2017/09/16 のログ
■ルーク > 「ぁ…んっ…ふぅぅ…んっ…」
琥珀が熱に溶けていく。
温められたはちみつのように蕩けた瞳が、じっと見つめる茶色の瞳を見つめ返して、ルークからもくちづけを重ねれば、後頭部に手を添えられて口づけが深くなっていく。
強い吸い付きとともに、舌を唇に押し付けられれば自ら開いて彼の舌を受け入れ、絡め取られ吸い込まれていく。
舌や粘膜を舐めとられ、吸い上げられてそこから生まれる快感にまたひときわ強い締めつけが、中の熱を襲う。
呼吸すら奪うほどに深い口付けが離れれば、息を乱しながら再び蕩けた瞳が彼を見つめ。
「――……。人、前、でも、ですか…ぁっ…されたい、のでしょうか…。あの日見た映像が、頭から離れなくて…。」
折に触れては浮かび上がる、ミレー族の少女と貴族の映像。
誰かに痴態を見せつけたいと思うほどに、痴女ではないが、彼が周りの人間にルークを自慢するという事実が重なればきっと嬉しいと思ってしまう。
問いかけのような返事は、彼の言葉を聞いてきゅうっと切なく締まる中が、肯定を示していた。
ルークもまた、ぎりぎりまで快感が溢れてきており少しの刺激ぜ達してしまいそうになっている。
はぁっと息を乱しながら、完全に体を起こした彼に抱き寄せられて、その胸板に頬を寄せ上がら絶頂の予感に体を震わせ。
■アーヴァイン > 甘く抱きしめ合い、じゃれ合うときよりも蕩けていくようにすら見える琥珀色は、もっともっとと無邪気に強請るように熱を帯びて見える。
キスの後でも、その熱は衰えず、虚ろに感じる視線を重ねながら黒髪を撫でていく。
記憶を呼び覚ますように問いに答えながらも、それは曖昧ながらに否定はない。
何より抜ける瞬間にぎゅっと膣内が窄まるのがわかり、それが肯定だと受け止めれば、意地悪な笑みを浮かべた
「それなら…やってみるのが早いな」
その言葉の後に紡ぐ古い音は、二人の視野を記憶と入れ替えていく符号。
彼が見た夜のように、賑やかな歓楽街に、周囲を取り囲む男達のイメージ。
二人が居た寝室の映像が、一瞬にして野外に変わっていけば、仮初の地面に両膝をつかせていく。
「ルーク……卑猥に受け止めてくれ?」
それは記憶の中で貴族が少女に告げた言葉と同じ。
膝をつき、目の前でしごかれる肉棒から溢れる白濁を受け止める瞬間も同様だ。
不慣れな少女は、綺麗だと言われた瞳で貴族を見つめたまま口を開き、亀頭の前に差し出しながら自慰をしつつ受け止めてたり、綺麗だと言われた瞳で受け止めたり、許しを得てから自ら股座を押し付けて中で受け止めたりと、観客を魅了した。
やり様が多い問をかけたのも、彼女が無意識にされたい責めを吐き出させるためだ。
しゅっ、しゅっ、と掌で肉棒を扱きながら熱液の噴火を促しつつ、薄っすらと笑みを浮かべて彼女を見下ろした。
■ルーク > 「やってみる、とは――?!ぇ…」
熱が中から引き抜かれてしまい、うつろになったそこは物ほしげにひくついて愛液を垂らしている。
意地悪な笑みを彼が浮かべながら、告げた言葉の意味を問う間に彼が古い音を紡ぐと周囲の景色が一変する。
一段高くなった舞台のような場所に、ルークと彼の姿はあり周囲には男たちが群がって舐めるような視線を突き刺してくる。
しかし、記憶の映像と同じように下卑た言葉が飛び交うことはなく、愛情で蕩けさせるさまに皆が皆見入っているようだった。
かりそめの地面は、膝をついても痛みもないほどに柔らかく感じる。
