2017/11/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」にジードさんが現れました。
■ジード > 貧民地区の路地裏の一つ。夜になると人通りが増えるが昼間は人通りの少ない裏通り。
それだけに夜より昼に怪しげな店が点在する路地に入ってすぐの場所に
店を構えて欠伸をかみ殺している男の姿があった。
店を構えた場所は初秋の涼やかな風と良く晴れた日差しが丁度差し込む場所なせいで
男の座っている場所は意外なほどに居心地がいい。
「今日は特に世は全てこともなし、だねえ」
薬類を中心とした自分の店の商品を見下ろし、それから人通りの全くない道に視線を
むけるとどこかつまらなさそうに頬杖を付いた。客が通りがかりそうな気配もあまりない。
■ジード > 「おや、何か探し物かな。ああ勿論薬ならば――」
酷く退屈そうに店番をしていた男の前に何やら怪しげな代物を求めてきたらしい客が現れる。
人当たりの良さそうな笑顔で男は応じ、ひそやかに商談の声が響いていく。
まだしばらくの間通りから人の声が消える時は遠そうだった。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 裏通り」からジードさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にマリスさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にキルシュナさんが現れました。
■マリス > 湯水でしっとりと濡れた肌に和風の着衣を纏い、温泉で居合わせた娘と手を取り合い足を運ぶのは自身の借りている一室。
短い道中に誰かとすれ違うことは殆ど無かったが、もし居合わせたならば対照的な肌色をした二人が身を寄せ合う様に視線を奪われてもおかしくない。それ程、色香の溢れる体躯だった。
入り口の鍵を閉めてしまえば、其処は誰の邪魔が入ることもない二人だけの空間。
ふふ、と浮かべていた微笑を深めて、まずは己が纏っていた衣をすとんと床に落としてしまう。
柔らかく揺れる白い豊乳が、互いの目に晒される。
「さぁ、これで誰の邪魔も入らなくて済むわね。たっぷり楽しみましょ?」
言葉で促しこそしないが、甘やかな色を含ませた眼差しで相手も裸身を晒すようねだった。
唇は半開きのまま、口付けを誘い込むような雰囲気を醸す。
■キルシュナ > 「へぇ~、ここがマリスの泊まっとる部屋なんやねぇ。ええやんええやん、ちゃあんと和風になっとって、風情あるわぁ♪ 温泉言うたらこういう部屋やないとなぁ。」
玄関先の段差にて履物を脱ぎ、素足にて上がった床は畳張り。
恐らくはマリスが入浴している間に女給が準備してくれていたのだろう。
室内中央には艶めかしく敷かれた大きめの布団。
もったいつける事のない衣擦れの音に振り向けば、そこには浴場にて目にした白色の裸体。
強請る様な彼女の視線にこちらもにゅいっと唇を曲げ、キルシュナもまた黒帯を解いて肌蹴た浴衣を褐色の肩からするりと落とした。
それだけで一糸纏わぬ生まれたままの姿へと変じた黒猫は、鍛え上げられ無駄な肉の削ぎ落とされた、それでいて女らしい柔らかさをたっぷりと纏った褐色の裸身を彼女に寄せる。
する…っと腰に絡めた細腕で彼女の肢体を抱き寄せれば、半開きの唇にこちらの唇を重ねていく。
「ん……、ちゅっ、ちぅぅ……あむ、ん、ぅ……ちゅるる……っ♪」
■マリス > 「温泉といったら大体こんな感じよね。此処は洋風なお部屋もあるみたいだけど……」
畳張りの床にお互い素足で上がり、ひんやりと冷たい感触を湯上りの肌で楽しむ。
一人だと十分すぎる程の布団は、これから致す行為にはうってつけ。
