2018/06/06 のログ
■ヴィクトール > 微笑む姿にマジだと微笑み返しつつ、続く言葉に頷いていく。
そうそうというように頷いたのは仕事の行までであり、その先の部分は、ん? と眉が跳ね上がっていく。
先程までの話で、隊長=集落の長と思われたのだろう。
クツクツと笑いながら緩く頭を振れば、約束を求める薄緑の瞳を見つめ返した。
「俺は集落のリーダーじゃねぇよ、それは兄貴だ。最近は秘書の娘が兼任しちまってるけどな。俺と歩きてぇんなら、仕事についてこいよ。ヤバすぎねぇ仕事なら、タピオカもついてこれるだろうしよ」
流石にシェンヤンの軍勢に奇襲を仕掛けるだとか、危なっかしいものを除くなら、大体は山賊やらを退治たり、里に降りてくる獣を倒したりと、雑用も多い。
山道も川辺も歩けば、海を渡ることもある仕事に軽く誘いかけながらも、今は彼女を欲してやまない。
「だってよ、張り付いてるみてぇだしな。いっその事、張り付いて透けちまうようなの穿かせたくなってくるぜ?」
言葉に恥じらい、真っ赤に染まる頬。
そして蕩けていくようにも見える表情を見つめながら、じっとショーツとそれが食い込む股座を見つめ続ける。
視線が針のようにクレパスや太腿を貫く中、実際の指先が股ぐらをなぞりあげる。
少年の様に引き締まった下腹部ではあるが、感触を堪能するように、ぐっと顔を押し付ければ少女らしい柔らかさと絹肌を感じられる。
すりすりと頬を擦り付け、そして舌先が臍の窪みをほじくり返す。
ぬちゅ、くちゅと水音を響かせながら奥へ奥へと舌先を潜り込ませていけば、擽ったさが快楽に交じるだろうか。
手が震え、指先が緩みそうになっても愛撫は変わらない。
ショーツの薄布の奥から感じる柔らかさは心地よく、クレパスをなぞるに連れ、なぞるのではなくその肉をぷにっとつまみ上げるようになる。
少々病みつきになりそうな感触を楽しみながらも、肉粒を押しつぶすと甘い悲鳴が溢れた。
ニヤッと笑いながらその顔を見上げると、強く押しつぶそうとするときもあれば、するっと撫で抜ける時もありと、緩急で快楽の波を深めようとする。
「でもよ、こんなひらひらだと簡単に捲れちまうぜ? ……それと、誘うみたいに腰まで振ってるしな」
見えるはずがないといいたげな言葉だが、言われるまでどれだけ意識していただろうか?
していたならきっと、もう少し大人しいスカートにしていただろう。
動きやすさと共にその下の花園を無邪気に覗かせていたと思えば、羞恥を植え付けてしまいたいと意地悪な声は重なる。
先程から指にお強請りするように腰を揺らすのに気づかぬはずもなく、ニヤッと意地悪な笑みで薄緑の瞳を覗き込んだ。
柔らかに縦筋が歪んでいくと、おぉ と言いたげに唇が半開きになり、まじまじと見つめてしまう。
さまよう視線、そして表情が崩れれば、視線の先を追いかける。
自身の股座、その変化に反応したのだろうと思えば可愛い奴だと呟き、頬の代わりに股座をするっとなで上げていった。
「前に食わせてもらった時そうだけどよ、見られてぇってところあるよな?」
ボディアクセサリーのときの声も、確りと覚えている。
見られたいと自慢されたいと言いたげな声、甘い被虐に蕩ける表情。
その記憶を突っつきながら、ふいにスカートの部分に手を伸ばすと、器用にも腰の部分に布地を巻き取っていく。
くるくると数回おるように腰の部分を回せば、垂れ下がっていた長い部分も短くなるだろう。
少し動けば張り付くように密着したショーツが覗けてしまう様な姿。
立ち上がり、その身体を引っ張り寄せるようにして姿見の前へ連れ出すと、背後から抱きしめる。
ガチガチにそそり立つ肉棒を尻肉の谷間に埋め、脈動を伝えつつも改めて彼女の手にスカートの裾を握らせていく。
その合間、来るまでの合間背負っていた剣の方へと視線を向ければ、立てかけられていたそれに掌を翳す。
魔力を注ぐと、そこに括り付けられていた黒革のポーチが弾けるようにこちらに飛んでくる。
パシッとキャッチすれば、その中から取り出したのは紙袋に収まる衣装らしきものだ。
