2018/04/28 のログ
ご案内:「設定自由部屋」にチューベローズさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」からチューベローズさんが去りました。
ご案内:「花畑」にチューベローズさんが現れました。
チューベローズ > 穏やかな昼下がり。
街から少し離れた所にあるという花畑。
少女はその話を聞くと、馬にいろいろな荷物を載せやってくる。

目に映るのは、草原を風が撫で花や草を揺らしていく。
その中を進む一人の少女。
馬の背で揺らされている。

ご案内:「花畑」にヴィルヘルミーナさんが現れました。
ヴィルヘルミーナ > 草原の中に、四つん這いになって這いまわっている蛮族の姿。
右手には鎌を持っており、キョロキョロと草花を観察している。

時折、目当ての草花を見つけると鎌で刈取る。
手にした草花は魔法でどこかに転送している。

馬の足音が聞こえると、一瞬だけそちらに視線を向けるも
すぐにまた地面とにらめっこ。

チューベローズ > 馬の背に揺られる少女、
見やれば四つん這いに草花を刈り取り転送しているようで。

先客が懸命に草花を買っていれば、なのをしているのだろうと、眺めながら馬の背から降りてマットを広げ、靴を脱ぎその上に紅茶が入れられたポットや、お昼ご飯を入れたランチボックスを並べ、ゆっくりと腰を下ろした。

ヴィルヘルミーナ > ひとしきり取りつくしたようだ。
蛮族は泥だらけになった顔を手の甲で拭っていた。

鎌もどこかに転送し、兜こそ被っているがそれ以外は何も持っていない。

どこかの貴族が一人で優雅に昼食を始めようとしている。

仕事を終えた蛮族は起き上がり、腰と背中を伸ばしてから
貴族のご令嬢の元へと近づいていく。

「あんた、ここまで一人で来てるのか。
度胸あるな。」

白い服に身を包んだ小柄な女性。
興味を持った蛮族は馴れ馴れしく話しかけることに。

チューベローズ > 泥だらけになりながら、何かの仕事であろうか懸命に刈り取る相手。

少女はティーカップを荷物の中から取り出すと、
ポットから注ぎ、ゆるりと一口。

「こんにちは。
えぇ お散歩ですもの…
物々しい形で来るところではないでしょう。」

怯える事も無く花畑の上に引いた緑のマットの上で足を崩しころころと笑みを浮かべた。

ヴィルヘルミーナ > 「そうか?
この辺は街の外だ。
賊の類が出てきてもおかしくはないだろう。
景色を楽しむ分には最高だがな。」

丁度蛮族も昼食にするところであった。
木の根に腰を落とすと、何もない所から酒の入った瓶、巨大な骨付き肉を取り出す。

右手に肉、左手に酒瓶を持ちガツガツと食事を始める。

「俺はヴィルヘルミーナ。 街の冒険者だ。
あんたは? 見た所良家のご令嬢って感じだが。」

落ち着いた様子の少女。
ちょうど話し相手が欲しかった蛮族はまずは自己紹介を始める。

チューベローズ > 「ふふ。もし危なそうな方にあったら逃げればいいだけですから。」

少女はコロコロと笑いながら、見た事も無いような巨大な骨付き肉をガツガツ食べる様子を興味深げに眺め。

「私はチューベローズと申します。
以後お見知りおきを。
此方で座って食べませんか?」

等と自分の前をポンと叩き相手を招いた。

ヴィルヘルミーナ > 「腕に覚えでもあるのか?
随分と余裕じゃないか。」

街の外を共も連れずに出歩く少女。
馬が借りに駿馬だとしても危険は多少あるはずなのだが。

「宜しくな。
さっきまで這いつくばっていたから結構泥だらけだぞ?
いいのか?」

口では問いかけるが、答えを聴く前に座ってしまう蛮族。
蛮族の食べるペースは速く、骨付き肉はあっと言う間に骨だけに。
食べるとこのなくなったそれを魔法でどこかにやる。