薄い浴衣が二人分床に落ちるや否や、褐色と白色の裸身が静かに身を寄せ合う。
互いに腕を腰に絡めて密着し、重なった唇から瞬く間に濃厚な水音が零れ落ちる。
「んん……ちゅ、…ちゅぅ……んぅ、んちゅ……っ」
白と褐色の豊乳を押し付け合い、擦り付け合って快楽を得る。
唇端から垂れる唾液が其処に滴り落ち、滑りを帯びて柔らかく拉ぎ合う感触を求めていく。
■キルシュナ > 「ん、ちゅっ、ちゅるる…っ、はむっ、れりゅんっ、ちゅる……ちぅ、んちゅるぅ…っ♪」
彼女の背に回した細腕に力を込めて、真白な体躯をぎゅっと強く抱きしめる。
押し付け合い、拉げ合う2対の豊乳が更に卑猥な歪みを見せて、白と褐色、異なる色合いを重ね合う。
そして、するすると背筋に沿って下ろした片手、その指先は尻肉の谷間に潜り込み、まずは戯れめいて不浄の窄まりを撫で擽った後、更に奥へと入り込み、先程湯船の中で最初の絶頂へと導いた秘華を弄くり始める。
口腔にて溢れかえるのはほんのりと甘ささえ感じられる二人の唾液の混合蜜。
ナメクジの交尾の如く淫猥に絡まり合う舌と舌が、その味わいを舌腹に塗り伸ばしつつ、くちゃ、ぬち、ぬちぁ…っ、なんて卑猥な水音を脳裏に生々しく響かせる。
■マリス > 抱きしめられれば、抱きしめ返す。褐色と真白の体躯を、一切の隙間も生じない程に密着させる。
卑猥に歪む豊乳を擦り付け合えば、時に尖った敏感な箇所が擦れて痺れるような快感が襲う。
尻肉の合間、窄まりから秘部へと移動していく細指を感じながら、己の指先も同じルートを辿り、湯水に浸かりながら弄っていた肉溝をなぞり、内部へと忍び込ませていく。
「ん……ちゅ、んむっ、……ちゅ、ちゅるっ……んちゅぅぅ…」
軟体動物が2対絡み合い、情交を行っているかのような互いの舌。
甘みを求めるように舌腹を擦り合わせ、響く卑猥な水音に興奮を否応なく煽られて激しく唇を貪る。
「ん、ちゅる……ちゅぅ、んん……んっ、はぁ……はぁ…」
暫く秘部を弄り合い、淫猥なレズキスを交わしていたがやがてねっとりと唾液の糸を引きながら唇を離し、彼女の手を取って布団へと移動する。
2人縺れ合うように其処へ身を横たえ、僅かな時間を埋めるように再び唇を重ね、絡み合っていく。
■キルシュナ > 布団の上にて立ったまま、水音も淫らがましい口交尾。
姫孔を嬲る指先は、蜜を絡めてつぽつぽと浅く膣口の出入りを繰り返し、淡い刺激を与えながら彼女の出方を伺う形。
彼女の指先もこちら同様に猫娘の臀部を這うのなら、人間とは異なるミレー特有の獣尻尾が、甘える様に彼女の手首に絡みつく。
しなやかに揺らめく毛並みも艶やかな猫尻尾は、意外な程の力強さと器用さを感じさせつつ柔らかな体温を絡ませる。
猫娘の秘所は、すでににゅるりと蜜濡れて、彼女の指先をねっとりと濡らしていた。
「―――ふふっ、似たもの同士ちゅうんも、案外困ったもんやねぇ。様子見しつつ確認してみよて思ぅとったけど、直接確認した方が話が早そうな気がしてきたわぁ。」
密着の距離感を保ったままで何度も何度も口付けを交わし合う二人が敷布団の上にその身を横たえたタイミングにて、不意にキルシュナが小さく忍び笑って漏らしたのはそんな言葉。
指と指を絡ませ合う恋人繋ぎにて彼女の繊手を握りしめ、少しだけ頭部を離して向ける金の瞳。
「なぁ、マリス。マリスは今夜、どないしたい? ウチの身体で遊びたい? それとも、ウチの身体に遊ばれたい?」
軽薄な笑みを浮かべた上での問いかけは、有り体に言えば受け攻めに関する意志の確認。
このまま流れの中でそれを確認しても良かったのだけれど、それだと、やりたい事も出来ないままに時間が過ぎてしまう気もしたからこその直接的な問いかけ。