そして、目の前にははち切れんばかりに膨らんだ熱をルークへと向ける彼の姿。
「……ぁ…はい…。」
彼が紡いだのは、記憶の中にある貴族と同じ言葉。
砲身をルークへと向ける彼を見上げると、舌を差し出して口を開く。
これから彼のものを顔に、口の中に、舌の上に人々の見ている前で受け止めるのだと思うと、心臓が早鐘とうつ。
記憶の中の少女がやっていたように、指が秘裂に向かうと不なれな手つきで肉芽のピアスをいじり、肉芽をくりくりとこね回しながら膝立ちになった股座から愛液を滴らせる。
■アーヴァイン > 記憶をそのまま浮かべてしまえば、少し齟齬が生まれていくので、そこは自身で調整していくしかない。
しかし、男達の視線はあの夜のように食い入るように鋭いながらも、音は静かだった。
本当は無言ではなく、心のなかで呟く声を彼女の耳へ幻聴の様に響かせていく。
『すげぇ細いな…腰とか異様にそそる』
『あんな美人でか……』
『乳首とクリにピアスついてるし、目元とか妙にエロいよな…』
上品な言葉ではないにしろ、彼女の魅力に食い入るような声ばかり響かせていき、視線の裏にある感情を彼女にもわかりやすいように伝えていく。
舌を差し出し、口を開いての自慰は、イメージの声を全て息遣いに変えてしまい、擦る音が幾重にも重なる。
ピアスを弄る指先が濡れていくさまを、ねじれる肉芽や蜜を滴らせるクレパスに視線が集中し、見入る男達も同様にしごいていた。
「っ……ルーク、出る…ぞ…っ」
そろそろとなれば、開かれたままの口へ肉棒を押し当てていき、差し出した舌へ擦り付ける。
そのままと呟き、腰を揺らして舌の表面で仮裏をしごくと、どくどくっと、苦味のある白濁が喉にぶつかるような勢いで注がれた。
未だに量も熱も衰えない、ジェルを思わせるような粘度を舌に絡めながら、鎖を引いて唇に密着させていく。
その体を堪能する合間も、彼らは自身で始末する他ない。
空打ちのように溢れる白濁と、未だに彼女を求める視線はやまないが、手出しされない。
奪わせないと、彼が強く思うからこそ、イメージの男達もそれに逆らえず、独り占めされる彼女を眺めていた。
「…ルークは戦う仕事をしてただろう? 入れてあげるから…ぐっと足を開いて、強請ってもらおうか。ちゃんと指でも広げてな」
イメージの少女はミレー族だったのもあってか、身体は柔らかく、狩人の手伝いをしていたのもあって、体幹は良かった。
バレエの開脚のようなY時バランスを命じれば、目配しながら一言添える。
彼らによく見えるように、記憶にはない一言を添えて彼女の欲望を確かめる。
■ルーク > 「ぁ…――っ…ふ…ぁっ、あ…」
食い入るように突き刺さる視線と、荒い息遣いの響く中で耳に幻聴のように男たちの声が聞こえてくる。
ちらっと琥珀の瞳が男たちに向けられるけれど、どの男の唇も動いてはいなかった。
乳首と肉芽のピアスを指摘されたり、糸引く愛液の様子やひくつく膣を卑猥な言葉で実況する声に、かぁっと頬が熱くなる。
しかし、それと同時に、溢れる愛液はまた増えて疼くような感覚さえ感じて。
しゅ、しゅと熱を擦り上げる音がそこかしこから聞こえてくる。
それでも、誰ひとり壇上に上がってルークを犯そうとはしてこないため、恐怖はほとんどない。
視線が突き刺さるのではないかと思うほど、自慰をする場所へと向けられり視線にぞくぞくとしてしまう。
羞恥の快楽に沈みながら、舌をさしだして開いたそこへと彼の熱は擦りつけられている。
