2018/05/21 のログ
ケラノス > 「…よし、セレナ。お前が俺をどう思ってるかよく分かった。後で”お仕置き”な。」

と、セレナの耳元でボソリ、と囁いてから彼女の腰を抱く手を一瞬強くしたとか何とか。

さて、支えろと言われれば勿論支えよう。こちらに背を預ける形の吸血姫様に腕を回し、彼女のお腹辺りで交差させるように抱いて密着。
…しかし、この高さと勢いだとビキニ…ポロリしねぇかな、とかフと思う。
まぁ、それはそれとして勢いをつけてスタート。一気に角度と水流の合わせ技で滑り落ちていく。

「…おーー、意外と悪くねぇもんだな、こういうの」

と、言いつつちゃっかりセレナの胸元を揉んでいる…いや、ビキニがポロリしないように支えてるという名目。
そのまま、かなりの勢いで派手にバシャーンと二人でプールへと着水、もといダイブするだろう。

「…ぷはっ!意外と速度が出るもんなんだなこれ。」

さて、お姫様のご機嫌はどうだろう、とまだ抱きかかえたままであろう彼女の方を見遣り。

セレナ > 「え? いや、だって、その……ケラノスさんですし」

どういうお仕置きを想像したのか。耳元で囁かれた言葉に、顔を赤くして狼狽えた様子で視線を左右させ。
腰を抱く手を意識して高鳴る鼓動を抑えようとしながら、どういう認識をしているのかが窺える一言を声も小さく残し。

「けっこう、楽しいです!」

背後の鍛えられた躰のもたらす安定感と安心感。すっかり信じ切った様子で無邪気に身を任せて、勢いよく滑り降りていくスリルやらなにやらに満面の笑みで楽しみ。胸元でよこしまな動きをしている男の手について意識は向いてもいない様子。
そうして、水飛沫も派手に勢いよく着水してもみくちゃになり。

「びしょびしょですね。でも、面白いです」

ケラノスのサポートのおかげか、着水の勢いでビキニがポロリという事故も無く。ケラノスへと抱きつき、面白かったとご機嫌の様子を見せつける。
抱きついている事で、いろいろと柔らかなものが押し当てられたりしているが、それを意識している様子も無く。

ケラノス > 「……お前、割とイイ性格してるよなぁ」

初対面の時は長時間殺し合いもしたものだが、今はこんなやり取りも自然と行う間柄だ。
あと、ナニを想像したのかと吸血姫様を弄り尽くしたいが、流石に目立つと面倒だから後にしよう。
つまり後で弄るという事である。そこは何だかんだで確定事項らしい。

「ん、好評なようで何より」

ドサクサでセクハラしていたが、まぁ男も男でこういうのも偶には悪くない、とは思っている。
さて、ポロリは期待もしたが他の連中に見られるのも癪なので徹底的にガード(一部セクハラも)しておいた。
セレナは夢中になると、こういうセクハラ行為もあまり意識が向かないものだ、というのは付き合いから学んでいる事で。

「ん、濡れたセレナも悪くないな…。んじゃ、このままプールと洒落こむか。あっち、確か流れるプールがあった筈だぜ」


指差した先は、一定の長さの緩やかに流れるプールコース。蛇行したり分岐したり、また合流したりと結構複雑な作りだ。
水流は、どうやら魔道具で水流を発生させる装置を作り出して活用してるらしい。

さて、柔らかなものをイロイロ堪能しつつ、ちゃっかりセレナを抱いたままで流れるプールへと移動する。

ご案内:「ル・リエーの水遊場-上層-」にケラノスさんが現れました。
セレナ > 「……ケラノスさんだって、えっちじゃないですか」

うぅっと、上目遣いになりながら、自分への評価が不本意ですと言わんばかりの態度。
色々と言いたい事があるが、一言に集約すると――まあ、そんな一言になるあたりに現在の関係性が透けて見えるが、嫌がって逃げるそぶりを見せないあたりはなんだかんだと言っても受け入れている様子。

