2018/11/30 のログ
リス > 新しく入ってきたお客様、それはどんな格好をしていても、お客様であるのだ。店で盗みや狼藉を働かない限り。
 入ってきたフードの人間に、不信を抱く子に見せられる鉄のカード。
 それを見れば、熟練の、リスのミレーの子が走り寄ってきて、どうぞこちらへと、店長の居る事務室へと案内をしてくれる。
 そして別のミレーの子が、新人なのであろう、不審を抱いている子に説明をしつつ、後でもう一度練習し直しね、との評価。
 お客様を歓迎するからこそ、店の品質を落とさぬよう、お互いでちゃんと勉強し合う環境なのである。

一階の店の奥にある事務室、お客様のことを確認するために窓がついているが、レイカが入ったところで今回はカーテンを閉められた。
そして、事務室の扉をしっかりと閉じて鍵を閉める。
それだけのお客様だから、緊急時以外は立ち入り禁止ね、と店員たちに言い含める。

「いらっしゃいませ、レイカ様。
 お手紙いただければ、こちらからお伺いしましたのに。
 あと、先日のキノコ、とても美味しかったです。」

 そして、ソファーに座るように勧め、その対面に少女も腰を下ろすことにした。
 あ、そうそう、と少女は紅茶と、お茶菓子の用意をすることに。

レイカ > 走り取ってきたミレー族の子に通されて、私は奥へ奥へと進ませてもらった。
以前ならば、その行為に少しだけ恐怖をしたかもしれない。
だが、この場所と…そしてこの状況でならばそこまで恐怖はなかった。

奥の部屋へと通されたときに、私は久しぶりに彼女と再会した。
里にはなかなか来れない彼女だが…この店の状態を維持しているのだから、仕方のないことだろう。
カーテンを閉めてもらった後で、私はようやく一息付けた。

「いえ、そちらが忙しいのはわかっていましたからね。
それに今日は少し…私個人の買い物もありますので、訪ねさせてもらった次第です。
…そうですか、それは何よりです。
こちらも衣料品の数々や、食糧支援、本当に助かっています。」

彼女のおかげで、冬の準備は滞りなく終わった。
食料、毛布、医療品に至るまで彼女の力なくして、準備できることはなかっただろう。
フードをとり、一礼させてもらってから私は椅子に座った。

リス > 「あら、綺麗な女性からのラブレターであれば、万難を排して駆けつけるのが、私のポリシーですから。
 数日程度ならこの店の従業員で賄えるように仕込んでますわ。」

 逆を言えば、この店がなくなったとしても、彼女たちには商人として生きることが出来るぐらいには仕込むつもりである。
 今の状態でも、立派に他の店の店員として職に就くことができるであろう。
 紅茶と、お菓子を準備し、彼女と自分の前においてから、腰を掛ける。

「では、そのお買い物は、一体何を?
 持ってこさせますわ。

 ふふ、お役に立てたようで。
 足りないものや必要なものあれば、何時でもお話ください。
 最近、アッシェも帰ってきたので、例の事も問題なくなりましたし。

 とはいえ、防衛に関しては、上手く連携を取れず申し訳ないわ。
 一応、先ほど入口で見たと思うのだけれど、ドラゴン急便は、目をそらすための方策でもあるの。
 如何に隠されてるとは言っても、毎回同じところにドラゴンが行けば不審がる人も増えるでしょう?
 だから……あちこちにドラゴンを飛ばすの。それなら、紛れるしね。

 うちの子の隠密も絶対とは言い切れないし。」

 ミレーの里が問題がなさそうで安心したわと、軽く胸をなでおろす。
 さ、寒いから体を温めて、と紅茶と、砂糖のツボ、ミルクを彼女の方へ。

レイカ > なるほど、言っていることは確かにあれかもしれない。
しかし、中身を見れば彼女の言っていることは理にかなっている。

商人としてのスキルがあれば、おそらく貴族たちも無視はできないだろう。
雇うにしても、お金の計算ができるとなると誤魔化しもできない。
お菓子と紅茶の香りに、心のどこかで安らぎを覚えながら私は微笑む。

