2019/04/06 のログ
ご案内:「雰囲気の良い酒場」にザイヴァーさんが現れました。
■ザイヴァー > カランとグラスの中で氷が揺れる。
少し夜も更けた頃、酒場でグラスを傾けるのは、黒い高級そうな服を着た、
ザイヴァー・グランフォード・カイゼル。
何となく、静かに酒が飲みたくなったので、この酒場に足を運んだ。
この酒場は行きつけで、雰囲気もよく、中々の穴場なのだ。
バスカードの喧しさには少し疲れたので、今日はお留守番。
「ふぅ……マスター、少し度数の強いものを」
そう店主に頼んで、度数の強い酒を用意してもらう。
最近はシャン園からのお客様もあり、中々こうしてゆっくりもできない。
戦争が遠のくのは良いことだが、素直にこの融和ムードは喜べない。
何か、裏がありそうで……
「まあ、難しいのはやめよう。今は、酒を飲むか……」
■ザイヴァー > 酒場の中では、楽師たちがゆったりとした曲調の音楽を引いている。
その音楽を聴きつつ、ザイヴァーは酒のつまみに豆を口に放り込む。
カリッと音を鳴らし、ローストしてある豆を噛みつぶし、再び酒を飲む。
良い酒とお気に入りの音楽、この二つが合わさり、実に充実した休み時間を過ごしている気がする。
ふと、マスターが一品、料理を出してきた。
どうやら、シャンエン料理らしいが……
そこら辺に疎いザイヴァーには珍しく映る。
なお、シャンエン通なら、この料理がチャーハンのようなものだとわかるかもしれない。
「……っふ。ありがとう」
そう礼を言い、珍しい形のさじを使い、口に運ぶ……香ばしく、美味しいものだ。
ゆっくりと、時間が過ぎる……
■ザイヴァー > チャーハン風の料理を味わっていれば、店主が、投げ矢を勧めてきた。
たまには、遊んでいきませんかと。
「……良いだろう。やってみようじゃないか」
そう言えば、席を立ち、投げ矢の的の前に立つ。
そして、矢を持ち……目を細め……精神を手と的に集中し、計算し……
シュ
そう音がして、投げ矢は的の中で、最も点の高い場所にあたる。
『流石ですね』
「まあ、な」
この程度の遊びの芸当ができなければ、将軍職などできはしない。
そして、ついでとばかりに、もう一発矢を投げる。
その矢は、一投目の矢の後ろに刺さる。
「……うむ、狙い通り」
少し満足したのか、再び席につき。酒を楽しむ。
ゆっくりと、時間が過ぎる……
■ザイヴァー > そのまま、静かな時間は過ぎていって……
ご案内:「雰囲気の良い酒場」からザイヴァーさんが去りました。
ご案内:「自然地帯の泉のほとり」にザイヴァーさんが現れました。
ご案内:「自然地帯の泉のほとり」にアデリータさんが現れました。
■ザイヴァー > メグメール自然地帯。そこを、一匹の軍馬が駆ける。
軍馬にまたがっているのは、ザイヴァー・グランフォード・カイゼル将軍。
そしてその腰には、バスカード・ヴレイカー。
彼ら?は自然地帯の森の中にさしかかる。
『おい、ザイヴァー。どうしたんだよ、ウッキウキじゃねぇか』
「そうか?まあ、久方ぶりに会う相手だからな……元気にしていると良いが」
そう、剣と言葉を交わしつつ、たどり着いたのは泉のほとり。
夏は涼しく、冬は暖かい。そんな泉の近くで、軍馬を止める。
「さて、手紙はきちんと届いているだろうな……?」
『おいおい、相手さんが来るかもわかんねぇのか?』
「まあ、あの人は気まぐれだからな……」
そう言いながら、シートを引いて、彼女を待とうか。
『そういや、その待ち人とどんな関係なんだ?』
「ん?まあ……ガキの頃、遊んでもらった人だ。いろんな意味でな」
そう言えば、軍馬から帝国から手に入れた酒の入った小さな樽を下ろす。