「ええっと、水も滴るいい女ですから。流れるプールですか? 流されて遊ぶ感じですか」

ケラノスへの信頼なのか。素の無防備さなのか。警戒感も薄く、楽しんでる様子で先ほどまでのセクハラ行為も気にも留めてないというか、気づいてもいないとばかりの様子で密着していたが、濡れた姿も悪くないと言われて、悪戯っぽく笑って意識して胸を押しつけてみたりし。
指さされた先のプールを眺めて、普通に泳ぐのか。浮輪か何かでのんびり浮かんで、流されて楽しむのかなと首を傾げつつ、ケラノスに身を任せるように移動。

ケラノス > 「いや、セレナがエロいのが原因だし。」

上目遣いで可愛くされてもそこは揺るがないぞ、とばかりに断言していくスタイル。
色々と言われてもしょうがないが、彼女の性格を結構把握しているのでこの関係性は崩す気も無い。
それに、本気で嫌なら彼女も幾ら無防備で甘い面が多々あろうとこちらにノーを突きつけるだろう。

「…実際にイイ女なのは事実だがな。そうだな、それに近い感じだ」

悪戯っぽい笑みで意識して胸を押し付けられれば。お返しにこちらも鍛えた胸板でむにゅり、と吸血姫の巨乳を柔らかく押し潰してとことん密着していく。
そのまま、セレナを抱きつつ流れるプールに移動すれば、何もしないでも水流でゆっくりと流され始める。
流石に、下層と違って貴族や王族の利用がメインだからか人の姿は多い、とは言い難い。
なのでノンビリするにはもってこいだ。…で。

「じゃあセレナ。俺が仰向けになるから、俺に乗っかる感じで。」

浮き輪とかボートとかマット代わりに男がなる感じだろうか。
そのまま、こちらは仰向けになりつつ彼女を自分の上に乗せる感じに体勢を変えようと。
流石に二人分の重みだと浮力の問題があって沈みそうだが、そこは水流に魔力があるのか余裕で浮かぶだろう。

セレナ > 「……わたし、えっちじゃないです」

エロくないもんと、拗ねた様子で相手の断言に抗議する。
色々とされはしたが、されたのであってしてはいないと抗議の目線。押し倒したり、縛ったり、道具を使って色々と遊んだり。知識の上では、男の人をどうこうする話は知っているけど、実践なんかしていませんと。
お仕置きしたりなんだりと、してくる人がエロいんですと。

「むぅ……」

自分なりに頑張って仕掛けてみても、平然とした様子で対応され。より深まる密着に、ふたりの体の間でたわわな胸の膨らみが押し潰される。少しは、意識した反応を示してくれてもと不満に思いつつも相手の逞しい胸板にどきどきして逆に意識する始末。
そして、それに近い感じとはとどんなのだろうと首を傾げ。

「……ケラノスさんに、乗るんですか」

いいのでしょうかとか、お尻を乗せるとえっちですし喜びそうですとか色々な思いが錯綜して躊躇う様子を見せつつも、実際にケラノスが仰向けに浮かべば、こんな感じでしょうかとお腹のあたりに跨るようにして上に乗り。相手の胸元に手をついて、体を支える。

ご案内:「ル・リエーの水遊場-上層-」にケラノスさんが現れました。
ケラノス > 「はいはい、そういう事にしといてやるよ」

と、拗ねた様子の吸血姫様の頭を軽くポンポンと優しく撫でてやる。
初対面の時の冷徹な如何にも真祖らしい威厳が全く無い。まぁこちらの彼女が素に近いのだろう。
あと、「セレナがそういう実践してきたら俺はむしろ受けて立つぞ?」と、ニヤニヤ笑ってみたりする。
そして、エロいのは別に否定しない。男なんてそんなものだ。

「……あのな、セレナ。こう見えて俺も結構我慢っつぅか意識はしてんだぞ?」

と、平然としたままでいたが、流石に少し本音は語っておこう。
ドキドキするほどウブな年齢でもないが、ビキニ姿の美女に密着されて意識しない訳が無いだろう、と。
…ちなみに、ちらほらとセクハラしていた気はするがそれはノーカンというやつだ。

「…うん、俺が意図してたのは、セレナもうつ伏せに寝転がるように俺に密着する感じだったんだが…。」

こちらの説明が足りなかったのと、彼女の判断で予想外のポーズ?になってしまった。
これはこれで悪くない。むしろエロいのだが、今は密着したい気分なので、彼女にそのままこちらに寝転がるようにして貰う様に頼もうか。