「丁度ここの店の系列店でよ、好きそうだなって思った服買ってよ。砂漠んところの妾が王様誘惑すんのと一緒に、エロい格好で戦って男を油断させるんだとさ」
先日、同じ街にいて擦れ違った事を知らない日。
何気なく立ち寄った店の中にあったのは、彼女に着せれば絵になるだろうと思ったものだった。
服、というよりは装飾に近く、玩具を取り扱う店でも魅せるためのモノとして陳列されていたぐらいだ。
スカートの裾の代わりに、その紙袋を掌に落としていく。
着てみてくれと囁き、離れ際にむにゅりと可愛らしい臀部を鷲掴みにして悪戯していく。
中には上下の衣装が収められている。
ベアトップ状の上着はかなり透け感の強い白レースで編まれており、そこに連なる袖もひらひらと腕を包みつつも、肩を晒すデザイン。
そのまま袖を通せば、乳房の丸みも、その頂点も目を凝らせば見えてしまいそうな際どいものだ。
スカート部分も、ヒップスカーフと呼ばれるような裾の短いもので、斜めに傾いた布地も股座を晒しやすいデザインとなる。
こちらも白色のレースが幾つも重なり合い、その上に金色のコインとチェーンを連ねた飾りが幾つも施されていた。
見たことがあるなら、砂漠の踊り子のような衣装ではあるが、白と透け感の強さは明らかに男を誘うもの。
着替え終わったら教えてくれなと告げ、彼は手近な椅子を跨ぐように座りながら背中を向けていた。
■タピオカ > 「えっと……。そっか。ごめんなさい、勘違いしてたよ。
お仕事に?……じゃあ、ついてくよ!
今日は、恥ずかしいとこ見せちゃったけど。ほんとの僕の実力、見せるんだから!」
笑いながら訂正をする彼に、恥ずかしい勘違いをしてたみたい。身を縮ませて赤くなっていたらお仕事に誘われて、今度はぱあっと顔色が明るくなる。剣の腕に覚えはあるし、野外活動ならもっと慣れているから。大きく頷いて笑ってみせ。
「ゆるいと……、むずむずするから……。ぴったり合うのがよくて……。
透けてるの……。
うう。へんなこと、……いっちゃやだ……っ。
……あっ、……あああ……。ふぁ……、ふぁあぁぁ……。
んぅぅ……、あっ、……うぅぅ……っ、ヴィクトールぅぅ……っ」
どこか言い訳みたいに、スカートをたくしあげたままで恥丘に張り付いたショーツをおろおろ揺らして呟く。いやらしい春売りが腰を覆うよな透けショーツの話に及べば、彼の視界の中ですけすけになってしまった股座を想像してしまって。余計にその下腹部を熱くしてしまうのだった。お臍への舌技、「あははっ!」と普段なら笑い転げてしまう刺激も今は情交の前戯になっていて。下腹部を強張らせて踵が浮き沈み、床をとん、とん。打つ音。お臍を唾液に塗られながら、クレパスをつままれたとたんに思わず彼の名を呼ぶ甘い声。肉粒がびくびく、その内側におさまっていた白い剥き身が顔をもたげる微かな振動が、緩急のされるがまま喘いでいて。
スカートの奥が熱気と甘い雌の汗の湿り気に覆われていく。
「ぃ……、ひっ……、……、ふっ、……はっ、……ァ……、うぅ……。
ちがうよおっ……、誘って、……、なんか……っ。
――~~~~~~~ッッ!?」
ゆらゆら、ダイラスの港近くで小舟を漕ぐように腰が揺れている。
彼の手の中ではしたなく揺らしてしまっている。敏感な場所に下着ごしに撫でられ、
時々背中がひきつって双肩が鋭く跳ね上がる。跳ねるとき、やはり短く細い呼気が上擦って甘い鼻息がこぼれる。股座を撫でられたときに顎を上向きにして開いた唇。
腰を振って誘ってなんかいない、と強情を張るけれど。潤いが増す瞳や下がり気味な眉尻では説得力がなかった。「見られてぇってところあるよな?」――彼の指摘は恥ずかしいほどに図星をついて。そのとおりとは口に出せないものの、耳裏まで真っ赤になりながら唇をパクパク開閉させる様子で事の真偽は十分彼に伝えられるだろう。その言葉とともに、熱くなってしまった股座からちいさな蜜汁の染みがクレパスの中央に小さく広がった。
「はあっ……、はあっ……、はあっ……。っ……ぁああっ……!?