この酒入樽を運ぶために、わざわざ将軍権限で軍馬を使ってきたのだ。
そして……
待ち人が来れば、こう声を掛けよう。
「お久しぶりです。アデリータ姉さん」
『おいおい、こいつ、お前の嫌いな魔女じゃないか?』
「黙れ愚剣。この人は別だよ」
■アデリータ > 空からふわりふわりと、影が降りてくる。
桃色でくせ毛の長い髪が風に揺れ、エプロンドレス姿で箒に跨ったままの格好で。
可愛らしい顔つきに似合わない小馬鹿にしたような笑みを浮かべた口元。
「ひひっ 随分と懐かしいやつから手紙が来たからねぇ。
こいつはいよいよ訃報かと思ったんだが。
ザイ坊、随分と若々しいねぇ……アタシが言えた義理じゃあないか」
ひひひ と子供らしからぬ笑いをしながら、その子供は地に足を着く。
「さて、積もる話もあるだろうけれど先に用事を済ませようじゃあないか。
ひひっ……どんな厄介ごとだい?」
■ザイヴァー > 「はは、アデリータ姉さんに若々しいだなんて言われるとは思わなかったよ」
『おいおい、幼女みたいな魔女が20歳に見える50代のオッサンを若々しい言ったぞ……』
珍しくバスカードが突っ込みをしつつも……
どんな厄介ごとかと問われれば。
「ああ、この口うるさくも喧しい聖剣を元に戻してもらいたいなと……」
そう言って、バスカードへ手を……
『ザイヴァー!テ、テメェ……』
「冗談だ、愚剣。貴様は貴様で、もう慣れたよ」
そう言って、手はバスカードには触れず、軍服のポケットに手を突っ込む。
そして、小さな紙を取り出す。
「ああ、最近、魔女狩りって言うのか……
貴族連中の一部が、年齢の変わらない魔女を捕まえようとしてるらしい……愛玩ペットとして」
そう言って、小さな紙に書かれていたのは、国の暗部などに出された魔女を狩る情報。
その中に…アデリータの名前が合った。
「だから、心配はないとは思うが、一応無事を確かめようと思ってね」
そう言って、シートに座ろうか…
■アデリータ > 「アタシの半分も生きてないようなやつはどいつも若造さね」
ひひひ と笑って敷いてあるシートによっこらせと座り込む。
座り方は乙女のように足を崩しているが。
そして浮いたままの箒を近くに寄せて、先端に引っ掛けているバスケットを横に置いた。
「そのお喋りをどうにかする事はできるけどね、やりたかぁないよ。
その呪いを解くのは質面倒臭そうだからねぇ」
渡された紙をしかめっ面を浮かべて見ながら。
「捕まえたのなら、簡単さ。
捕まえた貴族を告発すりゃあ、いい。魔女を匿ってるってねぇ。
そしたら手を出そうとしてる馬鹿は消えるよ」
アタシのような賞金首なら尚更さ と腹を抱えて笑う。
「ひーひひ…… 捕まったところでアタシャ死にやしないよ。
“不死身の魔女”を殺せるやつなんているものかい。
そこのお喋りに貫かれても、痛いだけさね」
座ろうとすると、自分の横をベンベンと叩く。
「気まぐれで、ちょいと弁当を作っちまった。
ザイ坊がまだコレを好きならいいんだけどねぇ」
バスケットの中には、サンドイッチ。
やや肉類多めである。
■ザイヴァー > 『ど、どうにかできるのかよおっかねぇな……』
バスカードが魔女の言葉に心底震えつつも、アデリータへ紙を渡せば。
「まー、そう話が単純ならいいんだけどなぁ……」
正直、この魔女狩りの厄介なところは、愛玩具として魔女を手に入れようとする変態どもの執念で。
まあ、確かに「こいつ魔女を匿ってる」と告発すればいいのだが……
告発するまでの間に、何か変なことをされないか……それが心配で
「まあ、俺の倍は生きてる姉さんには、無用な心配かもしれないけどさ。
不死身って言ったて、逆を言えば、死ぬほどの事やっても死ねないってことだろ?