酒瓶の中は赤ワイン。 瓶に直接口をつけ、グイグイ飲んでいる。

「俺に気を使ってないでチューベローズも食事してくれ。
手が止まっているぞ。」

蛮族は綺麗な少女を目の前に酒を飲んでご満悦。
さっきまで無数の花の匂いを嗅いでいたが、この少女の身体から出ている匂いは一段と良い匂いがしていた。
自然と、蛮族の眼が舐めまわすような視線に代わっていく。

チューベローズ > 「ふふ。 如何でしょうか。」

腕に覚えがあるのかと問われれば少女は軽く小首をかしげ。

「えぇ 別に構いませんよ。
あ、もし汚れが気になるなら、こちらをお使いください」

少女はそう言葉を告げると、荷物の中からタオルを取り出すと、相手に差し出し。
それを相手tが受け取り食事をと言われれば、コクと頷き。

ランチボックスを開ければ様々な具のサンドイッチ。少女は小さな口でハムと食べ始める。

相手とは逆にゆっくりと、のびりとした動きであった。

ヴィルヘルミーナ > 「これは腕に自信がある奴の反応だな。」

首を傾げる少女にくくっと笑いを浮かべる蛮族。

「悪いな。 何から何までな。」

タオルを受け取った蛮族はさっそく両手両足を拭いていた。
タオルを動かす度に花のような香りが漂う。

「何から何まで流石に悪いな。
お礼に何かして欲しいことは無いか?」

泥だらけになったタオルをマットの上に置く。

ゆったりしたペースで食事をしている少女に問いかけると、また酒瓶に口をつける。
仕事が上手く行ったのか、今日はいつも以上に酔っぱらっていた。

チューベローズ > 「そんな事はありませんわ…」
相手の笑みを見れば少女はややも困ったような笑みを浮かべ。

「いえいえ、お気になさらず。」

相手が腰を下ろせば穏やかな笑みを相手に向け。

「してほしい事ですか?
んぅ…」

特段なにをしてほしいという事も無く相手の言葉に小さな首をかしげ悩む素振り。

「そうですね 食事をしている間のお話相手をお願いいたしましょうか」

そうつぶやくと少女はクスリと楽しそうな笑みを相手に向けた。

ヴィルヘルミーナ > 「別に根ほり葉ほり聴くつもりはないんだ。
困らせて悪かったな。」

微妙な表情を見せられると、鉄兜が左右に動く。

「…なるほど。
どんな話題がいい?
やはり冒険の話しか?
それとも傭兵として戦場に出た時の話しか?
後はここみたいに綺麗な場所に行った時の話しもあるぞ。」

少女がどのような話題に興味があるか。
初対面なので知りようもなく。

蛮族は酒瓶をしまうと、顎に手をやり空を見上げていた。

チューベローズ > 相手が下がれば少女の困った笑顔は穏やかな笑顔に戻る。

幾つか聞く話の中。
少女が選ぶのは一番最後に上がった話。

「綺麗な場所? ふふ。羨ましいですわ。」

あまり街から離れたことがないことにしている少女、目をキラキラとさせながら相手を見詰め。
ハムハムと小さな口を動かしながらサンドイッチを食べている。

ヴィルヘルミーナ > 「おお、喜んで貰えそうな話があった良かった。」

少女の瞳が輝くと、蛮族は安堵の表情を浮かべる。

色んな所を回っておいた甲斐がある。

「これはここよりも遥か東方に行った話なんだがな。
そこは海に浮かぶ小さな島でな。
まず遠目でも分かる程に花が多数咲いているんだ。
サクラって言う種類だな。
樹の上に花を咲かすタイプの花だな。
他に桃の花と身が成っていた。
捥いで喰うと甘くて瑞々しかった。」

以下、蛮族のたどたどしい言語力と身振り手振りを駆使した説明が続く。かいつまむと、上陸した先は島全体がどこかの宗教施設。
トリイと呼ばれる赤い門が数えきれないほどに並んでいたとか。
ただ、その時は島全体に誰も居なかったようで詳しいことは聴けずに終わったようで。

