2017/10/13 のログ
リス > 「くすぐったいわ。」

 彼女のしっぽが動けば、自分のお腹のあたりをくすぐる。
 獣のしっぽのモサモサ感がとてもくすぐったくて小さく笑みをこぼしてしまう。
 裸の彼女はそれこそ、将来を期待させるような青い果実で、それを貪ることに少しばかりの背徳と強い興奮を感じてしまう。
 それが、誘うように秘所に淫蜜をにじませ妖しくランプの光にさらされてしまえば一層のこと。

「いいのよ、力を抜いて、私に身を任せなさい。」

 優しく問いかけて、彼女の背中に乳房を押し付けて柔らかな肉体をこすりつけていく。
 己の匂いをこすりつけるように乳房を、肌を押し付け、温んでいる秘所に指を、肉棒をこすりつけていく。

 そして、子作りに関してはリスもあまり意識はしていない。
 言葉としていうのは、そのほうが背徳的で興奮するから、あと、征服感が強まるから。
 ただ単に、雰囲気作りとしての言葉なのであった。

「そろそろ、よさそうね……?
 こんなにキツキツで、ふふ……怖いわ」

 軽口を叩きながら濡れている秘所の感覚で、大丈夫だろうと指を引き抜いていく。
 蜜でとろとろになったかの自分の指を肉棒に持っていき、蜜で先端を濡らしていく。
 そして、背中を抱きしめ、しっかりと唇を重ねながら己の先端を彼女の入口にあてがう。
 ゆっくりと腰を使い、彼女の入口を割り開き、挿入していく。
 幼い入口を大きく広げつつ、時間をかけて奥まで差し込んで、子宮口の入口に先端を押し付けて止まる。

「ヴェオフラム……。」

 彼女のフルネームをひとつ呼んでから少女は腰を動かし始める。
 自分の肉棒をなじませるように、グリグリとかき混ぜる動きで。

ヴェオフラム > 「わぅう……ぁ、んぅ……。」

思っていた通り、リスは優しい。
フラムを襲った雄達は、濡れてもいない恥肉に唾を塗りつけ、粗野な肉棒を強引にねじ込んできた物だ。
肩越しにちらりと見つめる肉棒は、彼らと同様強い興奮に張り詰めているのに、それでもまずはヴェオフラムの肉穴を解す所からはじめてくれる。

そうした優しさが嬉しいと伝えるように、きゅん、きゅんっと締め付ける膣襞が、ねっとりと滴り落ちる程の蜜を湛えて甘酸っぱい香りを周囲に散らす。
そんな優しい彼女との子ならば、たとえ本当に孕んでしまったとしても後悔はしないだろう。
貞操観念とモラルの低い獣娘なので、貞淑な妻になるのは難しいだろうけれど。

「んぅ、ぁんぅ……ぁ、あ……、んわふ……ん、きゅぅう……っ。」

リスの下腹部を揺れる獣尻尾がわさわさとくすぐる。
当然、そこにそそり立つ肉棒ももろともに。
もちろん、フラム自身が小賢しくもそうした愛撫を狙っての事ではない。
獣の交尾姿勢と、背に覆いかぶさる様な彼女の体位、そして優しいセックスに悦びを示す尻尾の動きが偶発的に生じさせた愛撫である。

「り、りす……り、すぅ……フラム、んぁうっ、と、とび、そう……んぁっ、あ……とんじゃう……あ、ぁあっ……あっ、んっ。」

絶頂の訪れをどう表現すればいいかも知らぬ初な少女は、拙い語彙で不安げな声音を漏らす。
そんなタイミングで引き抜かれていく指先が、ピンクの膣肉を捲り上げ、ちゅぽんっと小気味良い音さえ立てさせる。

続いて指より熱く、太い感触が濡れた肉穴に押し付けられれば、ビクッと小尻が跳ねて肉穴がすぼまる物の、出会ったばかりの少女に対する妙な信頼感に力を抜いて

「―――んッ、ふ、っ……んわぁぁあぅぅう………っ。」

ミチミチという音さえ聞こえそうな拡張感。
それでも獣人の膣肉は意外な頑丈さと柔軟性を見せて彼女の剛直をぱっくりと咥え込んだ。
小柄な少女の胎内は、当然の様に浅く、最奥への到達もいともあっさりと訪れる。
長大な肉棒の1/3程が体外に残ったまま。

