2019/06/15 のログ
ご案内:「平民地区ー路地」にナータさんが現れました。
ナータ > なんとか雨は降っていないが、月はすっかりと厚い雲に覆われ
その明かりを見せることはない。
空気はじっとりと湿り、然程気温が上がっていないことが救いか

貧民地区にほど近い、平民地区の路地。
今日も仕事―――日雇いの配達人―――を終え
簡素な食事と漸く悲鳴を上げることの無くなった水だけのシャワーを浴び、安宿で眠りにつこうとした少女。

けれどその意識が遠のくことはなく、寧ろ。
今こうして、ややふらつきながら路地へと抜けだしていた。

「あ、うう……」

唇を噛み、自らを抱きしめる姿はどこか苦し気で。
けれど少女を責め悩ませるのは苦痛ではなく―――疼き、であった。

少女はこの街に赴き、色を知った。
その理由が理由だけに、性的な経験は飢えを、渇きを癒すかのようであった。
が、しかし。
少女の願望は、妄想は、欲望は、それを知ってしまったからこそ
寄り肥大していった。

無意識の中で満たされぬ体と心。ともすれば少女は色狂い寸前まで追い詰められていた。

ナータ > やがて少女はそのまま、ふらふらと何処かへと消えていった
ご案内:「平民地区ー路地」からナータさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にロベリアさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にルーミスさんが現れました。
ロベリア > 差し出された手を思わず取ってしまったのが間違いであった。
もうちょっとなら我慢出来ると思っていたのだが、腰が抜けてる状態で無理に立ち上がろうとしたのがいけない。
小さな水音と共にロベリアの足元に広がっていく黄色い液体。
鼻につく独特の匂いもあり、もはやどうあっても誤魔化しきれない。
じんわりとした温かさが広がっていくのを感じながら、涙目で顔を真っ赤にしている。

「っ~~~……!」

羞恥心や後悔の入り混じった感情を抱えて、声にならない声をあげてうつむく。
デートはこれからという時に目の前で尿漏らしなど、最悪だ。
特殊なプレイの最中ならもっと過激な事はいくらでも出来るが、今回は単に我慢出来ず漏らしてしまっただけ。
色々とタイミングが悪かった。
幸か不幸か裸で浴室。
文字通り水に流して、ルーミスが見て見ぬふりをしてくれればそれで済むかもしれない。
ちょっとでも弄られれば弁明のしようのない痴態であるが。
何にせよ、処遇はルーミスの気分一つに委ねられる事になってしまった。

ルーミス > 取った手を軽く引いて立ち上がらせよう、とする最中。
ふと、目の前の彼女の痴態に気づけば、ふっ、と口元に緩い微笑。
シャワーを出しっぱなしにして、改めてロベリアを立ち上がらせ、正面から抱きしめる。

「……我慢できないなんて、はしたないなぁ。ロベリアは」

耳元に唇を寄せ、甘い吐息混じりに囁きを落として。
耳朶に、頬にキスしながら、腰に回した掌で濡れた肌を撫で回す。
幸い、ここは浴室。水で漏らした痕跡や体液を流しつつ、暫し肌を擦り合わせるようにして絶頂後の敏感な感覚を楽しもうと。

「……この後は、どうしようか。部屋に戻る?このまま、ここでまた…ってのもいいけど」

ロベリア > ルーミスが笑って済ませてくれて良かった。
ちょっと涙目だけど、それもまとめて洗い流す。
そして何事もなかったかのように、抱き合い肌を重ね。

「だ、だってぇ……。
ルーミスが気持ちよくって、つい……」

大して追求されなかったとはいえ、漏らしてしまったのはやはり少々気まずい。
お風呂を楽しむのはまた今度という事で、一旦部屋に戻りたいところ。
体は尚も鋭敏なままで、着替えても下着を濡らしてしまわないか気がかりだけれど。

「う、うん……。
続きは部屋で、しよっか」

小さく頷いて、風呂を出る準備をする。
今は汗を流せただけでよしとしよう。
またすぐに汗まみれになるのだろうが。

ルーミス > 涙目になって恥ずかしそうにしている姿に少々、愛しさを覚えたのも束の間。
抱き合い肌を重ねながら、水が肌を流れ落ちていく感覚に浸る。

「ふーん。気持ち良くてつい、お漏らししちゃったんだな。かわいい、ロベリア」
「ま、部屋に戻ってからももっと気持ち良くなろうぜ」

冗談めく言葉を重ねながら、二人して風呂から上がる準備をする。
整えればルーミスはロベリアの手を取り、俗にいう恋人繋ぎ、指同士を絡めるようにして手を握った。
今度は部屋で汗を流すために、肩を並べて来た道を戻っていく。