ヴィクトールの、……おっきいのが……、はっ、……、僕のお尻に……、あたってっ……っ!
――わっ!」
被虐の酒精にでも酔ったよな顔つきになりながら、スカートはかろうじて太腿を覆うほどにさせられてしまった。恥ずかしそうに、そして、スカートを短くアレンジされてしまうのが嬉しそうに顔をうつむかせて。姿見の前で抱きしめられて熱っぽい息を繰り返す。そそり立った雄の気配を小尻のまろみに押し付ける状態で確かめさせられて甘い声で呻いた。そうされると興奮で声を上擦らせ、驚きと悦びで悶た尻肉がくっ、くっ、と力がこもってえくぼが浮き。布地ごしに亀頭を撫でてしまう結果に。
腕利きの隊長は奇術師でもあったのかとばかり、魔法で寄せられたポーチに驚く声。
「買ってくれてたんだ……。えへ……。嬉しいな。ありがと。
えっちなカッコ……で……?――きゃん!?」
知らないうちに彼が服を用意してくれていたんだと知れば、火照ったままの顔と身体で嬉しそうに笑みを零してお礼を告げる。続く台詞に、やはり気恥ずかしそうにしながら紙袋を受け取って。臀部を悪戯されてその手が大きく震えて、へんな声がでてしまった。服のプレゼントに気をとられていたからで。もっと正確に言うと、覗いただけでそれがどんなにえっちで……、密かに、淫らな衣装を着てみたい、彼の気を惹いてみたいと思っていた願望が叶うものだと知れたからで。
「その……。ヴィクトール。……着替えてみたよ。
生地もよくて、着心地もすべすべして気持ちいい。可愛いくて……、えっちなデザイン……。
着てるだけで……、どきどきしてきちゃう……。
ねえ、ヴィクトール……。
……おうさま……。どう……かな……?」
広い背中を向けた彼の後ろで、しばらく衣擦れの音がして。
やがておずおずとかかる声。紫色の媚薬の香りと、天蓋付きのベッドが並ぶ後宮の背景がよく似合うベリーダンサーとなった遊牧民が危うい股座を気にして、なよなよと腰を揺すって股座を隠そうとしながらそこに居て。彼の顔を伺うように瞳を見上げる。砂漠の妾となりきって彼を王と呼ぶ戯れで照れ隠ししながら。故郷でよく踊った、剣の舞いのポーズをとってみる。
片足で立ち、もう片足の踵を膝につけ。両手を差し伸べ、三日月のように腕を伸ばし、指先を反らした。ゆるく首を傾けると、頬を赤くしたままそっと微笑んでみせ。開いた内股からちらりとだけショーツが覗き、頂点が浮きあがるのを際立たせたままの胸元を半ばほどまで晒し。
ご案内:「湾港都市ダイラス エスニックなホテルルーム」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「湾港都市ダイラス エスニックなホテルルーム」からヴィクトールさんが去りました。
ご案内:「湾港都市ダイラス エスニックなホテルルーム」にタピオカさんが現れました。
ご案内:「湾港都市ダイラス エスニックなホテルルーム」にヴィクトールさんが現れました。
■ヴィクトール > 気にすんなと言うように微笑んで見せると、誘う言葉に反応する姿は、まるで褒めてもらった子供のように分かりやすい。
可愛い奴だと思いながら、期待しとくぜと微笑みで頷いていく。
「ほぉ~……やっぱ張り付いて、透けちまうようなヤツの方が収まりいいんじゃねぇか?」
気になって仕方ないかもしれねぇけどと、意地悪な言葉を重ねてクツクツと笑う。
言い訳じみた言葉に追い打つような意地悪を囁やけば、舌先と指先の愛撫が徐々に彼女を快楽へ押し鎮める。
陰裂が薄っすらと盛り上がるような柔らかな部分の感触を、指先が確かめるように何度もむにゅむにゅとつまみ上げていく。
陰核もその振動で擦れていき、少しずつショーツにしっとりとした湿り気が溜まるのが分かるも、今はニヤニヤと笑うだけでその感触を楽しみ続けた。
「どうだかなぁ? ははっ、図星ってか……いいと思うぜ? 見られて、愛でられて、可愛がられて…女ってのは綺麗になるっていうしよ」
ゆらゆらと揺れる腰を追いかけるように、掌がクレパスをなぞっていく。
徐々に身体が跳ね上がるような反応が浮かび始め、まるで快楽に堪えるように熱を帯びた吐息だけが溢れた。
快楽を求める事を恥と見る姿にこちらも煽られ、ねちっこく湿り気の濃いラインを押し込むようになぞってしまう。