宣言とともに、強めに舌にう雁裏が擦りつけられるとびゅるびゅると固形に近い苦い白濁が口の中に放たれていく。
こぷっと唇の端から白濁が溢れそうになると、くいっと首輪の鎖を引かれて蓋をするように先端が唇の中に入る。
こきゅ、ごきゅ、と流れ込む粘液を喉を大きく上下させながら飲み下す表情は熱に蕩けている。
彼の精を口に受け止めながら、ルークもまた絶頂へと達しぷしゅ、と潮を吹きながら体が震えている。
「こふっ…はぁっ…は、い…アーヴァイン様…。」
とろとろと唾液まじりの白濁を唇の端から溢れさせながら、とろんと蕩けた瞳が彼を見上げる。
彼らによく見えるように、と彼の言葉が付け加えられるのにぞくんとしびれが走り抜けていく。
立ち上がると、恥ずかしそうに躊躇したあと右足を持ち上げて彼の命じた体位をとっていく。
大きく広げられた足は、それだけでまた座の様子が観客に丸見えになってしまう。
おぉ…とどよめきが聞こえ、見られているのだと尚更自覚すれば頬は真っ赤に染まりながらもつつ…と支点になっている太ももに愛液が伝い落ちていく。
指をまた座へともっていけば、くぱぁっとそこを割開いて綺麗な粘膜の色を、肉ビラの様子まで観客に晒し。
■アーヴァイン > 不意に視線が彼らに向かえば、それらしい反応を示すように彼がコントロールを続けていく。
どうかしたのか、少し怪訝そうに彼女の顔を見やる男達は、恥じらいの様子に、肉棒を一層強く擦らせる。
欲望の怖がるだろうかと心配したが、取り越し苦労のようだ。
それならと男達のイメージを操り、卑猥な幻聴を強める。
『あの顔にぶっかけてぇ』
『エロい顔してるくせに恥じらいやがって…ぶち込みてぇ』
『毛もあんな卑猥にしてるのかよ…』
彼が居なければ、あっという間に犯されてしまいそうなほどの欲望を響かせる。
だが、彼がいるから手を出せない。
女の本能にある雄を魅了する欲求を擽りつつ、溢れる蜜が滴り落ちれば、濁ってると呟く声も聞こえるだろう。
それは彼の白濁の残滓か、それとも蜜の濃度の濃さに濁ったのやらだ。
「っ……潮まで拭いて…そんなに美味しいか?」
喉を鳴らしながら白濁を飲み下し、蜜が間欠泉のようにあふれる。
男達のイメージが揺れ、一歩前へ踏み出し、その様子をもっと間近で見ようとするものもいる。
薄っすらと笑えば、彼らに小さく手招きして、すっと足元につま先で線を引く。
手を伸ばしてギリギリ届かないぐらいの近さは、彼女の被虐心を煽るには強すぎるかもしれないが。
「柔らかくていい体だな…奥まで全部見られてるぞ?」
まっすぐ空へ伸びるように上がっていく右足は、股座の全てをさらけ出す。
ハートにかたどられた茂みと、僅かに開いたクレパスから滴る涎と香り。
そこをよく見えるように広げられれば、感嘆の声と共に視線はそこに集中する。
視線が突き刺さっていく中、そのままだと囁きながら後ろから抱き寄せ、重たく広がった蜜壺の口に二本指の先端を咥えこませ、そこを広げるように指の間を開き、入り口の周りだけを掻き回しながら、よく見えるようにかき回す。
「おねだりの言葉が足りなかったな? おまんこの中まで見られて、どんな気分だ? みんなの前でちゃんと告白してもらおうか」
感じる感情を、悦びを口にする様に命じつつ掻き回し、言葉にしたならば、よく出来たと褒めながら背後から肉棒を突き刺すだろう。
幾度と白濁を吐き出したにも関わらず、彼女が盛りついていく様子に余程興奮しているのか、今日一番の膨らみと硬さを以って、子宮口をごりゅっと抉ることになるはず。