「…ま、前回の”デート”も良いが、こういうのもいいもんだろ?」

セクハラ混じったりはしているが一応真っ当なデートの体裁は保っていると思う。

ご案内:「ル・リエーの水遊場-上層-」にケラノスさんが現れました。
セレナ > なんだか、寛容な大人の態度を取られてこちらが理不尽を言っている感じ。
おかしい、こんなはずではと思いつつも、頭を優しく撫でられて心地よく、まあいいかと受け入れてしまい。
実践したら受けて立つと言われて、実践しても喜ばせるだけになりそうな予感を覚えて、ぐぬぬと不満に口元を歪めて、軽く睨み。

「……えっと、ごめんなさい」

けっこう我慢したり意識していたりしてくれていたのなら、あんまり刺激しすぎたら理性の糸を引きちぎって、人目もはばからず暴走するかもと。
それでなくても、後に控えているお仕置きが寄りハードになったりするのではとやり過ぎたかもしれないとしおらしくまなざしを伏せて謝り。

「こんな感じ、ですか?」

普通に上に乗るより密着感があって、ちょっと恥ずかしい。そんな風に思いつつも、ケラノスの体の上に跨る姿勢から、うつ伏せになる姿勢へとポーズを変え。

「ちょっと恥ずかしいですけど、楽しいです」

安定を求めて、抱きつくように腕を回して密着しながら問いかけに小さく頷き、嬉しげな様子で言葉を返す。

ケラノス > 男としては、別に彼女を子ども扱いしているつもりはない。ないのだがまぁこういう流れになっている。
しかし、頭を撫でてご機嫌になっている様子に、やっぱり少し子供っぽいな…と、前言撤回したい気分でもあり。
ちなみに、睨まれればジーッと見返し。むしろひたすらセレナを見つめ返していく。

「…別に謝る必要はねぇっての、そんだけお前が魅力的だって事だよ。
あれこれやっちゃいるが、俺はお前の事これでも好きだからな」

彼女の城で激しい一夜を過ごしたり、羞恥プレイな調教デートしたりもしたが。
結局、彼女に好意があるからこそ、ついつい苛めたくなる、というのもある。
まぁ、お仕置きはそれでもやると決めたのでやる辺りはこの男らしいといえばらしいか。

「そうそう…俺としては、さっきの跨られるのもいいがこっちの方が密着して好みなんだよなぁ」

こちらからも抱き返し、緩やかな水流に乗って二人でノンビリと流れていく。
横幅もあるので頭をぶつける心配もそんなに無い。至近距離で何となくセレナと見つめ合い。

「…ん。」

キスしたくなったので、若干頭を起こして彼女の唇を奪おうと。そのまま、ディープキスへと移行して。

セレナ > 不満の意志を込めて視線を向けていたら、じっと見つめ返されて絡み合う視線。
ひたすら見つめ返されると、じきに狼狽えだしてどうしたらいいのかわからないといった様子で視線が泳ぎだし。

「その……魅力的だと言われて嬉しいですけど、あまり人前では理性を失わないでくださいね」

魅力的だと言われて嬉しくないはずがないが、この前の事とか思い出すと恥ずかしくて悶えたくなるような事を、欲望のままに暴走して実践されたら――と、ささやかな希望を込めた言葉を贈る。

「わたしとしては、その……恥ずかしいですけど……んぅ…」

のんびりと、水流に乗って流されるまったりとした時間。しかし、水着姿で抱き合うように密着していれば、肌も触れ合い。
逞しい男性の体との密着に、異性を意識させられつつも甘えるように時折体をもぞつかせて、肌をすり寄せ。
奪われる唇に、驚いたように軽く目を見開いたのもつかの間。すぐに自分からも受け入れて、甘く息を漏らしつつ舌を絡めるように蠢かし。

ご案内:「ル・リエーの水遊場-上層-」にケラノスさんが現れました。
ケラノス > 「…それは自信ねぇな…それに、何だかんだでセレナもそういうの好きだろ?」

否定しても良いが、俺は分かってるからな?と、見つめたまま笑ってみせる。
彼女の秘めた願望とか、乱れた時のソレは既に十分に知っているのだから。
勿論、それだけでなくこうしてイチャイチャっぽいデートも悪くない。