「とりあえず、ウチが攻めるんやったら、今日のトコはそこまで特殊な事はせぇへんつもりなんよ。おちんぽ生やしてマリスの中に何度も注いで、とろとろになるまで愛し合うっちゅうウチにしては比較的穏当なプランを考えとる。まぁ、そう言うたかて、あくまでもウチのレベルでの穏当やから、多少ハードになるかも知れへんけども、全体的には甘ぁいセックスになるかなぁって感じやねん。」
そこで一端言葉を切って、彼女の鼻先にちゅっと啄む様なキスをして
「せやけど、マリスの方でウチの身体にしてみたい思うとる事とかあるんやったら、攻めを譲るんも問題ないんよ。ウチ、受けるのも普通に好きやしな。それでマリス、どないしたい?」
ピントが合うギリギリの近距離で小首を傾げ、改めて彼女に問いかける。
■マリス > やめ時も中々見つからぬ唇と舌による交尾を堪能しながら、互いに似たような素振にて秘部へ淡い刺激を与えていく。
絡みついてくる獣尻尾に瞳を細めれば、掌返して指先でその鮮やかな毛並みを軽く擽る悪戯。
そんなことを合間に挟みながら、彼女の蜜に指先をしとど濡らした。
何度も唇を触れ合わせる中、ふと向けられる金の瞳、問いかけ。
恋人繋ぎの握りにキュッと軽い力を込め、絡み合う指と指を淡く擦り合わせながら言葉を交わす。
「――そうね。キルシュナのおちんぽで何度もイかされるのは魅力的だし、是非やりたいとも思うけど……別に私も、あまりハードなことは考えてなかったわ」
少し考えるように口を噤み、間も無く顔を上げて、ちゅぅ、と唇に吸い付くようなキスを返す。
「……それなら、まず私がキルシュナを何度かイかせてあげる。それから攻守交代、でどう?」
「まぁどちらにせよ、甘ぁいセックスになることは変わりなさそうだけど」
答えは貪欲なもので、いわば両方味わおうという提案。
肉棒による快楽も良いが、女同士の快楽も良い。そんな思いが成した返答だった。
どう?と小首を傾げ、彼女の答えを待つ。
■キルシュナ > 「ふふっ、ハードなんも楽しいけど、あまりハードやと甘さが足りなくなってまうもんね。 ――――ん、ええよ。攻守交代の時間作れるかどうかはわからんけども、まずはマリスにウチのこと可愛がってもらう事にしとくな?」
こちらからも下唇を食む様な淡いキスを返してから、ころんと布団の上に褐色の裸体を寝転がらせて力を抜く。
うん、やはり受け攻めがはっきりしていると気が楽になる。
このまま身を任せとっても大丈夫なんかなぁ……という不安が消えて、安心して快楽に沈溺出来るからなのだろう。
「したらマリス、召し上がれ♪」
仰向けの胸郭の上、オレンジ色の乳首をピンと尖らせた柔乳は瑞々しい弾力のおかげで潰れも少ない半球を保ったまま。
中途半端に開いた下肢の付け根は、ねっとりと纏った愛液でランプの明りを妖しく照り返し、甘酸っぱい発情の香りをほのかに漂わせている。
■マリス > 「ハードなのも好きよ。まぁ、どっちを選ぶかと訊かれたら迷っちゃうけど。――ふふ、なら遠慮なく」
布団の上に寝転がる、瑞々しい肌を湛えた褐色の裸身。
オレンジ色の先端をくっきりと尖らせた、崩れてもいない半球に蕩けた眼差しを注ぐ。
笑みを深めれば身をずらし、肉付きの良い両太腿を掴んでもう少し広く開かせる。
「それじゃ……いただくわね♪」
そう宣言すれば、発情の香りを漂わせた秘部に顔を埋める。
唾液をたっぷりと含ませた舌をにゅる、と蠢かせ、膣内へと潜り込ませていった。
まずは膣口を弄くり回すように舐り、抜き挿しを繰り返す。それから満を持して奥へ、奥へ挿入させていく。
■キルシュナ > 褐色の太腿に添えられる白手に導かれるまま、肉付きの良い下肢を更に開く。
その動きに引きずられる様に綻んだ割れ目から、蜜濡れた花弁のサーモンピンクが露わになった。