■ルーク > 「――ぁっ…ふ…ぅぅ…。」
男たちの強くなる欲望の声に、顔から火が出そうな心地になる。
けれど、それとは別にハートに整えられた茂みの様子やピアスの様子など彼のものだという印を、見られるのに悦びが浮かぶ。
そして、その彼がいる限り周りの男たちに手出しできないという安心感がある。
だから、溢れる愛液はとどまるところを知らず、濁っていると指摘する声にひくりとまた秘裂が震えた。
白濁は溢れ続ける愛液に、ほとんどが押し流されて濁りをみせるのは愛液の濃さ、興奮の深さ故だ。
「はぁっ、ぁ…苦いような、味、ですが…アーヴァイン様の出されたもの、なので…。嬉しい、です…。」
美味しいかと言われれば、美味しいと言える味ではないが彼がルークに興奮し、果てた証は、それを受け止めることは嬉しいと頬を染めながら告げる。
潮をふく様をもっとよく見ようと、男たちが詰め寄るのに彼が許可すると観衆との距離が近くなる。
手出しはできないが、息遣いまで聞こえそうな距離に少し怖さを覚えたのか琥珀の視線が彼を見上げ。
「――ふ…ぁ……っっあぅぅっ、ひんっ」
バランス感覚のいい柔軟な体は、一本足で立っても安定しており、ぶれることなく秘裂の様子を晒す。
距離の近くなった男達に、甘い香りを振りまきながら滴り落ちる愛液の量は、見られる事で増えるばかり。
指で開いた粘膜の色や、蠢く卑猥さに感嘆の声と視線が集中すればきゅぅっと恥じらうように膣口がすぼまりを見せる。
後ろから抱き寄せた彼が、二本の指を埋めるのにずぶずぶと愛液に満ちたそこは美味しそうに飲み込んでいく。
くっぱりと更に膣の奥まで晒すように指が開かれると、また男たちのどよめきの声があがる。
ぶちゅ、ぐぽっと彼の指が動くたびに愛液が掻き回されt空気混じりの音を大きく響かせながら、糸を引いて誰落ちていく。
「――っぁ…ぅぅ…アーヴァイン様に、おまんこを広げられて、奥まで見られて…恥ずかしい、のに、ぞくぞくして、あぁ…んんっ…指の動きをいつもより強く感じ、ます…。中に、アーヴァイン様のものが欲しい、です…アーヴァイン様を、感じたい、です…――ふぁぁっ、あっ、ひっ…っ」
必死すぎて、お強請りの言葉が抜けてしまったことを指摘されれば慌てたような様子を見せ。
けれど、新たな問いかけの言葉に耳まで赤く染めながら視線を彷徨わせた。
どこに視線を向けても、ルークの痴態を食い入るように見つめる男たちで埋め尽くされている。
膣の奥まで見られていると思うと、かき回す指の感触をより強く感じて膝が震えそうになる。
お強請りの言葉を紡げば、褒める言葉とともに彼の熱が一気に挿入されごちゅんと子宮口にぶつかる快感に、びくっびくっと軽い絶頂を起こして。
■アーヴァイン > 見られ、彼らの視線に晒す爪痕の印象と、手出しできぬ距離感が蜜の濃度を濃くさせていく中、白濁の味を問いかける。
素直に苦いと答える辺りが、まだ純粋さが消えてないような気がして心地よく、そうかと呟きながら嬉しそうに笑う。
自分にどこまでも寄り添い、蕩けていく様子にびくりと亀頭を揺らす。
『甘い匂い……?』
『ぐぼぐぼいってるぜ、あのマンコ』
『どこでもいいから、あの身体で抜きてぇ…』
貪りたいという欲求が深まる中、ドロドロに糸を引かせつつ指がしゃぶられると、きゅうっとしまろうとする膣口を強引に広げてしまう。
恥じらいに顔を隠すようにも感じれば、全て晒せと、自らの手で強引なぐらいに指の間が開かれる。