「…んっ…!…激しいプレイもいいが、こういうのもセレナは結構好きか?」

互いに吐息を漏らし、舌をたっぷり絡める情熱的なキスをしてから一度唇を離して。
流石に、抑えていた諸々も密着した体勢と肌を摺り寄せてくるセレナのあちこちの柔らかさに結構際どい。

「まぁ、ついでにぶっちゃけるとな…俺はもっとお前と色んなプレイをしたいし…こういうデートもしたいと思う。
後は…そうだな。偶にはセレナから俺を誘ってくれるとすげぇ嬉しいかな」

ゆったりとした流れと甘い空気に触発されたか、ついつい素直な言葉が口を衝いて出てしまう。
ある意味で吸血姫に魅了されてるのかもな、と思うがそういうのではないと思いたい。

ご案内:「ル・リエーの水遊場-上層-」にケラノスさんが現れました。
セレナ > 「もう……知りません!」

えっちな事に興味が無いとは言わないし、色々と気づかれてる節はあるからといって、そこで素直に認めてしまえるかといえばそうでもなく。
見つめてくる視線から逃げるようにそっぽを向き。

「そうですね。甘やかして、蕩けさせてくれるのも好きですよ」

激しく責めたてられて快楽に溺れさせられるのもいいが、こういうのもやっぱり好きですと問われて小さく頷き。
甘えるように抱きつく腕に力を籠めれば、ふたりの体に挟まれた乳房が柔らかく押し潰され。

「ケラノスさんがしたいのなら、どんなプレイでもとまではいきませんが。受け入れる心の準備は十分です。こうして、デートで甘えさせてくれるのも嬉しいですし。
 そうですね。わたしからも、お誘いしますね」

この前のプレゼントのお礼とか、と耳元に甘く響く声で囁きかけ。
ケラノスさんの素直な気持ちを訊かされた気分ですと、にこにこと機嫌も良さげに。

ケラノス > 「…お前やっぱイイ女だなぁ…。」

それとなく、裏表がある連中を相手にしてきた事もあるから、彼女のようにある意味で素直な美女は癒される。
そっぽを向く彼女に構わずムギュムギュと抱きしめ密着し直して。

「…まぁ、俺もセレナとの甘いセックスはしてぇとは正直思うけど。」

空気のせいか今日は何時にも増して本音で話してる気がする。
ついつい激しくしたり羞恥プレイをするのは、好みもあるがセレナの反応がこちらの本能を刺激する、というのもある。
甘えるように抱きつかれれば、彼女の乳房が柔らかく潰れる。
欲情と同時に、コイツは俺のものだという不意の独占欲も沸いて、これ以上ないくらいにセレナと密着。
珍しくこちらの鼓動も高鳴っているのが彼女にも分かるだろうか。

「…お前な。そういう事を言われたらますますお前を独占したくなるだろうが。…嬉しいけどよ俺も。
…ああ、時間がある時でいいからな。待ってるぜ」

耳元で甘く囁かれて、珍しくこちらがゾクリと震えて。珍しくセレナが少し優位らしい。
素直な気持ちを口にするのは、ガラでもないから恥ずかしいのが正直な所。今度はこちらがやや視線を逸らし。

「…ったく。だからお前はイイ女なんだよ。俺の欲望も気持ちも刺激してくるんだからよ…。」

彼女に対する独占欲や性欲や好意を綯い交ぜに刺激してくる。正直ヤバいと思う。

セレナ > 「褒めても、なにも出ませんし、してあげませんからね」

いい女と言われて、恥ずかしいような嬉しいような。そんな気分で顔を赤らめながらも、お返しはしませんからねと口にしつつも、抱きしめられるままに、そっと自分からも抱きつき。

「甘く蕩かしてくれるのも虐められるのも、好きですよ」

だから、ケラノスさんがしたいのなら調教とか激しいのだって大丈夫ですよと、甘く囁きかける。
密着する肌から伝わる鼓動の高鳴りを感じて、自分で興奮してくれるのなら嬉しいですと微笑みを浮かべ。

