2018/10/20 のログ
フローディア > (所持していた武器は安価なものでいくらでも代わりが効くものだ。道具だってそう。絶対に取り戻さないとまずい代物、というものはあいにくと持っていない。せいぜい、来ていた服は自分の部族の紋様が入ったそう多くはない代物なのでできれば取り戻したいものの・・・正直、破かれてる可能性もあるし、一応宿に戻れば替えはある。最悪、里まで戻ればもう一度作ることだってできる。それの為に、何があるかわからないこの危険な洞窟で危険を冒す必要はないだろう。)

まずは、脱出。それが最優先。

(白い吐息と共に、前をしっかりと見据え足を前に。ここに私を攫ったのは誰なのか。ニンゲンが、奴隷売買でもする為に攫ったのか。それともゴブリンやオークのような魔物が慰み者にでもする為に攫ったのか。はたまたそれ以外の何かか。それはわからないけれど、それを考えるのは後で良い。今はとにかく・・・外へ。外へ、脱出することが先決・・・!

襤褸布一枚を羽織、ミレーの少女は歩く。スタート地点が牢獄、ということを考えるとあそこは恐らくこの洞穴の奥深く、となるだろう。どれほど進めば出口になるのかわからないけれど、少女は一歩一歩前に進む。 
そして、ある程度進んだならば、岩肌を背に はぁ・・・、と息をつく。脱出、という行程である以上、緊張は緩められない。けれど、ずっと緊張し続けることも難しい。そのため、時折こうして緊張を緩め休憩を挟んでいて。胸に手をあてて、深呼吸を数度。息は荒く、上下する肩に紅潮した顔からは、疲れが見て取れるだろう。)

ご案内:「洞穴」にカイルさんが現れました。
カイル > (男を狩猟とする傭兵兼山賊が根城としている洞穴。普段は運ぶ事のできない多くの盗品や奴隷を保管するのに使っていた。ある程度荷を馬車に積んでしまうと部下を先にいかせて。洞窟の中を見ると先程まで部隊の人間で溢れていたのが嘘のよう。)

なんかガランとしちまったな。

(洞穴の中を進んでいくと大刀を抜いて壁をこすりながら歩く。金属と岩の擦れる嫌な音がなって)

『ヒューーーホーーーー』

(口笛をふけばその音は洞窟の中をジグザグに小玉していって高音の音はネズミのように洞窟の音へと消えていった。

視線を変えると洞穴の天井に大きな蜘蛛が、剣を岩肌から離すと大きな蜘蛛の身体へとそれを一気につきたてた。毒もない。意味なき殺生。)

けっ、きもちわりいな。

(小さくつぶやくと息をついて、また洞穴の奥へと足を勧めていく)

フローディア > (先程、中にいたニンゲン達が外に出ていった事なんていざしらず、少女は息を潜めて脱出を目論む。
武器もなく、服もない。そんな状態で戦闘になれば敗北は濃厚。であれば、見つからないように外へ脱出するしか手はなく。けれど、ここに来るまで人の気配はまるでなく、もしかしたらこのまま脱出もできるのではないか。ここに私を攫ってきた何者かは出払っているのではないか。そんな希望的観測を抱く程になっていたけれど、その希望も ヒューホー、という甲高い口笛の音にかき消された)

・・・ッ!近い・・・!

(その音は非常に近い所から響いてきた。ぎゅっ、と羽織る襤褸布を掴む手指に力を入れて、そっと岩肌の壁から、奥の道を覗いて。 もし、ニンゲンが向こうからこちらに来るのならば、どこかに隠れるべきだろう。しかし、もしニンゲンが別のルートへ行くようであれば、一気に通り抜けるべきだ。それを判断するべく、少女はそっと奥を覗いて)

カイル > (気配を感じる。気の所為ではない。まだ誰か残っていたか。それとも奴隷の積み残しか??そう思考しながらあくまでも気配に気づいてないふりをして足を進める。このまま気配を消したとしても今まで散々、音を振りまいてるのだから逆に不自然だろう。とりあえずいつでも剣を震えるように意識だけはしながら口笛を吹く)