そんな、グロイ変態行為に姉さんがさらされないか……」
『おいおい、ずいぶんとこのロリ魔女のことを心配するじゃねぇか。
魔女嫌いのおめぇがよ』
「……ま、まあ?姉さんだし…」
心の中で、「俺の童貞を奪ってもらった人だし?」と付け加えつつ…
弁当を出されれば。
「お、姉さんの弁当。肉体が若くなっちまったからさ、こういう肉肉しいのが欲しかったんだ。
俺からも。帝国から輸入した、度数のかなり高い酒だ。一緒に飲もうか」
そう、昼間からの酒盛りを提案しようか……
■アデリータ > 「アタシャ、呪いだの呪い(まじない)が専門だよ。
そこらの小娘の作った呪いなんざ、どうにかできるに決まってるさね」
ひひひひ と魔女らしく笑う。
「魔女なんて、どいつもこいつも脛に傷もってるやつさ。
奴隷みたいにされるのは気に入らないし、なるつもりも毛頭ないけど。
下手を打って捕まっちまった他のやつを助けようって思わない程度にゃ薄情なのさね」
そこでニンマリと笑みを浮かべて。
ザイヴァーに流し目を送った。
「それとも、アタシだから心配してくれてるのかねぇ?
だとしたら女冥利に尽きるってやつさねぇ……ひひっ。
ああ、いい酒だねぇ。喉が焼けちまいそうな気がするよ。
水は目の前にはありゃするが……もう少し冷えてる方がいいかもだ」
なお、肉は独自調合のハーブで味付けされている自慢の逸品である。
■ザイヴァー > 「ひえぇ……このロリ魔女には逆らえねぇな……」
そうバスカードが震えた声を出しつつ。
まあ、ザイヴァーも……かつて、あの魔女が自分に呪いをかけるまでだったら、
義憤に燃え、魔女を守っただろうが……
今は、このアデリータ以外の魔女はみな…嫌いというより、苦手なのだ。
魔女というだけで、あの魔女を思い出す……我ながら、女々しいとは思うのだが。
そして、あたしが心配かと聞かれれば、苦笑し……
「ああ、心配だね……姉さん。俺が軍属になってからも、何度か処刑されそうになってるじゃないか……
それに……ま、女を守って、その心を燃やすのが男の仕事だからな。
姉さんも……女だよ。守る必要がなくたって守りたいし、その心を…燃やしたいさ。」
そう語り。サンドイッチにかぶりつく。
40年ほど前、少年から青年時代に食べた、あの味だ。とても懐かしい。
「ん、美味い。
…え、冷たい水が欲しい?じゃあ、バスカード、水冷やせ」
『あいよ……って、できるかよ!俺様、聖剣!氷剣じゃねぇよ』
「魔法くらい使えるだろ?」
『光魔法以外使えねぇよ!?』
なんて、漫才しつつ……
■アデリータ > 「でもまぁ、呪いってぇのは厄介だからねぇ。
裏返せば祝福なのさね。
まぁ、プラスがなぁんにもない奴もありゃするけどねぇ。
……ひひっ、相当の捻くれモノと知り合いだったんだねぇ、ザイ坊」
ニマニマとした笑みを浮かべたまま、サンドイッチに口をつける。
あむあむと小さく齧っていく様は子供のようだが。
「処刑されそうじゃなくて、処刑されてるのさ。
首と胴が離れた程度じゃ死にやしないさね。その前に色々とされちまうのが面倒だけれどねぇ」
笑いながらザイヴァーにもたれ掛かる。
行儀が悪い。
「今でも、まだ心を燃やしてくれるのかねぇ……?