「それでは、機会をみてお誘いしますね。独占したいのなら、わたしはケラノスさんのモノだってたっぷり教え込んでください」

視線を逸らす仕草に、くすくすと笑いを忍ばせて嬉し気に表情も緩ませ。自分の匂いでマーキングするように、肌をすり寄せて甘え。

「それで、欲望や気持ちを刺激されてわたしにどんな事をしたいんですか?」

自分に対する好意を言葉として表現されて、嬉し気に浮かれた気分を醸し出し。意地悪に、小悪魔っぽく耳元に吐息を吹きかけるように囁きかける。
ちょっとばかり、優位になっていい気になってるところがなくもなく。

ケラノス > 「素直な感想を言っただけで、別に見返りを期待した訳じゃねーって」

ただ事実を口にしただけですが、という顔付きでそう言い返す。あと、今更だが抱き心地もいいこの吸血姫様。ずっとこうしていたくなる。

「…お前さ。結構今は理性ハッキリしてるのに自分の性癖を暴露してるよな」

理性が吹っ飛んだならまだしも、理性が十分にあるのにこういう事を彼女が言うのは珍しい気がして。
それに、甘く囁かれてゾクゾクするのが止まらない、魅了とか使ってねぇだろうな?と思うが…。

「…おぅ、待ってる。…くそ、何かお前凄い楽しそうだよな…言われないでもお前は俺のモノって教え込むさ」

恥ずかしい。なんというか、凄い珍しく吸血姫に主導権を握られてる気がする。
彼女に肌を摺り寄せられれば、意図せずとも彼女の魔力が男の身に染み込んで溶けていく。
ある意味で、もう立派にマーキングは成功していると言えるだろう。
同時に、かつて血を飲ませた時にその濃厚さで男も彼女にマーキングしたようなものだが。

「……今からちょっとそこらの物陰に連れ込んでガンガンに犯したい」

調教とか羞恥プレイとか、あまーいセックスもしたい。が、彼女の小悪魔っぽい囁きにボソリと。

そのままザバーッ!と、音を立てて身を起こして。セレナを抱きしめたまま一度プールサイドに上がろうとする。

「あぁ、クソ…俺が素直に答えたんだから、お前も俺をどう思ってんのかちゃんと聞かせろよな」

と、言いつつもう人目を憚るのもいい加減面倒だ。セレナをヒョイッと抱き上げて周囲を探る。
貴族どもの視線はどうでもいい。取り敢えず今はこの吸血姫を抱ける場所があればいい。
本当なら今すぐにでもこの場で、とも思うがそこはある程度まだ理性はキチンと残している。

セレナ > 「ケラノスさん、貴方がそれを言いますか――と、言いたいです」

散々に色々としてくれたの誰だったでしょうかと、若干のジト目。既に自分の性癖は把握されてるとは思うが。そういうプレイをしかけてくる時点で、そっちの気があるというもの。
せっかく、そういうのを受け入れる覚悟がありますよと表明したというのにと不満そうに口元を尖らし。

「はい、何だか楽しいです。いつもはケラノスさんがこんな気持ちだったんですね」

にっこりと微笑んで、楽しんでいる事を肯定し。どんな風に教え込んでくれるか、期待していますと笑みを崩さず続け。
猫が甘えるように、ケラノスへと機嫌よく身をすり寄せ。

「えっと、このようなお国柄ですから……物陰と言わずそういう場所もありそうですけど……」

欲望に正直な直球な物言いに、ちょっと刺激しすぎたかなとも思いつつも、それだけ反応してくれて嬉しいとも思い。
腐敗も著しい堕ちたこの国なら、そういう事のためののアレやコレもここにありそうな気がしますけどと、視線はさまよい。