「…希少種であるドラゴンが目の前に来たら、一般人は非常に驚くとは思いますが…。
でも、その心遣いは本当に助かります。」

確かに、一方方向にドラゴンが毎回向かって、そして決まった場所に降りる。
そんな事例が頻繁に怒れば、間違いなく騎士団は怪しむ。
ここのところは、騎士団もおとなしいもので一時期のように、こちらgへの訪問はなくなった。

勿論、油断できない状況であるのは変わりない。
防衛に関して、こちらもできる限りの策は撃っているが、力で押されると弱いのは間違いない。
私の力だって無限じゃないし…何よりこれから冬になるにしたがって、ドリアードの力は一時的に落ちる。
眠れない夜を過ごしていた時に比べれば、本当にありがたいことだった。

「嗚呼…実は愛用していた銀のブレストプレートを壊されてしまって…。
探してはいるんですが…その、私の体に合うサイズのものがどうしても見つからなくて…。」

ここならばと思い、訪ねてきたわけだ。

リス > 「レイカ、なにか困ったことがあったら、頼っていいのよ。
 一人で出来ることは、限られているから、私も複数人いないしね?
 だから、教育して店を回せるようにしているの。
 これは、うちの父の方針でもあるけれど、ワンマンは……危険よ。」

 彼女であればわかっているであろう、でも、心配だからついて出る言葉。
 あと、楽したいし、デートの時間も作りたいから、と、軽く舌を出して行ってみせる。

「ええ、だから今は浸透させるために、ね。
 ほら、アッシェは、竜の谷の長だし、私もその伴侶で……人間じゃなくなってるしね。
 それなら、有効活用しちゃおうって、相談して決めたの。
 竜に慣れてくれれば、うちの娘だって、私だって本当の姿で過ごせるから。
 一石三鳥、よ?」

 軽くウインクしながら、少女は言葉を放つ。
 それに、口にはしないけれど、この商店が目立つことは確実であろう。
 ドラゴンという強力な種を何匹も従えるのだ、国に対する脅威として捉えられても仕方がない。
 ぎゃくに、こちらに目が来るなら、言い方は悪いが彼女の方は弱いから……彼らの目はそれるのではないか、という素人考え。
 本当に内緒。

「ええ、ええ。
 手配するわ。 あと、それは……預かって修理する?
 ドワーフでの、修理サービスも行っているから。
 時間がかかるから当座は、こちらで作っている既製品で使ってもらって、修理が終わり次第送るという形になるけれど。
 もしくは、ミスリル銀とか、竜鱗製……行く?」

 思い入れがあるのだろうし、修理できるなら修理するほうがいいだろう。
 使い込まれている銀製ブレストプレートを眺め。
 うーん、と軽く呟いて。
 代案も含め、そして。あ、と。

「あと、防衛に関してだけど。
 うちのラファルから、里の周囲に罠を仕掛けたいらしいのだけれど、そういうのは大丈夫なのかしら?
 一応、仕掛けのある物理的な罠、らしいのだけれど。
 詳しくは、当人からお手紙出させるか、呼ぶわ?」

レイカ > 「……ありがとうございます。」

過去に一度だけ、頼れる仲間というのを経験した。
が、その経験した仲間が…おそらくそうじゃないのだろうけれども、私にしてみたら裏切りのようなもの。
それをされてしまって…私は、ほとんどの人間に心を開かなくなった。
正直に言えば、目の前にいるリスさんにも、最初は完全な信頼など…。

だけど、そのひょうきんな言葉に、思わす笑みがこぼれる。
いつか彼女には、お礼という形でどこかに…その、「デート」するのも悪くはないかもしれない。
ちょっと口説かれそうになっている自分がいる…。

