2017/08/26 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/客室」にオデットさんが現れました。
■オデット > 今日も今日とて仕事に励む。
何せ借金を背負っているのだ。
全額返済せねば操さえ守れぬ身である。
本日担当する部屋の1つ。
現在お客さまは温泉を楽しんでいるはずなので、その間にと布団を敷きにきた。
当旅篭には様々な部屋があるが、己が担当するのは異国めいた和室と呼ばれる様式であり、
これが好きで他の宿ではなくここに宿泊するという客もいる。
部屋の真ん中に布団を敷くとシーツを整え、間もなく戻ってくる客が心地よく眠れるようにと準備を続ける。
「―――ふぁ…」
その最中、あくび。
働きづめの昨今、ぼんやりしがちで手際も鈍り、客が戻ってくる前に
きちんと終えて出ようと思っていたのだが、場合によっては鉢合わせになるかもしれない。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/客室」にフォークさんが現れました。
■フォーク > 湯治に来て早幾日。
本業は傭兵だが、副業の闘技場の覆面ファイターとして活躍をしているフォーク・ルース。
次の闘技場の試合までもう少し間があるので、彼はちょっと休暇を利用してバカンスを楽しんでいた。
「湯はいいもんだ。酒も旨いしな」
彼は東洋をモチーフにした和室に宿泊している。
傭兵の義父に連れられて各地を放浪した際、草を固めて作ったタタミと呼ばれる床が気に入ったからだ。
「よう、オデットさん」
部屋に戻ってみると、旅館で働いている女性従業員が部屋のセッティングをしているところに出くわした。
向こうは男のことを覚えているだろうか。
男は美人と胸の大きな女性の名と顔は一瞬で覚える性質なのでとっくに覚えている。
「へへ、布団を敷いてくれていたのかい?」
スキンシップとばかりに、彼女の尻を撫でようとして。
■オデット > 続けて漏れ出そうになるあくびを噛み殺していると客が帰ってきてしまった。
さっと準備し、客を邪魔せぬよう出るのが仕事なだけに、面目ないといったところ。
「申し訳ありません。フォークさまがお戻りになる前に終えるつもりだったのですが…」
手早く。だがきちんと済ませようと所作を速めた時。
大きな掌が着物越しの尻に触れて、小動物のように跳ねた。
「きゃっ…! ――――…い、嫌ですわ。すぐに準備致しますから。
暑かったでしょう。ご所望でしたら何かお持ちしますので仰ってくださいね」
『すぐに準備するからお尻なんて触らず、おとなしくいい子に待っててね』
などとは言えないが、それとなくニュアンス含め、当たり障りない言葉を続ける。
枕の位置を整え、掛布団を重ね、各所の皺を伸ばして終了。
湯上りの悪戯っ子に、どうぞお休みくださいとでも言いたげな穏やかな微笑みを向け。
■フォーク > 「なーに、ゆっくりでいいんですぜ。俺は今、バカンス中なんすから」
温泉に入り続けたからか、精神的にゆとりが生まれている。
女が布団をセッティングする仕草をのんびりと眺めていた。
(それにしても……)
女から扇情的なオーラが漂ってくる。
元々艶やかな体つきをしているが、内面から漂ってくる色気が女にはあった。
こちらから誘ってみるのもいいか、と男は考える。
「ふうむ、ご所望ねえ」
男は女の側まで近寄れば、太い腕を女の肩に回し、抱き寄せようとする。
肩に回った手が、乳房へと伸びた。
「一晩、俺の相手をしてくれる女……かな」
旅館なのだ。そういう相手をする女がいることも知っている。
■オデット > 抱き寄せられて互いの身体が密着する。
急なことで仲居は驚きをそのままに貌に映した。
暖色系のアイシャドウに彩られた瞼が揺れ、気まずそうに視線を落とす。
乳房に触れる手を感じ、かすかに肩を動かしたが相手は客。
明確な抵抗を許されてはおらず、それ以上反応しなかった。
「――――女性…ですか。 ご用意しております。もちろん、私以外も…」
従業員たる者、こういう場面は何度か経験したが何度経験しても気は進まない。
心は亡き夫と共にあるから――ということは大きいが、それ以上に肉欲に弱い己を自覚しているからである。
人一倍豊かな乳房はきちんと和服の中に収まっているものの、
下着を身に付けているわけではないので触れれば震えるように揺れる。
柔らかくもやや張った、弾力の強い感触だろうと。
■フォーク > 女は『私以外も』と言った。
つまり『私』も男の相手をする女に含まれるということだ。
「それじゃオデットさん、お相手願いますぜ」
心地よい弾力が掌から伝わってくる。よく実ったいい張り具合の乳房だ。
思わず股間に血が集まり怒張していくのがわかった。
まるで自分の女でも相手にするかのように、和服の胸元から乳房を外気に晒そうとする。
「男っつーのは面白い生き物でな。定期的に女の穴に出さないと心から癒やされないんだよ。わかるかい?」
女の耳元で卑猥なことを囁やけば、一度女から離れて衣服を脱ぐ。
まだ温泉の熱が残った巨躯が露わになる。
筋肉に覆われた肉体。六つに割れた腹筋を叩かんばかりに反り返った男根。
男根は血管が走り、亀頭は女性経験豊富を伺わせるほどに黒ずんでいた。
「どれ、跨ってもらうかな」
男が布団に仰向けになる。男根だけが天井を向いていた。
女に腰に跨がれと言っているのだ。