誰かさんと比べられたら負けちまうかもしれないよ」
そっと呟いてから。
「なんだい、使えないお喋り剣だねぇ。
言葉が紡げるなら、属性魔術の一つも覚えちゃどうだい。
聖なる炎や聖なる氷でも、肉は焼けるし、酒は冷やせるのが道理さね」
■ザイヴァー > 「ま、あの魔女は相当のひねくれものだったが……祝福……かぁ……」
その考えは正直思い浮かんでいなかった。呪い、裏を返せば祝福……
自分では思いつかなかった着眼点だ。
とはいえ、あの魔女を許せるかと言われれば、正直、否なのだが。
「……知り合いは、皆死んでいった。あの魔女も、呪いをかけるだけかけて、
どこかに消えちまった。不死じゃないらしいが、不老の呪いのせいで、別れが多くてな…
姉さんみたいな存在は、結構貴重なんだよ」
何せ、木刀でチャンバラしていた時代を知っているのは、もうアデリータくらいだろう。
そして、処刑されても死なないと聞かれれば…
「……苦しく無いのかよ。首と胴体が別れてさ……
俺も、王国に剣と命は捧げてるけど…姉さんの処刑は、見たくない」
だが、将軍としてみなければならない時もあるのだ。それが…正直、辛い。
そして、心を燃やせるか聞かれれば。
「…っくく。姉さん。愚問だね」
そう言って、もたれかかられた体に、手を回して…
「俺の性癖の一つを作ったのは姉さんの癖によ」
そっと抱きしめようか……
そして、使えないと言われたおしゃべり剣はというと……
『ケー。何だい。ロリ魔女といい雰囲気になりやがって……
たまには、俺の柄をロリ魔女とかのロリロリの穴に突っ込んでくれりゃ。
そういう属性魔法にも目覚めるかもしれないのによ』
なんて、すねたことを言って……
■アデリータ > 「後は呪いである以上、どこかに解呪方法ってのがあるもんさね。
それが達成できるかどうかは別問題になるけどねぇ」
呪った本人にキスするとかだと、死んでしまえば解除の方方がないという理屈である。
「そんなに寂しいなら、ガキの一人や二人や三人や四人くらいこさえりゃいい。
大家族になりゃ、寂しさも紛れるかもだ」
そのまま素直に抱きしめられて。
「アンタの性癖なんて知った事じゃあないさねぇ……。
苦しいも痛いも長く生きてりゃ慣れちまうのさ、臆病になるやつもいるみたいだけれどねぇ」
ひひっと笑ってから、そっと首筋にキスをする。
「言ったねぇ、おしゃべり聖剣?
それじゃあ試してみようかい……魔剣に堕ちても文句を言うんじゃあないよ?」
■ザイヴァー > ガキを作れと言われて、苦笑しつつ…
「っはは。良い女がいないわけでも無いんだぜ?これでも、50年は生きてるんだ。
でも、よ……中々、ガキを孕んでくれないんだなぁ…」
これも呪なのか、それとも奇跡的確率なのか……
性交渉はそれなりにしているのに、妊娠させたことは…(ザイヴァー主観では)無い。
もっとも、孕んだ女が、ザイヴァーのキャリアを考えて、堕胎してるとか、そんな暗い話は…
ないとは言い切れないのだが、そこまで考えが回らないのが、武人一筋のザイヴァーの弱い所だった。
「はは、よく言うよ……」
性癖など~と言われ、キスされれば、此方もおでこにキス。
このまま。酒の勢いで襲ってもいいが……そんな、つまらない体の重ね方もないだろう。
「姉さん……じゃあ、俺のガキ、孕んでみる?」
なんて、4割冗談を孕んだ、6割本気の赤い燃えるような目が、アデリータを見て。
けっこう、女日照りなのかもしれない。
そして、魔剣に堕ちる可能性のある聖剣は……
「ケケケ。俺様のをぶち込むより、先にザイヴァーの肉剣を突っ込んで、慣らしたほうがいいんじゃねぇの?」
何て下品なことを言うが…
聖剣の内心は、ザイヴァーに肉欲を発散してほしいから魔女を挑発して、乘らせようとする、
忠剣っぷりを発揮している……
……のかもしれない。
■アデリータ > 「子供は授かりものさね。
だったら、そういう縁ではなかったのだろうねぇ」
堕ろしていたとして、それもまた縁。
もっとも、独り身の将軍であればそれを切欠に玉の輿なので縁がないと思っているアデリータである。
「孕んでやるのはいいさね。
けれど、嫁ぐのは無理だねぇ……これでもアタシャ百年は賞金が掛かりっぱなしの首だからねぇ」
ひひひと耳元で笑ってから。
そっと続ける。
「それでもいいなら、何度だってナカで受け止めてやるさね」
そのまま、耳に口付けをして。
「玩具は本物の前座ってのが相場さね。
安い挑発は相手を見てやるんだねぇ……ひひっ」
■ザイヴァー > 「んー、そうだな……ガキに、まだ縁がないってことなんだろうなぁ…」
子供に縁がない。少し、寂しい気がするのは、もう精神年齢は50代だからか。
とはいえ……孕んでやってもいいと言われれば……