暗がりの奥に見える子宮口や、肉襞の粒もすべて晒した上で指が引き抜かれると、代わりに亀頭が押し当てられる。
「っ…お望み通り、いれてやった…ぞ。それで…部屋で甘ったるく普通にするより…こっちのほうが強く興奮するんだろう? ルークは俺の前では…厭らしくて、マゾヒストな…姫君なのか?」
軽い絶頂に沈んでいても、質問は止まず、問いかけながら腰を振る。
羞恥、それも被虐的な物が強い場所に晒すほどに、彼女の瞳は蕩けていき、幼さが消えた牝の雰囲気を感じさせられていく。
もっと卑猥な面を広げようと、意地悪な問いかけをしつつ、ゆっくりと膣口の周りを雁首で擦り上げていく。
「それならそれらしく……厭らしいルークの何処を見てほしいのか…お強請りしないとな?」
渦巻く欲望を晒すように命じれば、ぐちゅんと一気に突き刺し、ピストンを加速させていく。
ぱん、ぱんと乾いた音がリズミカルに響きながら胎内をかきむしり、なるべく見えるように股座近くには手を添えず、下腹部を撫で回しながら、片手は房の片方に触れ、くにゅくにゅと柔らかに堪能する。
交わり始め、出し続けの肉棒も次の間隔が狭まりつつあり、ピストンの動き共に射精までの脈動も、加速していった。
■ルーク > 彼が嬉しそうに笑ってくれるだけで、胸の中は嬉しいでいっぱいになる。
男達には分からない程度の表情の変化は、嬉しそうな笑みとして彼には見えるだろう。
「――っ、んっぁっ…お、く、まで…見られて…っ~~っ」
愛液が滴れば滴るほど、濃くなっていく甘い香りは辺りに広がっていく。
恥じらいに窄まろうとする秘裂を強引に押し広げられ、響く音を声が指摘すれば羞恥は一層強くなっていく。
ぐぱぁっと大きく広げられた奥の暗がりにある、子宮口や肉襞の様子まで見られて羞恥と突き刺さる視線の悦に震える。
そして、待ち望んだ熱を膣口に感じるとはやくはやくというように、ヒクつくそこが吸い付いていく。
「あぁぁ…っくぅぅんっ…アーヴァイン、さまのものだと、自慢、されるのが嬉しくて…っアーヴァイン様が、私だけを見てくれているのだと思うと、嬉しくて…見られることに、興奮、してしまい、ます…あぁっ…そ、んな私は、マゾヒストなのでしょうか…あっ、あっ」
腰が振られるたびに、シャランシャランと胸元のピアスがかろやかな金属音を奏でる。
踊り子のように揺れるそれに、男たちが魅了されていく。
その間も投げかけられる質問に、彼に独占される束縛が、彼を独占しているという優越に繋がりどんどん被虐に落ちていくのだと気づく。
ぐちゅ、っぐちゅ、ぐぽっと膣口近くを雁首が擦り上げるのに中から愛液が掻き出されて振りまかれていく。
「――っはぁっ、いやらしい…私の…おまんこを、アーヴァイン様に広げられて繋がっているところを、もっと視て、ください…っふぁああっ」
もっともっと彼と繋がっているところを、彼のものである印を見て欲しいと隠れた願望が顕となっていく。
一気に奥まで突き刺され、子宮口を叩かれピストンが加速すると大きな快感の波が押し寄せ用としている。
乾いた音がリズミカルに響くのに重ねて、甘い声が響いて結合部に視線が集まるのに感じる。
微かな膨らみを撫で回され、慎ましい胸の膨らみを揉み込まれて全身で彼を感じながら、快感に関が決壊する。
一気に全身を駆け抜けていく快楽の大波に、びくびくびくっと激しく体は痙攣して中の熱もそれに合わせて締め付けていく。
■アーヴァイン > 薄っすらとだけ変化する表情に、男達は気付けないが、ずっと見続けた彼にだけは喜びの笑みだと分かる。