そんな中囁いた一言が心に直撃するなら、クツクツと笑いながらも湿り気が濃くなった部分を指で押し込んだ。
くちゅっと蜜が絞り出されるように、何度も押し込み、指を埋めながら唇を耳元へ寄せて囁く。
恥を晒して興奮し、愛されて求めて、可愛がられて心を高鳴らす。
女を女らしくさせる胎内の麻薬が溢れ出れば出るほど、身体を牝として成長させる。
それを望むように、喘げ と小さく、そして低く重たく囁くのも、被虐とともに本性を煽るためだろう。
たっぷりと快楽の熱をともした後、さらなる羞恥を浴びせるべく鏡の前へ。
裾を短くしたのも、鏡ごしに見つめるのも興奮を強めるようなら遠慮なく臀部に肉棒を押し当てた。
甘い声と共に、もっともっとと求めるように尻の筋が動くなら、その隙間を割り開くように亀頭を布地越しに押し込む。
菊座に入り込むこともなく、尻の谷間で存在が熱く固く伝わるだけだが、欲を煽るに十分だろう。
「この間ダイラスに来たときにな、タピオカに着せたら絵になりそうだと思ってよ。お礼は……いい艶姿で頼むぜ?」
褐色肌に掛かる薄っすらとした赤色、微笑みも恥じらい混じり。
本能は最早、彼女を犯したいと言わんばかりに分身に血を送り込み、ビキっと皮が突っ張る感触が痛みとなって走るぐらいだ。
高ぶらせた分だけ快楽は深まる、だからもっと彼女を彩りたいと我慢しながら尻肉をイタズラしてから離れていった。
背中越しに聞こえる衣擦れの音、白レースで作り上げたような服は絹でも織り込んであるのか、サラリと肌を滑っていく。
チューブトップの様に胸元を包む布地も、ニップルを傷つけないように縫い目の合間に引っかかても、コリッと淡く弾きながら滑り抜けるだろう。
ひらひらとした長い袖は目を引くためのモノでもあり、その下に刃を隠しても気付かれないようにというのもあるのだとか。
呼びかけに振り返った今は、王に使える守護者としてではない。
その遺伝子を次へつなぐために身を捧ぐ、妖艶な妾として舞う幼い少女がそこにいた。
「……スゲェ似合ってる、マジでスゲェ…エロいっつか、可愛いつか……堪んねぇ…っ」
途切れがちな声で呼びかける彼女は、普段よりも女としての一面を強く感じさせられる。
股座を隠そうと腰を揺らす姿も、まるで誘うかのように厭らしく見えた。
喉を再び鳴らしてしまうほどの出来栄えに、身体が小さく震えたのは己の中の獣が今にも飛び出しそうだったから。
じっと金色の瞳が食い入る様に視線を送り、語彙力不足の褒め言葉と共に真剣といった様子で見つめ続ける。
そんな中、格好に合わせるかのようなポーズが作られていく。
剣舞の一つだろうか、体幹の良さを示すように片足でバランスを保ちながら、両手が三日月を象る。
反対の足が上がっていけば、張り付く薄青のショーツがちらりと見えていき、乳房に至っては後少しで見えてしまいそうなほど。
パツンと脳内で何かが千切れ飛んだような感触を覚えると、椅子から立ち上がる。
無言のまま、その身体へと近づくと抱き寄せて唇を貪った。
上から降らせるように幾度も唇を啄み、重ね合わせながら下腹部にガチガチの亀頭を押し当て、指は覗けていた股座に押し当てられる。
煽るような愛撫ではなく、湿った部分を小刻みに押し込む、爪先で肉芽を幾度も弾く激しい愛撫。
何を言うでもなくその姿にがっついていくと、たりねぇと囁きながら唇が離れた。
抱き上げ、横抱きの身体をベッドへ転がしていくと、彼もベッドの上へ。
荒くなった息を繰り返しつつ、じっと見つめながら上着のボタンを解いて引き締まった上半身を晒す。
下肢も同様に、ズボンを脱ぎ捨て、反り返った肉棒が凶器ともいえよう長さと太さを見せる。
とろとろと先走りを溢しながら覆いかぶさると、額や頬へキスをしつつ、その掌を自身の分身へ導いていった。
■タピオカ > 張り付く薄い下着から、自分の桃色の部分を、その割れ目を晒している様子を思わず考えてしまう。扇情的なデザインのショーツを店先で見た事ぐらいならあって。自分とは縁の無いものだとすぐに目を別の場所に移していたから、意地悪な彼の言葉がそんな淫らな夜の下着と自分自身とを結びつける。それは頬が赤らむ思いだったけれど、なぜだか少しばかり嬉しかった。
だから、気恥ずかしさにうつむいたままでもそっとこう尋ねる。
「そういうの……、僕が身につけたら……。
ヴィクトールは……、どきどき……してくれる……?
