2018/04/22 のログ
ジード > 「おや、何か探し物かな。ああ勿論薬ならば――」

酷く退屈そうに店番をしていた男の前に何やら別の薬を求める客が訪れる。
商品の在庫がなくなるまではいくばくかの間があるのを確認してから向き直った。
暫くの間その街角から声が絶えることはなかったという。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区 路地裏」からジードさんが去りました。
ご案内:「平民地区 公衆サウナ」にピングさんが現れました。
ピング > 大衆浴場は設置されているとは言え、中にはそれを使わない人も居る。
その理由は値段であったり、時間であったりと様々だ。
そんな中で、平民地区の一角に設置されているサウナは隙間産業的にそこそこの営業記録を残していた。

何よりも、安い。

脱衣所の前で料金を支払い、それを過ぎれば広めの空間が取られたサウナ一室。
体を清めることが目的だから、馬鹿みたいに高い温度にはなっていない。
更に男女分けている事も無いので、維持費という面でも有利になるのだろう。

そんなサウナにて、裸一貫でどっかりと座る男の姿。
じんわりと汗の浮かぶ額を手で拭い、だらける様に壁に背を預けていた。
他に客は、まだ居ない。

ピング > そのままじっくりと汗を出し、水を被って流し落とす。
軽くタオルで身を清めてさっぱりとしてから、その場を去っていくのだった。

ご案内:「平民地区 公衆サウナ」からピングさんが去りました。