「やっぱり、こうして身につけるのはちょっと違和感があるよな…」

この宿特有の、浴衣と呼ばれる衣装に不満を漏らしつつ、ときに隣にいるロベリアに戯れ付きながら、

ロベリア > この程度からかわれるのは甘んじて受けよう。
愛想を尽かされなかっただけでも有り難いぐらいだ。
思わず漏らしてしまったのは言ってみれば昔の癖のようなものだが、その辺り弁明を始めると藪蛇というか泥沼になってしまいそうだし。
二人して浴衣に着替え、恋人つなぎで廊下を歩く頃にはロベリアの調子も大分戻ってきていて。

「そう?
私は結構好きよこういうの。
多少は経験あるし」

かつて旅をしていたため色んな文化様式にある程度触れてきているロベリア。
浴衣もそれほど違和感はなく、涼しく締め付けの弱い格好でむしろ上機嫌。
ちなみに、一応ショーツは履いているがノーブラである。

「それにぃ、こういうこともできるし♪」

ルーミスの帯にそっと手を伸ばす。
いたずら心で、この場で解いてしまおうと。
先程裸体を晒しあったが着衣の乱れた姿となるとまた趣も違う。
あんまり抵抗されたら無理にはしないが。

ルーミス > 昔の癖云々に関しては、聞く機会があれば、といったところ。
二人、廊下を歩いていると帯に伸びてくる手。

「経験あるんだな。私も暇あればあちこち行ってみたいんだけどなぁ…」
「……って、こら。ロベリア」

解かれるのは抵抗しない。何せ今泊まっている宿が宿なのだから、羞恥もあまりなかった。
締め付けた着衣が乱れ、下に何も身に着けていない上体が晒される。
此方も此方でノーブラだった為、豊かな乳房が垣間見えるだろう。

「部屋まで待てないのかー?……これは、戻ったらお仕置きだな」

囁きつつ、彼女の身をそっと壁に押し付けるようにして唇を重ねる。
避けられれば深追いすることはしないものの。

ロベリア > 目論見通り、しどけない姿になったルーミス。
廊下でこんな姿というのは中々そそるものがある。
とはいえ、こんなところとはいえ流石にどこに視線があるか分からないところでおっ始めるつもりもなくちょっと脱がせて悪戯する程度のつもりで。

「ごめんごめん……、んぅっ……」

お仕置き、という言葉を耳にして下腹部が一瞬何かを期待して震える。
そしてそのまま壁に追い込まれると、なすがままに唇を奪われ。

「ふあっ……。
お、お仕置き、されちゃう……?」

お仕置きの一言で何かスイッチが入ってしまったかのようで、吐息が熱く乱れている。
キスの後、至近のまま期待するような潤んだ瞳でルーミスをじっと見つめて。

ルーミス > どこに視線があるかはわからないが、今の所周囲に人影は無い。
どこからともなく嬌声が聞こえてくる場ではあるが。

「……してほしい?」

至近距離で潤む瞳をじっと見つめる。
ロベリアの帯も軽く引っ張って、浴衣をはだけさせながら。
しかし、更に…ということはなく、唇をもう一度重ねてから身を離した。

「……部屋に戻ってからって言っただろ?」

行こ、と再び彼女と手を繋ぎ、もう遠くはない二人の部屋へと戻っていくつもりで。

ロベリア > 帯を解かれて、素肌や乳房をちらちらと晒しながらルーミスに連れられていく。
部屋までの少しの間だが、たどり着く頃にはもう下着はぐっしょりと濡れてしまっていた。

「はぁっ、はぁっ……。
つ、ついたわね……」

汗を流したばかりだというのに、もうすっかり雌の匂いをぷんぷんと漂わせて欲情してしまっているロベリア。
ルーミスの言うお仕置きが何か、色々期待と妄想を膨らませてしまっていて。
視線はちらりと、部屋の隅に追いやられた自らの荷物を見ていた。
この旅行に備えて色々と持ってきた物の中には、当然の如くえっち用品も満載で。
どうにかしてルーミスに使おうと目論んでいたSM用品の類なんかも混じっていたりして。
この調子ではロベリアに使われてしまう事になりそうだが、今はむしろそれを望んでしまっている。

