2019/08/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城 寝室」にリシェさんが現れました。
リシェ > 「……きゃ、ぁ、っ!?」

(がらがら、がしゃん。盛大な物音と、同じく、盛大な悲鳴。
今日は、お呼ばれが無いので、何時も通り、「おしごと」の筈。
ベッドメイクに始まり、それが終われば、湯船に湯を張り始めて。隣り合った、浴室からの、水音を尻目に。戸棚の整理を始めた所。
けっ躓いて、色々、ひっくり返してしまった。
たまには。こういう事もある…のかもしれない。)

「ぃった…た…やり直しじゃぁない…ですか……」

(そう考えると。少しばかり、げっそり。してしまいそう。
大体、転げ落ちた、棚の中身というと。どうせこの後、さんざん使い使われて、結局散らかるに決まっている、薬やら淫具やら、諸々。
今片付けても、後で片付けても。同じな筈なのに…という、ズボラ思考。
残念ながら、お客様達は、そんな事を聞いてくれなさそう、なので。
床の上に、ぺたんと、座り込んだまま。かちゃ、かちゃ。音を立てて。先ずは、手元に、道具類を集めていく。
…太い張り型。長い連珠。双頭の淫具。ぬらつく液瓶。震動する魔具。そういった物達から。)

リシェ > (がっちゃん。がたごと。そうやって、片付けている、合間に。)

「え?ぁっ、も…ぅ、ですか…?
ぁっその、ようこそ、おいで下さい、ました…!」

(ノックの音。どうやら、今夜のお客様が、もうやって来てしまった、らしい。
大慌てで、立ち上がって。いそいそ、早足、扉へ向かおうとした所で。
スカートの上に、纏めていた、淫具が一つ。転がり落ちたかと思えば。)

「今、お開けし………っきゃぁあっ!?」

(また、がしゃんと、転倒音。
転げた淫具が、物の見事に、少女の足を滑らせて。
どうやら、今日は。運の悪さが、最大限。
しっかり、頭に瘤を拵えて。相変わらず、室内は散らかった侭で。
きちんと、おしごとが出来たのかは……)

ご案内:「王都マグメール 王城 寝室」からリシェさんが去りました。