――僕……、そういうの、よくわからなくて……。
でも……、きれいには……なってみたい……。……っ、……あぁっ……。
だから……、ヴィクトールに……、たくさん見られて、……、可愛がられて……みたい……。
恥ずかしい、けど……。
うっ、……んぃいいっ……!……っはあっ、……はあっ……!
おしこんだらぁぁっ……、お汁、……こぼれちゃう……ぅぅっ……!」
冒険者ギルドでも、自分自身でも。女として雌として扱われたり扱ってもらうのは少し苦手で。
けれど、それがとても嬉しくて。その葛藤の中で恥ずかしそうに頬を赤く腫らしたまま、小声でぽつりぽつりと。彼によって雌と躾けてほしいとおねだり。湿り気のラインをなぞられて、思わず揺らす尻たぶも、ひくついて奥から蜜の滲み出る股座も、それぞれの表現で彼へおねだりを重ねた。
鏡の前の自分は、間違いなく自分なのに。裾も短いスカートに赤くなった褐色の雌がそこに居て。それだけでも奇妙な興奮が胸の裏をよぎるのに、その背後で肉棒が小尻をなじりまわす彼の姿。欲にあてられ、とく、とく、とく、とく……。胸の鼓動がはやまっていくのを感じる。
は、は、は……。小さく開いた唇の中、白い歯の隙間から熱っぽい呼気が出たり入ったりと音を鳴らした。
「ヴィクトールの、……熱くなったの、お尻にあてられたら……、はっ、……はっ……、
僕……、興奮……しちゃった……。……っ。
あは……。艶姿って、おとなっぽい言葉……。……えへへ。期待してて……!」
お尻から離れていった肉の圧力も名残惜し気に、少しの間小さく喉を動かし続けていた。
衣装を受け取ると、相手の物言いにくすっと微笑んで。着替えにかかる。
着慣れないその衣服、繊細なレース模様も袖を通すと気持ちが高まっていく。
まるで本当に子種を授かろうと身繕いに念を入れる踊り子になったみたいで心地よかった。
縫い目の硬いところが乳首に弾け、「ぁ」とかすかに息が漏れ。
「ありがと、おうさま……。
ふふっ。そんなに見られたら恥ずかしいよ……、でも、……ちょっとうれしい……。
僕、これでも小さな頃からよく踊ってたんだ。火をかこんだ時とか、朝日のなかで。こんな風に。
――ぁ!……んっ……、ぅーっ!……、ぅぅっ……!
っ……、っはああっ!……はっ……はっ……うぅうううう……っ!」
彼が身体をほのかに震わせた様子を見たら、ぱぁぁ……。頬に薔薇色が咲くように赤くなった。
かたどった三日月を、腕を動かして砂時計やたなびく風のようにして少しだけ舞踊をふむ。
身体が動くたび、ゆら、ゆら。ヒップスカートの裾野の透かしが儚げに動き、隙間からショーツの青色が大きくなり小さくなり。そんな風に見え隠れして彼の視線を誘い。
――抱き寄せられて、全身がぶるっと悶える。唇を荒らされると瞳が潤んで細められ、
おなかに触れる亀頭や股座をつりあげる指の動きで青地に黒く愛液が広がるショーツ。
「はあっ……はあっ……はあっ……!ヴィクトールぅ……っ。
ひゃ……、ああぁぁ……!ヴィクトールの、こんなになって……っ!