奥底まで覗かれながら、その香りを強めつつ蜜の濃度を上げていく様は、悦楽に満ちていた。
「あぁ……凄く、甘ったるい…マゾヒストだ」
ぐじゅぐじゅと奥底を突き上げながらも、涼やかな金属音が入り交じる。
股を大きく開きながら、悦びに満ちた表情こそ分からなくとも、何となくと言った感覚程度に、表情に厭らしさを覚えていくのか。
男達の視線は結合部の次にその顔へ向かう。
彼らが異口同音と言った様子に願うのは、その顔にかけたいという欲望。
感情のない人形のようだった彼女が、男を魅了する厭らしい一面を開花させた証拠のように、彼らは琥珀色の目元へ視線を向ける。
「さっきから…ルークを犯したいだの、ぶっ掛けたいだのと…声が聞こえるな。こんなに厭らしいルークを独り占めできて…最高だ」
もっと見てと強請れば、彼女にも溢れかえるような欲望の声が聞こえるだろう。
むしろ犯したい、ぶっ掛けたい、飲ませたいと。
彼女を抱えている相手が相手に手を出さぬと言った様子だが、周囲の男達の視線は彼女だけに殺到する。
歓楽街には娼婦も他の女もいるが、淫靡で艶やかな彼女だけが、見られていく。
「っ……出る…ぞ、ルーク…無理しなくていい、自分なりに笑うんだ…」
愛され、愛する人の一部が身体に刻み込まれる一瞬。
そこに普段では難しいお願いを重ね、亀頭を子宮口の窪みに擦り付ける。
愉悦に満ちた今の彼女なら、ある程度笑みが作れると思ったのも、快楽に身体に無駄な力が入らないからというのもある。
小刻みなピストンを繰り返しながら、ぐっと呻くような声とともに…どぷっと溢れ出す白濁は、残った全てを絞り出すように重たく、前立腺液をたっぷりと交えた、ドロドロのマグマ。
ぎゅうっと腰を引き寄せながら、密着させて一滴残らず膣内へ注ぎ込むと、すりすりと子宮口で鈴口にこびりついた白濁を拭ってから引き抜く。
「そのまま口で咥えてお掃除だ…」
二人の体液にドロドロの肉棒は、半立ち状態に落ち着きつつ、ひくひくと震える。
卑猥な開脚ポーズの足を下ろさせるも、肩幅ほどに足を開いた状態で、腰から身体化を傾けさせていき、尻をギャラリーへ突き出す格好にさせる。
下腹部に淡い圧迫がかかり、多量に酸素を交えながら終えたピストンの空気を、白濁ごと放り出させようと最後の意地悪を重ねていく。
■ルーク > 「あっあぁ…ひんっ、貴方様、だか、ら…あっ」
マゾヒストになるのは、相手が安心して全てを委ねられる彼だからだと思う。
周りにいる男たちの視線に感じても、彼らが彼の立ち位置にたつ事など考えにさえ至らない。
表情の変化が少ないとは言え、頬は上気し琥珀は蕩けるように濡れていればルークの感じる深い快楽も周囲の男達に伝わるだろう。
向けられる視線が、結合部から琥珀の瞳へと向けられると彼らは股間のものをそこに狙いを定めるようにしてしごいているのが見える。
彼に成り代わって犯したい、犯せないのなら、せめてその顔を肌を精液で汚したい。その口に注ぎ込んで飲ませたい
そんな男たちの欲望の声がひっきりなしに聞こえてくる。
「んっあっ…はぁっ、や、です…繋がる、のも精をいただくのも…アーヴァイン様、だけがいい、です…――っぁあ」
聞こえる欲望の声に、はっきりとした拒絶が嬌声混じりに出てくる。
彼だけに独り占めにされたい、そんな自分を見せつけたいと。
「あっあっぁっ――っあぁあっ」
愛する人のものがルークの中に刻み込まれる瞬間。