「……(ゴクリ)」
10代の頃、もう40年前近くの事だが、覚えたてのセックスで猿のように、
このアデリータの体を求めたことを思い出し…
喉を鳴らしてしまったのは、精神年齢と、肉体年齢が離れすぎていて、肉体が反応してしまった。
「……ああ、姉さんは、自由な人だから。自由な方が、姉さんらしいよ」
嫁げないと言われて、ほんのり寂しげな声になたのは気のせいか、それとも…
とはいえ、何度でも中にと、女に言わせておいて、我慢できるというか、我慢する必要を考えない。
それが、20代の肉体で……
すでに、股間の砲身は硬くなり始めている。
「……今更、無しだとか、言うなよ?」
そう言って、シートの上に、マントを敷き、簡単な布団を作れば。
その上に、魔女の小さな体を横たえさせようと……
そして、安い挑発と言われた聖剣は……
『へー!どろどろのぐちゃぐちゃになって、下でザイヴァーのが咥えられなくなっても知らないぜ?』
なんて、声では言うが……
『……ケッ、お見通しかよ、魔女』
何て悔しそうな念話が届くだろうか…
■アデリータ > 「別に嫁いでもいいんだけどねぇ。
将軍閣下が魔女を嫁にした、なんて外聞も悪けりゃ政敵の格好の餌さね。
アタシャ、そんなのはごめんだからねぇ?」
ひひっ と笑って、エスコートされるがままに体を横たえる。
両手はそのままザイヴァーの首の後ろに回して、己の体を支えるように。
「無しって言ったら、治まるのかねぇ?」
そのまま足で、優しく撫でた。
「何より、ザイヴァーの出したものでドロドロになった中に入りたいのかい?
剣の趣味なんて知ったこっちゃないけど、それならちょいと引くかもしれないねぇ」
剣を相手に楽しそうにからかう魔女である。
■ザイヴァー > 「ああ、分かってるさ。これでも、政治もやってるんだぜ?」
まあ、脳では理解していても……気持ちが、ちょっぴり残念がってるのだ。
やはり、少年から青年期にかけての、「あこがれのおねえさん(ロリババ魔女)」は、特別なのか。
無しって言ったら?と問われれば、
「……無理」
そう言って、その小さい唇に、己の唇を押し付けるようにして、キスをしよう。
そのまま、舌が、魔女の口内へと侵入していこうか……
大の大人というかオッサンの精神年齢なのに、見た目通りの青年のような、
情熱的な、ディープキス。
『へっ、そう言われちゃそうだな……わーったよ、今回は諦めてやるよ』
と、聖剣は悔し紛れか分からないことを言った後、
『ははは、鬼の将軍ザイヴァーも、あこがれの魔女の前じゃ形無し…』
そこまで笑えば、ザイヴァーは……
「溶鉱炉で雑鉄と一緒になりたいか?」
と脅して黙らせよう…
■アデリータ > 「棒切れを振り回してたヤンチャ坊主が成長したもんさねぇ」
優しそうに笑って、入ってきた舌を迎えるように絡める。
息をする時間ももったいないと貪るように口付けを続けて。
お喋りな聖剣を脅して黙らせた隙に、息を整える。
「そこの剣に見られながらするもの悪かぁなさそうさねぇ。
ひひひ、後で散々からかわれるだろうけれどねぇ。
嫌なら見えないように隠しておくしかないけれど、手はあるのかい?」
そう言いながらザイヴァーの首筋を舐めるように口付けを降らせて、礼服の胸元を開けていく。
■ザイヴァー > 「っはは。40年近くもたてば、立派になるんだよ。色々と」
何て、軽く笑って。
そして、相手が礼服を脱がし始めれば、上半身、傷跡だらけの立派な青年の肉体が見えるだろう。
そして、聖剣はというと……
『へっ。だーれが他人のイチャコラを見るかってんだ。少し寝るから、その間おせっせしてろっての』
といい、黙る。
『……魔女、ザイヴァーのガキ、孕めよ』
なんて、念話が飛んでくるかもしれないが…
そして、ザイヴァーもまた、相手のエプロン服を脱がしていく……
案外、子供用のような衣服の脱がし方を心得ているのか、すらすらと脱がしていく。
ほんの数分後、お互い、衣服を、「纏って」いるだけで、ほとんど裸に……
「……40年近くぶりにみるけど、相変わらず幼くて……綺麗だ」
なんて言うのは、40年近く前に性癖を軽くこじらせたからか。
そっと、相手の地肌を撫でよう……
■アデリータ > 「立派になったのは、こっちも……かねぇ?」
脱がし、脱がされながら傷を見かければそこに口付けを降らせて。
屹立しているモノに優しく触る。
「幼くて綺麗とは、筋金入りさねぇ。
いったい、どうしてこうなったやら……あと、脱がしなれてるのも気になるねぇ。
どれだけ火遊びしたんだい?」
ひひっと笑い声を上げながら、思い出したように。
「ああ、そうだ。
バスケットの底に隠してある薬を出しちゃあくれないかい?