あぁっ、……、ああっ、……はあぁぁ、……とってもかたくて……、熱くなってる……っ!」
ベッドへ転がると、広がった裾や短い銀髪がぱっと花を散らすよにシーツに広がる。
露わになったたくましい雄の胸板に、呼気が荒ぶって肩の動きが忙しなくなる。
反り返った、彼の背負う大剣じみた巨根を目にすると目を丸くして。口元もぱくぱく、驚きに声も震える。彼の大きな影に覆われながら、掌に触れる相手の分身。その熱にいっそう呼気は早くなり、睫毛が何度も跳ね。
■ヴィクトール > 「そらな、ドキドキつぅかムラっと……」
ぽつぽつと紡がれていく、彼女の奥に潜んでいた欲求。
恥じらいに俯いたまま紡がれるのは、彼からすれば諦めていた夢でも聞いているかのように思える。
元気で純真無垢で、少女のように可憐さを気取ることもない。
けれど、女の子と見られないことで煩わしさから開放された反面、そこへ近づけないと思っていたかのように聞こえる。
あの夜も、今も。
目の前の彼女を女として求め、牝として貪る自身の雄々しい部分。
それが彼女の初めてを促したと思えば、にぃっと口角を上げて笑っていく。
「してやるよ、俺がタピオカを女にして……その初めてを食い尽くしてやるぜ?」
いまでも十分女になっているが、もっともっと彼女らしい女の一面が出来上がったらどうなるか?
それを欲して濡れた部分をグリグリと押しつぶすように食い込ませてから、指が離れていく。
つぅっと水飴の糸引きが一つ、垂れ落ちていくのを見せつけるように伸ばしていき、ぷつりと途切れたそれを口に運んで水音と共に舐め取っていった。
鏡の前で囁いた言葉も、彼女の発情を深めていく。
「顔も真っ赤だけど、いい感じに身体も熱いしな……俺もだ」
部屋に入る前の姿とは全く違う、盛った姿を鏡越しにじっと見つめてから離れていく。
期待してという声には、勿論というように頷いているのが見えただろう。
「ほぉ~……じゃあ、今度からは俺を誘う踊りだな…?」
衣擦れの音の後、現れた愛らしくも艷やかな踊り子に目は釘付け。
恥らうに頬を赤らめながらも、嬉しそうにも見える表情の子供っぽさが何とも可愛らしい。
彼女の言葉に何度か頷くように頭を揺らすと、意地悪な言葉で思い出を少し卑猥に汚してしまう。
幼さ残る彼女の舞踊はスカートを揺らす度に、ショーツが見え隠れしながらも、そのリズムを刻むようにコインが鳴り響く。
スカート部分の上に編まれた金色の飾り鎖、そして飾り玉の先にはコイン状の飾り。
しゃん、しゃん、と鈴の音の様に音を鳴り響かせるのは、腰の動きをメロディに変えていく。
見た目華やかな飾りも、元々は男を誘うための綺羅びやかな淫具といったところか。
「そりゃ、さっきからずっと我慢してんだぜ…? それにあんなエロいポーズ取られてみろよ……我慢きかねぇよ、だから……わりぃ、もう入れてぇ」
ベッドに転がすと、銀糸の美しさもあって、幼い妾の少女でも攫ってきたかのように思わされる。
普段とは違う、白と褐色肌の両方が映える衣装をじっと見つめながら服を脱ぎ捨てる。
縫い跡が細かく残る胸板や脇腹、引き締まった両椀も同様で、戦う男の体つき。
太腿からつま先にかけても同様に、浅黒い肌が引き締まった筋の上にまとわりつく。
赤子の腕を括り付けたかのような肉棒を彼女へ握らせつつ、雄々しさに盛る彼女の首筋にしゃぶりついた。
つぅっと舌先で動脈をなぞりあげ、吸い付き、じゅぐっと歯を甘く立てて鬱血を刻む。