むぁ…と濃密な発情臭を漂わせるその場所に彼女の顔が近付いていく様子を、猫娘の金瞳は発情の吐息を色っぽく漏らしつつ、じぃぃっと見つめ続ける。
「―――ふぁっ、あぁ、ぁ……んっ、くぅう……っ♪」
指ともペニスとも違う、言うなれば触手の如き感触が、淫らなぬるつきと共に前孔に潜り込んでくる。
ツンと甘酸っぱい香りの源泉を鼻先に、自家製ヨーグルトに幾ばくかの果汁を垂らした様な味わいを舌先に広げつつ、雌猫の媚肉が彼女の舌を締め付ける。
「あぁぁ、んんぅっ♪ クンニ、ええ、よぉ……ウチ、これ、大好きぃ……っ♪」
ちゅぽちゅぽと出し入れされる舌が生み出す悦楽に、猫娘の脚線がきゅぅうっと引き寄せられて、軽く膝を持ち上げさせた。
暖かな内腿にて彼女の頭部をそっと挟み、紺碧の艶髪に伸ばした手指を埋めて喘ぐ。
■マリス > 埋めた鼻先に濃厚な発情臭、甘酸っぱい香りを覚えて、更なる劣情が首を擡げ始める。
その匂いを裏切らぬ味わいを舌腹に感じながら、締め付けてくる媚肉を殊更舌先で掻き回し、敏感な箇所を強く擦る。
「――ん、ふぅぅ……は、…んんっ、…ちゅ、ちゅる……」
しっとりと濡れた、暖かな内腿が頭を固定する。
髪に埋もれた手指を己の手指にて絡め取り、恋人繋ぎにして握りしめる。
目一杯舌を伸ばし、ぬちゅ、ぬちゃ、ぁっと音を響かせながら唾液と愛液を混じり合わせ、唇で肉溝に吸い付く。
時折、いっぱいの熱を帯びた吐息を其処に吹きかけ、緩急を豊かに攻める。
■キルシュナ > 出会ったばかりの娘が、己の最も恥ずかしい場所に頭部を埋める様に舌を伸ばし、恥蜜の源泉を直接舐めしゃぶっている。
はしたない発情臭は言うまでもなく、おしっこの匂いさえも嗅ぎ取られているやも知れぬという堪らぬ羞恥。
そして、それを行っているのが肉欲も露わな異性ではなく、美しく整った容貌を持つ同性であるという倒錯に猫娘の身体はどうしようもなく昂ぶってしまう。
そんな妖しい愉悦が膣襞を穿る舌の肉悦と絡み合い、喘ぎ声の甘みを深めていく。
恋人繋ぎに手指を捉えられれば、淫らな舌戯に抗する手段は太腿の締め付けのみ。
汁気の多い猫の姫華は次から次へと透明蜜を溢れさせ、彼女の口腔に粘着く糸を張りながら、甘酸っぱい発情の香りで満たしていく。
充血して赤みをましていく陰唇に吹き付けられる吐息は、濃密な恥臭を直接吸われていることも示唆していて、それがますます猫娘の興奮を強めていく。
「あぅ、んっ、んんぅ……ッ、はぁ……はぁ、ぅンッ、く、ぁ……はっ、ゃうん、んっ、ひっぁ……あっ、あぅ……あぁぅう……っ。」
曲げた脚先の指がシーツを噛む。
時折、きゅっ、きゅぅうっと強く頬を挟み込む内腿の力強さが、猫の懊悩を彼女に伝える事だろう。
■マリス > 鼻先を包み込む濃厚な性臭に、止め処なく溢れる透明蜜を舐め取る舌の動きは止まない。
興奮と快楽に抗するかのような動きを見せる太腿、形良く保たれている豊乳の向こうに見える娘の顔は鼻筋の通った美しい顔立ち。
端から見れば、目を瞠るような美人2人が互いの身体を闇雲に味わっている様は誰もが見惚れる程だろうか。
手指を絡め取ったせいか、より強く内腿に頰を締め付けられる。
ねっとりと引いた糸は、唇と彼女の姫華を繋ぎ止める。それを、緩く顔を左右に振って切り離せば再び身をずらした。
「ん……はぁっ、……ふぅ、…ん、はぁ……」
正面から彼女に覆い被さっていく。汁気の多い花弁を舐め、興奮に昂った身は己が秘部も淫らに濡らしていた。
肉付きの良い互いの太腿を重ね、十分すぎる程濡れ切った互いの割れ目を、くちゅり、と音を立てて合わせる。
わざとらしいリップノイズを響かせながら幾度か口づけを交わし、ゆっくりと、じっくりと味わうように腰を動かし始めて…