耳元にて囁かれる己の名に、ぞくぞくっと背筋を震わせて、きつく締め上げる未成熟な膣肉を解すような腰の動きに再び吐息を弾ませ始める。
つい先刻、絶頂直前にまで押し上げられた身体が再び熱く昂りはじめ、それと共に硬さの強かった膣肉が少しづつ柔らかく解れていく。

リス > 「ふふ……っ。」

 愛玩動物を可愛がるような、そんな可愛らしさに思わず笑みがこぼれてしまう。
 そんな可愛さがあるのに、自分の指を強く食いしめて、吸い上げるような彼女の秘部。
 濃厚な蜜が指を滴り、女の匂いが充満していくのが分かる。興奮しているのが目で見えるのだ。
 もう一度口の中で、可愛いとつぶやいてしまう。

「あ……んっ。も……いたずらっ娘。」

 彼女の意図したところではないのだろう、自分の肉棒を愛撫する彼女の尻尾。
 それでも、自分の肉棒を、秘所を、下腹部を愛撫すればひく、ひく、と快楽に身を震わせてしまう。
 楽しそうに笑いをこぼして見せて、彼女のしっぽにお腹を押し付けてしまおうか。

「いいのよ、好きなだけ好きなだけ気持ちよくなって、いっていいの。
 そのほうが嬉しいから。」

 不安そうな声に、優しく言って聞かせて。
 それでも、ギリギリの所で抜いてしまったのは、心変わりしたから。
 指ではなくて、肉棒でイカせたい、と。
 そして、そのままゆっくりと差し込んで密着した。

「フラム、大丈夫……?
 メス同士で一つになったわ……?
 気持ち悪く、ないかしら?」

 一応両性ではあるが、見た目はメスであり、人間同士でも、セックスの時、いざ挿入したら拒絶反応起こす人もいる。
 異種族の彼女はそういうところどうなのだろうと、愛撫のように膣内をペニスでかき混ぜながら問いかける。
 時間をかけて、激しさのないナメクジのようなゆるりとした交尾。
 子宮口をほぐすように、先端でグリグリグリグリとこね回し、ほぐすように腰を使う。
 彼女を気遣うのと、彼女を興奮させる、両方を兼ね備えて。

「大丈夫なら……奥の奥まで、繋がりたいな。」

 彼女が嫌と言えばそれまでではあるが。
 少女も挿入する方として、オスの感覚が無いわけではない。
 つまり、子宮の中まで差し込んでの支配欲と生殖確率を引き上げたいという。
 合わせて言えば、少女の獣欲を問いかけた。

ヴェオフラム > 「んぅ……んぅう……よころ……、よろこばしい。」

女同士の種付けセックス。
その倒錯は気持ち悪いどころか妙な幸せを獣娘に与えていた。
熱に浮かされる頭の中、ふるふると頭部を振って、乏しい語彙から共通語を拾い上げて彼女に伝える。
乱暴さの無い優しい腰の動きに、獣少女の声音も甘く淫らに溶けていく。

「ん、う……よい、よ。りす、なら……なに、しても、ぉ……んっ、ぁう……よい、あっ、あぁ……んふぅ…っ。」

かつての陵辱者達は未成熟な獣少女の最奥を、肉欲任せに叩きのめしたものだ。
ヴェオフラムがその時感じたのは、お腹を壊されてしまうのではという恐怖と、重苦しい痛みだけ。
しかし、今はその時に感じていた様な痛みではなく、はじめて味わう肉の悦びに身体が震えているのだ。
ならば、彼女のしたいと思う事なら、出来るうる限り受け入れたいと思う。

ソファの座面に突っ張っていた両腕を折りたたみ、汗ばみ始めた双乳を拉げさせつつ上体を押し付ける。
そうして作った楽な姿勢で愉悦に跳ねる呼気を長く吐き出し、下腹に篭った力を抜く。
そんなことで子宮口が開くのかはわからないけれど、気休め程度にはなるはずだ。