これでも薬と呪いの魔女さね、そういう目的の薬も用意してるのさ」
それだけ言うと飲ませて とばかりに 口を開けて待つ姿勢。
実際にバスケットを探せば、トロリとした液体が入っている瓶が見つかるだろう。
■ザイヴァー > 「ああ、もちろん」
立派になったのは、何も体の大きさだけではない。
交尾を行い、子を孕ませる器官もまた、かなり大きく、一見、魔女の小さな体には入りそうもないだろうが…
そして、どれだけ火遊びしたと聞かれれば……
「多分、初体験が刺激的過ぎたんだよ。……言っておくが、幼い街娘や村娘をかどわかしたことはない。
きちんと、娼館に雇われているそういう女としか火遊びはしていないぜ?」
とはいったものの。やっぱりそういうお店も、合法ばかりではないだろうが……
そして、バケットの底と言われれば、とろりとした液体の入った瓶を見付けて。
そのまま、魔女の口の中に、半分ほど注ぎこんでいく。
残りの半分は……魔女の、下半身。まだひん剥いていない、下着の上に、そして、下着をずらし、直接もかけてやる。
そして、そのまま指で、擦りこむように……
「……こっちにかけた方が、効果ありそうだろ?」
なんて、獣のように笑う。
ザイヴァーも、だいぶ酒に酔っているというか、相手に酔ってしまっているようで……
普段は見せない表情を見せる。
■アデリータ > 聳え立つモノを見て、んふふ と珍しい笑いをして。
「そこまで刺激的だったかねぇ?
すぐに果てたのは覚えてるんだけどねぇ……ひひっ」
意地悪そうにそう笑いなおして。
ごくりと薬を飲んだ喉が上下する。
「……味に問題あるねぇ、こりゃ少し直さないと ひゃん」
局所に薬をかけられれば可愛らしい声が出て。
そのまま、甘い声を出すように。
「飲み薬を直接入れても効果はないよ、用法と容量は守るもんさね。
……擦り込むなら、こっちさね狼さん」
自分から腰を浮かせて、後の穴を両手で広げて見せた。
■ザイヴァー > 「……俺にとっちゃ刺激的だったんだよ。なんせ、初めてだぜ?」
なんて、少し苦笑しつつもムッとして。
そして、飲み薬を~と言われれば、軽く笑い……
「良いじゃないか。雰囲気も大事だぜ……って、姉さん…」
後ろの穴を広げる幼い見た目の女、とても背徳的である。
指にまとわりついたその薬を、穴の中に、指と共に突っ込んでやる。
そのまま、薬をローションのように、後ろの穴に刷り込んでやった後……
ガッチガチの剛直を、相手の秘所へあてがおうか……
「……40年以上前は、猿みたいにヘコヘコ腰動かしただけだけどさ……
今は違うってこと、見せてやるよ……」
といって、秘所の、膣口へ、剛直をねじ込んでいこう。
手は、相手の細い足を掴み、大きく広げて……
ぐじゅ、ぐじゅぶぶぶぶ……
ねじ込んで、ねじ込んでいこう…
■アデリータ > 「初めてなら、もっと大人の女に惚れればよかったねぇ。
こんなちんちくりんでなく……あぐっ」
笑っていたが、指が入ってくれば何を堪えるような声を出して深く息を吐いていく。
「ふぅ はぁ。
どう違うのか楽しみさねぇ」
ねじ込もうとあてがったソコは、もう滴り落ちる程に濡れている。
伝える意味もないから伝えていないが、妊娠しやすくするのだから当然に発情だって促す薬なのだ。
「ん……あっ♡
さすがに、大きっ♡ 壊れっ♡ 壊れるぅ♡」
■ザイヴァー > 「……一番身近な「女」が、あんただったんだよ。大人の女は、あのころの俺にとったら、高嶺の花だったんだ。