「ルーミスの、お仕置きなら……。
な、なんでもして頂戴……」

とはいえ、当の本人がどういったつもりか。
一応悪いようにはしないだろうという信頼はあるとはいえ。
暫くそのまま、欲情に火照りながらルーミスの行動を待った。

ルーミス > 互いに素肌や乳房を垣間見せながら。
もし誰か通りがかったならば、二人の艶姿に目を惹かれていたかもしれない。

「ん、そうだな……」

欲情するロベリアにつられたか、どこか肌を上気させながら部屋を見渡すルーミス。
既に敷かれた布団も確認すると、ロベリアの手を引いてそこに静かに押し倒す。

「ふふ、そんな派手なことをするつもりはないけどな?
でも、まずは…」

互いの浴衣をはだけさせ、前を露わにしてしまえばそのまま伸し掛かる。
ねっとりと濃厚な口づけを仕掛けながら両脚を広げさせ、正面から秘裂を重ねて擦り合わせていく。
くちゅくちゅと水音を立てて貝合わせを味わいながら、手を伸ばして部屋の隅にあったロベリアの荷物を引き寄せて…

ロベリア > 「ふああっ、そこっ、すごっ……!」

先程の風呂場の行為では不完全燃焼だった事もあり、貝合せであっさりと達してしまうロベリア。
しかし一度イッたくらいで終わる事もなく、更に数回イカされてしまい。
軽く放心している間に持ってきた荷物を探られてしまった。
ルーミスが今開いているのは、そこそこハードな用品を纏めた荷物袋。
アイマスクや各種拘束具。
露出が高い下着類や、秘部を隠せないデザインのものも。
犬や猫やうさぎといった動物の耳を模した飾りと、それに対応するようなアナルプラグも入っている。
首輪なども、ルーミスに使う事を妄想しながら準備したものだ。
そういったSM系グッズだけでなく更には双頭ディルドもある。
見られればそれなりに恥ずかしいものの、それを止めるような余力はない。
そしてむしろ、今となってはそれらを自分に使って欲しいという願望もあって。

「お、お仕置きだものね……。
それ、使う……?」

使って、とまでは言わないものの表情と態度は使って欲しいのは明白で。

ルーミス > 「はぁっ……!あっ、イイ……!」

不完全燃焼だった先程を補うかのように、互いに激しい貝合わせで何度か絶頂を迎える。
それから荷物を探ると、次々と出てくる道具、玩具。
その中の一つ、アイマスクを手に取るとロベリアに向き直って。

「お仕置き、だな。……じゃあ、まずは……」

自分でもあまり使った経験は無いので、探りながらではあるが。
ロベリアにアイマスクを着けて視界を封じると、次に手にとったのは双頭ディルド。
その片一方で、ぬるっ、とロベリアの濡れた秘裂を撫で上げる。
最初は優しく、徐々に刺激を強くしながら浅いところを掻き回して、反応を窺うように顔を寄せた。

ロベリア > 強制的に視覚を封じられ、暗闇の世界に。
そんな中で与えられるのは体の中を突き刺そうとするような甘い快感。
何度も絶頂して柔らかくほぐれた秘所は、双頭ディルドをあっさりと飲み込む。

「はぐぅっ、そこっ、んぅぅ……!」

柔肉を戦慄かせ、いやらしくディルドを咥え込む。
浅いところとはいえ抜き差しされるたび、離すまいと吸い付き腰も自然に跳ねてしまう。
しかし絶頂には届かない。

「も、もっと、してぇ……♥」

喘ぎ声混じりで、甘えた声を出してお強請り。
お仕置きという体裁だったのに全く懲りた様子を見せない。

ルーミス > お仕置きとは言ったが、基本はお互い気持ち良く、と考えている。
そのためディルドを挿し込む手にも荒さは無く、お強請りされればより深い所へ先端を押し込んで。

「ふふ……気持ちいい? …でも、まだイかせるつもりはないけどね…♥」

そう囁くと一息にディルドを引き抜き、そのまま焦らすように愛液で濡れた先端で秘裂を擽る。
同時に寄せた唇を開き舌を伸ばし、ロベリアの頬をねっとりと舐り上げてキスを落とす。
その間も抜き挿しする手は止めず、二箇所で刺激、快感を与えていこうと。