赤い花びらを散らすように爪痕刻みながら、興奮に止まる掌ごと股座へ肉棒を導く。
蜜を吸い込み、色がくすむショーツに指先を引っ掛けると、ぐいっと横にずらして割れ目を顕にしていった。
言葉通り、我慢が効かぬ今、割れ目に亀頭を擦り付けると腰を擦り付けるように密着させながら押し込もうとする。
濡れ具合を確かめるように、徐々に押し込んでは引いて、更に押し込んでは引いてと繰り返す。
荒い息と共に繰り返した後…行くぞと一言囁やけば、ずんっと一気に根本まで押し込もうとする。
奥底の仔袋の入り口を、ゴリッと刳りあげるような一突きで、少女の胎内を目一杯広げるだろう。
■タピオカ > 「うれしいよお……ヴィクトール……。
僕……、ヴィクトールといるとね……。
今までじゃない自分になれて……、とってもいい気分になる……。
自分が、……その、生まれ変わるみたいな……。
恥ずかしくて、少し怖いけど……、夢、見てる気分……。」
雄となった彼に、雌となった自分を食い尽くしてもらえる。
それはひどく甘美な居心地だった。とろん、と目尻がほぐれると勢いや元気はなりをひそめてしおらしげな声音になった。
ムードのある部屋にふたりきりでいること、彼と自分が、お互いの性に触れていることで
普段は人に話さない心の内が開けていく。おとなしい語調でも、そのどこかにはしゃぐ気分が潜む。そんな声で告げると、ふっと笑みを浮かべ。
自分の雌汁で濡れた指先が水飴の糸引きを示すのを見て、その笑みが羞恥に変わる。
その羞恥は、彼の口にその水飴が舐められる事でさらに深い羞恥となって赤味を濃くした。
「僕のお汁……舐められるの恥ずかしい……」少し唇尖らせる風にうつむいて。恥ずかしがるのに、体温が上がるのがすぐそばにいる彼に伝わる。
「あは……っ。僕の夜の踊りなら……、いつでも見せてあげるよ。僕のおうさま。
おうさまのこと……、えっちに誘っちゃうよ……?」
伸ばした腕を指先まで丁寧に伸ばす。身体の芯よりも、まるで指先で踊るように。
前に伸ばした右の足首の側面で床を撫でてから、膝を曲げると片足で飛び。半回転の後、頭上で両手を組んだまま腰を小尻を突き出し左右に揺さぶる。
コインの飾りが鳴る音が楽しい。少しだけ童心に戻ったような様子で腰を踊らせ、後ろを振り返りながら、にーっ、と子供の顔で笑う。そして、そのまま悪戯っぽく微笑むと高く腰を掲げて片手でショーツが見えるギリギリまでフレアをたくし上げて。瞬時にスカートを落としては刹那の情欲を誘って。彼と向き直る。
「我慢……してくれてたの……?えへへ……。僕も……、ほんとは胸のどきどき止まらなくて……。大きくて強いヴィクトールに抱いてもらえるって思うと、きゅんって胸がすくんじゃってるの……。いいよ……ヴィクトール。……、僕のなかに……はいってきて……?」
春売りの女の子のように、男の人を滑らかに誘えないから。
ずっと我慢してた、の言葉が嬉しかった。彼の裸は包容力と燃えるような力に満ちていて、浅黒い肌は連なる山脈だった。その影で嬉しそうに瞳を細めて頬を染め。
手にある、自分の指の輪では届かないほどの太い亀頭を愛おしそうに撫でて、張った鰓に細い指を絡ませる。
「はっ、……っあ……!っ……あ、……っ……ああ……。
ぞくって……、なっちゃう、……うううう……っ!
しるし……、ついちゃった……。うれしい……。
――はあっ……、はぁ……。僕を……奪って……。女の子に……、してっ……!