■キルシュナ > 「んぁっ、んんぅ……っ、あかん、そない、ぺろぺろ、されたらぁ……ウチ、ウチぃ……あっ、あっ、あぁあ……っ! ちょ、ちょっと待って、ヤバ、ぃ、んんぅッ……あっ、そこっ、ら、らめっ……らめやって……そこ、そないしたら……あっ、出てまう……出てまうって……あっ、あっ、あぁあ……ッッ!」
猫娘の下肢の蠢きが、漏らす甘声と共に切羽詰った物へと変わっていく。
彼女の舌が、膣壁上部、丁度クリトリスの裏側付近でぷっくらと膨らむ部分を刺激すると、その声音はますます淫らに跳ねて、内腿の締め付けを強くする。
とろんと潤んだ金瞳が懊悩に垂れる眉根と共に細められ、不安と困惑の色を覗かせ彼女を見つめる。
もう後少し、そのまま舌愛撫を続けられていれば、猫娘は盛大に撒き散らす潮噴きにて彼女の顔に粗相してしまう所であった。
「はぁぁ……っ、はぁぁ……っ、はぁ……っ、は……っ、はぁ……、はぁ……。」
離れていく彼女の頭部が、そうした未来の回避を知らせるも、続いて彼女の見せた姿勢の変更に
「――――んぁあ……っ、はぁっ、んんぅ……あ……、あぁ……んっ、あっ……はぁ……あぁ、ぅ……うぁ……あ……っ。」
改めて嬌声を零す事となった。
蜜濡れた花弁と花弁が、褐色と白の大陰唇を絡ませ合いつつ溶け合うように密着していた。
揺らめかせる腰の動きが、にち、にゅち…と淫らな蜜音を響かせて、恥肉の合間に白く泡立つ粘糸を形成する。
尖りきった淫核が彼女の肉芽と擦れ合い、ビリリッと鋭い快楽電流にて背筋を戦慄かせる。
■マリス > 「んんぅ……ん、はぁ……ふふ、出させちゃっても良かったんだけど……はぁ、ん……」
顔に粗相、もとい潮を浴びることは別段経験がないわけではない。
反応を見るに、彼女の弱点と思しき箇所は大体把握出来た、筈だ。
未だ互いに絶頂を控えたまま、行為は次へ移行する。息も整わぬまま、上体を余すところなく密着させていく。
「――ん、はぁぁ……あっ、…んんぅ、……んぁ…はぁっ……あ、ふぅ……」
蕩ける割れ目のみならず、色違いの大陰唇さえも溶け合わせるような重なり具合。
にゅる、にちぃ、と蜜が混じり合う水音が漏れ聞こえて、泡立つ液は布団へと滴り落ちる。
腰を控えめに揺らめかせる動きは、彼女にも動くことを強請るかのようで。
そして互いの乳肉も擦り付け、乳首同士を絡ませ合う。
敏感な箇所を一つ、二つと同時に刺激し、肌を重ねる心地良さを十分すぎるほどに味わう。
■キルシュナ > つい先程、甘い舌奉仕にて潮噴き絶頂の直前まで昂ぶらされていた猫の体躯は、貝合せの睦技にてあっさりと危険域へと押し上げられる。
「はぁ……あぁ、んんぅ……あっ、あっ、あぁ…っ、あぁあ……ンッ、あぅっ、んぁあ……はっ、んきゅぅう……マリ、スぅ……ウチ、そろそろ……あっ、イッ……イき、そ……やんんぅ……っ。」
耳朶に響く蜜音の淫猥さ。
二匹の雌の体液が混ざり合い、泡立てられて、発情の匂いを色濃くしていく。
野太い男根で腹腔内を蹂躙される種付けセックスにて至る絶頂とは異なる、机の角に恥部を押し付け腰を振る一人遊びの愉悦にも似た甘い官能。
しかし今、むき出しの恥肉に擦りつけられているのは、固くて冷たい机の角などではなく、柔らかく、そして、淫らに熱くぬめった他者の秘唇。
気付けば、キルシュナもまた細腰を捩って尻肉を浮かせて自らその快楽を貪りはじめていた。
「あぁ……っ、あッ、ぅんんぅ……っ、ふあぁ……、ふわぁぁあぁああ………っ!」
汗ばむ豊乳同士が重なり合い、互いの熱を交換し合う中、キルシュナはついに最初の絶頂へと打ち上げられた。
ビクンッと跳ね上がる腰の動きが、密着する恥肉を滑らせ、包皮から顔を覗かせていた肉真珠へと鋭い刺激を生じさせ、猫娘の絶頂に彩りを添える。