改めて彼女に肩越しの視線を向ける。
不安と快楽に揺らめく薄茶の瞳を彼女の空色に絡めて

「して。ふらむの、おく、りすにあげる。」

リス > 「フラムったら……もう。へんたいさん。」

 嬉しそうに彼女に言い聞かせよう。
 我慢している様子でも、無理している様子でもないから、馬鹿にするわけでないが言い聞かせる。
 普通ではないのよ、と。
 それは自分も同じであるし、彼女の中をゆっくりかき混ぜていく。
 ドロドロの蜜を泡立てるように、己の体温を相手に送り込むように、しっかりと抱きしめて密着していく。

「わかったわ、フラム。
 最後まで、気持ちよくしてあげるから。」

 彼女の同意にうなづいて、少女は少しだけ腰を押し付ける。
 まだ三分の一入りきらない肉棒の先端を、彼女の子宮口に強く押し付ける。
 そこから、時間をかけて、なじませていく。
 腰を揺らしくねらせ、先端で子宮口をほぐすように愛撫して、徐々に、徐々に。
 痛みなど与えないが焦らして焦らして、時間をかけて奥を犯していく。
 彼女の体を抱きしめて、汗に濡れる体をお互いこすりつけてどれだけの時間をかけたかは分からぬが……終には、少女は彼女の幼い子宮の中に己の先端を挿入してしまう。

「確かにもらったわ。
 ヴェオフラム、女同士の子作り始めるわ?
 もし、出来ちゃったら、うちに来なさい、責任取るから。
 できなかったとしてもいつでも遊びに来ていいけどね?」

 そんな冗談をこぼしながら。
 彼女を抱きしめて、彼女の子宮の天井に先端をこすりつける。
 肉棒全体で彼女の膣の中を擦りあげてスローセックスを楽しもうと。

ヴェオフラム > 変態という言葉はヴェオフラムの語彙の中には存在しなかった。
普通では無いことをそう呼び表すのだと教えられても、その事に対する感慨も羞恥も特に感じない。
他者がなにを言おうとも、リスとの交合は喜ばしく、そう感じる己の心根を隠し立てする必要も感じないから。
密着する暖かな体温はやっぱりどうしようもなく心地いいから。

「ん、ぅ……ふわ、っ、ん……く、ぅ、あ……わ、んぅっ、んっ、ふっ、んぅ……ぁ、んぅっ。」

硬く侵入を拒んでいた肉冠が、繰り返される軽い突き込みにじわじわと緩んでいく。
雄共の乱暴な陵辱とは違う、優しく、気遣う様なその動きが、男根に感じていた恐怖心の解消と同様に子宮口を綻ばせていく。
そして、浅い抽送ではあっても、膣全体をみっちりと拡張する巨根による刺激はじわじわと少女の性感を高めていって

「ふわ、あッ、あぁああ…っ、ふわぁぁああぁああうぅう……っっ!」

雌の身を持つ雄の剛直に貫かれた仔犬の遠吠えは、誰も犯したことのない聖域への到達と、ねっとりと高められていた肉悦が爆ぜた事を知らせる物。
武術の師匠に腹部を殴られた時の如き息苦しい鈍痛と、これまで感じたことのない未知の悦楽が背筋を駆け上がり、ピンク色にとろけていた思考を白く塗りつぶした。
背筋を反り返らせ、彼女に押し付けるように持ち上げられた尻肉と尻尾が、ビクッ、ビクッと断続的に戦慄いて、絶頂の訪れを彼女に示す。

1/3程を残していた肉丸太がその全てを獣娘の腹腔内に埋め込み、薄い尻肉と彼女の下腹が蜜を散らしつつぺちゃんと密着していた。
アナルセックスにおける肛門の如き締め付けが、剛直全体にまんべんなく吸い付く膣圧とは異なる刺激を肉竿の中感に生じさせる。
亀頭が触れるのは膣襞の織りなす複雑な起伏とは異なる、つるりと滑らかな子宮壁の感触。

総身に込められていた力が不意に抜け、尻尾の力みもふにゃりと消える。
臀部と内腿を震わせる痙攣は残ったまま。
ヴェオフラムの半開きの唇が唾液と共に零すのは、短距離を全力で走り抜いた直後の様な荒れた呼吸。

