2019/07/01 のログ
■ロベリア > 「う、うん……。
でも何だかルーミスは余裕そうで悔しい……」
落ち着くまで休ませてくれるのは優しいし素直に感謝したいのだが、何だかリードされてるだけのようでそこがちょっとだけ不満。
とはいえ敏感すぎて簡単にイッてしまう体質な以上、そうなってしまうのは仕方がないのだが。
こうして小休止している間も、ルーミスの柔らかさや体温を感じて興奮はすぐに蘇ってきてしまう。
そして回復までの短い時間の間、行き先の角から何者かの気配が近づいてくるのを感じた。
こういう場所なのである種のご同輩であろうが、こんな姿である。
それなりに緊張して何者が現れるのか注視していたが、現れたのは四つん這いの少女。
尻尾が見えるがミレー族ではなく、肛門に差し込まれているようだ。
それが分かってしまうのは当然裸という事で、彼女もこちらの姿に気づいたのか驚くような怯えるような表情を浮かべている。
裸の女が二人で抱き合ってるところを見てしまったのだから、驚くのは無理もない。
何かのプレイか調教中か。
気にならない訳ではないが詮索をする場ではない。
軽く視線を合わせただけでそれ以上彼女にリアクションを示さず、まだ震える脚を無理やり動かしてゆっくりとすれ違っていく。
■ルーミス > 「……これでも我慢してるんだけどなー…?」
リードしているつもりはなかったが。
不満げなロベリアの唇に何度か啄むようなキスを落としつつ。
相手の回復を待つ間、ふと角の方から近づいてくる気配にロベリアと二人、視線を向ける。
「………っ」
見えたのは、尻尾のように後孔に何やらを差し込まれた四つん這いの少女。
怯えたような表情に瞳を細めて、しかし言葉を交わすことはなく。
抱き合う女二人と少女は静かに狭い廊下ですれ違う。
「………はぁ……ッ、ん……」
あられな姿を見られるという感覚は今まで味わったことなく、新鮮だった。
少しばかりドキドキして、興奮に硬くなる乳首がこすれ合う。
その快感に甘い声を上げて、それを隠すように再びロベリアと熱いキスに耽る。そのままのろのろと足を進めていく…
■ロベリア > 「びっくり、したね……。
まさか本当に見られちゃうなんて……」
承知の上で始めた事だが、やはりこんな姿を見られるというのは軽い恐怖心もあった。
だがそれ以上に興奮してしまい、その後のキスはかなり燃えた。
「私達も、ああいうのやってみる……?」
お風呂への道中、そんな質問をルーミスに投げかけて。
持ち込んだ道具の中には尻尾や獣耳もあるのでやろうと思えば可能である。
湯だった頭で変態的な妄想に耽りながら、たっぷりと時間をかけてようやくお風呂へ到着した。
こんな格好だし二人きりになれるお風呂ににしようと思っていたが、先程の見られる快感が忘れられない。
なので、あえて人の多そうなところを選び。
「あっちの大風呂にしてみない?」
と、脱衣所でも脱ぐものもないのでそのままそちらに向かおうと。
■ルーミス > 「ん………そうだな…」
相手が少女で幸いというべきかどうか。
それでも興奮したのは事実で、暫し二人で燃えるような激しいキスを楽しんでいた。
やたら時間をかけてお風呂へ到着すれば、そのまま脱衣所から大風呂へと向かうことにする。
「興味はある……ロベリアのああいう格好も見てみたいしな?私は」
冗談めかすような言葉を投げかけて、踏み入れた浴場。
人影は疎ら。少し遠くからは、今まさに交わっているような嬌声が聞こえて来る。
それを耳にしているとまた興奮が高まってきて、思わずロベリアと見つめ合った。
■ロベリア > 「え?
