練の者でも聞き取れるかは運次第だが、護衛の彼の場合はどうだろうか。
■ヴァイス > 「ん?」
気配に集中していたために小さな音でも聞き逃すことはなかった。
普段ならばあくどい貴族の護衛などあまりやる気を出していなかったのだが…… 今日はやる気が違った。
「……」
確かにした金属音、自然の音とは思えない。
そうして、気配を消しながら音の方へと移動していく。幸い床はどこも絨毯だ。足音を消すのは造作もない。
そうして音のした部屋へ行けば、本来いるはずのない場所に一人の少女が。怪盗が最近いると聞いているがそれだろうか。
そのまま背後に回り、口を押えるべく襲い掛かる。
■シルフィエッタ > 三段目も外れ。後は――と視線を上げた時、一段目の引き出しの奥に視線が向かう。
注意深く見ると、二段目、三段目よりも若干奥行きが短い気がする。隠し棚だろうか。
そっと手を差し込み、奥を弄る。何やら指先に感じる、押下式のボタンの仕掛け。
(うげ、厄介なやつ。上手く外せないと警報が鳴る、魔術式のやつだよね、これ)
中を解析すれば正解の押し方も見抜けるが、それにはほんの少しだけ警戒を解く必要がある。
とは言え、依頼を完遂するには止むなし、と少女は指先に魔力を集め、解析の術式を走らせる。
普段用いる風の魔術とは系統が違うが故に、集中していなければ使えない。
それこそが、巷を騒がせる怪盗少女の最初で最後の隙だった。
故に、少女は気づかない。するりと部屋に入り込んだ、護衛の存在に。
ましてやそれが、己の縁者となった男で、自分をきっかけにたまたまやる気だったなんて。
塞がれる口元。同時に指先の術式が、ぱきりと途中で破綻して
「――――っ!?」
思わず声を出しそうになって、慌てて殺す。彼以外の護衛を呼び寄せるのは愚の骨頂だからだ。
しかし、その上でこの逞しい男の拘束を外すのはどうしたものか。それが、目下の問題だった。
■ヴァイス > 「……」
さて、どうしたものか。
羽交い絞めにしてから考える。
通常考えれば、憲兵に差し出すが…… しかし腕の中にいるのは、それこそシルフィと同じような少女で……
急速にヤル気が失せていった。しかし、このまま逃がすのはそれはそれで癪である。
このまま、こいつを釣れてバックレるか。案外雑な回答に行きつくのであった。
この子は捕まらなくてラッキー。俺も楽しめてラッキー。非常に雑である。
「このまま、憲兵に突き出されるか、俺に連れ去れるか、どちらにするか選べ」
ちらり、と確認すると魔術式の警報が切られている。 おそらく必要な書類であろう借用書を何枚か抜き取り、警報を戻し証拠隠滅をする。
■シルフィエッタ > 羽交い締めにされた少女は、手の中のナイフを静かに握りしめる。
命を奪うつもりはないが、どこかを斬りつければ怯ませることもできようか、と。
隙を見せれば、その折に一閃くれてやるつもりで居た少女なのだが――。
「っ!?……あ、はは、随分ご挨拶だね。護衛の癖に職務怠慢?」
聞き知った声に一瞬、動揺が走る。それは、甘味を一緒に食べに行った先輩の声だ。
つまり彼こそがこの家の持ち主たる貴族が雇った護衛なのだろう。運命とは数奇なものだ。
しかし、相手が顔見知りだと、これがまたやりにくい。
声は風の魔術でいくらでも変えられるが、傷つけるのに抵抗が生まれるのは如何ともし難い。
さて、どうしたものか。少しばかり考えると、こほんと咳払いを一つして。
「それなら、キミの手にした証文を対価として、キミに従おうじゃないか」
いい思いをさせてやるから、それをよこせ。怪盗としては邪道だが、失敗するよりは遥かにマシだ。
取引に応じることにする。彼が知り合いであろうと、身に宿した風精の加護で正体までは行き着かないのだから。
■ヴァイス > 「ふっ、交渉成立だ。ちょっと手伝え」
さすがにこのままただでバックレたら契約違反になってしまう。この切断された鍵を最低でも証拠隠滅しておかないといけない。
真っ二つに切られており、さてどうしたものかと思いながら、ひとまずはくっつけたり、壊れたように偽装したりして。
「もう少しおしとやかに入ってもらいたいものだな」
そうしてそのあと、少女を連れて屋敷から出る。メイドでもひっかけていい思い出もするつもりなのだろう、といったふうな雰囲気を出し、他の警備仲間をごまかしながら堂々と外に出るだろう。
「さて、これを渡すのは、終わった後だからな」