プシッとしぶいた控えめな潮が、シャワーの流水の如き刺激を彼女の膣口に浴びせかける。
恋人繋ぎに絡めたままの手指を、更に強くきゅううっと握り締め、キルシュナはしばしの法悦に身を浸す。
■マリス > 舌奉仕と貝合わせの併せ技は、存外彼女に効いたようで。
発情臭を部屋いっぱいに漂わせ、娘2人は絶頂へと急き立てられていく。秘部より溢れ出る愛液を混じり合わせ、泡立て、布団に沁みを作り出す。
「んっ……んん、あぁ……あっ、はぁ……んんぅぅ……いいわ、…イッて……私も、っ……もうちょっと、で……あぁぁ、んぅ……」
浮かせてくる彼女の細腰に己の腰を密着させて、恥肉をぐちゅ、ぐちっ、と擦り合わせる。
乳肉が柔らかく拉ぎ合う様を視界の端に捉えながら、やがて彼女が達するのを蕩けた双眸で見つめる。
控えめながらしぶいた潮はしかし、弱くはない刺激を己の秘唇に与えた。
びくっ、と腰を小さく震わせて快楽に顔を歪め、手指を同じくらい強く握り返す。
「はぁ……ん、んぅ……私も、そろそろイく……っ、んはぁ……あぁぁ……」
法悦に相手が浸っている最中、我慢できずに再び動き始める細腰。
絶頂により溢れた蜜を潤滑油のようにして、より強い蜜音を響かせながら快楽を貪っていく。
■キルシュナ > 「あ……ッ、あぁっ、んぅ……………っくぁふぅ……ん……っ、はぁ……っ、はぁ……っ、はぁ、ぁ……っ、はぁ、ぁあ………。」
浮かせたまま、ビクッ、ビククッと絶頂の痙攣にふるえていた尻肉が、不意に力を失いくたりと布団に崩れ落ちた。
汗ばむ肌を密着させたまま豊乳を上下させ、絶頂直後の気怠さにぼんやりと虚空を仰ぐ。
白く染まっていた脳裏に、ゆっくりと色彩が戻ってくる。
「―――ん、ぁ……あぅ、んんぅ……あ、あぁ……ふあぁ……っ。」
そこに与えられたのは先程よりも品のない蜜音を伴う、貝合せの悦楽。
絶頂に乱れた呼気が落ち着きを取り戻すよりも早く、火照った身体に新たな快楽が積み重ねられていく。
■マリス > 「――はぁ……あ、……っあ、んん……んぅ……あぁぁっ、…んも、っ……イく、…イき、そっ……あ、はぁぁ……」
淫猥な蜜音をこれでもかとばかり響かせ、貝合わせの悦楽により絶頂へと駆け上がる。
少し上体を浮かせ、自重で下がる豊乳をたぷんと揺らしながら腰を揺さぶり、揺らめかせ、喘ぐ。
「――ふぅ、っ……、…は、あぁ……んあぁぁあっ……!」
腰を一際大きく痙攣させて、未だ密着させたままの姫華に潮を浴びせかけ、深い絶頂を味わう。
ガク、ガクッと太腿を震わせ、全身から力が抜けたようにキルシュナの身体に崩れ落ちて、遅れてやって来た余韻、気怠さに浸る。
■キルシュナ > 「あぁ、んっ、くぅぅ……っ、あっ、あンっ、あっ、は……っ、ふぅ、あ…っ、あぁ……あっ、……ウチ、も、……ウチも、また……イッ、くぅぅうう………ッ!」
彼女の法悦に合わせるように、こちらも再びの絶頂へと駆け上がる。
蜜をまぶして艶増す肉芽を強く彼女に擦りつけ、ぬちっ、にちっ、くちゃっ、にちゃっと卑猥な水音を響かせながら腰を振り、彼女の細足に褐色の脚線を絡みつかせて至る二度目の絶頂。
ぷしっ、ぷしゃっと噴く潮を彼女のそれと共に周囲に散らし、敷布団に斑な染みを滲ませる。
彼女の白肌を受け止めて、汗ばむ褐色が乱れた呼吸で豊乳を上下させる。
絶頂直後の気怠い時間、肌を合わせて呼吸を重ねる二人の娘。
そして、その呼吸が落ち着いて来たなら、再びどちらともなく睦事を再開させる事になるだろう。
女同士だからこその、終わりの来ない爛れた交合。
そうした艶事の嬌声が穏やかな寝息に変わるのは、繰り返し積み重ねる絶頂が互いの体力を根こそぎ奪い去った後となるだろう。
それはまだ遠い、日の出も近い時間の事―――。