「…なんだか、おとぎ話の中でしかなかったドラゴンがこんなにも身近になるとしたら、不思議な話ですね。
ですが、そういう日が来ると…ちょっとだけですけど、楽しいかもしれませんね。」

自分を隠すことなく過ごせれば。
私はもう、この町では顔を隠すしかないのだけれども、彼女からしてみれば。
まだまだ先の長い話だから、その時には協力を惜しむつもりはない。

見せた銀のブレストプレートは、ものの見事に真っ二つになっていた。
何か鋭利な刃物で切られたかのように、きれいに…。
最初は何か、桑にでも使えればと思ったが…あの里には鍛冶職人がいない。
修理するにしても、この銀は真銀…そう簡単に手に入る素材ではないのだ。

「…いえ、思い入れがあるようなものでもないので大丈夫ですよ。
なかなか手に入らないもので、私の体形がほとんど変わらなかったから
、以前使って居たものがまだ使えた…というだけですので。」

そのあとに続いた素材の話に……正直、ちょっとだけめまいを覚えた。
そんな貴重な品がポンと出せるこの商会は…やはり、後ろ盾としてこれ以上ないほどだ。

そして続いた防衛の話…もちろんそんなものは大歓迎だ。
ドリアードの力が弱まる冬の時期、どうしても防衛は薄くなる。
だから物理的な罠に関しては、もちろん二つ返事で頷く。

リス > 「ふふ、いえいえどう致しまして。」

 彼女の言葉はどこか絞り出すような、何かしらの感情が込められているのはわかる。
 でも、それの素を知らねば推測しかできないし、下手な推測は下手な勘ぐりを生むのだ。
 だからここでは気にしないことにする。
 彼女が話してくれた時に氷解すればいいことなのだから。

「ほんとよ、だって、そのドラゴンがお客様としてきて。
 そのあとに求愛してくるのよ?それを受け止めた私もあれだけど可愛かったし。
 人間辞めるとは思わなかったわホント。」

 不思議な話、というのはもう、自分だってそうなのである。
 生まれも育ちも人間であり、両親も人間だ。今の伴侶である竜が、自分を人間から竜に変えた。
 邪法がなんたらとか言っていたが、人間ではなくなったのは確かなのだ。
 ああもう、と少女は頭を抱えてみせる。まあ、振りなので、直ぐにそれも辞めるのだけれど。

「あちゃぁ……こんなにずっパリだとやっぱ、あれね。
 溶かして作り直しのレベルだし……じゃあ、うん。
 ちょっと待っていてね。」

 と、少女は一度、話を切って、事務室のドアを開けてミレーの店員……力のある牛種の子を呼ぶ。
 そして、ミスリル銀のブレストプレート、竜の鱗で出来たブレストプレート、ドラゴンスケイルアーマーを倉庫から持ってくるように指示をする。
 サイズは、彼女のサイズに合わせてのものを。
 注文をしてから、すぐに扉を閉める

「少ししたらもってくるから、待っててね。
 ここだけの話で言うけれど、表では適正価格にしてるけれど。
 ドラゴンの鱗の鎧の方が安く提供出来るわ。
 だから、ブレストプレートではなくて、スケイルメイルぐらいにしとく?」

 理由は言わなくてもわかるであろう。
 ここは、ある意味ドラゴンの巣である、ドラゴンの鱗、元手無し、以上。
 ミスリル銀の方が、本来は安いのだけれど、手間賃などを考えれば……なのである。
 ただ、魔法の品物に関しては、相も変わらず品薄なのではあるが。

「了解したわ。
 じゃあ、ラファルには明日の朝からにでも早速仕掛けさせに行くわ。
 広く仕掛けるなら時間もかかるだろうし、ちょくちょくお邪魔すると思うから。」

 よろしくね、と少女はにこやかに。

レイカ > 「私もそうですよ…こんなにもドラゴンに囲まれるなんて思いもしませんでした。
最初”視”たときは、疑いましたからね…。」

私の目は、相手の種族を見破ることのできる目だ。
その目で移った虹色のオーラを見たときに、思わず腰を抜かしそうになったほど。
人間をやめたという話は、別に気にすることもないし、彼女がそれを受け入れたのだから。
そこで、私が何を言ってもただの第三者の妬み程度にしかならない。