ああっ、ああっ、ヴィク……、トール……、――ふにぁああああっ!あーーーっ!あーーーー!」
しゃぶられる首筋が、ぶるぶるっ!唾液まみれのまま首筋を浮かして気持ちよさそうに強張った。彼のしるしが刻まれる悦び。顎を上向きにしながら、甘い鼻息もらして。
ショーツが脇にそれて、そこはすでに濡れそぼった雌の桃色の小孔になっていた。
奥へ続く潤んだ肉珊瑚が、浅い部位を押し込まれて吐息が興奮した。甘いお強請りしながら、彼の太い腕をひしっと掴んで瞳を潤ませ。――子袋が彼の形に強く押し開かれる。はしたない悲鳴を上げて首が強く曲がり、ついで反対側を向いて顎を突き上げる。
両手でやわやわと押し揉むような膣の入り口の感触から、雌の奥を貫かれて動揺し、
激しく食いつくような密着に変わる。ひくひく、嬉しそうに蠢くのはどこか幼い、青い芯の残った膣のつるつるとした肉壁。巨根の大きさに下腹部に薄く浮き上がる亀頭。
■ヴィクトール > 熱に蕩けるグリーンアメジストが、そのままカクテルの様に解けてしまいそうにすら見える。
しおらしい声と共に、甘くお強請りするような心地よい音色。
その落差も、男の心をくすぐるアクセントとなって身体を密着させる。
「女になっていくってことだろうな、もっと女の子しまくって楽しみゃいい」
女についてをまだ知らなかった少女が、戸惑いながら受け止めていくのも。
年上の男に可愛がられて、性を堪能しながら女になっていくのも。
今でしか感じられない一瞬だろうと思えば、微笑みに楽しめと笑う。
悪戯に恥ずかしそうにうつむくなら、じっと見つめて全てが熱に変わっていった。
「王様ってぇ柄じゃねぇけど……こんなの見せてもらえるなら、悪かねぇな」
足刀が水面を撫でるように床を滑っていき、片足飛びからの反転。
猫のような靭やかな体幹を見せつける舞だけでなく、腰を揺らして誘う動きもあったりと目を楽しませる。
艶っぽくも時に美しさを見せる動きに、少し目元の力が抜けていく。
あまり芸術というものは分からない男だが、女体の綺麗な動きは何処と無くエロいのだと感覚で思い知る。
子供っぽい微笑みの不意打ちに、悪戯する子供へ向けるような眉をひそめた笑みを見せる。
その逆に、スカートの下を誘うような指の動きと、腰の動きには少し顔が前のめり気味になるように見るのは、男の性だろう。
「ったりめーだ……入ってすぐ、がっついちゃ…雰囲気楽しめねぇだろ?」
彼女を女として饗して、異国へ連れてきたような室内の雰囲気に酔いしれる。
その間を大切にしろというのは兄の受け売りだが、こうして出来上がった彼女の様子を見ればその甲斐あったと思うものだ。
苦笑いを浮かべながら答えつつ、ベッドの上でその身体を重ねていく。
大きくて強い、そのフレーズも怖がられやすいものだが、彼女がときめくのなら悪くない。
嬉しい限りだぜと囁きながら口角を上げると、首筋に唇を寄せていった。
「っ……は、こっちも……タピオカの手…すべすべしてていいぜ…気持ちいい…」
褐色肌の掌が亀頭からエラの様に膨れた傘にまで重なり、指が絡みつく。
その感触の心地よさと、自分とは異なる体温は甘い刺激となって、指にとぷっと先走りを吐き出していった。
別の生き物の様に幾度も脈打つ肉棒は、物足りないというように痙攣を大きくする。
そんな中、首筋への甘噛みを繰り返せば、褐色肌にも赤いラインが幾つも残っていく。
時間が立てば消えてしまう爪痕かもしれないが、それ以上に彼女の心へ自身を刻み込むようにじゅぅっと吸い付いて真紅を差し込んでいった。
「この間みたいに、乳首もクリも飾り立てちまおうか? ――っ、すっげ…ぇギチギチ、痛かったら……言えよ…っ」
ボディアクセサリーで乳首と肉芽を飾り立てた時も、自分のものと爪痕を刻まれた瞬間に興奮していた。
甘く組み敷かれるのが本能から盛るのかもしれないと思いながらも、今はその身体に貪りつく。
ずんっと一気に押し込んだ肉棒は、柔らかな肉襞がぴったりと絡みつき、突起の少ない未発達さを感じる胎内を全て伝えてくる。
擦るというよりは、擦り付けるというように、つるつるとした膣壁の合間に亀頭を滑らせ、ごつごつと子宮口を小突き上げる。
腹をぐっと引っ込ませるようにして腰を丸め、膣内へ水平に肉棒をピストンさせていく。
じゅぐ、じゅくっと蜜を掻き出すようにして幾度も貫きながら、彼女の両手を自身の両手と重ね合わせた。
恋人つなぎのように手のひらを合わせ、シーツに押し沈めながら瞳を閉ざす。
気持ちいいにひたすらにのめり込むように夢中になり、自身のペースで動くそれは、膣内を使って肉棒を扱くかの様。
浅く早い呼吸を繰り返しながら、ポタポタと油の少ない汗がしずくとなって彼女の胸元にこぼれ落ちる。
彼女に構いながら快楽を貪る余裕を失い、怖がらないようにと甘く手を重ねる。
ぐっと幾度も膨れた下腹部を亀頭が押し上げ、溢れる先走りを光に交えながら奥へ奥へ亀頭を押し付けていった。