幸福の絶頂を感じるその瞬間が、直ぐ傍まで迫っている。
小刻みなピストンは早くなり――そして、どぶどぶっとルークの中で白濁の熱が溢れ出す。
愛する人の欲の形に、周囲の男たちにも微笑んでいるとわかるほどの笑みがルークの唇に浮かぶ。
精液を中に出され、至極嬉しそうに満ち足りた微笑みを浮かべながら嬌声を上げるのに、周りの男たちも次々に果てていく。
最後の一滴まで搾り取るかのように、膣は強く熱を締め付けて子宮口に擦りつけられる快感に、腰がぶるっと震える。
引き抜かれれば、広がった膣口からごぽっと空気とともに白濁が溢れ出していく。
「はい…ん…はぁ…」
高く上げた足を下ろして、肩幅ほどに開くようにして腰を折り曲げる姿勢をとらされると、目の前には半立ちの彼の熱があった。
彼の腰に手を当てて体を支えるようにしながら、ぺろっぺろっと舌を覗かせて猫のように舐め清めていく。
「――ふぁあっアーヴァイン様のものが、溢れてっぁあっ」
ごぷ、ぶぴぴっと、空気を含んだ粘液が後から後から開いた股から溢れてくる音と感触に、彼の熱を舐めながら耳まで真っ赤に染めて。
■アーヴァイン > これだけ欲望に呑まれ、快楽に蕩けた表情を晒しつつも、肉欲には溺れない。
自分だけがいいと求められれば、射精前の肉棒がビキリと膨れていき、限界まで熱く泥濘んだ肉壷をかき混ぜていく。
「……凄く、いい顔だ」
溢れんばかりの白濁を、上書きするような勢いで注ぎ込み、種付けをしていく合間、少しだけ顔を乗り出して顔を覗き込んだ。
唇は綺麗に弧を描き、濡れた瞳が喜びに満ちて蕩ける。
その様子にぞくりと深い興奮を覚えていきながら肉棒が抜ければ、引き寄せる力が少し強くなるほど。
「泡立って精液を放り出している姿も見えるし、音も筒抜けだな」
イメージの中で果てた男達も、更に追い打つような股座の卑猥な光景に息を呑むものの、幻想の外の世界は徐々に元の世界に戻っていく。
何度も射精を繰り返した彼も、流石にそろそろ限界らしく、心地よさそうな疲れをこさえた笑みを魅せれば、掃除を終えた彼女を抱き寄せる。
「今度は外で確りとやろうか?」
今度は本当の人前で、そんな事を囁きかけながらベッドへ引きずり込むと、熱を覚ますようにじゃれ合い、抱きしめながら眠るのだろう。
ピアスは外さずにそのままにしたのは、被虐に目覚めきった彼女がどう選ぶかを見てみたいからかもしれない。
■ルーク > 彼に染められる悦びに、浮かんだ笑みはまるで三日月のように唇にきれいに弧を描いていた。
「はぁ…んっ…聞かないで、ください…」
溢れ出る精液の音に、耳まで赤く染めながらぺろぺろと彼のものを清める舌は止まらなかった。
聞かないで欲しいと、無理なことは分かりつつも恥ずかしさに言わずにはいわれなかったのだろう。
ぼやん、と周囲の景色が歪み薄くなるようにして元の寝室へと戻るとあたりを見回して。
きれいに舐めとり終えれば、笑みを浮かべた彼が抱き寄せてくれるのにその旨に擦り寄っていき。
「……アーヴァイン様だけが、触れられる…のでしたら…。」
視線が迷うように彷徨うと、ぽそりと漏れたのはそんな希望。
彼が望むのであれば、という答えから一歩前身したような被虐の答え。
軽いキスなどでじゃれあいながら、疲労感に次第にまどろみの中へと落ちていく。
目が覚めた時に、ピアスをどうするか悩んだのはもう少し先の話。
ご案内:「王族の私室」からアーヴァインさんが去りました。
ご案内:「王族の私室」からルークさんが去りました。