「………でしょうね、ミスリル製を考えていましたが…あまり贅沢は言えないところでしたし。」

…本当に、この商会は下手をしたら国を相手にできるほどの戦力があるのではないだろうか。
ドラゴンのうろこでできたスケイルメイルを、そう簡単に提供できるのが正直、空恐ろしい。
だが、彼女も…そして周囲が全員ドラゴンであるということは、そういうことだ。
剣を通さず、炎にも強く、下手な鎧よりも軽い。
まさに私の理想としている鎧を提供してもらえるならば…。

「ええ、ですが…急所を護れる程度の装甲でお願いします。
私は動きまわる戦闘スタイルですから、あまり鎧がこすれるようだと…。」

彼女に分かりやすく説明するならば、私は猫のミレー族戦士を思ってくれればいい。
それを想定して、特注のドラゴンスケイルメイルを発注することにした。
彼女の提供できるものの中で、おそらく一番安価で手に入るようなものだろう。
その代金はどの程度になるかはわからないが…、あとでこっそり、耳打ちしておこう。

「ええ、お菓子を用意して待っていると伝えてください。」

彼女の味の好みは把握した、だから最大限もてなすとしよう。
今はまだ脅威らしい脅威はないので、彼女のペースでやってくれればともつたえて。

リス > 「驚かせてごめんなさいね、とはいえ、縁は不思議なものね。
 そちらのことを知ったのは、アッシェから、だもの。
 アッシェの友人のドラゴンの友人であるレイカが困ってる、というのは始まりだったしね。
 
 一応、ドラゴンなのだけど、喧嘩とか全然ダメよ?」

 今までの生活が基盤の少女に戦いという概念はない。
 いかに強い体、強い爪やウロコを持ったとしても、戦いに耐えうる精神ではないのだ。
 そういう意味では、そのへんのチンピラにすら、負けてしまうのであろう少女。
 驚かれすぎても困るわ、と。軽く冗談を。

「じゃあ、渡りに船、ね。」

 そんな時に軽いノック。
 ミレーの店員が、注文通りにそれぞれ、ミスリルと、竜鱗で作られたブレストプレート、ドラゴンスケイルメイルを持ってきた。
 サイズにはいろいろ違いがあるので、いくつか持ってきたらしく、気が付けば三人ほどほかにも連れてきていた。
 ありがとう、とお礼を。

「はい、じゃあ、好きなのを選んで、着心地とかなら、直しとかもするから。
 スケイルメイルは、大丈夫よ、フィールドアーマーのようなものじゃなくて、チェインメイルのチェイン部分をスケイルにしているものだから。
 丈さえ間違えなければ体の動きを阻害するようなものじゃないわ。
 うちのドワーフさんは腕がいいし、安心して。」

 スケイルメイルはチェインメイルに似て、柔軟性のある鎧である。
 防御力的には、プレートアーマーには劣るが、そこをカバーするのが竜の鱗なのだ。
 これは、並みの重装甲の鎧よりも軽く動きやすく、そして、防御力がはるかに高いのだ。
 いくつかサイズの違いがあるのは既製品ゆえのものである。
 彼女のサイズにしても、いろいろ体格の違いもあるだろう、その中で一番しっくりするのを選んで欲しいと。
 値段は変わらないのだし。

「ふふ、あまりお菓子ばかり与えないでね?
 虫歯になったら困るわ。
 それに、私の娘だから。」

 必要以上になついちゃうかもよ?なんて、笑ってみせる。
 私の娘という意味は口にしなくてもわかるであろう。
 ペースに関しては、伝えておくわ、と頷いた。

レイカ > 友人であるドラゴン、彼女のことだろうとすぐに察しがついた。
里を寝床にした最初のドラゴンで、そして私が初めて助力を申し出た、私の友人。
そこから始まった、ドラゴンたちとの縁…。
もしもあの里に名前を付けられるならば……。