わ、私のぉ……?」
どちらかといえばああいう格好をしたルーミスを引き連れてみたかったのだが、まあ見たいと言われれば断りきれず。
いっそ二人でしてしまうという手もあるし。
とりあえずその相談は後で改めてという事にして、風呂場に突入する二人。
いくらこんな場とはいえ、この出で立ちはそれなりに注目を集める。
まずは汗だけ流してすぐに湯船に入ろうとするが。
こんな状態ではうっかり転ぶと危険である。
慎重にお互いを支えながら、向かい合って抱き合うような格好でようやく湯船に。
「んぅ~……。
やっぱりさっぱりすると気持ち良い……」
散々汗をかいて、それらを流して温かい湯に浸かれば素直にそんな感想が。
こうしている間も目の前にルーミスの顔があって、肌も密着していて完全に落ち着くということはないのだが。
当然のように見つめ合うような体勢になるので、自然と指を絡め合わせキスしてしまう事に。
何度しても飽きることはないし、環境が変わればまた感じ方も変わってくる。
人が少ないとはいえ、こうしている姿を周りに見せつけているようでそれも何だか興奮するし。
■ルーミス > 「……あ、勿論私もするからさ……ダメ?」
二人でするという手。それもありか、と思いつつ、それはまた後ほど。
洗い場にいた妙齢の女性が此方を見、驚いたように瞬いた。
その視線を肌に感じながら、ゆっくりと二人して湯船にたどり着く。
「ん……そうだな。……ここにきてから、汗かいてばっかりだな?私たち…」
さもあらん、といったところだが。
目の前のロベリアと見つめ合い、どちらからともなく両手の指を絡めて握り合う。
糸で引き寄せられるように唇が重なり、甘く深く舌を絡ませる口づけに浸って。
同時に身を小さく揺すり、互いの豊かな乳房をこすり合わせる様を周りに見せつけるように…
■ロベリア > 湯船で何かあったら洒落にならないので程々に、とは思うものの快感を求める本能には逆らえず。
不特定多数に見られているという思いもスパイスにして、ルーミスとの情事に耽る。
倒れ込まない程度に絶頂するよう抑えることは出来たが、お風呂が終わってもまだ帰り道が残っていた。
興奮が解消されない火照った状態のまま、また脱衣所から廊下を通って自室へ戻らないといけない訳で。
「ま、また濡れちゃうね……♥」
と、折角汗を流してもこれではキリがない。
だが着替えも持ってきていないし首輪も外せない以上、このまま戻るより他なく。
まだ来たときと同じように、身を寄せ合い時折キスと絶頂を交えながら自室へと戻っていくのであった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からロベリアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からルーミスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 / 庶民居酒屋」にミユさんが現れました。
■ミユ > 「んっ、しょっと…」
トコトコと店の中から現れたのは白髪猫耳尻尾のミレー族。今日も立てられるオープンの看板。
オープンしてまだ間もない居酒屋。そんなお店の雇われ店主。
今日は誰が来るか楽しみに思いながら、店を見渡す店主。
テーブル席2席、カウンター席4席といった、お世辞にも広いとは言えない店内。
まだ接客業に慣れてないミユには丁度良いサイズとも言える。
カウンターの後ろには一級品のワインからエールの樽まで所狭しと並べられている。
たいていのお酒はここで呑めるんじゃないかと思わる種類の数々。
お酒の置かれている多数の棚は上に行くほど高級品のお酒が並ぶ…。
それはミユの意図してやったこと、ミユは上の棚には手が届かない為、
ハシゴを使って登っていくが、上に上がっていくうちにスカートの中が見えて、
扇情するという寸法。だけど、殆どの女性には効果がないやもしれず…
そして、閉店前には殆どお酒が無くなっていても、夕方の開店には全て揃ってる、
そんな奇妙なお店でもあった。
2階より上はミユの雇い主が管理する連れ込み宿。内装が綺麗とあってか人気の宿である。
この居酒屋からも2階繋がる階段がある。
ミユは店の中に入り、そそくさと手早く来客準備をし…お客さんを待つのであった。
■ミユ > 「ふぅ~ やっぱり今日は開店が遅かったですか…」
カウンターに肘をついてふぅっ…と吐息を漏らす…
まあ、こんなに遅くは人は来ないだろうとは思っていた時間ではあるが、とりあえず開けてみようと…
結果はやっぱり、思った通り…かもしれない。
カウンターの後ろに並ぶは、とある商店から仕入れている東西南北様々な種類のお酒…
中にはジュースたるものもあるが、日持ちが悪いし殆ど出ないし…で、
大体仕入れた分のジョッキ数杯分のジュースはその日の内にミユの喉を潤すのに使われていたり…
(それにしても、このお酒の種類は覚えるのが大変…)
後ろを見上げてそう思うミユ…天井近くまで並ぶそれらは、瓶や樽、徳利等々色々な容器があり、
最初は見てて飽きないものだったが、今では―――――。
ただ、まぁ、銘柄指定してくる客は楽である。名前は大体覚えたし、大体の位置も把握してるのだが、
ミユにとって、味だけは、なかなかに覚えられなくていた…
特に、「おすすめ」とか言われると難儀である…人の好みなんて様々でどれがお口に合うかなんて
解ったものではない…一応…ミユのお気に入りの赤ワインだけはオススメとして置いてはあるが…
赤ワインの割には渋みが少なく、甘めでミユにも飲みやすいものだったからだった…
味見していくうちに少しお酒が回ってきたことを感じると今日はこれくらいで…
と、グラスを洗い、食器棚にもどしていく…
まだまだ新しい店内。まだ木材の香りが鼻腔を擽る。
(だれも来なかったら、エール一気飲みでもして帰りますか…)
ぼーっとそんな事考えながら、マスター席で足をぶ~らぶ~ら…