緊張しているな

(気配が近づくと緊張感が空気を介して伝わっていくように思える。そうして気配がぐっと強くなる。どうやらそこの道の奥のようだ。)

(観念しろ。なんて男はやすっぽい口を聞かなかったただ剣を強く岩へと叩きつけて衝撃を壁へと伝える。岩壁は震えて岩の小さな切片が天井からパラパラと落ちた、そうして気配を感じる方へと大刀を思い切り投げると大刀は深々と岩壁へと突き刺さって)

出てこいよ。遊ぼーゼ?

(男は口元から牙を覗かせるとニイと笑って)

フローディア > (まず襲いきたのは衝撃だ。 ギィィィィン・・・と、高く響く音が少女の身体を震わせた。その次にきたのはヒュオッ、という風を斬る音と共に投擲された大太刀だ。 それは数本、少女の髪の毛を持っていき・・・ズドン、と重い音を立てて奥の壁に突き刺さった。)

・・・っ

(ギリッ、と歯を噛みしめる。これ以上は隠れていられない。どうせ位置もバレてる。いつまでも身を隠していても、進展はない。

ぺた、ぺた・・・という裸足で歩く音が小さく鳴りながらその気配の主は彼の前に姿を現そう。全裸に、襤褸布を纏っただけ、というあまりにもみすぼらしい姿に、未だ光を失わない力強い緋色の目、そして白銀の髪と、それと同色の狼耳に、尻尾。ミレー族白狼種。詳しいものならば、そう呼ぶ狼の特徴を持った白い少女が男の前に姿を現して)

カイル > 何かと思ったらミレーのガキかよ?積み残しか?戦い以外じゃつかえねェ連中だぜ。全く。

(小さくため息をつけば手を頭へとやって首を左右に振った。拳を思い切り岩壁へと叩きつければ岩壁に大きなヒビが入る。こういった八つ当たりは男にとっては十八番だ)

どうした今までこそこそ隠れてたのか?隠れんぼがずいぶんとお得意みたいだな?逃げられると思ったんだろうがここでゲームオーバーだぜ。

(からからと笑ってみせれば裸に襤褸切れ。ちっ、あいつら女は身体を清潔に保たせないと金にならねェからまともな格好させろつってんのに。ことごとく戦い以外にゃ脳がねェなと男は考えたが、戦い以外に脳がないのは程度の差はあれ男も一緒だった。少女の白銀色の髪をぐっと掴むと顔を近づけて爬虫類のように無機質かつ凶悪さを孕んだ瞳で彼女の緋色を覗き込む)

怖ェか?あ?ほれ、黙ってちゃ状況はかわんねェぜ?
(少女を煽るようにそう口にすると薄笑いを浮かべ)

フローディア > (男がドゥン、と岩壁を思い切り叩けばその衝撃は少女までぴりぴりとした衝撃波として届くだろう。流石に少女に向けた攻撃ではないため、吹き飛ばされるようなことはないが、男の力の強さを肌で感じることになるだろう。)

・・・ちっ

(確かに、上手くいくんじゃないか・・・そんな錯覚はあった。けれど、現実は厳しいもので、今の状況はほぼ詰み、と言っていいような状態だ。洞穴はせまく、男の横を通り抜けられるような隙間もほぼなく、思わずたじ、と後ろに下がるけれど、すぐに背中は壁についてしまって。その状態で、髪を掴まれれば いつっ・・・!と、小さな悲鳴をあげて)

私を・・・どうする、つもり・・・?