「ケラノスさんの事なら、大好きですよ。滅茶苦茶に犯されても構わないくらいに」

ざぱりと、抱きしめられたままプールサイドに上がったかと思えば、そのまま抱き上げられて。そこまで、興奮してくれて嬉しいですと素直に身を預けながら、誰にでも肌を許すほど軽い女ではないですと囁く。
そうして、アポーツの要領で手元に取り寄せたプレゼントされたチョーカーを首に嵌め。上目遣いに相手の顔を見つめながら、甘えるように。あるいは、媚びるように首を傾げてみせ。
人目を憚れる場所と言えばどこだろうか。更衣室かトイレの個室か。はたまた、後ろ暗いこの国らしい隠し施設か。本当にただの物陰か。
なんにせよ、誘ってくれた相手の方が詳しいだろうと据え膳状態で覚悟を済ませていく。

ご案内:「ル・リエーの水遊場-上層-」にケラノスさんが現れました。
ケラノス > 「…あぁ、うん。人の事はどうこう言えねぇな…正直すまんかった」

やった事には後悔はしていないが、今の発言はいわゆるブーメランというものだった。つまり自分に跳ね返ってくるもの。
彼女のジト目に、これまた珍しくびみょーに居心地悪そうに視線を逸らせてみたり。
どうも、今回ばかりは彼女の方が優位な気がしないでもなく。

「…まぁ、そうだな…これでセレナが俺を弄る快感に目覚めたかと思うと」

嗚呼…多分、これっきりじゃなくてそういう機会があればセレナもこちらを弄ってくるのだろうな、と。
勿論、そうされたらきっちり”お仕置き”はする…が彼女はあっさり受け入れるだろう。
機嫌よく身を摺り寄せられつつ、これじゃある意味こっちも調教されてるよなぁ、と心の中で苦笑い。

「まぁ、考えたら貴族や王族の連中が利用する上層だし、下層よりもあちこちありそうだな」

最早、デートはデートだがこの後の流れはきまったようなものであり。
しかし、流石にここは初めてだから何処にどういうそのような施設があるかまでは分からない。

「…その辺り、下調べしとくんだったな……じゃあ。」

どうせならスリルも味わいたい。と、いう訳で…今の時間帯、昼時で人が少なそうな場所を思い浮かべ。
そこに、彼女からの素直な気持ちを聞かされてもう完全に限界である。
プールサイドに上がるまでに密着していたから気付いたかもしれないが、既に男の水着越しに股間のモノは膨張しており。
むしろ、水着から先端がはみ出しかねないくらいにいきり立っているだろう。
当然、プールから上がっても、その股間の盛り上がりは一目瞭然であり。

「…まぁ、お前もなんだかんだでガード固い所あるし…って。…あーそういえば、そういう能力もあったなお前」

突如、彼女の手元に現れた例のチョーカー。それを首に嵌めてみせる吸血姫に、衝動的に一度唇を奪っておきつつ。

「んっ…こっからだと更衣室が近いからそこ行くぞ」

それも、女子更衣室の方だ。見つかれば流石に堕落しているとはいえ、男が危ういだろうが。
同時に、彼女も表向きの立場的な意味ではスキャンダルな事になりかねないだろう。
そういうスリルもいいだろう、という事で女子更衣室へと彼女を連れ込もうと歩き出し。

セレナ > 「わかってくれたら、嬉しいです」

素直に謝ってくる姿に、くすりと小さく笑い。居心地悪げな様子に、レアな表情を見れましたとどこか満足げ。

「なんだか、新しい性癖に目覚めたみたいな。人聞きの悪い言い方ですね」

その表現は不穏ですとあげる抗議の声。まあ、それでも弄る事の楽しさを学習してしまったのは確かで。同じような状況では、同じような行動を取る可能性がかなり高く。
後でお仕置きされる事込みで、じゃれついて楽しんでいるとも言える。

「噂だと王城にも色々とあるそうですからね。ここにもあって不思議ではないですけど……」

下調べしていたら、その手の施設を活用して色々とされてしまってたかもと、水着越しにも隠せない膨張具合を見せつけている男の股間に、その色々を思い浮かべてしまい。

「こう見えても、色々とできますよ。とはいっても、外では出力とか下がりますけど」

いきなり唇を奪われて、口元を抑えて顔を赤くしつつも自慢気な表情をみせ。更衣室へと誘われて、素直にこくりと頷き。
抱き上げられて腕の中に納まったまま、連れられて行く。

ご案内:「ル・リエーの水遊場-上層-」からケラノスさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場-上層-」からセレナさんが去りました。