「…とまあ、こんな感じだ。
ここから船で簡単に行けないのが難点だがな。
どうだ? 少しは面白かったか?」

チューベローズ > 「えぇ とっても興味深いですわ。」

そして相手のたどたどしいながらも身振り手振りに時に楽しそうに、時に想像する様に頷き。

「えぇ、とっても楽しかったですわ。
サクラにモモですか…
ふふ一度は見てみたいものですね。
桃の実も食べてみたいものです。」

甘くみずみずしいというフルーツを聞けば、少女は想像するようにうなずき。

「そうですね…いつかは簡単に行ける時代が来るかもしれませんから…楽しみですわね…」

少女もサンドイッチを食べ終えれば、
プラム等で満たされたフルーツボックスを取り出し如何ですか?と相手に差し出す。

ヴィルヘルミーナ > 「こっちでは手に入らんようだな。
俺も市場でも見かけたことがない。
北の帝国領にいけばあるようだがな。」

この辺りではそれに近い物がないので説明は至難の業。
蛮族のスキルではあまり伝わらなかったかもしれない。

それでも少女の楽しかったと言う一言で救われる。

「空でも飛べまわれたら行けるのだがな。
…ああ、頂こう。」

蛮族は果物の詰め合わせに手を伸ばす。
まずは真っ赤なプラムを手にし、噛り付く。
甘くて汁気が多い果物。

「しかし、せっかくお礼をした所でまた世話になってしまったな。」

チューベローズ > 「北の帝国領ですか…。
いつか行ってみるのもいいかもしれませんね…」

コロコロと笑いながらうなずき。

「ふふ。魔法使いの方がたくさんいれば可能やもしれませんね。」

少女もしゃくりと食べるプラム唇の端からは甘い汁が零れ、少女の白い肌を汚す。

「ふふ。 気に為さらないでください。」
そう囁き、白魚のような指先で汁を拭うと、赤い舌を出してぺろりと舐めとる。

ヴィルヘルミーナ > 「俺もかつて何度か言ったことはあるがなかなか凄い所だぞ。
チューベローズは民間人なのだし、出入りは支障はないはずだ。」

少女と楽しい話を続け、美味しい果物で舌鼓。

楽しいひと時を過ごしていた蛮族。
が、少女が咥えていた果実から汁が落ち、肌についたそれを舐め取っている姿を見ると
無性にそそられてしまう。

「チューベローズ。 もっとお互いの事を知ろうとは思わないか?」

手を伸ばし、銀髪を触ろうとする蛮族。
顔を近づけると、桃色の唇に付着した果汁を舐め取るべく舌を伸ばした。

チューベローズ > 「そうなのですか…
いつか行ってみる事に致しましょう」

ふむふむと頷き、相手を誘うような少女の動き、銀色の髪に触れる手はそのままに少女はじっと相手の瞳を見つめる。

「ヴィルヘルミーナ様はずいぶんと積極的ですわね…」
近づく顔。
弾力のある唇を舐められればそっとその頬に手を添え、少女も応える様に、相手の唇を舐めあげてから顔を離してしまう。

「残念ながら今日はそろそろ戻らないといけませんの… 続きはまた出会えた時で如何かしら?」

間近で少女は相手の目を見つめ、甘く差社空きかけながら頬に添えた手を擽る様に動かしていく。

ヴィルヘルミーナ > 「君がとても可愛いからな。」

唇に舌が絡みつくと、蛮族は口の端を伸ばしなんとも気恥ずかしそうにしていた。

「ああ、名残惜しいが君の邪魔をするわけにいかないからな。
私はいつでも構わないが。」

頬に柔らかい手が触れていくと、蛮族の表情は落ち着かなくなる。

しかし、これ以上彼女の脚を止めるわけにはいかない。

「また会おう。」

もう一度銀色の髪に触れてから、背を向ける。
静かに蛮族は去って行った。

チューベローズ > 「ふふ。
ありがとうございます。」

離れる唇。
落ち着かなくソワソワする相手を少女は楽し気に見詰めながらうなずき。

「えぇ 私もまた会える時を楽しみにしておりますわ…。」

症状はそう囁き相手が立ちさると、自分も荷物をまとめ、再び馬に跨り街へと、自分の自宅へと戻っていった。

ご案内:「花畑」からチューベローズさんが去りました。
ご案内:「花畑」からヴィルヘルミーナさんが去りました。