(相手をにらみつけるだけの意思の強さと力は残っており、緋色の瞳で相手を射抜くようににらみつける。
相手と言葉を交わすことで、少しでもチャンスを探ろうとするか。相手の答えは恐らく・・・犯すか、殺すか。そのどちらかであるのだろうけれど。ニンゲンの賊なんて、大方そのどちらかだ、って聞く。彼だってそのどちらかであるのだろう。)

カイル > へェ、ここまでやってもそんな目ができんなんて面白ェやつだな。お前。

(ただのガキって訳ではなさそうだな。あいつら中々に面白い玩具を積み残していきやがったぜ。そう男は心中で考えながら、男は少女の髪を掴んだまま少女を岩壁へと押し付ける)

そうだな。皮を剥ぐっていうのはどうだ?最初に首の方へ切れ目いれてよォ

(そう口にすると彼女の鎖骨越しに尖った爪を滑らせる。)

んでだ、今度は胸の中心から腹んところまでゆっくり切って行くんだ。そんで、腹の下から今度は背中の方まで刃を進めて…

(男が爪をなぞらせた部分は男の鋭い爪で出血するには至らずともうす赤く痕がついて行き)

どうだ?生きたまま皮を剥がれるなんてなかなかねェ経験だろ??

(そう彼女へと問いかければさも愉快そうに笑った。ガキを脅すにしても陳腐な話だ。もっといい方法はなかったのかと自分ですら呆れる)

どうだ?それでいいか?自分の今後に興味があったんだろ?まあ、その前に楽しんでもいいな。(牙をのぞかせながらにいと笑えば彼女の顎に手をやって頬に唾液を孕んだ舌をすべらせて)

フローディア > いっ・・・!

(岩肌に身体を押し付けられて彼が少女の肉に爪を立て、切れ込みを入れていくならば、その白の少女は痛みに顔を歪めるか。我慢できない程の痛み、という訳ではないけれど、ぴりっ、と針で刺されるような小さな痛みはあった。)

・・・だめ。それは受け入れられない。私は・・・生きなくては、ならない。

(白狼としての誇りはある。けれど、それもすべて生きてこそ、である。泥水をすすってでも、今は生きなくてはいけない時代だ。これ以上、部族の数をへらす訳にはいかない。生きて、子を産み、育てなくてはならない・・・!ここで、死ぬ訳にはいかない。)

だから、命乞い・・・をします。どうか、見逃して。助けて。
そのためならば、あらゆる恥を、受けましょう。

(全身の皮を剥がされる、なぞされたらよくて長期の行動不能。悪ければ、再起不能。もしくは、死んでしまう。それは、受け入れられない。なんとしてでも。だから今は誇りなどかなぐりすてて、助からなければならない。例え惨めでも、この後、生きる為に・・・。

番でもない男に、肌を舐められる、なんて不快でしかないが、それでも、今は・・・。)

カイル > お前安易に命乞いしてるけど、死んだり生きたまま皮を剥がれるよりきつい事だって世の中にゃあたくさんあるんだぜ?

(男は彼女の紅を覗き込むようにすると吐息が彼女の顔を撫でる距離まで近づいて彼女の下腹部を手で撫でた、そして彼女の肩へと顔を置くと耳に口元を近づける。男の無精髭が彼女の頬へとチクチクとした刺激を与えるだろうか、そして男は襤褸切れをたくし上げて彼女の下腹部を露出させるとその下腹部を円を撫でるようにして撫でていく)

 じゃあ、お前を生かして、種付けして何度も何度も孕ませるというのはどうだ?ガキを作る道具になれば一人のミレーのガキから何人ものミレーのガキを増やせる訳だ。そんな状態になってもお前は生きていたいのかよ?生きていたいならそこまでして生に執着する理由はなんだ?

(男は彼女にそう問いかけては彼女の髪を掴んだまま首元へと口をやり首を牙を突き立てるようにして)

お前に死にたいって言わせんのも面白そうだな。

(そうつぶやくと喉を鳴らすようにして笑った)

フローディア > (彼に下腹部を撫でられるならば、ぞわぞわっ、と鳥肌が立っていくだろう。好きでもない男。認めていない男に、番でもない男。そんな男に肌に触れらられるのは、少女にとって不快でしかなく。
けれど、今は抵抗する訳にはいかない。襤褸切れをたくしあげられて、お腹を無造作に撫でられたとしても、今は、耐えなくてはならない。)

っ・・・、貴方が・・・それを望むのなら。
私は・・・私の部族を、復興させなくてはならない。子を産んで、育んで・・・もう一度。だから・・・こんな所では死ねない・・・!