この風のような少女に証文を渡せばそのまま逃げられそうだ。そうしてそのまま近くにあるけばけばしいホテル、いかがわしい場所へと連込む。
■シルフィエッタ > 彼が自分の要求を受け入れることは、実質護衛失敗となるのだが、問題ないのだろうか。
などと内心考えつつも、世は無情。依頼失敗のことを考えると彼には失敗してもらわねば。
そのために一夜を共にする、というのも妥協点として悪くない。
「さてね。盗みを稼業とする奴は、淑やかさなんかとは無縁だろうに」
苦笑しながら、少女は彼の策に乗ってメイドの服を身に纏う。
少女の顔を見ても、体つきを見ても、セルフィとは別人に見える筈。
無論、所々似た雰囲気は感じるはずだが、それ以上を認識させないのだ。
「構わないさ。怪盗を捕まえたんだから、それくらいの役得はあって然るべきだ」
ついでに、こないだご馳走してもらった礼くらいは上乗せしてあげよう。
などと思ったのは、少女だけの秘密だ。
■ヴァイス > そうして連れ込んだ宿は、富裕地区にあるだけあってベッドなどはいいものだった。
怪盗の少女をそこに座らせ、脱ぐように命じる。
自分も脱ぎながら、少女が一枚一枚脱いでいく姿を見続ける。
この前会ったシルフィに何となく似ている彼女。知り合いを穢すという事に余計興奮し、イチモツはガチガチに充血していた。
「さてと、ひとまずはかわいがってやるか」
裸になった男女二人。あまり奉仕させるのは好みではない。
後から抱きしめ、胸を揉み、秘所を愛撫し始める。
■シルフィエッタ > 富裕地区の如何わしい宿は、使ってるものこそ良いものだが何とも趣味が悪い。
成金主義、というか、なんというか。とにかく派手で豪奢なのだ。
そんな中で、天蓋付きの広いベッドの上に一人、服を脱げと命じられて。
メイド服をゆるりと、たっぷり時間を掛けて脱ぎ捨てると、凹凸の少ない締まった肢体が顕になる。
ついでに、風を編んだ人形の術式を起動させておく。最終的に、彼の元からするりと抜け出すために。
「おや、お手柔らかに頼むよ?それ程までに逞しく硬い滾りに巡り合ったことはないからね」
苦笑しながら、彼に身を委ねる。ぴり、と淡い痺れが走った。
秘所に触れるならば、そこには純潔を示す膜があるのも分かるだろう。
■ヴァイス > 「処女か。十分にほぐしてやるからな」
くチュッ、くちゅっ、と音をさせて秘所をもみほぐしていく。
あの気に入った少女と似た少女の初めてを奪う、それにより余計興奮し、肉棒がガチガチと充血し、熱を持っている。少女の腰の下にあるそれを見なくても、感じるだろう。
「慎ましい胸だ。いいな」
そんなことを言いながら空いた手で胸を撫で、乳首を転がし、刺激を与えていく。非常に慣れた手つきであり、痛みを覚えない絶妙な強さで愛撫するだろう。
「ほら、こっち向け」
そうして時に顎を指で持ち、強引に振り向かせて唇を奪ったりする。
拒否の姿勢を見せようとも、唇の中へと舌を割り込ませて、口の中を凌辱するだろう。
■シルフィエッタ > 「そう言うのは声高に言うものじゃないよ?」
頬をわずかに朱に染めて、苦笑しながらそっぽを向く。
彼はこちらをよく似た誰かと思っているが、こちらからすれば知人その人なのだ。
認知されていないとは言え、裸身を晒している羞恥は変わらない。
股座に押し当てられる肉棒も、多少の恐怖すら覚えるほどだ。
しかしそれも、秘所をじっくり解されてしまえば徐々に胡乱になっていく。
「だ、からっ、そういうのは、思っても言うものじゃ、無いってのにっ!」
褒めるならばもっと上手く褒めろ、などと言いたげな少女である。
とは言え、彼の妙に手慣れた手技で少しずつ情欲が高ぶっていけば、些細なことは気にならなくなる。
ついぞ呼ばれて顔を向ければ、肉棒の切っ先が目の前に。一瞬の隙を突かれて口に入れば、舐めるより他はなく。
知識はあるが経験はない。辿々しい舌使いのフェラチオは、彼にとって心地よいものになるのだろうか。
■ヴァイス > 「これでも褒めているんだがな」
その引き締まっているが少女らしさを残した肢体はは十分極上と呼べるものであり、これを自分のものにできるというのがより興奮してしまう。
そうして口に少しずつ入れていく。最初は優しくしてやろうと余裕の態度だったが……
「うぐ、やばいっ」
