2018/10/11 のログ
ご案内:「設定自由部屋」に闘技場 訓練場さんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」から闘技場 訓練場さんが去りました。
ご案内:「闘技場 訓練場」に闘技場 訓練場さんが現れました。
ご案内:「闘技場 訓練場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 闘技場の直ぐ傍に併設されている、訓練場。
訓練場と言っても、闘技場のそれ。平地で一対一が基本であるから、それに習って、或いはそういう名目で予算をケチって、その訓練場もただただ平らであるだけであった。

その中で、男が一人、剣を振っている。
何度も、何度も。繰り返し繰り返し、同じ動作。
上から下に、右から左に。
上から下に、右から左に。
幾らでも、何度でも繰り返す。
そして、何十何百と繰り返した後に、男は一度、剣を降ろした。

「ふぅ……取り敢えずこれで身体は温まったかな……」

そう言うと、一度休憩することにしたのか、訓練場の真ん中で一度座り込む。

「それにしても人がいないな……」

この時間帯は、奴隷達の強制訓練の時間外。
勿論それを狙ってクレスもこの訓練場を利用しているのだが。

「やれやれ、せめて一人ぐらい居てくれたほうが、張り合いもあるんだけどな――」

クレス・ローベルク > 休憩を終えると、再び剣を握り、今度は素振りではなく足さばきの練習を始める。

左、正面、右にステップして一振り。
右、左、正面にステップして一振り。
右、正面、右、左、右、正面にステップして一振り。
正面、一振り、右、左、そこから側面に回り込む様にして一振り。

様々なパターンの機動を行い、自らに染み込ませていく。
時には、後方宙返りからの一振りなどの、パフォーマンスじみた技も使いつつ。

クレス・ローベルク > 「っ、と」

それを再び数十回やった後、クレスは再び止まる。
取り敢えず、これで足さばきの練習は終わりらしい。
そして、今度は剣を納めて、素手の練習。
これも再び、同じことを繰り返すだけの単調なものだ。

「もっとこう、見栄えのする練習とか無いもんかな……」

そんな物は存在しないということは彼自信がよく知っているが。
しかし、これはとても客を取れるような物ではないなと思いつつ、正拳突きの練習をする。

基本は右左を交互に、一、二、三のリズム。
ときに、一の段階で二回撃ったり、一、受け、三、等の動きも混ぜたり、一、二の段階で突きではなく掴みかかる動作なども行う。

クレス・ローベルク > 「うん、取り敢えず、練習はこんなもんで良いかな……」

本当は蹴りや投げ、受け身の練習などもしたいが、急に色々な事をいっぺんにやるのは逆効果だ。
一日ずつ、メニューを変えて練習すること。それは、効率面だけではなく、面白みという点でも大事なことだ。

「まあ、組手は趣味でやってるから何時何時でもやりたいんだけど……人居ないからなあ……」

クレス・ローベルク > 「ま、良いや。そんじゃ着替えてからご飯食べに行こう。肉と魚どっちにしようかなあ……」

そう言うと、その場を後にした。

ご案内:「闘技場 訓練場」からクレス・ローベルクさんが去りました。