「りす、の……ぜんぶ、はいった…ね。いっぱい、そそいで、こだね、さずけて……?」

ぺろぺろしたい、ぎゅって抱きしめたい。
そんな欲求に答える事が出来ないのが、獣の交尾の弱点だと思う。
次にする時はニンゲンの真似をしてみよう、なんて思いつつ、性急さの無い、優しい律動に身を任せ、甘く蕩けた声音を漏らす。

彼女の精を、子供の素を、陵辱者達も到達できなかった最奥にてたっぷりと受け止め、肉壁に染み込むようなその暖かな熱に蠱惑の笑みを浮かべる獣娘。
その日の交尾が獣少女の腹を膨らませるか否かはまだ分からぬ物の、種付けにて感じられる雌の多幸感をはじめて教えてもらえたヴェオフラムの顔は、幸せそうにほころんでいたはずだ―――。

リス > 反応がなかった、まあ知らない言葉なのだろうと、それ以上突っ込むことはしないようにした。
 今は彼女との交わりを楽しもう、そちらのほうが重要なのだから。
 しっかりと彼女を抱きしめ、己の体をこすりつけていくのは、まるで自分のにおいをマーキングするかのようで。

「んっ、は……っ、はぁ……んっ。」

 自分の肉棒が少しずつ埋まっていく、彼女の体が徐々に受け入れてくれている。
 小さな体をこんなふうに支配するのは倒錯した悦楽を覚えて、それでも、と彼女の肉体を優しくほころばせながら徐々に深く入り込んでいく。
 小刻みに、丁寧に、優しくゆっくり、自分も焦らされている感覚はあるがそれは我慢して。

「………っ!!」

 大きくなる彼女の声に、ゾクゾクと精神的な悦楽を覚える。
 食い占めるように締め付けてくる彼女の秘所の刺激も、甘い声も心地よく、激しくしたくなる衝動を我慢する。
 にちゅにちゅと、蜜が垂れて泡立ち、女の匂いを強くする。絶頂に入っていることを示すような彼女の体の動きが女を熱くする。

 小さな体を貪るように抱きしめて、ひとつになる感覚に身をよじらせる。
 その締めつけも、密着する熱も、熱く柔らかな膣の刺激も、肉襞の、子宮口も、子宮肉輪も、どれもこれも心地よくて。

 奥まで入り込んで。
 くたりとする彼女の肉体、それを抱きしめて、抱き上げるように。

「ええ……全部、たっぷりあげるから……ね。」

 可愛らしい彼女の唇にキスをして囁いてから。
 少女は動き始める。

 優しく、時間をかけたそのセックスはいつまで続いたかは二人のみが知る事実―――――

ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からヴェオフラムさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からリスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/宴会場の一角」にタイロンさんが現れました。
タイロン > 湯を浴びてその後に食事か、或いは酒を騒々しい空間で楽しむための宴会場。
別段時間が決まっている訳でもなく、それこそ大衆食堂の様に様々な人が集い、思い思いに騒いでいた。
造りは、異国情緒溢れる草を由来にした畳と、足の身近なテーブルが幾つも並びその前に座って食すというもの。
部屋の奥、目立つ位置には一段高いステージがあり、何やら歌を歌っていたり、ジャンケンやサイコロによる脱衣勝負なんかも繰り広げられていた。

そんな中。
似合わぬと言われても仕方がないくらいに身の丈と肌の色に合わぬ浴衣に身を包んだこの男は。
幾分乱れた帯と、その空間が何だか落ち着かずに捲った袖――見事に、着れていない。
配膳された小さなテーブルの上に広がる食事に舌鼓を――あまり打てていなかった。

「……アゥ。ん、んー…ムツカシイネー。」

それは偏に、箸の存在。折角だからとそれを使ってみたのだが、首を捻り、?を浮かべながら周囲の動きを見て見様見真似。
それでも物を挟むこと上手く叶わず、口元に運びかけては皿の上に品を落とす、という行動の繰り返し。

タイロン > その後も喧噪激しい宴会場の一角で。
箸の作法に苦慮する異人の姿があったんだとか。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/宴会場の一角」からタイロンさんが去りました。