「はぁ……イきそうになったら言って?ロベリア…♥」

そう囁くとロベリアの唇にしゃぶりつき、濃厚な口づけを交わしていく…

ロベリア > 暗闇の世界で与えられる甘い甘いキスと秘所への快感。
既にすぐにでも達してしまいたいぐらいだが、それにはあとひと押しが足りない。
引き抜かれたディルドを求めて腰を浮かすも、勝手に気持ちよくなるのは許さないとばかりにかわされ与えられる以上の快感は得られず。
自然と自由に出来るキスだけがよすがとなり、激しくルーミスを求める。
絡めあい、唾液を混じり合わせ、耳に届くようにわざと大きく音を立て、もう唾液の味がどちらのものか分からない程に。
キスだけでイクのはいくら激しくしようとしても難しい。
だが今のロベリアならそれも叶いそうなほど昂ぶっていて。

「うっうんっもうすぐっ、イキそうだからぁもっと、もっとキスっ、キスしてぇ……♥」

達するまでは本当にあと少し。
これ以上ルーミスから他に与えられるものがなければ、本当にキスでイッてしまうだろう。

ルーミス > 引き抜いたディルドはそのままに、暫し貪り合うような激しいキスに没頭する。
わざとらしい大きな音も互いの興奮を増幅させて、混じり合う唾液が口端から溢れ落ちる。
昂ぶっているロベリアを更に絶頂へ導かんと、舌同士の交合の如く口づけて。

「っん、ふ……キスでイキそう…?いいよ、イッて……ん、んんん…♥」

後少しの差を埋めるかのように、舌をロベリアの口腔深く捻じ込んで、
キスでイカせようと熱い吐息を混じり合わせる。
同時に、互いの白い裸体を絡ませるように背に手を回し、布団上で抱き合った。

ロベリア > 舌を絡ませあい、きつく抱きしめながらいよいよ達してしまったロベリア。
絶頂の波が収まるまで暫くそうして抱き合ったままで。
力が抜けてくてっと布団の上に身を投げだした時には、とろとろの愛液がとめどなく流れていた。

「ふああ……、キスで、本当に……」

うっとりと満足げに横たわるロベリア。
零れ落ちる涎を気にする事もなく、未だ余韻に浸っている。
もっとハードな扱いを想像していたのに、まさかキスでイカされてしまうとはむしろ予想以上であった。

ルーミス > ロベリアが達する姿につられ、ルーミスも小さく達してしまう。
二人の愛液で布団を濡らしながら、暫し抱き合って。
抱擁を解いた後も、布団の上で並んで脱力している。

「はぁ……あ………」

軽く息を整えれば、のろりと起き上がってロベリアに覆い被さる。
乳房同士を戯れるように擦り合わせつつ、間近に視線を合わせて微笑んだ。

「……どうする?続き、する?もうちょっと休んでからでもいいけど…」

絡み合う互いの胸の突起は、半勃ちのようなそんな状態だ。
ちゅっ、と頰にキスを落として、視線は散らばる他の道具へと。

ロベリア > 「う、うん……。
まだしたい、けど……」

呼吸を整え、目隠しを外す。
視界が塞がれるというだけでも中々刺激的だったが、その間ルーミスを見られないのは少し寂しかった。

「あ、あのぉ、色々用意してきたから、ルーミスがえっちな服に着替えたの、見たいなあって、駄目……?」

お風呂では裸、部屋に戻れば目隠し。
これはこれで悪くはない。
悪くはないのだが、折角たっぷりと時間もあるのだしもっと色々な姿のルーミスを楽しみたい。
そう思って荷物も膨れ上がったのだが、ここに至るまで中々切り出す事が出来ずにいた。
とはいえ既に荷物も見られてしまったので、黙っているのも今更だ。
欲望に正直で張り切りすぎたのがバレてしまうのは恥ずかしくはあるが。

「私も一緒に着替えるから、ね?」

当然ルーミスだけにさせるつもりはない。
ロベリアの場合、むしろそういった姿をパートナーに見せるのは好きなぐらいだし。
かなり変態的な衣装も持ってきたのであんまり引かれないといいなあとは思いつつ。