(生きてさえいれば、チャンスはある。逃げるチャンスだってきっとあるだろう。認めていない男に孕まされる趣味なんてないけれど、今は従うしかない。

そして、首元に牙を立てられれば、痛みに顔を歪めるだろう。
そんなふうに彼に好きなようにもてあそばれて。でも、今は従うしか術はなく。)

カイル >  へえ、じゃあ俺の種で部族復興させてやるよ。俺んガキを生んでがんばって育ててもらうとすっかア。
はっ、死にてェって言い始めるのがいつか楽しみだな。

(首元に手をやると襤褸切れを引っ張って下へとずらしては少女の乳房を露出させては、乳房を乱暴に揉みしだいては片方の手を彼女の内股へとやる。ゴツゴツとした岩の塊のような印象の感触を彼女の肌へと与えて)

孕んだらすぐ次のガキ仕込んでやるからな。楽しみにしとけよなァ、ヒャハ!

(下碑た笑い声を上げて見せては、彼女の顔を手で掴んで両頬を両側から無理やり押しつぶすようにして口を開かせる。彼女の唇を包み込むように自らの唇で塞げば十分に唾液を孕んだ舌を彼女の口内へと押し込んで歯列にそって歯茎を舌先でなであげていく。彼女の舌へと自らの舌を絡ませていけばゆっくりと口を離して)

ほらガキを生みたいんだろ?俺が種つけてやるから横になって足ひらけよ。

(男はそう口にすると彼女の顔に塗られた唾液を舌先で舐め取るようにして)

フローディア > っ・・・!

(男の心無い言葉に少女は歯を食いしばり、悔しそうにしながらも耐えるだろう。今は耐える時。いくら悔しくても、殴りたくてもこの圧倒的不利な状態で反抗はできない。

そして、彼の手によって襤褸布を剥がされれば少女の実った胸を乱暴に揉みほぐされて、その少女の身体を思いやることのない乱暴な愛撫に、快楽など生まれようはずもなく。

彼の手によって強引に口を開かされれば狼のように鋭い犬歯が顕になるだろう。けれど、強引に口を開かされていれば彼の舌を食い破ることも許されず、彼の接吻を受け入れざるを得なくて。)

・・・。

(そして、足を開け。そう命じられればその硬い岩でできた床に寝転び、足を抱えてM字開脚の形で彼に秘所を向けよう。悔しそうに唇を噛み締めながらも、今は好きでもない男に身体を許すしかなくて。

――そして、その洞穴からはいつしか悲鳴と嬌声が響いてくるか。
それが止むのは何時になったか。少女の運命とは。
それを知るのは少女自身と、少女を食い物にした男のみとなって・・・。)

ご案内:「洞穴」からフローディアさんが去りました。
ご案内:「洞穴」からカイルさんが去りました。
ご案内:「錬金術師の工房」にアルクロゥさんが現れました。
アルクロゥ > 富裕地区の一角にある、とある建物。
外観は石造りの一般的な建築とあまり変わらないが、よく見れば小さな看板に錬金術師の工房だと示されている。

普段はほとんど客もなく暇なもので自分の研究や実験に明け暮れることの方が多いが、今夜はつい先ほどまで客が来ていたのでその相手をしてた所だった。
その客が帰った後にも部屋には香水の残り香が漂っていて、工房の主人である男は部屋の窓をいくつか開けて換気する。
そこから吹き込んでくる夜の風は新鮮で清々しくもあるが、やはりそろそろ肌寒い。

しばらくは我慢して空気が入れ替わったら暖炉に薪をくべ足して少し夜更かししようと思いながら、のそのそと辺りの後片付けを始めた。