……身近な女を好いちまって、悪かったな」
今は、流石に恋心とまではいかない。だが、いまだ、憧れのまま。
少年時代の、刺激的な行為は、そうしてザイヴァーの人生を、ほんのちょっぴり狂わせた。
もちろん、大人の女で反応しないわけはないが……
こうして、幼い女でも反応するようになったのだ。
そして、ねじ込んだ剛直。かつてとは違い、かなり太く、大きく、長くなったモノにとって、
魔女の膣はあまりに狭く……
あまりにも、気持ちよかった。
「……ああっ、壊してやるよ……俺の以外、入らないくらいに、壊してやる……っ!」
そう、独占欲むき出しになったのは、酒の影響か、女の影響か……
ジュポ、ジュポ、と、下品な音と共に、魔女の膣を、自分の形に治そうと……
相手の幼い体には負担かもしれないが、体重をかけ、種付けプレスのように……
段々と、射精欲が昂るのと同じように、
モノも、さらに太くなろうと……
■アデリータ > 「他の女と比べてっ♡今のアタシは♡気持ちいい?」
感じながら、両手を首に回して耳元で甘い声を出して囁いて。
キスを強請るように開いて舌を出した。
狭い膣内に突き入れるたびに、少しでも迎え入れようと柔らかく包み。
抜こうとするたびに、搾り取るようにギチギチと締め付ける。
「おっきぃ♡ 壊してぇ♡
アタシのなか、いっぱいにしてぇ♡」
■ザイヴァー > 「……っ、ああ、あんたの、姉さんの体は……極上のメスだよ……っ!
俺にとっては……っ!これ以上なく、体に合う……っ!」
そう言って、魔女の胎内まで侵入しようとするモノ……
そして、子宮の入り口と、モノが何度目とも知れないキスをした時……
「……っく、ふぁ……で、出る……っ!孕め…っ!腹ん中に、俺のガキを孕め…っ!」
そう叫ぶように言えば、魔女の胎内。そこは、ザイヴァーの白濁で、べっとりと白く穢されるだろう……
「……っはぁ……っは、あぁ……」
肩で息をする。中で、噴水のよう射精した後のザイヴァーは、魔女の体を包むようにして、抱きしめて…
「姉さん……」
立場などに理由よって、大好きとも言えない。愛してるとも言えない。だが……
「あなたを孕ませられて、俺は……幸せだよ」
まだ孕んだかもわからない時点。
だが、不思議と、魔女の胎内に、子供ができる。そんな気がした。
きっと、薬のおかげでもあり、ザイヴァーの想いのおかげでもあり……
きっと、生まれてくる子供は認知はできなくても、愛せると、自信を持って言える。
そんな想いの中、ザイヴァーは……
「姉さん、二回戦目、しようぜ…っ!」
魔女の体を、限界まで酷使するつもりであった……
■アデリータ > 「……だったら♡嬉しい♡」
一際強く抱きついて、ザイヴァーと同時にアデリータも果てる。
体から力が抜けてぐったりとして息をするのも大変で。
引き抜けばドロリと大量に精が零れ落ちる。
「はぁ……っ。
まったく、そういう時は嘘でも愛を囁くものさね。
他にダレも居ないんだからねぇ」
優しく口付けして、愛してると告げる。
そうでなければ、体を許すわけがない。
「孕んだかどうかは、すぐにわかるものでも無いんだけどねぇ
……本当に壊れるかもしれないさねぇ……」
少しだけ呆れた声音で、言うものの。
顔は満更でもなさそうで。
このまま、何回戦まで行われるのかは神だけが知っているのかもしれない。
ご案内:「自然地帯の泉のほとり」からザイヴァーさんが去りました。
ご案内:「自然地帯の泉のほとり」からアデリータさんが去りました。