2018/11/29 のログ
ご案内:「九頭竜山脈の天然露天温泉」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 温泉街とは違う、文字通りの九頭竜の天然温泉
普段は獣も利用する温泉だが、不思議なことに温泉は無色透明の綺麗な温泉である
そんな天然の温泉にゆっくりと浸かるのは、小さな少年
少年と言うにも幼い、小さな幼子である
今日はケモノもいない温泉を、独り占めしてゆったりと温泉に半身浴
気持ちよさそうに目を細めてゆらりゆらりと上半身を揺らして温泉を楽しむ
■シャルティア > 「おーんせん♪ おーんせん♪ ゆーらゆーら♪」
鼻歌交じりの入浴。幼いながらの女の子のようなソプラノボイス
綺麗な天使らしい歌声を混じらせながら、その声が温泉の岩に反響する
温泉は大好き、気持ちよくてぽかぽか。いつでもあったか
個人的には温泉のイオウの匂いは好きじゃないけど、こういう場所はえてして香りも良いのもいい
でも、一人はちょっと退屈、足を伸ばしお湯の中でゆっくりバタ足
温泉を戯れにかき混ぜながら、お友達の獣とか、だれかこないかなーと、周囲の気配を探る
■シャルティア > 温泉でぽかぽかになったら出る
さて、今日はまだ寝るに早い。さてどこに遊びに行こうかなと考えながら温泉を出る。
そのまま、身体を魔術で乾かして、服を着込むと、王都へ向かう
ご案内:「九頭竜山脈の天然露天温泉」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
■リス > トゥルネソル商会、新装開店っっっっ!!………という訳ではないが、新しく事業を始めた。
その名もドラゴン急便。伴侶の子飼いのドラゴン、その能力を有効活用しない理由はなく。
ドラゴンたちと、話し合った結果、それに落ち着いたのだ。
ドラゴンなんて一匹でも大騒ぎ必須の種族なのだ、それを大量に雇っている――――それが結果的にであろうとも、それはリスが雇い主として、彼らの主として、食事や住まいの面倒を見なければならない。
お金自体はあるのだけど、それに甘えさせてもなるまい、彼らもわかっているようで、人の形になって店の手伝いをしてくれたりしていた。
従業員のドラゴンが人に慣れてくれたから、だから踏み切った。
ちゃんと、伴侶であり、彼らの神であるアッシェや、自分と直接契約してくれたドラゴンたちに相談をして。
さらに、商人ギルドにも話を通しての事業だ。
「とはいえ、値段安くしすぎたかしら……。」
不安なのはそれである。
ドラゴンなのである、場所とかを関係なく一律で決めているのはモデルケースがないからで。
船や馬車と同じに扱うべきなのかとか、色々と考えて悩んでの結果。
とりあえず、しばらくはこの値段で様子を見て、後々決めていこう。
基本的に顧客として狙うのは。
お金のある冒険者や、貴族たち。なのである。
軍と絡んだり、癒着するのはよろしくないし、人同士のいさかいにドラゴンを巻き込んで怪我をされたくないからそのへんは禁止をしてある。
初めての事業に悩みながら、少女は帳簿をつける。
とりあえず、今のところ冒険者たちはどんなものかを聞きに来てるだけで利用者は、いない。
■リス > とはいえ、冒険者は結構興味津々であるようにも見える。
それはそうである、値段はそれなりにするものの、安全に遠方へと行けるのだ、目的地が遠方であればその間の移動の危険も減る。
何と言ったって、運ぶのはドラゴンだ、並みの魔族では相手にならないし、それに……ドラゴンを襲える空飛ぶ生物など聞いたことがない。
つまり、道中の危険と、浮く分の保存食などの食料と1000Gのどちらを秤にかけるか、というところなのである。
一人二人ならともかく、最大で5人、余りにも大所帯でなければ問題はないだろう。
それに、移動する速度だって、十分人の足よりも早いから、時間制限の依頼としても早く終わらせることができるだろう。
「……でも、これは、冒険者ではない私の感覚だし、冒険者からの意見とかも聞きたいのよね。」
さて、どうなのだろう。
うーん、と少女は受付で説明を聞いている冒険者たち、時間も時間だからか。
物珍しさだけなのだろうか、聞いて帰るだけというのも多い。
むしろ、体験キャンペーンとかしたほうがよかっただろうか。
張り紙張る前に、もう少しだけねっておけばよかったわ、とこっそりため息。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にレイカさんが現れました。
■レイカ > …やはり、街に出てくるのはあまり気が乗らない。
普段は里の中にいる私だが、どうしても今日はここに来る予定があった。
トゥネルソル商会、私の里の支援を申し出てくれている団体に。
黒いフード付きのマントで顔を隠し、街の中を歩いていく。
確かのこのあたりだったな、と目元を隠しながら私は看板を探した。
そして…その看板が足元にあるのを見つけた。
「ドラゴン急便始めました」の看板…こんなこともするようになったのかと。
ここのところ、どうにも感覚がおかしくなってきそうだ。
最強種と思っているドラゴンが、こんなにも身近な存在になるとは。
少しだけ、私の人生が好転したいきさつを考えて…笑えてくる。
「……………失礼。取り急ぎリス・トゥネルソル殿にお会いしたい…。」
私は、その看板が置いてある扉をくぐった。
黒いフードで顔を隠しているので…まあ、怪しまれた。
しかし、とあるカードを見せ……私が不審者ではなく、客だということを伝える。
その話は、すぐにリスさんに届けられるだろう。
それまでは私は…できるだけ目立たないところで、待たせてもらうことにした。