ドラゴンというだけで、きっと人々は恐れおののくだろう。
そして彼女が傷つけば、多数のドラゴンの報復が待っている。
この人の娘さんの反応を見れば、いかに家族が大事に思っているのかよくわかる。
私にとって、理想ともいえる家族像だった。

「そうですね……では、このスケイルメイルでお願いします。
避ければ今度、寸法合わせなどもお願いしたいので…後日、代金と一緒にもう一度、ここを訪ねさせてもらってもいいでしょうか?
里の防衛も、以前お世話になった傭兵団の皆さんにお願いしていますので…。」

その傭兵団の兄貴分が、つい先日帰ってきたと報告を受けている。
あいにく、私は会えなかったが…とても信頼できる人だ。
おそらく、この商会と友人のドラゴン、そしてその信頼できる傭兵団。
これが、私の里の戦力のすべてだろう…騎士団と渡り合えるかどうかといわれれば。
おそらく私は自信をもって、首を縦に振ることが出来る、その自信がある。
リスさんの目に、どんな状況でも里を護る私の覚悟…見てもらえるだろうか。

「帰ったら、ちゃんと歯を磨くようにさせてあげてくださいね。
いくらドラゴンでも子供なんですから……あ、勉強を教えるのも、ある程度ならばできますよ。
では…あまり里を開けるのも心配ですから、私はこの辺で。
代金などは、寸法合わせの時に細かく…。」

家庭教師…いや、彼女にそんなものは必要なのだろうか。
私はフードをかぶり、そろそろお暇することにした。
長く里を開けるわけにもいかないので、と。

リス > 「ええ、ではそれで。
 美人さんは大歓迎ですよ、お客様も大歓迎なので、気兼ねなくお伝えください。
 防衛の方も、しっかりしてるのね、良かった。」

 彼女の選んだ透けいるメイルを手に取り、そこに一つメモを。「売約済」と貼り付ける。
 寸法合わせなどのお約束にうなづいて見せて、彼女のほかの手段に嬉しく笑みを浮かべた。
 いろいろな手段があるというのはいいことだと。

「ふふ、徹底させるわ。
 あと、そうね、今も一人罠とか、ラファルの防衛戦術のために一人家庭教師雇っているのだけれど。
 レイカがしてくれるのなら、お勉強の方、お願いしたいわ。
 手間をかけさせるし、そのお勉強の手間賃と、これの代金は相殺かしらね?
 あ、でも長期にわたるかもだし、お支払いしないとか。」

 彼女が立ち上がれば、少女も立ち上がる。
 格好も格好である、見送ったほうがいいだろうと。
 あとは、たわいも無い話をしながら原価感まで店長自ら送り。
 ありがとうございました、深々と頭を下げるのであろう。
 短くても、とても有用な時間でもあったと思う――――

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ご案内:「九頭竜の温泉」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > ヒノキに似た樹木のような香りが、湯けむりと共に漂う広々とした温泉
旅館からは離れた、天然放置の温泉である、普段は獣達の憩いの場、ここでは不戦協定があるかのごとく平和な場所
かといって、湯は獣の毛があるわけでもなく、どこからか湧き出る温泉の湯が静かに溢れる、ぬるい温泉

そんな温泉を独り占めしてる、小さな少年
獣達と戯れようとも思ってたのだが、今は皆居ないらしい
一人で腰を下ろし、ゆっくりと温泉を楽しむ

シャルティア > 十二分にあたたまったら、温泉から出る
さて、今日はどこに遊びに行こうかなと、獣道へすっぱだかのまま駆け出す

ご案内:「九頭竜の温泉」からシャルティアさんが去りました。