あまりうまい口淫ではないが、懸命に奉仕しようとするその姿と、経験が少ないという事実、ちらつく知り合いの少女の面影に余計興奮してしまう。
思わず腰を思いっきり振ってしまうだろう。
そうして口を十分おかし、ぎりぎりで引き抜く。
射精寸前のギチギチに充血した巨根。それを少女に見せつけるだろう。
「今からこれを入れるからな」
少女の腰を正面からつかみ持ち上げる。少女の腕ぐらいありそうなそれを、ゆっくりと少女の秘所にあてる。そうして、そのまま肉棒の上へと少女を降ろしていくだろう。抵抗しても逃げることはできない、そんななぶるようなやり方だった。
■シルフィエッタ > 「分かってはいるが、もう少しこう、言い方というものがあるだろうに」
だが、この率直さが彼っぽさとも思えるから、悪い気はしない。
口での奉仕を始めると、苦塩っぱい先走りの味が、臭いが、つんと喉奥を攻める。
この間のスイーツのお礼も兼ねて、割りと一生懸命に行った奉仕はお気に召した様子。
ギリギリのところで引き抜かれると、ようやく犯されるという頃合い。
秘所に当てられる彼の肉棒。それはゆっくりと、自分の秘所へと迫り、入り込み、そして。
「く、ぅぁっ――ぁ、ぁああっ!?」
ぶつ、と膜を押し破る感覚があり、つぅ、と真っ赤な鮮血が一筋伝う。
最終的には風の人形にダメージを移して無かった事にするとは言え、破瓜の感覚は本物。
痛みも、圧迫感も、違和感も、その全てが、再帰的な一期一会として少女の中に刻まれる。
■ヴァイス > 「くうううう」
そのまま一気に奥まで突き込む。少女の狭い膣を割り、肉棒だけで埋め尽くす。
そのままぎゅっと抱きしめて、ぬくもりを感じながら時に胸を揉んだりして落ち着くまで待つだろう。
「いつまでもんでいても飽きなさそうだ」
その薄いがやわらかく、非常に少女を感じる胸を痛く気に入ったヴァイスは、むにむにともてあそび続ける。
■シルフィエッタ > 「んぁぅ、く、ぅうっ、随分と、大きい、じゃないかっ……!」
涙目で彼を恨めしそうに見ながら、深呼吸して痛みに耐える。
その内、愛液の分泌やらなにやらで落ち着いてくると、彼に身を委ねながら。
「男というのは皆、胸が好きっていうのは本当みたいだね?」
胸元を弄ぶ彼に苦笑しながら、秘所をキュ、と意識して締め付けて。
案外色々出来るものだ、といろいろ試してみた後で。
「そろそろ大丈夫そうだし、動いてくれても良いよ?」
彼を誘うこととしよう。しっかり彼を骨抜きにして、抜け出さねばならないのだから。
■ヴァイス > 「ならば、好き勝手にさせてもらうとしよう」
そのまま胸あたりの脇腹に手を差し入れ、シルフィの体を激しく上下させながら、胸を刺激する。
同時に、腰も振り、膣をえぐるだろう。
処女の相手にする行為ではないが、既にもう我慢できないぐらい限界だったのだ。
ごりゅごりゅ、と子宮口もたたき巨根の先をめり込ませる。
「ぐっ、でるぞっ!!!」
びゅるるるるるる!! と精を吐き出す。まるで水道の蛇口のように大量の射精が、少女の中を汚していく。
■シルフィエッタ > 「んっ、くぅっ――いきなり、容赦ないな、キミはぁっ――!」
秘所を抉られ、奥を小突かれ、声が漏れ出るのはそのままに。
彼の激しすぎる交わりは痛みのほうが多かったが、それでも確かな悦楽もあった。
それは知己であるが故に辿り着けた感覚かもしれない。
やがて、中に迸る精液。その一滴すら残らず子宮で受け止めながら。
「くひっ、ん、んぅっ――は、ふぁっ……」
流石に初めての交わりで果てるまでは行かなかったが、心地よい疲労に身を委ねる。
後は彼が隙を見せたタイミングで、風の人形を置き去りにするのみ。
それは、夜明けの日差しとともに解けて、少女の残り香を微かに漂わせるはずで――。
■ヴァイス > そうして中に出して放心すると、急に気配が薄くなる。
「逃げられた、かな」
手のぬくもりが徐々に消えていく。おいてあった証文はすでになくなっていた。
「さて、また会えるといいな」
次は敵側か、それとも味方か。
証文の間に挟んでおいた連絡方法、それを確認して連絡を取ってくるだろうか。
「まあ、ひとまずは調査からだな」
彼女が怪盗シルフィードであることはなんとなく察している。次捕まえたらとか、次は警備にシルフィも誘うか、なんてことも思いついたり。
会計を済ませながら、その場を離れるのであった。
ご案内:「明かりのない部屋」からシルフィエッタさんが去りました。